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その「フケ」はカサカサ?ベタベタ?タイプ別に始める正しい対策とおすすめアイテム10選

その「フケ」はカサカサ?ベタベタ?タイプ別に始める正しい対策とおすすめアイテム10選

最終更新日 2025年11月27日 by kanako

もくじ

あなたのフケの原因のタイプと見分け方


フケが多い方は、「黒い服を着たら肩に落ちたフケが気になる」といった経験はないでしょうか?

やみくもに対策を始める前に、まず意識するべきポイントがあります。

それは、フケには大きく分けて「カサカサしたタイプ」と「ベタベタしたタイプ」の2種類があり、それぞれ原因と効果的な対策が全く異なるという点です。

以下では、ご自身のフケがどちらのタイプなのかを正しく知るために、それぞれの原因と特徴を詳しく解説します。

フケには2つのタイプがあることを知っておく


肩に落ちる白い粉や、頭皮のかゆみが気になり始めると、少し気分が落ち込む方も少なくないでしょう。

まず知っておいていただきたいのは、フケそのものは、古くなった頭皮の角質が剥がれ落ちたものであり、誰にでも起こる自然な現象です。

ただし、フケが目立つというのは、頭皮の環境が何らかの原因で乱れているというサインでもあります。

そして、その対策を考える上で最も大切なのが、フケには大きく分けて以下のように2種類があるという点です。

  • 乾性フケ
  • 脂性フケ

この2つは見た目だけでなく、原因と効果的な対策が全く異なります。

ご自身のフケがどちらのタイプなのか把握できれば、フケを改善しやすくなるでしょう。

カサカサと粉っぽい「乾性フケ」の原因


フケが白くて細かい場合、それは「乾性フケ」かもしれません。

このタイプのフケの主な原因は、その名の通り「頭皮の乾燥」です。

頭皮の水分が不足し、表面の角質がめくれて剥がれ落ちやすくなっている状態と言えるでしょう。

過度な洗髪や洗浄力の強いシャンプー剤によって皮脂が必要以上に落とされることが原因です。潤いがなく乾燥した頭皮は免疫力が低下し、ターンオーバーのリズムが早まって未熟な角質細胞まで剥がれ落ちるようになります。もともと乾燥肌の人は頭皮も乾燥しやすく、乾性ふけになりやすいと言えます。

※引用:第一三共ヘルスケア|くすりと健康の情報局 より

このように、良かれと思って行っている毎日のシャンプーが、かえって頭皮の乾燥を招いている可能性があります。

洗浄力の強すぎるシャンプーや、熱いお湯での洗髪は、頭皮を守るために必要な皮脂まで奪ってしまいがちです。

それに加え、秋から冬にかけての空気の乾燥や、暖房の効いた室内に長時間いることなども、頭皮の乾燥をさらに進めてしまう要因となります。

ベタベタと湿った「脂性フケ」の原因


黄色っぽく湿り気があり、髪の根元などに付着しているものを頻繁に見かけるようになった場合は、それは「脂性フケ」であるかもしれません。

乾性フケのようにパラパラと落ちることはなく、髪の根元のほうにべったりと付着しているフケです。油っこい食事や不十分な洗髪のほか、ホルモンバランスの乱れなどが原因で、頭皮の皮脂分泌が過剰になることで出やすくなります。

※引用:ロート製薬|「フケ」の原因・症状を解説 より

このように、脂性フケの主な原因は「皮脂の過剰分泌」です。

頭皮には、もともとマラセチア菌という常在菌が存在しており、皮脂が過剰になると、それをエサにして菌が増殖しやすくなります。

この増殖が頭皮に刺激を与え、ターンオーバーが乱れると脂性フケが増えてくるので注意しましょう。

さらに、脂っこいものが多い食生活や、睡眠不足といった不規則な生活習慣も、ホルモンバランスの乱れを通じて皮脂の分泌を増やす一因と考えられています。

自分のフケのタイプがっわかる簡単なセルフチェック


乾性フケと脂性フケ、それぞれの原因と特徴を見てきましたが、ご自身のフケがどちらのタイプに近いか、簡単なセルフチェックで確認してみてください。

チェック項目
フケの状態をチェック・白くて細かい粉状だ
・黄色っぽく湿っている
頭皮の状態をチェック・頭皮がカサカサする、つっぱる感じがする
・頭皮がベタつく、脂っぽい感じがする
フケの落ち方をチェック・肩や服にパラパラと落ちやすい
・髪の根元にくっついていて、あまり落ちない

いかがでしたでしょうか?チェックが多くついた方が、あなたの現在のフケのタイプに近いと考えられます。

正しい対策のためにも、まずは自分の状態を把握しておきましょう。

セルフケアでフケを改善しない場合は皮膚科へ相談


フケ対策で効果を実感するために、ご自身に合ったセルフケアを継続していきましょう。

しかし、中には注意が必要なケースもあります。

例えば、以下に当てはまる内容がある場合、単なるフケではないかもしれません。

  • セルフケアを続けても一向に改善しない
  • 我慢できないほどのかゆみがある
  • 頭皮に赤みや炎症が見られる

その背景には、「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」といった皮膚の疾患が隠れている可能性も考えられます。

自己判断でケアを続けることで、かえって症状を悪化させてしまう前に、一度皮膚科を受診して専門医に相談してください。

以下では、皮膚科への相談を考えるべき具体的な症状や、そのメリットについて詳しく紹介します。

皮膚科受診を考えるべき症状の一例


フケ対策は、まずご自身に合ったセルフケアを試すのが基本です。

しかし、症状によっては専門医の助けが必要なケースもあります。

どのような場合に皮膚科の受診を考えれば良いのでしょうか?

ご自身の状態と照らし合わせて、以下の項目を確認してみてください。

  • セルフケアを2週間以上続けても、フケやかゆみが改善しない
  • かゆみが我慢できないほど強い、あるいは夜眠れないことがある
  • 頭皮に赤みや湿疹、ただれといった明らかな炎症がある
  • フケが黄色っぽく、湿った塊になっている
  • フケだけでなく、抜け毛も明らかに増えている

これらの項目に一つでも当てはまる場合は、セルフケアの範囲を超えている可能性があります。一人で悩まず、次のステップとして皮膚科の受診を考えてみてください。

「脂漏性皮膚炎」などのフケ以外の考えられる原因


セルフケアを続けてもフケやかゆみが改善しない場合、その症状は単なる乾燥や皮脂によるものではありません。

「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)」といった皮膚の疾患が原因の可能性も考えられます。

脂漏性皮膚炎とは、過剰に分泌された皮脂をエサにして、頭皮の常在菌であるマラセチア菌が異常に増殖し、それによって引き起こされる炎症です。

フケやかゆみに加え、頭皮に赤みや湿疹を伴います。

この場合、自己判断でのケアでは改善が難しく、症状を悪化させてしまうことも少なくありません。

原因に応じた専門的な治療が必要となるため、早めに皮膚科で相談してみてください。

専門医に相談するメリットと安心感


「フケくらいで病院に行くのは少し気が引ける」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、専門医に相談することには、セルフケアにはない大きなメリットがあります。

  • フケの根本的な原因を正確に診断してもらえる:ご自身のフケがなぜ起きているのか、その原因を専門的な視点から正確に突き止めてもらえる。
  • 自分の症状に合った適切な薬を処方してもらえる:必要に応じて、市販薬では対応できない、ご自身の症状に合った薬を処方してもらえる。
  • 症状の悪化や慢性化を防げる:自己判断での誤ったケアを続けるリスクがなくなり、症状の悪化や慢性化を防げる。

このように、専門家による的確な診断とアドバイスを受けられることが、何よりの安心につながるでしょう。

一人で悩まず、まずは専門家への相談をしてみてください。これが、フケの悩みから解放される一番の近道です。

フケ対策の基本は毎日のシャンプー!正しい選び方と洗い方


フケ対策を始めたいと考えたとき、多くの方がまず思い浮かべるのがシャンプーではないでしょうか?

まさにその通りで、フケ対策の基本であり、最も重要なのが毎日のシャンプー習慣の見直しです。

ただし、ただ洗えば良いというわけではありません。

ご自身のフケがカサカサしたタイプなのか、ベタベタしたタイプなのかによって、効果的なシャンプーは異なります。

また、どんなに良いシャンプーを選んでも、洗い方が間違っていれば、かえってフケを悪化させてしまうかもしれません。

以下では、フケ対策の要となる「正しいシャンプーの選び方」と「フケを悪化させない洗い方」について、詳しく見ていきましょう。

フケのタイプごとのシャンプー選びのコツ


フケ対策を始めるにあたって、まず見直したいのが毎日使うシャンプーです。

ご自身のフケがどちらのタイプかによって、選ぶべきシャンプーのポイントは大きく異なります。

  • 乾性フケ(カサカサタイプ)の場合:主な原因は「頭皮の乾燥」のため、シャンプー選びで最も大切なのは、保湿とやさしい洗浄力。「アミノ酸系洗浄成分」や「セラミド」や「ヒアルロン酸」といった保湿成分が配合されているかどうかも重要。
  • 脂性フケ(ベタベタタイプ)の場合:主な原因は、「皮脂の過剰分泌」と、それをエサにする「菌の増殖」のため、シャンプーは「適度な洗浄力」と「原因菌へのアプローチ」が重要。「クレイ(泥)」成分や、「抗真菌成分」が配合されたシャンプーがおすすめ。

ご自身のフケのタイプに合わせて、シャンプーの裏面にある成分表示などを参考に、最適な一本を見つけてみてください。

ステップごとに意識するべきシャンプーのやり方


ご自身のフケのタイプに合ったシャンプーを選んだら、次に大切なのが毎日の「洗い方」です。

フケを悪化させないための正しい手順を、ステップごとに確認していきましょう。

  1. ブラッシング:シャンプー前に、髪が乾いた状態でやさしくブラッシングする。髪のもつれをほどくだけでなく、頭皮や髪に付着したホコリなどの大まかな汚れを浮かせる効果がある。
  2. 予洗い:38℃程度のぬるま湯で、頭皮と髪を1分以上かけてしっかりとすすぐこと。これだけで汚れの7割程度は落ちると言われている。
  3. 洗う:シャンプーは直接頭皮につけず、一度手のひらでよく泡立ててから髪全体になじませる。爪を立てずに「指の腹」を使って、頭皮をやさしくマッサージする。
  4. すすぐ:シャンプーで洗った時間の倍くらいの時間をかける意識で、すすぎ残しがないように髪の根元から毛先まで念入りに洗い流すこと。
  5. 乾かす:タオルで髪をゴシゴシこすらない。タオルドライの後に、すぐにドライヤーで頭皮と髪の根元から乾かす。

これらの手順を毎日丁寧に行うことが、健やかな頭皮環境への近道です。

このように、洗髪からドライヤーまでの一連の流れを丁寧に行いましょう。

フケのない健やかな頭皮環境を育むことにつながります。

シャンプー以外にもできるフケのための予防対策


フケ対策の基本が、毎日のシャンプーにあることはお伝えした通りです。

しかし、より根本的にフケのできにくい頭皮環境を目指すためには、シャンプーだけでなく、日々の生活習慣全体からアプローチしましょう。

以下では、シャンプー以外にもできるフケの予防・対策として、体の内側から整える「食生活」や「睡眠」、そして頭皮に直接うるおいを与えるだけでなく、外的刺激から守る習慣についてもご紹介します。

体の内側から整える「食生活」の見直し


健やかな頭皮は、毎日の食事から作られます。

外側からのケアと合わせて、体の内側から頭皮環境を整えることも、フケ対策には欠かせません。

特に意識して摂りたい栄養素は、以下の通りです。

  • ビタミンB群:皮脂の分泌をコントロールし、頭皮の新陳代謝をサポートする働きがある。豚肉や卵、納豆、玄米などに多く含まれている。
  • ビタミンE:血行を促す働きがあり、頭皮の隅々まで栄養を届ける手助けをしてくれる。アーモンドなどのナッツ類や、アボカド、ほうれん草などを食事に取り入れる。
  • 亜鉛:頭皮の細胞が新しく生まれ変わるのを助ける大切なミネラル。牡蠣や牛肉、ナッツ類などに含まれている。
  • たんぱく質:髪や皮膚の主成分となる、最も基本的な栄養素。肉や魚、卵、大豆製品などから、毎日の食事でしっかりと補給すること。

これらの栄養素を特別に意識するだけでなく、まずは様々な食材をバランス良く食べましょう。

普段の食事内容の見直しが、フケのできにくい頭皮環境の土台作りにつながります。

頭皮の生まれ変わりを促す「睡眠」と「ストレス管理」


健やかな頭皮を保つためには、食事だけでなく、日々の生活リズムを整えましょう。

特に、「睡眠」と「ストレス」は頭皮のコンディションに大きく影響します。

まず睡眠に関しては、頭皮も肌と同じように、眠っている間にダメージを修復し、新しく生まれ変わっています。

この「ターンオーバー」を正常に保つためには、質の良い睡眠が欠かせません。

また、過度なストレスは、自律神経やホルモンバランスの乱れにつながります。

1つは、ストレスや疲れによって緊張状態が続くことで交感神経が刺激され、男性ホルモンの分泌が盛んになることです。睡眠不足や不規則な生活をしていると、ホルモンバランスが乱れやすく免疫力も低下してしまいます。このような場合には、生活習慣を見直してあげることでホルモンの分泌が整い、皮脂の分泌も正常にコントロールされるようになります。

※引用:ライオン株式会社|PAIR(ペア)ピュア肌ラボ より

このように、ストレスや睡眠不足は皮脂の分泌バランスにも影響し、頭皮環境の悪化を招く一因となります。

毎日十分な睡眠時間を確保するよう心がけるとともに、ウォーキングなどの適度な運動を取り入れて、上手にストレスを管理しましょう。

これが、フケのできにくい健やかな頭皮を育むための大切な対策です。

頭皮に直接うるおいを与える「保湿ケア」

「顔を洗ったら化粧水をつける」のは、多くの方にとって当たり前の習慣ではないでしょうか?

それと同じように、シャンプー後の清潔な頭皮にも「保湿」の習慣を取り入れることが、フケ対策にはとても大切です。

特に、お風呂上がりの清潔な頭皮に、頭皮用の保湿ローションやホホバオイルなどのオイルをなじませるケアを試してみてください。

頭皮に直接うるおいを補給できれば、乾燥によるフケやかゆみを防ぐ手助けとなります。

その際、ただ塗るだけでなく、指の腹を使って頭皮全体をやさしくマッサージするように揉み込むと、より効果的でしょう。

ローションやオイルがなじみやすくなるのはもちろん、頭皮の血行促進にもつながり、健やかな髪を育む土台作りにもなります。

見落としがちな「環境」から頭皮を守る習慣


シャンプーや食事の見直しと合わせて、日常生活の中に潜む、頭皮環境を悪化させる要因から頭皮を守る意識も大切です。

見落としがちな3つのポイントを確認してみましょう。

  • 紫外線対策:紫外線は肌を乾燥させるだけでなく、皮脂の分泌バランスを乱す原因にもなりかねないため、季節を問わず紫外線対策を心がけること。
  • 室内の湿度管理:暖房の効いた快適な室内は、空気が乾燥し、知らず知らずのうちに頭皮の水分を奪っているため、加湿器などを使って室内の湿度を適切に保つこと。
  • 寝具を清潔に保つ:睡眠中の汗や皮脂が付着した枕カバーは、雑菌が繁殖しやすいため、頭皮の健康を保つためにも、こまめに洗濯して清潔な状態を保つこと。

紫外線を多く浴びると、肌はてきめんに乾燥します。すると肌は、乾燥から自分自身を守るために皮脂をさかんに分泌するように。こうして過剰に分泌された皮脂は、ニキビを発生させたり、悪化させる原因になります。

※引用:摩耶堂製薬(ロート製薬グループ)|和漢コラム ニキビの治し方 より 

これらの習慣は、すぐに実践できる内容ばかりです。

日々の暮らしの中に少しの意識を加えておくと、フケのできにくい健やかな頭皮環境につながります。

フケ対策におすすめのシャンプー5選


ご自身のフケがどちらのタイプか、おおよそ見当がついたのではないでしょうか?

フケ対策の鍵となるシャンプーの中から、ここでは特におすすめのアイテムを厳選しました。

ご自身の頭皮の状態や髪の悩みに合わせて、最適な一本を見つけるための参考にしてください。

MTG リファビューテックシャンプー 250ml ¥3,300(税込)

▼おすすめポイント

5種のヒアルロン酸とセラミドが、乾燥した頭皮と髪を深く保湿する

アミノ酸系のやさしい洗浄力で、頭皮のうるおいを守りながら洗える
ドライヤーの熱を味方につけ、髪を補修しながらツヤを与える

美容ローラーなどで知られる「リファ」が、髪と頭皮の保水力に着目して開発したシャンプーです。

乾性フケの主な原因である「乾燥」に、多角的にアプローチします。

このシャンプーの大きな魅力は、その高い保湿力です。

大きさや機能の異なる5種類のヒアルロン酸と、頭皮のバリア機能をサポートするセラミド複合体をぜいたくに配合しており、しっとりとした仕上がりも魅力のひとつと言えるでしょう。

もちろん洗浄成分は、アミノ酸系を中心としたマイルドな処方となっています。

頭皮に必要なうるおいを奪いすぎることはありません。

さらに、ドライヤーの熱に反応して髪を補修する「γ-ドコサラクトン」や、古い角質を穏やかにケアするサリチル酸も配合しているため、乾燥によるフケや髪のパサつきが気になる方に、まず試していただきたい一本です。

トライアングル ケラフェクトシャンプー 500ml ¥4,950(税込)

▼おすすめポイント

アミノ酸系のやさしい洗浄力で、乾燥した頭皮のうるおいを守りながら洗う

ケラチンやセラミドなど美容液級の成分が、髪と頭皮を保湿・補修
グリチルリチン酸2K配合で、乾燥によるフケやかゆみにもアプローチ

カラーやパーマによるダメージと、頭皮の乾燥によるフケの両方に悩んでいるという方にぴったりの、まるで美容液で洗うかのような高機能シャンプーです。

洗浄成分は、アミノ酸系を中心とした非常にマイルドな仕上がりをしています。

頭皮に必要なうるおいを奪いすぎることなく、やさしく洗い上げてくれるでしょう。

そして何より、そのぜいたくな補修・保湿成分が大きな魅力です。

髪の主成分である「加水分解ケラチン」、素早く浸透して補修する「ペリセア」、そして頭皮のバリア機能をサポートする「セラミド複合体」など、まるでスキンケアのような成分が、乾燥した頭皮と髪を内側から満たしてくれます。

さらに、抗炎症成分として知られる「グリチルリチン酸2K」も配合している点も注目しましょう。

乾燥によるフケやかゆみにアプローチしやすくなっています。

MONNALI ミハツ クレンジングシャンプー 350ml ¥7,700(税込)

▼おすすめポイント

炭と海藻エキスが、毛穴の汚れや余分な皮脂を吸着して頭皮を清潔な状態に保てる

アミノ酸系のやさしい洗浄力と豊富な保湿成分で、洗い上がりの乾燥を防ぐ
2種のケラチンなどが、頭皮環境を整えながら髪にハリとコシを与える

「頭皮のベタつきも気になるけれど、乾燥によるフケやかゆみも感じる」そんな混合タイプの頭皮の悩みにおすすめのクレンジングシャンプーです。

このシャンプーの特徴は、「炭」が毛穴の奥の皮脂汚れやニオイの原因をしっかりと吸着してくれる点にあります。

一方で、洗浄成分のベースはアミノ酸系で構成されているため、頭皮に必要なうるおいは奪いすぎず、マイルドに仕上げられるでしょう。

さらに、抗炎症成分として知られる「グリチルリチン酸2K」がフケやかゆみを穏やかに整え、2種類のケラチンやコラーゲンが髪のダメージを補修できるため、頭皮ケアとヘアケアを同時に叶えられます。

洗い上がりはメントールによる心地よい清涼感がありながら、つっぱり感のないしっとりとした仕上がりも魅力的に感じる方は試してみてください。

ミルボン プラーミア クリアスパフォーム 320g ¥4,356(税込)

▼おすすめポイント

高濃度炭酸泡が、普段落としきれない毛穴の奥の皮脂汚れを洗浄できる

抗菌・消臭成分が、脂性フケの原因菌や気になる頭皮のニオイにアプローチ
週に2回のスペシャルケアとして、普段のシャンプーと置き換えて手軽に使える

脂性フケの原因となる過剰な皮脂や、頭皮のベタつき・ニオイが気になる方は、プラーミア クリアスパフォームを使って普段のシャンプーでは落としきれない毛穴の奥の汚れを落としましょう。

このシャンプーは高濃度の炭酸泡で、ディープクレンジングするスペシャルケアシャンプーです。

約5,500ppmという高濃度の炭酸泡を採用しており、きめ細かい泡が毛穴の奥まで入り込み、酸化した皮脂や古い角質を浮かせてすっきりと洗い流してくれます。

また、脂性フケの原因の一つである菌の増殖にアプローチする抗菌成分「ピロクトンオラミン」や、頭皮の気になるニオイをケアする「カキタンニン」も配合している点もポイントです。

普段お使いのシャンプーの代わりに、週に2回程度使うスペシャルケアとして使ってみてください。

ELCジャパン アヴェダ スカルプ ケア シャンプー 200ml ¥4,950(税込)

▼おすすめポイント

PCA亜鉛が過剰な皮脂を抑え、乳酸桿菌発酵液が頭皮のうるおいバランスを整える

アミノ酸系の優しい洗浄成分で、デリケートな頭皮のうるおいを守りながら洗う
天然アロマの香りと心地よい清涼感で、頭皮をすっきりとリフレッシュさせる

「頭皮はベタつくのに、フケはカサカサしている」というアンバランスな頭皮状態に悩む方は、アヴェダ スカルプ ケア シャンプーを試してみてください。

このシャンプーの大きな特徴は、皮脂と水分の両方にアプローチする成分構成です。

過剰な皮脂分泌を抑える「PCA亜鉛」と、頭皮の常在菌バランスを整えながらうるおいを与える「乳酸桿菌発酵液」を配合しています。

脂性フケと乾性フケ、両方の原因に働きかけ、健やかな頭皮環境へと導いてくれるでしょう。

もちろん洗浄成分には、アミノ酸系を中心とした低刺激な処方をしてくれています。

頭皮に必要なうるおいを奪いすぎることもありません。

シリコンフリーで、軽やかな仕上がりを好む方にもおすすめです。

フケ対策におすすめの頭皮ケアアイテム5選


毎日のシャンプーの見直しはフケ対策の基本ですが、「それだけでは物足りない」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

以下では、シャンプーと合わせて使用する際に、より効果的にフケ対策ができる頭皮用のスペシャルケアアイテムを厳選しました。

ご自身の頭皮の状態やライフスタイルに合わせて、いつものケアにプラスワンできるアイテムを見つけるための参考にしてください。

花王 イネス アクアチャージ ムース 150g ¥3,850(税込)

▼おすすめポイント

きめ細かい炭酸泡が、乾燥して硬くなった頭皮の角層深部まで浸透する

セラミドαなどの保湿成分が頭皮にうるおいを与え、やわらかく整える
心地よい清涼感と香りで、毎日のケアをリフレッシュの時間に変える

シャンプー後の保湿ケアとして、まず試してみたいのが、こちらの炭酸泡で出てくる頭皮用美容液です。

ジュワっと広がるきめ細かい炭酸泡が、乾燥して硬くなりがちな頭皮の角層深くまで心地よく浸透し、メントールによる爽快感で、かゆみが気になる頭皮をすっきりとリフレッシュさせてくれるでしょう。

このアイテムのもう一つの魅力は、スキンケア発想の保湿成分にあります。

「セラミドα」や「ユーカリ葉エキス」といったハーバル美容成分が、乾燥した頭皮にうるおいをたっぷりと補給し、やわらかく健やかな状態に整えます。

エタノールフリーでデリケートな頭皮にも配慮された処方なのもうれしいポイントです。

シダーウッド&ジャスミンの香りに癒されながら、毎日の保湿ケアを楽しく習慣にしたい方は、ぜひ試してみてください。

ニールズヤード フランキンセンス ハイドレイティング フェイシャルミスト 45ml ¥4,290(税込)

▼おすすめポイント

オーガニック植物エキスが、乾燥やかゆみで荒れがちな頭皮を穏やかに整える

フランキンセンスなどの天然精油をブレンドした、リラックスできる香り
顔にも使えるミストタイプで、日中の頭皮の乾燥対策としても手軽に使える

オーガニックコスメのパイオニア「ニールズヤード」の、本来は顔用の保湿ミストです。

しかし、そのこだわりの成分は、デリケートな頭皮の保湿ケアにも適しています。

このミストの大きな魅力は、ツボクサエキスやアロエベラ、トウキンセンカ花エキスといった、肌を穏やかに整えるオーガニックの植物エキスを豊富に配合している点です。

これらの成分が、乾燥によるフケやかゆみが気になる頭皮を、やさしく保湿してくれるでしょう。

また、ブランドを象徴するフランキンセンス(ニュウコウジュ油)やネロリ(ビターオレンジ花油)など、数種類の天然精油をブレンドしている点も欠かせません。

深呼吸したくなるような、心地よく安らぐ香りで、ケアの時間をリラックスタイムに変えてくれます。

SHIRO ニーム頭皮クレンジングオイル 80ml ¥5,940(税込)

▼おすすめポイント

シャンプー前に使い、毛穴の汚れや余分な皮脂をすっきりとオフできる

ニームオイルなどが頭皮環境を整えて乾燥によるフケやかゆみを防ぐ
心地よい温冷感でマッサージしながら、頭皮の血行を促してくれる

シャンプーだけでは落としきれない毛穴の汚れや、フケやかゆみが気になる頭皮を、一度リセットしたいという時に最適な、シャンプー前に使う頭皮専用のクレンジングオイルです。

このオイルの大きな特徴は、抗菌・抗酸化作用に優れた「ニームオイル」や、炎症を穏やかに整える「カンゾウ根エキス」などが配合されている点です。

これらの植物の力が、フケやかゆみの原因となる頭皮の汚れや余分な皮脂にアプローチし、健やかな状態へと導きます。

また、血行を促す「ショウガ根茎エキス」による温かさと、「ハッカ油」による心地よい清涼感を同時に感じられるのもユニークなポイントではないでしょうか?

頭皮をマッサージしながらなじませることで、硬くなりがちな頭皮の血行を促してくれます。

コーセー ジルスチュアート ディープ ヘッドクレンズ ホワイトフローラル 280g ¥3,630(税込)

▼おすすめポイント

1本で5役をこなすオールインワンで、手軽に頭皮のスペシャルケアができる

マリンソルトなどが、フケの原因となる古い角質や余分な皮脂をやさしく除去
豊富な保湿成分配合で、すっきりするのに洗い上がりの乾燥を防ぐ

ディープ ヘッドクレンズ ホワイトフローラルは、シャンプーからヘッドスパまで、面倒な頭皮ケアを1本で手軽に済ませたいという願いを叶える、オールインワンタイプの頭皮用クレンジングクリームとなっています。

このアイテムは、泡立てずに使う濃厚なクリームが大きな特徴です。

摩擦を抑えながら頭皮と髪にやさしくなじみ、マリンソルトやベビーミントエキスが、フケの原因となる古い角質や余分な皮脂をすっきりと取り除いてくれます。

もちろん、このアイテムの魅力は洗浄だけではありません。

保湿力が高いのも大きな魅力となっており、スーパーフード由来の美容成分やカカオバターなどが、クレンジング後の頭皮と髪にしっかりとうるおいを補給してくれます。

忙しいけれど、フケやかゆみの原因となる頭皮の汚れをしっかりケアしたい方におすすめです。

アピッシュ ココロガミ スキャルプトナー 90g ¥1,430(税込)

▼おすすめポイント

カキタンニンなどが、フケ・かゆみ・ニオイといった頭皮トラブルをケアできる

リンゴ幹細胞エキスなどが、乾燥した頭皮にうるおいを与えて健やかに保つ
スプレータイプで使いやすく、ベタつかずに頭皮をリフレッシュさせる

頭皮の乾燥によるフケやかゆみ、そして気になるニオイまでケアしたいという悩みに応える、スプレータイプの頭皮用化粧水です。

このアイテムの大きな特徴は、フケやかゆみを抑えるだけでなく、頭皮環境を健やかに整えるための美容成分が豊富に含まれた化粧水が、スプレーで気軽に使える点です。

液だれしにくく、ベタつかない使用感が魅力的で、お風呂上がりの保湿ケアとしてはもちろん、日中に頭皮のかゆみや乾燥が気になった時に、シュッとひと吹きしてリフレッシュするのにも適しています。

さらに消臭・抗菌作用で知られる「カキタンニン」や、血行を促進する「センブリエキス」「オタネニンジン根エキス」などが、トラブルの起きにくい清潔な頭皮環境の土台作りをサポートします。

さいごに


フケの原因から具体的な対策までご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

フケ対策の基本は、ご自身の頭皮の状態を正しく理解し、原因に合ったケアを継続することから始めましょう。

まずは毎日のシャンプー習慣を見直し、食事や睡眠といった生活習慣も少しずつ意識してみてください。

もし、セルフケアを続けても改善が見られない場合は、一人で悩まず専門医に相談してください。

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