「外出先で頭皮の匂いを抑えることができる方法は?」
「自分の肌に合ったドライシャンプーの選び方は?」
「サラサラの髪質に仕上げられるドライシャンプーを選びたい」
と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、 ドライシャンプーの効果やドライシャンプーはどのような時に使うことができるのかについて紹介します。
また、現役美容師が厳選したドライシャンプーも最後にお伝えします。
美容師 / ライター
メガネ
美容師免許取得後、美容室を勤務して8年。現在は親が経営する美容室で事務をやりつつ、Webの知識も併用してWebライターとして活躍中。 美容師勤務中の手荒れの経験から、体の内側から髪をきれいにする術を研究している。ヘアケアからヘルスケアなどの、幅広い知識で記事を執筆中。 「薄毛に特化したヘッドスパ」が得意で、美容師時代もお客様から指名をよく受けていた。
ドライシャンプーとは?
本来シャンプーをする時は、泡を立てて水で洗い流さないといけません。
しかしドライシャンプーを使う時は、原液を頭皮に付けるだけで、水も必要ないのが大きな特徴です。
そのほか、通常のシャンプーとどんな違いがあるのか、気になる人も多いでしょう。
そこでドライシャンプーと、通常のシャンプーの違いをまとめてみました。
1. 使い方の違い
2. 主成分の違い
1. 使い方の違い
ドライシャンプーと通常のシャンプーでは、使い方が異なります。
通常のシャンプーは、お風呂に入って髪を濡らして使い、髪についた泡はシャワーなどで洗い流さないといけません。
手間がかかる分、きれいに汚れを洗い流すことができますが、ドライシャンプーはそこまでの手間がかからないのが大きな違いです。
ドライシャンプーは、乾いた状態で、直接髪や頭皮に原液を付け、そのまま放置して問題ありません。
どこでも使えるので、震災時やお風呂に入るのが面倒な時など、幅広い用途で使えます。
2. 主成分の違い
このような使い方ができるのは、通常のシャンプーと使っている成分が違うからです。
じつはドライシャンプーには、アルコールが多めに配合されています。
ここで使用されているアルコールは主にエタノールですが、このようなアルコールには皮脂を浮かせる効果があります。
ちなみに頭皮の汚れのほとんどは皮脂汚れのため、ドライシャンプーでもある程度きれいな状態をキープできます。
▼化粧品にアルコールを配合する目的
・清浄:ふきとり化粧水などの場合、肌に残った皮脂や汚れ、色素などを浮かして取り除くことができます。
・殺菌:防腐効果があります。
・収れん:肌をひきしめます。
・清涼:アルコールは蒸発するときに熱を奪うので、化粧水などアルコールを含んだ化粧品の使用後は、肌にスーッとした爽快感が残ります。
・可溶化:水や油には溶けにくい各種の成分や香料、色素などを溶かし、化粧品の中に均一に混ぜることができます。
また、アルコールには、殺菌効果も期待できます。
殺菌されると雑菌が繁殖しにくくなるので、頭皮の状態を整えるのに役立ちます。
さらに、ドライシャンプーは洗い流さなくていいので、手軽に使えるのも嬉しいポイントです。
ドライシャンプーのデメリットは?
ドライシャンプーは、水で洗い流す必要がない手軽さがポイントです。
しかしその代わりにデメリットも存在しているので、用途によって使い分ける必要があります。
その点をしっかり意識して、うまく利用しましょう。
1. 通常のシャンプーより皮脂汚れがきれいに落とせない
2. 肌が荒れるリスクが高まる
3. コストがかかる
1. 通常のシャンプーより皮脂汚れがきれいに落とせない
ドライシャンプーのポイントは、水で洗い流さなくても皮脂汚れが浮かせられるという、とにかく手軽なところです。
しかしその分、毛穴の奥の汚れまできれいに落とせるかといわれると、そこまでの洗浄力はありません。
通常のシャンプーなら泡立ちもよく、毛穴まで汚れが届きやすくなるように成分が配合されていますが、ドライシャンプーはアルコールが届く範囲までしか汚れを浮かせられないので、スッキリ感は少なくなってしまいます。
この違いがあるため、皮脂汚れが目立ってきた時はドライシャンプーだと物足りないと感じる人もいるはずです。
2. 肌が荒れるリスクが高まる
ドライシャンプーに含まれるアルコールは、皮脂汚れを浮かせて頭皮の状態に整えてくれます。
しかしその代償として、炎症を起こすリスクが高くなってしまいます。
そもそも敏感肌の方がアルコールが含まれた化粧品を使うと、肌荒れを起こすといった事例がたくさんあります。
頭皮に直接触れるシャンプーも同様に、肌が弱い人がドライシャンプーを使うと、炎症を起こしてしまうわけです。
しかもドライシャンプーは、洗い流さず使うため、より一層肌荒れする恐れがあります。
敏感肌で頭皮に自信がない方は、ドライシャンプーの中でもアルコールが少なくて刺激が弱いものを探してみてください。
3. コストがかかる
ドライシャンプーは、皮脂汚れをきれいに落とすのが難しいと紹介しました。
つまり、ドライシャンプーのみでは頭皮の状態をキープするのが難しいのです。
ドライシャンプーを使いたい場合、通常のシャンプーも用意することをおすすめします。
となると、通常のシャンプーを使うのなら1本で済むところを、ドライシャンプーと通常のシャンプーの2本を用意する必要があります。
シャンプー2本分のコストがかかってしまうため、あまりヘアケアにお金をかけたくない人にとってはデメリットとなるかもしれません。
ドライシャンプーのメリットは?
1. 髪を乾かさなくていい
2. 外出中にも使用できる
3. ヘアカラーの褐色などを抑えられる
通常のシャンプーと使い方が違うため、面倒だと感じる人も少なくないでしょう。
しかしうまくその特性を利用できれば、むしろメリットも多くなります。
特に時短がしやすくなるので、そのメリットのついてまとめてみました。
1. 髪を乾かさなくていい
ドライシャンプーの大きなメリットは、髪を濡らさずそのまま放置しても頭皮の状態が整えられる点です。
髪を濡らすと、必ずドライヤーで乾かす作業が必要になります。
髪が長い女性だと、この作業だけでもかなりの手間がかかってしまいます。
しかしドライシャンプーは、頭皮に原液を付けるだけでいいので、髪を乾かす手間がかかりません。
さらに、お風呂に入る必要もないので、時短をしたい人に適しています。
通常のシャンプーを持っていたとしても、お風呂に入りたくない時に使うなど、選択肢を広げる意味でもドライシャンプーを持つ意味があります。
2. 外出中にも使用できる
洗い流さなくていい特性を活かせば、外でもドライシャンプーを使えます。
外で使えることのメリットとして、ドライシャンプーには殺菌効果のあるアルコールが含まれていることが多いため、臭い対策として役立つでしょう。
汗をかいてしまった後に臭いが気になる人も少なくないかと思いますが、その前にドライシャンプーを使えば、臭いを気にせずコミュニケーションがとれます。
もちろんレジャーなどで出かけた後に汗を落とすために使っても、スッキリ感を得られてその後も気持ちよく遊べますよ。
3. ヘアカラーの褐色などを抑えられる
通常のシャンプーを使っていて、気になるのはヘアカラーの褐色です。
髪を濡らしてシャンプーを使うと、必ずキューティクルが開きます。
このキューティクルが開く行為が、髪内部から必要な成分が流れ出るリスクを高めているわけです。
そこでドライシャンプーを使えば、このリスクを抑えられます。
特にヘアカラーの褐色のリスクが高まる施術初日だけでも、ドライシャンプーを使ってみてください。
髪を染める習慣がある人は、髪色が長持ちしやすくなる効果も期待できます。
ドライシャンプーが活躍するシチュエーション
1. レジャーシーン
2. 海外旅行中
3. 皮脂が少ない人がシャンプーの回数を減らしたい時
4. 非常時
1. レジャーシーン
持ち運びがしやすいドライシャンプーは、レジャーの時に役立ちます。
やはりシャンプー時に水を必要としないので、お風呂がないキャンプ場でも活躍してくれるはずです。
また、ドライシャンプーは持ち運びしやすいものも多く、ちょっとした隙間時間に頭皮をスッキリさせられます。
レジャーシーンでは汗をかきやすい場面も多いので、ドライシャンプーを1つ持っていくだけでも、かなりリフレッシュできるはずです。
2. 海外旅行中
海外旅行をする人にとっても、ドライシャンプーはかなり心強い味方になります。
そもそも海外では軟水ではなく、硬水が使われていることが多いです。
硬水は、軟水よりもカルシウムやマグネシウムなど、ミネラル分が多いといわれています。
硬度が高い硬水は、髪と相性がよくありません。
硬度とは、水中のカルシウムイオン及びマグネシウムイオンの濃度を、これに対応する炭酸カルシウム濃度に換算したものであるとされていることから、本ワーキンググループとしては、硬度の評価を行うに当たり、カルシウム及びマグネシウムの評価を行うこととした。
※引用:清涼飲料水評価書 カルシウム・マグネシウム等(硬度)|食品安全委員会より
このミネラルが髪や皮脂などのたんぱく質と反応し、固まってしまいます。
その影響で通常のシャンプーで髪を洗ったとしても、パサつきやごわつきを感じてしまうのです。
そこで、海外旅行中には髪に硬水の影響を与えないためにも、水が不要なドライシャンプーを使いましょう。
3. 皮脂が少ない人がシャンプーの回数を減らしたい時
乾燥肌気味の人は、頭皮の状態もあまりよくないことが多いです。
特にフケが出てしまうほど乾燥している方だと、皮脂が足りない状態だけにちょっとした刺激で炎症を起こしてしまいます。
その頭皮環境で通常のシャンプーを使ってしまうと、さらに皮脂が洗い流されてしまいます。
そこで、水を使わず汚れを落とせるドライシャンプーを使うことで、必要な皮脂は残りやすく、頭皮の乾燥を予防できます。
シャンプーの回数を減らしたい人ほど、ドライシャンプーを持っておくと安心できますよ。
ただし、敏感肌の人はできるだけアルコールが少ないタイプのものを選ぶようにしましょう。
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4. 非常時
ドライシャンプーのタイプによりますが、多くのドライシャンプーは中身が傷みにくく、長持ちするため、防災グッズとして備蓄できます。
未開封の場合、通常だと2~3年ほど持つといわれており、コスパもいいです。
とりあえずストックとして置いておいても特に損はないので、いざというときの備えとしておすすめです。
ドライシャンプーの効果
1. 臭い対策
2. 殺菌効果
3. 乾燥している頭皮への保湿効果
ドライシャンプーは、通常のシャンプーと異なる成分を配合しています。
そのため得られる効果も少し違うので、このあたりを把握して利用してみましょう。
1. 臭い対策
ドライシャンプーの主な成分はアルコールです。
このアルコールで皮脂を浮かせて汚れを落とせるのですが、副次的に酸化した皮脂の臭いも除去できます。
さらに洗い流さない特性を活かして、香料によるいい香りを楽しめます。
匂い対策としてドライシャンプーを使うと、ここぞという時に役立つはずです。
2. 殺菌効果
皮脂を放置していると雑菌が繁殖して、炎症だけでなく、かゆみなどが発生して不快感が出てしまいますが、ドライシャンプーに含まれるアルコールによって、殺菌効果も期待できます。
一方、40%以下の低濃度であっても作用時間を延長できれば殺菌できることが報告されています(例えば、30%で30分くらい、20%では数時間)。
アルコールによる殺菌効果は、濃度によって効果が変わりますが、ドライシャンプーは頭皮のためにそこまで濃度が高くないアルコールを使っていることがほとんどなので安心して使えます。
また、ドライシャンプーは洗い流さないという性質があるため、塗布してから長く放置できるため、しっかり雑菌の繁殖を抑えられるでしょう。
3. 乾燥している頭皮への保湿効果
頭皮を整えるためには、皮脂をきれいに洗い流すだけでなく、保湿も必要です。
アルコールなども入っているドライシャンプーですが、頭皮を保湿するためにセラミドや植物オイルなどの保湿成分も配合されています。
そのような成分が頭皮に残ったとしても頭皮が荒れないように、低刺激の保湿成分を使っているものが多いです。
乾燥肌で頭皮からフケが出てしまう人ほど、ドライシャンプーで頭皮の状態をコントロールして、きれいな状態をキープできるようにしましょう。
美容師だけが知っているドライシャンプーの種類
ドライシャンプーは、あまり日本では馴染みのないシャンプーです。
だからこそ選び方がよくわからない人も多いはずなので、用途によって使い分けができるように、選び方をまとめてみました。
1. 使いやすさ重視ならスプレータイプ
2. 持ち運びをするならシートタイプ
3. 低刺激ならパウダータイプ
1. 使いやすさ重視ならスプレータイプ
ドライシャンプーで最もよく使われているのが、スプレータイプです。
液体が細かく霧状に噴出されるので、しっかり頭皮に成分が浸透できます。
また、しっかり頭皮に付けることもできるので、スッキリ感を出したい人にもおすすめです。
ただ、スプレータイプで使いやすいだけに付けすぎてしまう人も多くいます。
敏感肌の人は、注意して使うようにしてください。
2. 持ち運びをするならシートタイプ
汗拭きシートのような感覚で頭皮に使うのがシートタイプのドライシャンプーです。
比較的コンパクトで持ち運びに特化しています。
さらに、使い捨てできるので旅行をする人にもおすすめです。
また、シートに成分が浸透しているので、粉や液だれしないのが大きなポイントです。
それだけでなく、アルコールで除菌と皮脂汚れを拭き取ることができるので、臭いが気になる人や皮脂が多めの男性はぜひ汗をかきやすい季節に持ち歩いてみてください。
3. 低刺激ならパウダータイプ
パウダータイプは、粉によって皮脂を吸着させて汚れをきれいに落とせます。
スプレータイプやシートタイプとは違って、パウダータイプは比較的長持ちしやすいのがポイントです。
たとえ頭皮がベタついていたとしても、サラッと仕上がります。
また、頭皮がべたつきやすい人にもおすすめですが、防災グッズとして備蓄しておくのもおすすめです。
敏感肌の人でも使いやすいので、家族用としてストックしておくと安心ですよ。
ドライシャンプーに関する注意点
ドライシャンプーは使い勝手のいいヘアケア剤ですが、選び方や使い方を間違えると、逆に頭皮の状態を悪化させてしまいます。
まず、ドライシャンプーの多くは、アルコールで皮脂を浮かせてきれいにしますが、このアルコールで頭皮が荒れる可能性があるため、できるだけドライシャンプーを付けすぎないようにしましょう。
特にスプレータイプは、ノズルを押すだけでドライシャンプーが出るだけに、付けすぎのリスクがあるので要注意です。
また、敏感肌の方は、シートタイプなどで炎症が出ないか確かめてから使ってください。
アルコールが少ないものや、植物成分が多い低刺激タイプを使うのもおすすめです。
もちろんドライシャンプーだけで、頭皮の状態を整えようとするのもいけません。
ドライシャンプーでは皮脂を全て洗い流すことができないので、通常のシャンプーも併せて使うようにしましょう。
美容師が選んだ!ドライシャンプーおすすめ10選
※このランキングは美容師(毛髪診断士、ORGANIQUE MAGAZINE編集部員)個人の主観に基づいて作成されています。
※*価格は公式価格で表示
1.ネイチャーラボ ダイアン パーフェクト ドライシャンプー 95g ¥1,320(税込)
ダイアンのドライシャンプーはスプレータイプ。
エタノールでしっかり皮脂を浮かせた上で植物パウダー成分で皮脂を吸着し、髪や頭皮をさっぱりとさせてくれます。
そのほか、セージ葉エキスやユーカリ葉エキスなどが頭皮の負担を抑えてくれています。
さらに加水分解ケラチンや植物オイルで、しっかり保湿ができる点も優秀。
このバランス力が、ダイアンのドライシャンプーのポイントです。
2.スキューズミー ドライシャンプー フルーティブーケ 80g ¥1,320(税込)
スキューズミーのドライシャンプーは、女性におすすめのシャンプーです。
エタノールや植物パウダー成分、メントールが配合されており、しっかり皮脂を浮かせて、サラサラでふんわりとした髪に仕上がります。
さらにかゆみ防止成分やトリートメント成分まで入っており、汚れを落とす役割以外の部分にも配慮が感じられます。
3.オルナ オーガニック ドライシャンプー 120ml ¥1,280(税込)
オルナ オーガニックのドライシャンプーは、ジェルタイプなのが特徴です。
さらに成分を見てみると、アルコール類をできるだけ抑えており、頭皮への負担を最小限に抑えられそうです。
また、ジェルタイプなのでしっかり頭皮にドライシャンプーが吸着しやすく、しっかり皮脂を落とせるようになっています。
しっかり皮脂を落としつつ、髪や頭皮への負担を抑えたい人におすすめです。
4.ザ・プロダクト ドライシャンプー 115ml ¥1,650(税込)
ザ・プロダクトのドライシャンプーは、水ではなくダマスクローズ蒸留水を使っていることにこだわりが感じられます。
ダマスクローズ蒸留水とは、簡単に言うとバラから出る水気を使っている成分です。
香料ではなく、自然な花の香りがするのでリラックスできます。
成分数も少なくシンプルに作られているので、敏感肌でも安心して使えるドライシャンプーです。
ちなみにミストタイプなので、比較的簡単に頭皮にドライシャンプーを塗布できます。
5.コーセー スティーブンノル ドライシャンプーN 80g ¥1,320(税込)
スティーブンノルのドライシャンプーは、アルコールだけでなく、植物由来のパウダー成分で頭皮をサラサラに仕上げられます。
また、その他にも植物由来のスカルプ成分が配合されているので、ベタつきのせいで炎症を起こしている人こそ使ってみてください。
シリコンではなく、天然成分で頭皮を整えられるようにしている点もポイントです。
6.BCL サボリーノ 髪を洗いまスプレー ボタニカルタイプ 100g ¥1,320(税込)
サボリーノはスキンケアの時短をしたい人におすすめのブランドですが、ドライシャンプーも登場しています。
植物オイルが入っていますが、天然エキス系が比較的多めで、サラサラ仕上げたい人におすすめです。
ボトルもシンプルで、男性でも女性でも使いやすくなっています。
スプレーでシュッと吹くだけで、ベタついた皮脂が抑えられます。
7.フジコ FPPパウダー 8.5g ¥1,980(税込)
皮脂が多めでアルコールが苦手な人は、パウダータイプの「フジコ FPPパウダー」がおすすめです。
パッケージがおしゃれなだけでなく、付けるだけでいい匂いがするのも嬉しいポイント。
頭皮に使う場合は、パフパフと頭皮を叩きながら付けていきましょう。
それだけで皮脂が吸着されて、サラサラの質感になります。
さらに、ただサラサラになるだけでなく、ジメチコンという成分のおかげで、しっとりとした髪に仕上がります。
8.オーガニックジャパン オーガニックドライシャンプー AN 200ml ¥3,410(税込)
こちらの商品は、ジェルタイプでありながら全身に使える珍しいシャンプーです。
エタノールがしっかり皮脂汚れを落としてくれます。
また、皮脂を落とすだけでなく、天然の植物エキスで保湿などもしてくれる、頼れるシャンプーです。
多めの皮脂をスッキリしたいけど、パサつきを抑えたい人におすすめです。
9.フレッシュケア ドライシャンプーシート 10枚入り ¥524(税込)
ドライシャンプーを持ち運びたい人は、シートタイプのドライシャンプーシートを使いましょう。
このドライシャンプーは、エタノールだけでなく植物エキスが比較的多く含まれているなど、シートタイプの中でも成分にこだわって作られています。
また、シートで拭き取るだけなので、誰でも簡単にシャンプーができるのも魅力です。
10.資生堂 TSUBAKI お部屋でシャンプー ドライシャンプー 180ml ¥1,380(税込)
「TSUBAKI お部屋でシャンプー ドライシャンプー」はジュレ状になっており、しっかり頭皮に成分が吸着してくれます。
エタノールが多く含まれているので、皮脂汚れを浮かせて頭皮を整えてくれますよ。
また、余分な水分はすぐ蒸発するので、液だれの心配もありません。
お風呂に入らない時こそ、部屋でこのドライシャンプーを使ってみてください。
最後に
今回の記事では、ドライシャンプーについて特徴からメリット・デメリットなどをお伝えしました。
シャンプーの原液を頭皮に付けるだけで水なしで使用できるという手軽さから、髪を乾かさなくてもOKだったりと便利なのが魅力のシャンプーですが、一方で汚れを落とす力は通常のシャンプーには劣るため、通常のシャンプーとの併せ使いをすることが重要です。
また、つけすぎにも注意して、手軽で便利なドライシャンプーを正しく使いましょう。
参考文献
・出典リンク:シャンプーの洗浄成分/界面活性剤の代表例
・出典リンク:アルコールって肌にどんな影響があるの?
・出典リンク:髪が染まる仕組み (ヘアカラーで髪の毛が染まる仕組み )