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パーティーファッションに合うヘアスタイルと基本マナーとは?おすすめアイテム4選

パーティーファッションに合うヘアスタイルと基本マナーとは?おすすめアイテム4選


結婚式や披露宴、パーティーに招待されたとき、
「この髪型ってマナー的に大丈夫?」
「頑張りすぎて浮かないかな…?」
と、ヘアセットに悩んだ経験はありませんか?

パーティーシーンでは、服装だけでなく髪型にも暗黙のマナーやTPOがあります。
とくに結婚式などのフォーマルな場では、知らず知らずのうちに“失礼な印象”を与えてしまうケースも少なくありません。

一方で、近年はレストランウェディングや二次会など、カジュアルなパーティーも増えており、
「どこまでがOKで、どこからがNGなのか分からない」と感じる方も多いはずです。

この記事では、美容師/Webライターとして現場経験を持つ筆者が、

  • 恥をかかないためのパーティーヘアの基本マナー
  • アップ・ハーフアップ・ダウンスタイルの印象と使い分け
  • 結婚式・二次会・ビジネスパーティーなどシーン別の正解
  • 50代・大人の女性でも品よく見えるヘアセットのポイント
  • セルフセットと美容室、どちらを選ぶべきかの判断基準

を、初めての方にも分かりやすく解説します。

「きちんとして見える」「上品で失敗しない」
そんなパーティーヘアを選ぶためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。

もくじ

恥をかかないためのパーティーヘアの基本マナー


結婚式や披露宴といったフォーマルな場では、髪型にも明確なマナーが存在します。

最も基本とされているのは、アップスタイルです。

これは単なる形式ではありません。

周囲への配慮や清潔感に基づいたルールです。

  • 食事中:髪が料理に入ったり、口元にかかったりするのを防ぐ。
  • 挨拶時:衛生的でないとされるため、お辞儀をした際に髪が顔にかかり、手で直す仕草を避ける。

特にロングヘアやミディアムヘアの方が髪をそのまま下ろしていると、身だしなみに気を配っていないといった印象を与えてしまうリスクがあります。

特別な事情がない限り、髪をまとめて顔周りをすっきりと見せましょう。

ダウンスタイルがマナー違反になるケース


せっかく伸ばした髪だし、下ろしていきたいと考える方もいるかもしれません。

しかし、フォーマルな式典で、髪を下ろした髪型で出席する場合は注意が必要です。

読者が迷いやすいポイントを整理しました。

  • 何もしていない状態:寝癖が残っていたり、ボサボサだったりするのは論外です。
  • ただ梳かしただけ:手を加えていないストレートヘアも、フォーマルな場では準備不足と見なされるかもしれない。

とはいえ、近年ではカジュアルなレストランウェディングや二次会など、比較的ラフなパーティーであれば、髪を下ろしたダウンスタイルが許容されるケースも増えてきました。

それでもしっかりと髪を巻いた髪型や、ハーフアップにするなどの、一目でセットしているとわかる華やかな髪型にしておきましょう。

会場の格式やゲストの顔ぶれに不安がある場合は、やはりアップスタイルにしておくのが安心です。

避けるべきヘアアクセサリー


ヘアアクセサリーは華やかさを加える重要なアイテムですが、素材やデザインによってはマナー違反となり、恥をかいてしまう可能性があります。

知らないと選んでしまいがちな、避けるべきアイテムを確認しておきましょう。

避けるべきアイテムNGアイテムの一例理由
花嫁と被るもの生花、
大きな花飾り、
ティアラ
これらは主役である花嫁の特権であるため、
ゲストが身につけるのは基本的にNG。
縁起が悪いものファー(毛皮)、
革製品
動物の殺生を連想させるため、
お祝いの席には不適切だとされている。
不祝儀を連想黒真珠、
黒一色の小物
喪服や不祝儀を連想させるため、
華やかな場では避けるのが一般的なマナー。
カジュアル過ぎシュシュ、
プラスチック製品
普段使いのアイテムは、フォーマルなドレスとの
バランスが悪くて失礼にあたる可能性が高い。

あくまで主役は花嫁であることを忘れず、迷った際は目立ちすぎず、かつ上品に見えるアクセサリーを基準に選んでみてください。

カジュアルなパーティーでも清潔感は忘れない


結婚式ほど格式張らない、友人同士のパーティーや二次会であっても、普段着の延長のような髪型は避けましょう。

自由度が高いからこそ、清潔感と特別感の演出が重要になります。

  • ツヤを出す:ヘアオイルやスタイリング剤を使用し、パサつきを抑えてツヤを出す。
  • 動きをつける:毛先を巻くだけでなく、顔周りにニュアンスをつけておき、華やかさを加えること。

たとえダウンスタイルであっても、身だしなみとして手を加えていることが相手への敬意となります。

会場がホテルなのか、カジュアルなレストランなのか、その場の雰囲気に合わせた華やかさを意識してヘアセットをしておきましょう。

パーティーファッションに馴染む髪型の選び方


パーティーにおける髪型選びで最も大切なのは、当日のシチュエーションとファッションとのバランスです。

どんなに素敵な髪型であっても、会場の雰囲気やドレスのデザインと合っていなければ、チグハグな印象を与えてしまいます。

ここでは、シーン別に求められるマナーや印象の違い、そしてドレスとの合わせ方について解説します。

パーティーファッションに馴染む髪型の選び方


結婚式や披露宴は最も格式が高い場であり、あくまで主役は新郎新婦です。

そのため、ゲストの髪型は、控えめでありつつ、フォーマルな装いが求められます

髪型を決める際は、当日のドレスとのバランスを意識する引き算を意識しましょう。

例えば、装飾の多い華やかなドレスの場合、髪型はタイトにまとめてすっきりさせてみてください。

そうすると、全体のバランスが良く上品に見えます。

一方で、シンプルなデザインのドレスの場合は、髪型全体にボリュームを持たせてみるのも良いかもしれません。

ヘアアクセサリーで華やかさを加えて、お祝いの席にふさわしい明るさを演出しましょう。

カジュアルパーティーは、トレンドを取り入れた程よい抜け感が大事


友人同士のパーティーや結婚式の二次会など、比較的リラックスしたシーンでは、厳格なルールよりもその場の雰囲気に馴染むことが大切です。

フォーマルさは保ちつつ、少し流行を取り入れて、あえて作り込みすぎない髪型にしてみましょう。

これだけで程よい抜け感で印象がよく見えます。

特にパンツドレスやカジュアルなワンピースを着用する場合は、かっちりと固めすぎた髪型だと浮いてしまう可能性があります。

後れ毛を出して、ふんわりとした質感を残すなどして、軽やかなアレンジに挑戦してみましょう。

ビジネスや式典は、信頼感を与えるタイトなまとめ髪がおすすめ


会社の創立記念パーティーや祝賀会といったオフィシャルな場では、華やかさ以上に清潔感や、社会人としての信頼感が重視されます。

ビジネススーツやフォーマルウェアに合わせる場合、顔周りがすっきりと見えるタイトなまとめ髪や、シニヨンスタイルが最適です。

過度な装飾は避け、ヘアアクセサリーもシンプルで品のあるものを選びましょう。

全体の統一感を意識できれば、こなれ感のある印象を相手に与えられます。

お見合いや婚活は、親しみやすさを演出するハーフアップや巻き髪


出会いの場においては、第一印象で話しやすそうと感じてもらう髪型を選ぶのが何よりも重要です。

威圧感を与えず、女性らしいやわらかい印象が高める髪型や、親しみやすさを意識した髪型を選びましょう。

フェミニンなワンピースやパステルカラーの服装には、髪をガチガチに固める髪型は不向きです。

そこで、清潔感がありつつも髪の揺れ感を楽しめるハーフアップや、緩やかな巻き髪にしてみてはいかがでしょうか?

ふんわりとした質感が表情をやさしく見せ、相手に好印象を与えられます。

50代・大人の女性に似合う上品なパーティーヘアのポイント


50代を迎えると、髪のハリやコシの変化により、今までと同じヘアセットでも満足できなくなってしまうケースが増えてしまいます。

それでも、大人の女性のパーティーヘアで大切なのは、かわいらしさよりも、品格と清潔感です。

無理に若作りをする必要はありません。

ここでは、年齢を重ねた今の自分を最も美しく見せる、上品なヘアセットのポイントをご紹介します。

若々しさのポイント髪、ツヤとトップのふんわり感


大人の髪型において、最も重要なのは頭皮の環境作りです。

年齢とともに気になり始める髪のパサつきは、老けて見える大きな原因となります。

ヘアセットの前にはヘアオイルやバームを丁寧になじませ、瑞々しいツヤを仕込んでおきましょう。

また、頭頂部がペタンと潰れていると寂しい印象になりがちです。

髪を結んだ後に、頭頂部の毛束を指先で少しずつつまんで引き出し、適度な高さを作りましょう。

ただし、昔のように逆毛を立てすぎた極端な盛り髪は時代遅れに見えてしまうため、あくまで自然なシルエットを目指すのがコツです。

耳よりも低い位置で髪をまとめて落ち着いた印象アップ


まとめ髪を作る際、結ぶ位置は耳よりも下に設定するのが基本です。

高い位置でのポニーテールやお団子は、場合によっては若作りな印象を与えてしまうかもしれません。

その中でも、低めの位置で作るシニヨンやローポニーは、50代の女性にふさわしい落ち着きと気品を演出します。

特に、髪を内側にくるくると巻き込んでまとめるギブソンタックは、髪のボリューム感を出しやすく、後ろ姿も華やかさが出せるのでおすすめです。

顔周りの後れ毛は出しすぎないのが鉄則


若い世代では、顔周りに後れ毛をたっぷり残すルーズな髪型が流行していますが、大人の女性がそのまま取り入れる際は注意しましょう。

計算されていない後れ毛は、無造作ではなく、単に疲れて見える「ボサボサ髪」に見える原因になりかねません。

基本的には顔周りの髪はすっきりと耳にかけるか、一緒にまとめてしまう方が、表情が明るく清潔感が出ます。

もし後れ毛を残す場合はごく少量に留め、必ずアイロンでカールをつけ、スタイリング剤で束感を出すなど、意図的に整えておいてください。

アクセサリーはパールや小ぶりなゴールドで品良く見せる


ヘアアクセサリー選びも、大人の装いを完成させる重要なポイントの一つです。

基本的に、大きなリボンやプラスチック製のカジュアルなものは避けましょう。

パールや、マットな質感のゴールド・シルバーなど、素材そのものに上質感があるものを選んでおいてください。

デザインも派手な装飾より、一本挿しのかんざしタイプや、小ぶりなバレッタなどがおすすめです。

主張しすぎない洗練されたデザインの方が、ドレスや着物の美しさを引き立て、全体を品良くまとめてくれます。

アップ・ハーフアップ・ダウンスタイルの印象とメリット


ヘアアレンジは、ドレスのデザインと同じくらい、その人の第一印象を左右します。

ここでは代表的な3つのスタイルについて、それぞれの持つ印象やメリット、そして相性の良いドレスタイプについて解説します。

アップスタイルはフォーマル度ナンバーワン!清潔感と小顔効果が魅力


結婚式や披露宴において、最も定番であり失敗がないのがアップスタイルです。

うなじを見せることですっきりとした清潔感が生まれ、洗練された大人の上品さを演出できます。

フォーマル度が最も高いため、格式高いホテルでの結婚式からビジネスシーンまで、基本的に場所を選びません。以下は、アップスタイルのメリットです。

  • 首元やデコルテがすっきりするため、ネックレスやピアスなどのアクセサリーがよく映える。
  • 視線が上に集まることで全身のバランスが良く見え、スタイルアップや小顔効果が期待できる。
  • 一度セットすれば崩れにくく、長時間きれいな状態をキープできる点も魅力の一つ。

相性の良いドレス 首元が詰まったハイネックのデザインや、スカートにボリュームのあるプリンセスラインのドレスなど、どんな衣装とも喧嘩せずバランス良くまとまります。

ハーフアップは清楚でフェミニン!華やかさと落ち着きのいいとこ取り


女性らしさや、やわらかさを強調したい場合に最適なのがハーフアップです。

顔周りの髪をまとめることで清潔感を保ちつつ、下ろした髪で揺れ感や、やわらかさを出せます。

そのため、清楚でフェミニンな印象を与えられるでしょう。ハーフアップのメリットとしては、以下の通りです。

  • アップにするには長さが足りないボブやミディアムヘアの方でも、華やかにアレンジできる。
  • フルアップほど堅苦しさを感じない。
  • かといってダウンスタイルほどラフすぎないため、フォーマルとカジュアルの絶妙なバランス力がある。

ちなみに相性の良いドレスは、シフォン素材などのやわらかい生地のドレスや、パステルカラーのワンピースなど、かわいらしい雰囲気のファッションと非常に相性が良いです。

ダウンスタイルはリラックス感とこなれ感!カジュアルなシーンに最適


近年、あえて髪を下ろすダウンスタイルの人気が高まっています。

これは、きっちりと作り込みすぎないナチュラルさや、大人の余裕・こなれ感を演出できるためです。

親しい友人とのパーティーや二次会など、リラックスした雰囲気にマッチします。

ダウンスタイルにも、上記のヘアセットにはないメリットがあるので、これを参考に髪型を決めるのも悪くありません。

  • 髪そのものの艶や長さを活かした、エレガントな巻き髪や編み込みスタイルが楽しめる。
  • 背中が大きく開いたドレスを着る際、露出を程よくカバーしたい時にもおすすめ。

シンプルなスレンダーラインやマーメイドラインのドレス、パンツドレスなどに合わせると、洗練された都会的な印象になります。

ただし、フォーマルな式典ではマナー違反となる可能性もあるため、TPOを見極めましょう。

セルフセットと美容室、どちらを選ぶべき?メリットと注意点


美容室で髪型を作ってもらうべきか、自分で髪型を作るのか、招待状を受け取った際にどちらにしようか悩んでいる方はいるのではないでしょうか?

それぞれのメリットと注意点を理解し、当日のスケジュールや立場に合わせて最適な方法を選びましょう。

美容室セットのメリット:崩れにくさと華やかさ


美容師に任せる最大の価値は、自分では作れない360度どこから見てもきれいなバランスの良さと、長時間過ごしても崩れない耐久性にあります。

メリット・骨格に合わせたヘアセットや、複雑な編み込みなど、
 華やかな髪型をオーダーできる。
・スプレーやピン留めの技術が高いため、
 風が強い日や長時間のパーティーでも
 髪型が乱れるのを気にしなくて良くなる。
注意点・数千円以上のヘアセット代がかかってしまう。
・事前に予約しておかなければいけない上に、
 当日は美容室へ行く移動時間も計算に入れておくという手間がかかる。

親族や主賓として出席する場合、あるいは受付やスピーチを頼まれている場合など、人に見られる機会が多く、失敗できない場面では、マナーとしての安心感も含めて美容室の利用をおすすめします。

セルフセットのメリット:手軽さとコストダウンが魅力


YouTubeやSNSの動画を参考に、自分でアレンジを楽しむ方も増えています。

メリット・美容室代がかからず、予約や移動の手間も省けるため、
 コストを抑えて自分のペースで準備ができる。
・好みのニュアンスを自分で調整できる気軽さも魅力の一つ。
注意点・プロの技術に比べるとどうしても崩れやすくなります。
・合わせ鏡を使わないと後ろ姿のチェックが難しく、
 仕上がりにムラが出やすい。
・慣れていないと、ただ結んだだけに見えてしまうリスクも十分に考えられる。

二次会からの参加やカジュアルなレストランウェディング、または普段からヘアアレンジに慣れていて技術に自信がある場合に適しています。

失敗したくないかどうかが判断基準


まだ迷っている方は、以下の基準を参考に決めてみてください。

美容室を選ぶべきケース・結婚式・披露宴に親族や、会社の上司として参列する。
・和装ヘアは難易度が高いため、
 着物を着る予定がある場合は美容室を選ぶ。
・当日は写真に多く写る予定がある。
・ヘアアレンジが苦手で、
 途中で崩れないか心配しながら過ごしたくない。
セルフセットでも良いケース・気心知れた友人中心の
 カジュアルなパーティーや二次会である。
・会場近くに行きつけの美容室がなく、
 早朝の予約も取れない。
・シンプルなダウンスタイルや、
 巻き髪程度で十分なシーンである。

当日の安心感を買うなら美容室、手軽さを取るならセルフセット、というように優先順位を決めて選んでみましょう。

パーティーファッションに合うヘアスタイル01:低い位置でまとめたシニヨン

結婚式や披露宴などのフォーマルな場において、最も失敗が少なく、かつ上品に見えるのが、耳より下の低い位置でまとめたシニヨンスタイルです。

高い位置でのアップヘアは若々しく元気な印象を与えますが、場合によってはカジュアルに見えすぎてしまう可能性もあります。

一方、低い位置でのまとめ髪は、落ち着きのある印象とエレガントさの両方を演出できるでしょう。

そのため、親族として結婚式に出席する方や、格式高い会場でのパーティーにも最適です。

特に50代以上の大人の女性にとっては、品格を損なわず、かつ顔周りをすっきりと明るく見せる頼れる髪型と言えます。

基本のアレンジ手順


ミディアムからロングヘアの方であれば、特別な技術がなくても以下の手順で華やかな髪型を作れるでしょう。

  1. ベースを作る:まず、髪全体をコテで軽く巻いておくこと。後でまとめた際に適度なふんわり感が出て、こなれ感のある仕上がりになる。
  2. 結ぶ:耳下の高さでポニーテールを作り、ゴムでしっかりと結んでおく。結ぶ位置は、耳の高さを目安に調整する。
  3. まとめる:毛先をくるくるとねじりながらゴムの周りに巻き付け、お団子状にする。形が整ったら、ピンを数本使ってしっかりと固定する。
  4. 仕上げとして少し崩す:きっちりとまとめず、表面の髪を指先で少しずつつまみ出し、立体感を出すのがポイント。

結婚式などのフォーマルな席では、崩しすぎるとだらしないといった印象を与えかねません。

少し足りないと感じる程度に、控えめに仕上げるのが上品に見せるコツです。

上品さを損なわないポイントとマナー


シンプルなシニヨンを地味に見せず、華やかに見せるためのポイントは以下の3点です。

  • 顔周りや襟足に少し後れ毛を残す程度に後れ毛を調整する
  • 事前に、全体をゆるく巻いておくことが必要
  • 派手すぎる装飾は避け、ワンポイントで光るアクセサリーを選ぶ

後れ毛を残すだけでも、やわらかくフェミニンな印象になります。

ただし、出しすぎると疲れて見える原因になるため、こめかみや耳後ろに少量残す程度に留めましょう。

また、直毛のまままとめるのもよくありません。

それは、堅苦しい印象になりがちだからです。全体をゆるく巻いておきましょう。

そうすることで、黒髪やダークトーンの髪色でも華やかさが増します

ヘアアクセサリー選びに関しては、派手すぎる装飾は避けておくだけでも安心です。

崩れにくいものやツヤ感が出しやすいスタイリング剤がおすすめ


大人のパーティーヘアを美しく仕上げるために欠かせないのが、ツヤ感とキープ力です。

特に年齢とともに気になりやすい髪のパサつきは、老けて見える大きな原因となります。

アイテムおすすめの選び方と使い方使い方のコツ
ワックス・軽めのテクスチャーで、
 ツヤが出るタイプを選ぶ。
・重すぎると髪型が
 潰れてしまうため、
 適度なホールド力のある
 ワックスを選ぶ。
・手のひらで
 透明になるまでよく伸ばし、
 髪の内側からなじませる。
・表面だけにつけると
 ベタつきの原因になるため、
 ヘアセット時には注意する。
ヘアオイル・サラッとした
 軽い質感で、保湿成分が
 含まれているものが最適。
・保湿力が適度にある
 ヘアオイルだと、
 まとまりが良くなる。
・つけすぎは厳禁。
・少量を髪の中間から
 毛先を中心に揉み込み、
 自然なツヤを加える。
スプレー・長時間のパーティーでも
 崩れないよう、
 ホールド力の高いものを選ぶこと。
・さらに、固まりすぎない
 キリ状に出るタイプが
 自然でおすすめ。
・ふんわり仕上げる
 ローポニーとは異なり、
 スタイル全体をしっかりと
 固定するのがポイント。
・全体に軽く吹きかけたあと、
 崩れやすい後れ毛や
 根元にポイント使いする。

用途に合わせて適切なスタイリング剤を選び、質感の整ったヘアスタイルを目指しましょう。

シニヨンヘアにおすすめスタイリング剤:
アリミノ スパイスシャワーシャイニング 180ml ¥1,650(税込)

▼おすすめポイント

・ベタつきにくく、自然なツヤを与える軽やかな仕上がり

・ムラになりにくい微細なミストと心地よい香りも使い心地が良い
・湿気やアホ毛をカバーしやすく、きれいな毛流れも整えやすい

もともとシニヨンヘアは、表面のツヤと、整った毛流れが上品さの決め手となります。

そこで、アリミノのこのスプレーの出番です。

スパイスシャワーシャイニングは、ガチガチに固めるタイプではありません。

髪にツヤを出しやすくするためのヘアスプレーです。

シニヨンヘアの仕上げとして、髪から15〜20cmほど離して全体に吹きかけてください。

特にパサつきやすい毛先や表面に使うことで、若々しく洗練された印象に仕上がります。

パーティーファッションに合うヘアスタイル02:ゆるく巻いたローポニー


親しい友人中心の結婚パーティーや二次会など、少しカジュアルな雰囲気の席では、作り込みすぎないローポニーがおすすめです。

髪を下ろすダウンスタイルよりも清潔感があり、かといってアップスタイルほど堅苦しくないため、程よい抜け感を演出できます。

低い位置で結ぶことで、元気さよりも落ち着きが強調される点も魅力の一つです。

そのため、かわいらしさだけでなく大人の余裕を見せたい女性にもちょうどよいでしょう。

基本のアレンジ手順


ローポニーをお洒落に見せるか、ただのひとつ結びに見えてしまうかの分かれ道は、事前の巻き方にあります。

きつく巻きすぎず、自然なウェーブを作りましょう。

以下は、パーティファッションで使えるようにするローポニーの手順です。

  1. ベースを巻く:髪全体を軽くブラッシングした後、中間から毛先にかけて縦巻きにする。
  2. ほぐす:この工程を挟むだけでも、今っぽい自然な動きが出せるようになる。
  3. 結ぶ :手ぐしでざっくりと髪をまとめて、低い位置でゴムで結ぶ。

最初に髪を巻く際は、26mm〜32mm程度の太めのコテを使いましょう。

その際に、根元まで巻くとボリュームが出すぎてしまいます。そのため、中間あたりから巻くのがコツです。

巻き終わったら、必ず手ぐしを通してカールをほぐしてください。

そして、手ぐしで髪をまとめておき、耳と同じくらいの低い位置でゴムで結べば完成です。

こなれ感を出すポイントとアクセサリー選び


シンプルなひとつ結びを洗練された髪型に見せるためには、細部の調整とアクセサリー選びが大事になります。

髪を結ぶ際のゴムは、できるだけ隠して生活感を消しましょう。

結んだゴムが見えたままだと、どうしても生活感が出てしまうからです。

結んだ毛束から少量の髪を取り、ゴムの上に巻き付けてピンで留めるだけで、一気にフォーマルな印象になります。

さらに、後れ毛でやわらかさを加えてください。

こめかみや襟足から少量の後れ毛を引き出すと、女性らしい柔らかな雰囲気になります。

  • パールピンやバレッタ:上品さをプラスしたい場合におすすめのアクセサリーの一つ。どんなドレスにも合わせやすい。
  • リボンやシュシュ:華やかではあるが、素材によっては幼く見える可能性がある。ベルベットやサテンなど、上質な素材のものを選ぶと大人っぽく仕上がっておすすめ。

もちろん、上記のようにシーンに合わせたヘアアクセサリー選びも、フォーマルな雰囲気を高める上で欠かせません。

自然な動きを作りやすいスタイリング剤がおすすめ


先ほど紹介したシニヨンヘアがきっちりと固められる髪型であるのに対し、ローポニーは空気感や毛先の動きを重視します。

そのため、スタイリング剤の選び方も異なるので、以下の内容を参考に最適なアイテムを見つけてみてください。

アイテムおすすめの選び方と使い方シニヨンとの違い
ワックス・軽めのテクスチャーで、
 やわらかいタイプを選ぶ。
・髪全体に揉み込んで
 空気感を出しつつ、
 後れ毛の束感を
 作るために使う。
・シニヨンでは、崩れないように
 固めのものを選ぶ。
・それに対してローポニーでは、
 動きを重視して軽めのものを選ぶこと。
ヘアオイル・軽い質感のオイルを
 使い、毛先のパサつきを
 抑えてツヤを出す。
・風になびいた時に
 サラッとする仕上がりが
 理想的なヘアオイル。
・シニヨンでは、まとまり重視で
 重めを使う傾向がある。
・ローポニーでは、重すぎると
ペタッとしてしまうため、
 比較的軽く仕上がる物を選ぶ。
スプレー・ガチガチに固まらない
 タイプを選ぶこと。
・トップのふんわり感を
 キープしつつ、毛先は
 揺れるやわらかさを残す。
・シニヨンヘアは、風で
 崩れないように全体を固める。
・ローポニーは、自然なキープ力が
 求められる傾向がある。

このようにローポニーをお洒落に見せる最大のコツは、固めすぎず、重くしすぎないという点です。

シニヨンと同じ感覚でハードなスプレーや重たいワックスを使ってしまうと、せっかくのふんわりとした巻き髪が潰れてしまい、ペタッとした疲れた印象になりかねません。

商品を選ぶ際は、エアリーや軽やかといったキーワードを意識しましょう。

それだけでも、風に揺れるような自然な質感をキープできます。

ローポニーにおすすめのスタイリング剤:
アイエヌイー サロニア スタイリングオイル(ウェット) 100ml ¥1,760(税込)

▼おすすめポイント

・ベタつかず、髪に程よいウェット感が出せる自然なツヤと束感がポイント

・ドライヤーやアイロンの熱を利用して髪を補修する成分を配合している
・伸びが良く、ナチュラルハーブの香りでヘアセット中もリラックスしやすい

ローポニーをお洒落に見せるためには、揺れる毛先のまとまりと束感です。

このオイルは、コテで巻いた後の仕上げにちょうどよい仕上がりになります。

少量を手に取り、毛先を中心に揉み込むように馴染ませましょう。

そうすることで、パサつきを抑えつつ、流行の濡れ髪のような質感を簡単に作れるようになります。

また、後れ毛につけると、ローポニーがボサボサに見えません。

意図的なアレンジとしてきれいに見せられるため、気軽にローポニーを楽しめます。

パーティーファッションに合うヘアスタイル03:髪を巻かないストレートハーフアップ


ビジネス関係の式典や、親族として出席する結婚式など、華やかさよりも清潔感や知性を重視したい場面では、髪を巻かないストレートのハーフアップも一つの選択肢です。

無理に巻かないことで、作り込んだ印象を避け、自然で洗練された雰囲気を演出できます。

また、髪へのダメージが気になりコテを使いたくない方や、不器用で巻き髪に自信がない方にもおすすめです。

基本のアレンジ手順


ストレートヘアは髪のツヤが際立つため、事前のブラッシングを丁寧に行いましょう。

  1. 髪全体をブラッシングし、うねりがある場合はストレートアイロンで毛流れを整える。
  2. 耳より少し上のラインで毛束を取っておき、後ろでひとつにまとめてゴムで結ぶ。
  3. 結び目を片手で押さえながら、もう片方の手で頭頂部の髪を少しずつつまみ出して立体感を出す。
  4. 結んだ毛束から少量の髪を取り、ゴムの上に巻き付けてピンで留める。

この手順の中で、特に仕上がりを左右するのがゴム隠しです。

ゴムがむき出しの状態だとどうしても生活感が出てしまいますが、自分の髪を巻き付けて隠すというひと手間を加えるだけで、まるで美容室でセットしたような洗練された印象に変わります。

ピン1本で簡単にできるので、ぜひ省略せずに取り入れてみてください。

地味に見せないためのポイントとアクセサリー


ストレートスタイルは、シンプルゆえに一歩間違えるとフォーマルの場には違和感が出てしまう髪型です。

そうならないためにも、華やかさを足すためにも工夫をしておきましょう。

直毛のままピタッと結ばず、毛束をつまんで引き出しておき、後頭部にふんわりとした丸みを持たせておいてください。

直毛のままピタッと結んでしまうと、寂しい印象を与えてしまいます。

また、毛先のパサつきを抑える工夫も必要です。

下ろしている髪の毛先がパサついていると、疲れて見えてしまうからです。

できるならヘアオイルなどで保湿し、しっとりとまとめましょう

また、シーンに合わせたアクセサリー選びも重要です。

  • パールピン:清楚で上品な印象を与える。複数使いしても派手になりすぎないところも魅力の一つ。
  • バレッタ:べっ甲風や金属製など、シンプルで高級感のあるデザインを選ぶこと。フォーマルな服装によく合っておすすめ。

ちなみに、バンスクリップは便利ですが、デザインによってはカジュアルすぎてしまうため、格式高い結婚式などでは避けておきましょう。

ストレートヘアが作りやすいスタイリング剤がおすすめ


ストレートハーフアップは、シニヨンやローポニーとは異なり、髪の面の美しさを見せる髪型です。

そのため、ツヤとまとまりを重視してスタイリング剤を選んでください

アイテムおすすめの選び方と使い方他スタイルとの違い
ワックス・軽めで伸びが良いタイプを
 選ぶのが基本。
・髪全体に薄くつけ、
 表面から飛び出す
 短い毛を抑えて表面を整える。
・動きを出すローポニーとは異なり、
 こちらは面を整えるために使用する。
・つけすぎるとベタつくので
 注意して使うこと。
ヘアオイル・保湿効果が高く、
 ツヤが出るタイプが最適。
・下ろしている髪の中間から毛先に
 しっかり馴染ませ、
 広がりを抑えること。
・シニヨンは、毛先をまとめて
 隠すようにセットするため、
 まとまりやすさを重視する。
・髪を下ろす分量が多いため、
 オイルのツヤ感が
 全体の印象を左右する。
スプレー・ツヤ出し効果のある
 スプレーがおすすめ。
・固めるというよりは、
 静電気を防ぎ、サラサラな
 質感を保つために使う。
・シニヨンは、
 崩れないように固める。
・ストレートハーフアップは、
 質感をキープする目的で使用する。

ストレートスタイルにおいて、ツヤ感は清潔感の象徴ですが、つけすぎは禁物です。

ツヤを出そうとしてヘアオイルやワックスを多量につけてしまうと、ベタついて見えるだけでなく、時間が経ってペタンコになる原因にもなり得ます。

まずは、少量を手のひらでよく伸ばしてから使いましょう。乾燥が気になる毛先から順になじませていくのが、失敗しないポイントです。

ストレートハーフアップにおすすめのスタイリング剤:
ネイチャーラボ ダイアン パーフェクトストレートミルク 100ml ¥1,320(税込)

▼おすすめポイント

・独自のケラチン成分が髪の内部へ浸透しつつ、ドライヤーの熱によってうねりを整える

・伸びが良く、髪全体に均一に馴染みやすい点が魅力の一つ
・重たくなりすぎず、サラサラとした自然なまとまりもポイント
・植物由来のオイルが髪を保湿し、乾燥による広がりを抑える

このヘアミルクは、ブロー前に使用することで真価を発揮します。

タオルドライ後の髪に馴染ませてから、ドライヤーで髪を乾かしましょう。そうすると、熱を利用して髪のうねりを伸ばしやすくしてくれます。

アイロンを使わずに自然なストレートを作りたい方や、髪のダメージが気になる方のベース作りにぴったりです。

仕上げに少量のアホ毛抑えとして表面に馴染ませれば、清潔感あふれるハーフアップが完成します。

パーティーファッションに合うヘアスタイル04:編み込みアレンジ


写真撮影の機会が多い結婚式や、第一印象が重要なお見合い・顔合わせの席では、編み込みを取り入れたアレンジがおすすめです。

編み込みには、平面的なまとめ髪に奥行きと、華やかさを与える効果があります。

また、髪どうしがしっかりと絡み合うため、長時間過ごしても崩れにくいという実用的なメリットもあり、安心してパーティーを楽しめるようになるでしょう。

基本の編み込みアレンジの手順


編み込みは一見難しそうに見えるでしょう。ところが、基本の動作はシンプルです。

  1. 編みやすくするため、髪全体に少量のワックスを馴染ませておく。
  2. 編みたい部分の髪を取り、3つの毛束に均等に分けておく。
  3. 左右の毛束を中央の毛束に交差させて編み込んでいく。
  4. 下の髪を少量ずつすくいながら足していくと、きれいな編み込みが作れる。
  5. 毛先まで編んだらゴムで結ぶ。サイドだけ編んで後ろでまとめるハーフアップ風にするのもおすすめ。

きつく編むと幼く見え、緩すぎるとだらしない印象になるため、程よい力加減を意識しましょう。

上品に見せるポイントとアクセサリーの選び方


大人の女性が編み込みを取り入れる際、最も注意すべきは清潔感です。

以下のポイントを守るだけでも、子供っぽさを回避し大人っぽくて華やかな髪型に仕上がります。

特に重要なポイントは、崩しすぎないことです。

編み目をほぐしてルーズにする手法が人気ですが、フォーマルな場では控えめにしてください。

指先で少しだけつまんで緩める程度に留めると、ボサボサに見えず、優雅な印象になります。

アクセサリーに関しては、以下のような小さめのデザインを選びましょう。

  • 小粒パールのピン:編み目の隙間に散らすように挿すと上品な雰囲気になる。
  • 細めのリボン:編み終わりのゴムを隠すように結ぶと、清潔感のあるバックスタイルに仕上がる。

もともと、編み込み自体に装飾的な華やかさがあります。

そのため、大きなアクセサリーをつけると過剰に見えてしまうので、ヘアアクセサリーを選ぶ際には注意してください。

崩れにくくツヤを出すスタイリング剤がおすすめ


編み込みをきれいな状態に整えるためには、編み目のツヤとまとまりが重要です。

パサついた髪で編むと疲れた印象になるため、以下の基準でスタイリング剤を選びましょう

アイテムおすすめの選び方と使い方他スタイルとの違い
ワックス・編む前に全体に
 馴染ませるのが鉄則。
・ファイバー入りなどの
 伸びが良いタイプを選ぶと、
短い髪が飛び出さず
 スムーズに編める。
・他のスタイルでは、
 ワックスは仕上げに使うのが一般的。
・こちらは下準備として
 使用するのが最大の特徴。
ヘアオイル・仕上げに表面を
 なでるようにつけること。
・編み目の凹凸に光が反射し、
 きれいなツヤが出せる。
・つけすぎると形が崩れるので、
 軽い質感のヘアオイルを選ぶ。
・まとまり重視のストレートヘアは、
 まとまる重視で選ぶのが一般的。
・編み込みでは、
 立体感を際立たせるための
 ツヤ出しとして使用する。
スプレー・ガチガチに固まらないタイプを
 選ぶのが基本。
・編み込み特有のふんわりとした
 立体感を残したまま、
 髪型をキープできる。
・シニヨンでは、崩れ防止のために
 スプレーを使って固める。
・編み込みでは、
 やわらかいニュアンスを
 残すために必要となる。

特に重要なのが、最初に紹介した編む前のワックスです。

何もつけずに乾いた髪のまま編み始めると、パラパラと細かい髪が落ちて、編み目がボサボサになる原因になります。

面倒でも、最初に少量のワックスを揉み込んでおくだけで、初心者の方でも驚くほどきれいに、そして崩れにくい編み込みが作れるようになるでしょう。

編み込みアレンジにおすすめのスタイリング剤:
ミルボン プレジュームワックス 3 90g ¥1,573(税込)

▼おすすめポイント

・髪の上でなめらかに伸びるため、編み込みの際に毛束を扱いやすくなる。

・ワックス特有のベタつきや重さが少なく、時間が経ってもペタッとなりにくいため、やわらかい印象をキープできる。
・ガチガチに固まらないため、編んでいる最中に失敗しても手直しがしやすい。

このワックスは、編み込みの下準備に最適です。

編み始める前に、少量を手のひらによく伸ばして髪全体に馴染ませてください。

そうすることで、パラパラと落ちてくる短い髪をまとめやすくなり、スムーズに編み込めるようになります。

仕上がりも固すぎず、編み目に自然なツヤと立体感を与えてくれるため、写真映えする華やかな髪型が作れるようになります。

さいごに


パーティーでの髪型は、マナーを守るのはもちろんですが、当日の装いや会場の雰囲気に合わせて選びましょう。

格式高い場では上品なシニヨン、親しい集まりでは抜け感のあるローポニーなど、シーンに応じて使い分けることで、あなたの魅力はより一層引き立ちます。

美容室に任せる場合も、自分でアレンジする場合も、事前の準備が必要です。ぜひ自分に似合うスタイルを見つけて、特別な一日を心から楽しんでください。

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