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その髪の悩み「夏の枯れ毛」かも?原因と対策、おすすめのケアアイテム12選

その髪の悩み「夏の枯れ毛」かも?原因と対策、おすすめのケアアイテム12選

もくじ

「夏枯れ」した髪の毛のダメージレベルと原因をセルフチェック


夏の終わり頃、「なんだか髪がパサつく」と感じることはないでしょうか?

それは、夏特有の過酷な環境によって引き起こされる「夏枯れ髪」のサインかもしれません。

効果的なケアを始めるためには、まずご自身の髪がどのような状態にあるのかを客観的に把握し、何が原因でそうなってしまったのかを把握しておきましょう。

「夏枯れ髪」について知っておきたい5つのダメージサイン


夏の日差しや環境によってダメージを受けた髪は、「夏枯れ髪」とも呼ばれる特有の状態です。

具体的にどのようなサインが現れるのか、まずは5つの主な症状について見ていきましょう。

  • パサつき:髪の内部にあるべき水分や油分が不足し、潤いが失われている状態。特に毛先が乾燥しやすく、触るとザラザラとした感触が多くなる。
  • 手触りの悪さ・ゴワつき:髪の表面を覆うキューティクルが傷ついて乱れることで、髪本来の滑らかさが失われた状態。
  • 湿気による広がり・うねり:ダメージを受けた髪は、水分バランスが不安定になる。
  • ツヤの低下:キューティクルが整っている髪は、光をきれいに反射して自然なツヤが生まれるが、ダメージで表面が乱れると光が拡散し、ツヤがなくなる。
  • 浮き毛・アホ毛の増加:ダメージによる切れ毛や、乾燥・湿気で髪がまとまらないことによって、表面に短い毛がまとまりがなくなる。

特に、3つ目に挙げた「湿気による広がり・うねり」は、ダメージによって髪の水分コントロール機能が低下するという関係性が示唆されており、実際に健康な髪と傷んだ髪の水分量の違いについて、専門機関は以下のように解説しています。

健康な毛髪には、11〜13%程度の水分が含まれ、保持されています。

この水分量は周囲の湿度の影響を受け、雨の日には増えて、空気が乾燥すると減少します。

健康な毛髪は周囲の環境の影響を受け難いのですが、傷んだ毛髪は影響を大きく受けるので、乾燥した冬などは水分量が少なくなりパサつきが出て、雨の日など湿った状態では水分を吸ってベタついたりするのです。

※引用:日本毛髪科学協会|毛髪に関する数字より 

もし、これらのサインに1つでも心当たりがあれば、あなたの髪は「夏枯れ」の状態かもしれません。

自宅でできる簡単ダメージレベル診断


上記で挙げたダメージサインに心当たりがあった場合は、ご自身の髪のダメージがどの程度のレベルなのか、さらに詳しくチェックしてみましょう。

自宅で簡単にできる5つの診断方法を紹介します。

診断方法詳細
見た目(ツヤ)で確認する・乾いた髪を自然光や照明に当て、髪の表面にツヤが見えるか確認。
・健康な髪はキューティクルが整っているため、光をきれいに反射するが、ダメージで表面が乱れると光が拡散し、ツヤが見えにくくなる。
手触りで確認する・乾いた髪の毛を数本指でつまみ、根元から毛先に向かって滑らせる。
・途中でザラつきやゴワつき、引っかかりを感じる場合は、キューティクルが剥がれて、めくれている可能性がある。
水に浮かべて水分状態をチェックする・コップに張った水に、自然に抜け落ちた髪を1本浮かべる。
・すぐに沈んでしまう場合は、髪内部がダメージで空洞化し、水を吸い込みやすくなっている。
・健康な髪は水を弾きやすく、しばらく浮いている傾向がある。
濡らして弾力をチェックする・シャンプー後など、濡れている髪を1本だけ指に巻きつけ、やさしく引っ張る。
・ぷつんとすぐに切れて、逆にゴムのように伸びきる場合は、髪の体力が低下しているサイン。
・健康な髪には、適度な弾力がある。
毛先の状態で最終確認する・毛先の状態を明るい場所でよく観察してみること。
・毛先が裂けている「枝毛」や、白く点のように見える「切れ毛」の痕跡が多いほど、髪が深刻なダメージを受けている。

これらのチェックで当てはまる項目が多いほど、髪のダメージは進行していると考えられます。

自分の髪の今の状態を把握し、次のステップである「原因の解明」に繋げましょう。

夏の4大ダメージで髪がパサつくの原因を徹底解明


夏は楽しいイベントが多い一方、髪にとっては過酷な季節です。

なぜ「夏枯れ髪」が起こりやすいのか、主な4つのダメージ原因について詳しく見ていきましょう。

  1. 紫外線によるダメージ:夏の強い紫外線は、髪の表面を覆うキューティクルを傷つけ、内部のたんぱく質を変性させる。これが直接的な原因となる。
  2. エアコンによる乾燥:室内で快適に過ごすためのエアコンも、空気を乾燥させ、髪や頭皮の水分を奪う原因のひとつ。
  3. 汗や皮脂による影響:夏場にかく大量の汗や皮脂を放置すると、頭皮の常在菌が繁殖しやすくなる。
  4. 海水やプールの塩素によるダメージ:アルカリ性に傾いていることが多い海水やプールの水は、髪のキューティクルを開かせる性質がある。

上記の4つの原因の中でも、特に注意が必要なのが「紫外線」によるダメージです。

肌の日焼けとは異なり、髪は赤くなったり痛みを感じたりといった即時的な反応がありません。

そのため、知らず知らずのうちに深刻なダメージが蓄積しているケースがあります。

この「気づきにくい髪の紫外線ダメージ」について、以下のように解説されています。

髪は肌と異なり、紫外線を浴びたことによって起こるほてりや赤みといった即時的ダメージがないことや、カラーリングなど他の要因から起こるダメージと区別ができないため、日本人は日常の生活において紫外線によるヘアダメージに気付きにくい状況にありました。

しかしながら、髪は皮膚のように再生することがないため、その髪を切らない限り紫外線による悪影響を蓄積し続けます。

その結果、パサついて指どおりが悪くなる、つやがなくなる、枝毛・切れ毛が発生する、などの現象が表れてきます。

※引用:資生堂|ニュースリリースより 

このように、日々の紫外線ケアを意識しないことが、気づいた時には手遅れになりかねない「夏枯れ髪」の大きな原因となります。

夏枯れしたダメージ毛の連鎖を断ち切るための頭皮ケアの対策


夏のダメージを受けた髪を根本からケアするためには、髪そのものだけでなく、その土台である「頭皮」の環境を整えましょう。

夏の紫外線や汗などで疲れた頭皮をリセットし、これから生えてくる健やかな髪のための土壌を作ることが、ダメージの連鎖を断ち切る鍵となります。

以下では、まず夏に頭皮ケアがなぜ大切なのかを解説し、具体的な方法として「頭皮クレンジング」と「頭皮マッサージ」のやり方を見ていきましょう。

夏こそ頭皮ケアが大切な理由


夏枯れ髪のケアというと、傷んだ髪の毛そのものにトリートメントをすることに意識が向きがちです。

しかし、これから生えてくる髪を健やかに育むためには、その土台である「頭皮」の環境を整えましょう。これが根本的な対策となります。

夏の強い紫外線や、汗・皮脂による蒸れは、髪だけでなく頭皮にも大きな負担をかけ、その健康状態を損なう原因となってしまうからです。

頭皮環境が悪化すると、髪の成長に必要な栄養が毛根まで十分に行き渡らなくなり、結果として新しく生えてくる髪が細くなるだけでなく、弱々しくなる可能性があります。

このようにして生えてきた弱々しい髪は、内部の密度が低く、水分を保つ力が弱いため、少しのダメージでもパサつきやすくなるので注意しましょう。

これが、ケアをしてもなかなか改善しない「夏枯れ」の悪循環の一因です。

健やかな髪を育むためには、まずその土台となる頭皮、そして体の中からアプローチすることが大切です。

健康な髪を育むためには、外側からのケアに加え、体の内側からのアプローチすることが大切です。

※引用:大正製薬|正しいケアで髪のエイジングを防ごうより

つまり、夏枯れダメージの連鎖を断ち切るには、今ある髪の補修だけでなく、未来の髪のために頭皮環境を整える「スカルプケア」は欠かせません。

シャンプー前に行うべき頭皮クレンジングの正しい方法


夏の強い日差しや汗の影響で、頭皮は普段よりも皮脂や汚れが溜まりやすくなっています。

通常のシャンプーだけでは落としきれない毛穴の詰まりやベタつき、ニオイをリセットするためには、シャンプー前の「頭皮クレンジング」を試してみましょう。

正しい手順で行い、健やかな頭皮環境を目指してみてください。

  1. まずは乾いた髪をブラッシングする:髪が乾いた状態で、毛先からやさしくブラッシングを始め、根元までとかす。
  2. クレンジング剤を頭皮に直接塗布する:オイルやジェルなど、専用の頭皮クレンジング剤を使用する。
  3. 指の腹で優しくマッサージする:爪を立てず、指の腹を使って、頭皮全体をやさしく揉みほぐすようにマッサージする。
  4. ぬるま湯で十分にすすぎ、その後シャンプーする:マッサージ後に、ぬるま湯でクレンジング剤と浮き出た汚れをしっかりと洗い流す。

頭皮クレンジングは、毎日のケアではなく、週に1〜2回程度のスペシャルケアとして取り入れるのがおすすめです。

血行を促す頭皮マッサージのやり方


頭皮クレンジングと合わせて習慣にしたいのが、血行を促す頭皮マッサージです。

頭皮の血流が良くなることは、髪の成長に必要な栄養を隅々まで届けることに繋がり、夏枯れ髪の改善を内側からサポートします。

自宅で簡単に行えるマッサージのポイントは以下の通りです。

  • 行うタイミング:体が温まり、血行が良くなっているシャンプー中や、お風呂上がりのリラックスタイムに行うのがベスト。
  • 指の使い方の基本:爪を立てず、指の腹を使って、頭皮全体をやさしく持ち上げるようなイメージでマッサージする。
  • 簡単なマッサージの手順:生え際から頭頂部へ、耳の上から頭頂部へ、襟足から頭頂部へ、というように、下から上に向かってゆっくりと円を描くように揉みほぐす。
  • 時間と頻度の目安:1回あたり3〜5分程度で十分。週に数回でも良いので、無理なく続けることが大切。
  • オイルやエッセンスの活用:マッサージの際に、滑りを良くする頭皮用のオイルや、潤いを与えるエッセンスなどを併用するのも良い方法。

この習慣が、未来の健やかな髪を育むための土台作りとなるでしょう。

夏ダメージを受けた枯れ毛のための正しいヘアケア術


夏のダメージでパサついた髪を改善するには、特別なアイテムに頼るだけでなく、毎日行う「洗う」「潤す」「乾かす」という基本的なヘアケアの見直しも、何より大切です。

シャンプーの選び方から、トリートメントの効果的な使い方、そして熱ダメージを抑えるドライヤーのテクニックまで、それぞれの工程に髪をいたわるための重要なポイントがあります。

以下では、そんな正しいヘアケアの基本を、具体的な手順とともに詳しく見ていきましょう。

ダメージをいたわるシャンプーの選び方


夏のダメージを受けた髪をいたわるシャンプー選びでは、特に以下の2つのポイントに注目しましょう。

  • やさしい洗浄成分であること:洗浄力が穏やかなアミノ酸系やPPT系、ベタイン系などを選び、髪の潤いを守りながら洗えることが重要。
  • 補修・保湿成分が豊富であること:ダメージを補修する加水分解ケラチンやセラミド、潤いを与えるヒアルロン酸などが配合されているか確認する。

さらに、近年ダメージケア成分として注目されているのが「ヘマチン(ヘミン)」です。

この成分が、ダメージによって剥がれてしまったキューティクルを補修し、回復させる効果が確認されています。

そこで、本発明の発明者は、鋭意検討を重ねた結果、ヘミンが毛髪のケラチンに吸着すること、ダメージ後の毛髪においてヘミン処理により剥離したキューティクルが回復すること、を新たに確認できたことから、本発明を完成した。

※引用:特許協力条約に基づいて公開された国際出願より 

ヘマチンは、特にヘアカラーや紫外線で傷んだ髪のケアに適した成分と言えるでしょう。

また、どんなに良いシャンプーを選んでも、洗い方が間違っていては効果も半減します。

ぬるま湯でしっかり予洗いし、シャンプーはよく泡立ててから、指の腹で頭皮をやさしくマッサージするように洗ってください。

最後のすすぎも、時間をかけて丁寧に行うことが、美しい髪への第一歩です。

枯れ毛ケアの基本であるトリートメントの効果的な使い方


夏のダメージでパサついた髪には、シャンプー後のトリートメントで潤いと栄養をしっかり補給しましょう。

ただ何となくつけるのではなく、少しの工夫でその効果は大きく変わります。ここでは、基本的な使い方とポイントを見ていきましょう。

  1. 塗布前に、髪の水分を優しく絞る:トリートメントをつける前に、まずは手で髪の水分をやさしく絞ること。
    トリートメント成分が薄まらず、髪に浸透しやすくなる。
  2. 毛先を中心に、丁寧になじませる:トリートメントは、手のひらでよく伸ばしてから、毛先から髪の中間にかけて揉み込むように馴染ませる。
  3. 時間を置いて、成分を浸透させる:塗布後はすぐに洗い流さず、製品に書かれた時間(3〜5分程度が目安)を置き、成分を髪の内部にじっくり浸透させます。蒸しタオルやヘアキャップで髪を覆うと、さらに効果的です。
  4. ヌルつきが残らないよう、しっかりすすぐ:最後に、すすぎ残しがないように、ぬるま湯で丁寧に洗い流します。髪表面のヌルつきが取れ、滑らかな手触りになったら完了の合図です。

特にダメージが深刻な場合は、週に1〜2回、このトリートメントをより保湿・補修効果の高いヘアマスクに置き換える集中ケアもおすすめです。

正しいドライヤーとアウトバストリートメント


お風呂上がりの「乾かす」という工程は、やり方次第で髪にダメージを与える可能性も否定できません。逆にいえば、髪をきれいに見せることもできる、重要な時間でもあります。

そこで、熱と摩擦から髪を守る正しいドライヤーとアウトバストリートメントの使い方を覚えましょう。

  1. まずはやさしく、でもしっかりとタオルドライ:ドライヤーの時間を短縮し、熱による負担を減らすため、まずは清潔なタオルで髪と頭皮の水分を丁寧に吸い取る。
  2. ドライヤーの前にアウトバストリートメントを塗布する:熱から髪を守るため、ヘアオイルやミルクなどの洗い流さないトリートメントを毛先中心になじませる。
  3. 根元から、熱を分散させながら乾かす:ドライヤーは髪から15~20cmほど離し、同じ場所に熱が集中しないよう、常に本体を小刻みに振りながら風を送る。
  4. 仕上げの冷風でキューティクルを引き締める:全体が8割ほど乾いたら、温風から冷風に切り替える。「乾かしすぎない」こともパサつきを防ぐ上で重要。

この一連の流れを習慣にすることが、夏のダメージに負けない、潤いのある髪を保つ秘訣となります。

枯れ毛を予防するための紫外線対策とは?


夏のダメージによる「夏枯れ髪」を防ぐには、日々の紫外線対策が何よりも大切です。

髪や頭皮用の日焼け止めを正しく活用することに加え、帽子や日傘といった物理的な対策を組み合わせ、さらに生活シーンに合わせてケアを使い分ける意識を大切にしましょう。

以下では、枯れ毛を予防するための具体的な紫外線対策について、アイテムの選び方からシーン別のポイントまで、詳しく解説していきます。

髪と頭皮用の日焼け止めの選び方と使い方


帽子や日傘などの物理的な対策と合わせて、ぜひ取り入れたいのが髪や頭皮に直接使える日焼け止めです。

製品の選び方と使い方を正しく理解し、効果的に活用しましょう。

  • アイテムの種類で選ぶ:スプレータイプは手軽さ、オイルタイプはツヤ、ミルクタイプは保湿など、種類ごとの特徴で使用感を選ぶ。
  • SPF・PA値を使用シーンで選ぶ:活動シーンに合わせて選ぶこと。
    日常生活ならSPF20・PA++程度、強い日差しを浴びるレジャーではSPF50+・PA++++など。
  • 保湿・補修成分で選ぶ:紫外線による乾燥を防ぐ保湿成分や、ダメージをケアする補修成分が配合されている製品もおすすめ。
  • ムラなく均一に塗布する:外出の15〜20分前に、髪から15cmほど離して塗布する。
    特に日焼けしやすい髪の表面や分け目は意識すること。
  • こまめな塗り直しを習慣にする:汗や時間経過で効果は落ちるため、屋外では2〜3時間おきに塗り直す。

これらの選び方・使い方を参考に、夏の紫外線から髪と頭皮をしっかりと守ってください。

帽子や日傘で物理的に紫外線を遮る工夫


髪や頭皮用の日焼け止めと合わせて行いたいのが、帽子や日傘による物理的な紫外線対策です。

直接日光を遮るため、非常に効果の高い予防策となります。

選ぶ前には、使う際の工夫を見ていきましょう。

  • 帽子を上手に活用する:まずUVカット加工が施された素材であるかを確認すること。
    デザインは、頭全体を覆い、つばが広いもの(7cm以上が目安)が、髪だけでなく顔や首筋まで守れるためおすすめ。
  • 日傘を効果的に使う:UVカット率が高いもの(99%以上など)や、遮光性の高いものを選ぶ。
    色の観点では、外側は光を反射する白やシルバー系、内側は地面からの照り返しを吸収する黒っぽい色が効果的。

日差しの強い日には、短い距離の移動でもためらわずに使う習慣を身につけましょう。これが、夏枯れ髪を防ぐための大切な一歩です。

このように、UVケアアイテムと物理的な対策の組み合わせで、より確実に夏のダメージから髪や頭皮を紫外線から守れます。

シーン別の対策ポイント!日常生活とレジャーでの使い分けも大事


紫外線対策は、毎日同じことをすれば良いというわけではありません。

効果的に髪と頭皮を守るためには、その日の過ごし方に合わせて対策を使い分ける意識が大切です。

主な2つのシーンに分けて、対策のポイントを見ていきましょう。

  • 「日常生活」での対策ポイント:短時間の外出が中心の日は、UVスプレー等を軽くつける習慣が大切。
    高いSPF値は不要だが、分け目など、特に日差しを浴びやすい箇所を意識してケアする。
  • 「レジャー・屋外活動」での対策ポイント:長時間屋外にいる日は、高SPF・PA値の日焼け止めをこまめに塗り直す。
    UVカット帽子や日傘も必ず併用する。

このように、その日の予定に合わせて対策のレベルを調整することが、賢く、そして効果的に髪を夏枯れから守るコツです。

夏枯れ髪対策におすすめの頭皮クレンジング用のアイテム3選


夏の頭皮は、汗や皮脂で毛穴が詰まりやすく、ベタつきやニオイの原因となります。

毎日のシャンプーだけでは落としきれない頑固な汚れをリセットするために役立つのが、週に数回のスペシャルケアとして取り入れる「頭皮クレンジング」アイテムです。

以下では、そんな夏枯れ髪対策の土台作りに適した、おすすめの頭皮クレンジング用アイテムを厳選しました。

アスレティア リフレッシング シャンプーバーム 150g ¥3,850(税込)

▼おすすめポイント

泡立たないバーム状で、頭皮をやさしくマッサージ洗浄。

1本で頭皮クレンジングとトリートメントが済ませられる。
メントールと天然精油の香りで気分もリフレッシュしやすい。

アスレティア リフレッシング シャンプーバームは、夏の汗や皮脂による頭皮のベタつきを、マッサージしながらすっきりとリセットできる、「泡立たないバーム状のシャンプー」だといっていいでしょう。

1本で頭皮クレンジングとトリートメントの役割を兼ね備えている点がポイントです。

ゴシゴシ擦るのではなく、クリーミーなバームが頭皮と髪にしっかりと密着するため、やさしくマッサージするだけで、毛穴の皮脂や汚れを毛穴から浮かせられます。

泡に頼らずに洗浄するため、髪や頭皮への負担を抑えたい場合にも適していておすすめです。

メントールの心地よい清涼感と、レモンやローズマリーなど天然精油の爽やかな香りで、気分もさっぱりとリフレッシュしたい時にも試してみましょう。

ヴェレダ ローズマリースカルプクレンジング 200g ¥3,300(税込)

▼おすすめポイント

1本で3役の優れモノ。頭皮クレンジングとトリートメントを同時にできる。

2種のクレイと炭が毛穴の皮脂や汚れを吸着除去しやすい。
天然由来成分100%で、爽快なハーブの香りでリフレッシュできる。

ローズマリースカルプクレンジングは、夏の汗や皮脂による頭皮のベタつきをすっきりとリセットし、同時に髪のトリートメントまで完了する、1本で3役をこなすヘッドスパクレンジングです。

ヘアケアを時短したい場合にも試してみてください。

ミネラル豊富な2種のクレイと竹炭を配合したクレンジングペーストが、毎日のシャンプーでは落としきれない皮脂汚れやスタイリング剤の残留物をしっかりと吸着し、取り除きます。

泡立たないタイプで、頭皮をやさしくマッサージしながら使えるのも魅力のひとつです。

オーガニックローズマリー葉エキスなどの植物成分が、すっきりした頭皮に潤いを与え、健やかな状態に保ちます。

Aveda プラマサナ ピュリファイング スカルプ クレンザー 150ml ¥3,630(税込)

▼おすすめポイント

96%自然界由来成分で頭皮をやさしくクレンジングできる。

海藻エキスや乳酸菌が皮脂のバランスを整えてくれる。
豊かな泡立ちと、フレッシュでクリーンなアロマも魅力のひとつ。

プラマサナ ピュリファイング スカルプ クレンザーは、シャンプーの前に行う頭皮専用のクレンザーです。

夏の汗や皮脂によるベタつき、毛穴の汚れなどをすっきりと洗い流し、「夏枯れ」しにくい健やかな髪が育つための土台を整えてくれます。

96%が自然界由来成分という、頭皮へのやさしさを考えた処方が特徴です。

海藻エキスが皮脂バランスを整え、ラクトバチルスが頭皮のバリア機能をサポートしてくれます。

また、豊かな泡立ちもポイントです。この効果で、余分な皮脂や汚れを心地よく取り除いてくれるでしょう。

先端が細いアプリケーターで、頭皮に直接塗布しやすいのも便利な点です。週に数回のスペシャルケアとして頭皮のクレンジングをしたい時に試してみてください。

夏枯れ髪対策におすすめのUVケアアイテム3選


夏のダメージによる「夏枯れ髪」を防ぐためには、日々の紫外線対策として、髪や頭皮に直接使えるUVケアアイテムの活用がとても有効です。

手軽に広範囲をカバーできるスプレー、保湿やスタイリングも兼ねるオイルやバターなど、製品によって特徴は様々です。

あなたのライフスタイルや髪質、求める仕上がりに合わせて、最適なものを選びましょう。

以下では、そんな多様なUVケアアイテムの中から、特におすすめのアイテムを厳選しました。

b-ex mmミリバター 30g ¥2,750(税込)

▼おすすめポイント

SPF15 PA+で日常の紫外線から髪をやさしく守ってくれる。

パサつく髪を保湿しながら、自然な束感とまとまりを出せる。
天然由来成分中心で、髪だけでなく肌やネイルにも使用可能。

b-ex mmミリバターは、髪をセットしながら保湿と紫外線対策を一度に叶える、バタータイプの洗い流さないトリートメントです。

日中の「夏枯れ」対策を手軽にまとめたい場合におすすめできます。

SPF15 PA+のUVカット効果を備え、夏の日常レベルの紫外線から髪を保護できるだけなく、シアバターやムルムルバターといった天然由来の保湿成分が、日差しやエアコンで乾燥しがちな髪に潤いを与えて、髪のパサつきを抑えられるでしょう。

やわらかく伸びの良いテクスチャーで、ベタつかずに自然な束感やまとまりを出せる点もポイントです。

手に残ったバームはハンドクリームとしても使えるほど肌にやさしい点も魅力に感じる人もいるのではないでしょうか?

ミルボン エルジューダ サンプロテクト オイル 50ml ¥3,388(税込)

▼おすすめポイント

SPF30 PA+++で紫外線から髪をしっかり守ってくれる。

バオバブオイル配合で、髪に潤いと自然なツヤも出せてしまう。
オイルなのにベタつかず、軽やかでサラサラに仕上がって使いやすい。

ミルボンのエルジューダ サンプロテクト オイルは、日中の強い日差しによる「夏枯れ」から髪をしっかりと守りたい場合におすすめの、SPF、PA表示がある本格的なヘアオイルです。

紫外線対策と同時に、ほどよい保湿力で髪をきれいな状態にキープできます。

さらに、スキンケアにも用いられるバオバブオイル²などの保湿成分が、紫外線で乾燥しがちな髪に潤いを補給できる点も魅力のひとつです。

オイルでありながらベタつきにくい軽やかな質感も特徴で、髪が細い人であっても重くならずに使える点も欠かせません。

お出かけ前の乾いた髪になじませるだけで、自然なツヤと細い束感のある髪型にセットしやすいでしょう。

ナプラ MIEUFA フレグランスUVスプレー 80g ¥1,310(税込)

▼おすすめポイント

SPF50+ PA++++の国内最高値で紫外線を強力にカットする力。

香水のように選べる、8種類の香りの豊富さも魅力のひとつ。
オーガニック成分配合で、髪と肌に潤いを与えながら保護も可能。

MIEUFA フレグランスUVスプレーは、高い紫外線カット効果と、香水のように選べる豊かな香りを両立した人気のUVスプレーシリーズです。

「夏枯れ髪」対策はしたいけれど、香りにもこだわりたいという場合にちょうどよいでしょう。

それでありながら、SPF50+ PA++++という国内最高基準値のUVカット効果で、髪や頭皮を夏の強い紫外線からしっかりと守り、「夏枯れ」の原因となるダメージを予防できます。

スプレータイプなので、日中の塗り直しが手軽なのもうれしいポイントです。

髪にも肌にも使えるため、一本持っておくと非常に便利なアイテムといえます。

夏枯れ髪対策におすすめのダメージ補修シャンプー3選


夏の紫外線や乾燥でダメージを受けた「夏枯れ髪」のケアは、毎日使うシャンプー選びから始めてみましょう。

シャンプー選びをする際には、ただ汚れを落とすだけでなく、髪をいたわりながらダメージを補修し、潤いを与える機能が重要です。

洗浄力が穏やかで、ケラチンなどの「補修成分」やヒアルロン酸といった「保湿成分」が配合されているかにも注目してみてください。

以下では、そんな夏のダメージ補修に適した、おすすめのシャンプーを3つ厳選してまとめてみました。

WELLA サン シャンプー 250ml ¥1,980(税込)

▼おすすめポイント

夏のダメージ要因を洗い流し、髪を紫外線から保護できる。

プロビタミンB5などが潤いを与え、パサつきをケアしやすい。
髪と体を洗えるノンシリコン・弱酸性処方もポイント。

WELLA サン シャンプーは、夏の強い紫外線や、プール・海水といった、夏特有のダメージ要因に着目したノンシリコンシャンプーです。

日中のダメージをその日のうちに洗い流し、ケアすることを目指したシャンプーといえるでしょう。

紫外線から髪を守るUVブロック処方に加え、プロビタミンB5やアプリコットオイルといった保湿・補修成分が、「夏枯れ」でパサつきがちな髪を保湿できます。

また、汗や皮脂、プールの塩素など、夏ならではの汚れをすっきりと洗い流す洗浄力も特徴です。

弱酸性で肌にもやさしく、ボディソープとしても使えるため、レジャー後のシャワーにも便利な一本と言えるでしょう。

花王 ジ・アンサー スーパーラメラシャンプー 400ml ¥1,760(税込)

▼おすすめポイント

独自技術の成分が髪を均一にケアしてくれる。

さらに美髪5大必須成分配合で、夏のダメージを集中補修できる。
ノンシリコンなど、髪と頭皮にやさしい設計なのも魅力的。

ジ・アンサー スーパーラメラシャンプーは、花王独自の「ラメラプラットフォーム技術」を採用し、夏のダメージでパサついた髪にケア成分を効率的に届けることを目指したダメージ補修シャンプーです。

髪の内部からきれいな状態に整えられます。

シャンプー自体に構築されたラメラ層に、加水分解ケラチンやセラミドαといった「美髪5大必須成分」を蓄え、洗うたびに髪全体へ均一に補給できる点は、他社のシャンプーにはあまり見られない珍しい特徴のひとつです。

これにより、紫外線や乾燥で傷んだ髪を内部からしっかりと補修し、パサつきにくくなるでしょう。

ノンシリコン・サルフェートフリーといった、髪と頭皮にやさしい処方も魅力のひとつです。

La Villa Vita リ・ヘア シャンプーS 330ml ¥3,520(税込)

▼おすすめポイント

ヘマチンを高濃度配合しており、髪の内部からダメージ補修できる。

リンゴ幹細胞エキスなどが頭皮環境を健やかに導く。
高機能なアミノ酸系洗浄成分でやさしく洗い上げる。

このシャンプーは、髪のダメージ補修と、健やかな髪を育む頭皮ケアの両方を、シャンプーという基本ステップで実現することを目指したシャンプーです。

「夏枯れ髪」を、その土台である頭皮から本格的にケアしたい場合は、特におすすめできます。

特徴的なのは、髪の主成分ケラチンと結合し、ダメージを内側から補修する「ヘマチン」を高濃度で配合している点です。

これにより、紫外線やカラーで傷んだ「夏枯れ髪」を、ケアしやすい状態に整えられます。

さらに、「リンゴ果実培養細胞エキス」が頭皮に潤いを与え、「イノシトール」が皮脂バランスを整えるなど、頭皮環境へのアプローチを重視している点も欠かせません。

夏枯れ髪対策におすすめのトリートメントやヘアマスク3選


夏の強い日差しや湿気でパサつく「夏枯れ髪」には、シャンプー後のトリートメントやヘアマスクによる集中ケアが効果的です。

選ぶ際は、髪の内部まで届く「補修成分」や、潤いをしっかり与える「高保湿成分」が配合されているかに注目しましょう。

また、週に一度のスペシャルケアとして、より濃厚なヘアマスクを取り入れるのも良い方法です。

以下では、そんな夏のダメージケアにおすすめのトリートメントやヘアマスクを厳選しました。

ALORB ウィークリーマスク EX 150g ¥2,530(税込)

▼おすすめポイント

週1〜2回の集中ケアで、夏のハイダメージを補修する。

90%以上がナチュラル成分のため、髪にやさしい点が魅力
独自成分が熱ダメージを補修し、質感をキープしやすくする。

ウィークリーマスク EXは、夏の強い日差しやドライヤー、ヘアアイロンの熱でダメージを受けた「夏枯れ髪」を、週に1〜2回のスペシャルケアで集中的な補修を目指すヘアマスクです。

熱により変性した髪を補修する「反応型リペアオイル」や、髪表面を保護する「ラッピングキューティクル成分」を配合している点が特徴となっています。

これにより、パサつきやゴワつきの原因となるダメージをケアし、しなやかでまとまりのある髪へと仕上がりやすくなるでしょう。

90%以上がナチュラル成分で構成されている点も魅力的で、髪へのやさしさも考慮されています。

普段お使いのトリートメントの代わりに週に1〜2回使用することで、サロンでケアしたような質感を維持する手助けとなるはずです。

スティーブンノル ニューヨーク ディープリニュー トリートメントマスク 260g ¥1,980(税込)

▼おすすめポイント

6つのダメージ要因をケアする、包括的な補修処方がポイント。

高浸透Wカプセルが髪の芯まで潤いと補修を届ける。
湿気プロテクト処方で、雨の日の広がりも抑えやすくする。

こちらのトリートメントマスクは、紫外線、カラー、熱、摩擦など、様々な要因が積み重なった夏のダメージヘアに、包括的にアプローチする集中補修ヘアマスクです。

「夏枯れ髪」の複合的な悩みをトータルでケアします。

6つのダメージ要因に着目した「トータルダメージケア処方」が、特徴的だといえるでしょう。

ブランド内最高濃度で配合された「高浸透Wカプセル」が、髪の深部まで潤いと補修成分を届け、内側から健やかな状態へと整えます。

パサつきやゴワつきをケアし、毛先までつるんとなめらかな髪に仕上がるでしょう。

シュワルツコフ プロフェッショナル BCクア フォルムコントロールヘアマスク 200g ¥3,520(税込)

▼おすすめポイント

独自技術でくせ毛のうねりや広がりをケアできる。

髪の水分バランスを整え、湿気に負けない髪へと導く。
週1〜2回の集中補修で、おさまりの良い髪が持続しやすい。

BCクア フォルムコントロールヘアマスクは、夏の湿気で特に気になる、髪のうねりや広がり、まとまりの悪さといった「夏枯れ髪」の悩みに、くせ毛の構造からアプローチする集中補修ヘアマスクです。

くせ毛のねじれや、湿気による水分の不均一な吸収に着目した「Wバランステクノロジー」を搭載しており、アセチルシステインやキウイエキス、セラミドといった成分が、髪の内外から働きかけ、湿度の影響を受けにくい、おさまりの良い状態へと導きます。

「髪がゴワゴワしてまとまらない」という悩みに、髪をやわらかくし、しなやかさを与えられるでしょう。

さいごに


今回は、夏のダメージによる「夏枯れ髪」の原因から、予防、そしてケア方法まで詳しく解説しました。

大切なのは、日々の紫外線対策でのダメージの「予防」と、もし日焼けしてしまった場合の、「アフターケア」です。

今回紹介した、自分の髪質やライフスタイルに合った正しいケアを習慣にして、夏も潤いのあるきれいな髪をキープできるようにしましょう。

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