素材へのこだわり

「アロマテラピー」を命名したフランス人、ルネ＝モーリス・ガットフォセが火傷にラベンダーオイルをつけるとすぐに治ったことから、ラベンダーの薬効が注目されたと言われています。
フランスでは風邪をひいた時の伝統的な家庭療法に、エッセンシャルオイルの吸入があります。ラベンダーは、このオイルに調合される成分の一つです。

セイヨウナシは、ヨーロッパで最も古い栽培の歴史を持つ果樹だと言われています。フランス人、クロード・ブランシュが発見し、フランスを代表する果物だと名付けた「ラ・フランス」を始め、いくつもの種類があります。フランス南部の伝統的なプロブァンス料理には欠かせません。
また、ナシには渇きを潤す効果があり、喉の不調に効く食材としても活躍する、知る人ぞ知る成分です。

フランス南西部ボルドー地方に自生する海岸松です。強い紫外線の下、樹皮が抗酸化物質や栄養をたっぷりと蓄えており、ビタミンＣに比べて340倍もの抗酸化作用があると言われています。フランス探検家の命を救ったことから成分に注目され始めた、という歴史があります。
ヨーロッパでは「飲む化粧品」という名称で愛され、肌を美しくする民家薬として使われるようになりました。また、薬効作用の研究も進み、医薬品としても重宝しています。