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白髪は黒髪に戻る!?白髪対策におすすめのシャンプーランキング20選

白髪は黒髪に戻る!?白髪対策におすすめのシャンプーランキング20選



毛髪診断士として活動していると、40代の方から最も相談が多いのが「白髪」に関する悩みです。

「白髪が増えたので、なんとかしたいです。」

「白髪を目立たなくする方法教えてください」


と白髪に関する相談は次々とやってきます。

白髪に対して、明確にこれをしたら絶対に治るということは現代の科学ではありえないのが現状です。


そのため白髪対策に関しては、最善の方法を探りながらこれ以上白髪を増やさないように対策していくのがベストです。


では、白髪とどう付き合って、白髪をできるだけ予防するにはどうしたらよいか科学的な観点を交えつつ、説明していきます。

もくじ


この記事に登場する専門家

PROFILE

Kei
シャンプートリートメント研究家。
現役毛髪診断士。大学院修士、大手メーカー製品開発を経て現在はフリーで活躍中。店頭販売員の経験もあり。40代や50代特有の悩みにあわせたシャンプーの選び方などについて発信しています。白髪の対策にも詳しい。

Shampoo_Kei (@ShampooR2) | Twitter

 



白髪の原因は?

白髪はメラニンを供給する機能が衰えることによっておきる老化現象です。

毛母メラノサイト消失の成因は活性酸素などのDNA損傷で加齢とともに遺伝子変異が蓄積するための増殖障害が推定され,チロジナーゼ活性の低下,毛皮質細胞との相互作用の障害や幹細胞からの分化の障害なども考えられるとともに幹細胞が消滅していくと説明されている

出典:伊藤雅章 老化と毛髪変化



簡単に説明すると、頭皮から髪に、髪を黒くする成分である、メラニン色素の供給が行われるのですが、その機能が衰えてしまうと、髪が白髪になってしまいます。


こうした、メラニン色素の受けわたしがなくなってしまうメカニズムはわかっていませんが、元々は髪には色がついていないため、頭皮が髪に黒色をつける成分を渡しているのです。


よって、頭皮の健康状態や環境を少しでもよくすることは重要な点であると考えられています。


色素細胞の衰えを防ぐための研究が様々なところでなされているところです。


白髪は黒髪に戻るシャンプーはあるの?

白髪が治るシャンプーはあるのか?

・白髪が完全に治ることはない
・ただし、日々のヘアケアによっては白髪の予防・対策をすることはできる


白髪が”完全に”治ることはありません。まず白髪のメカニズムが完全に解明されていないことからも科学的に白髪が治るということは言うことができません。

ただし、白髪は完全に治らなくとも対策方法はあります。

特にすべての髪が白髪になっていないうちは対策方法があります。髪のすべてが白髪になってしまった場合は、髪を染める以外の方法はありえません。

一方、白髪が生えてきた、全体の3割くらいが白髪という段階であれば、白髪を染めること以外にも対処方法があります。

毛根はそれぞれ独立しており、黒い髪を供給できている毛根が存在している限り、頭皮の健康を再び取り戻す可能性はあります。

日々のケアによって白髪が治るとまではいかなくとも白髪とうまく付き合う方法はあるのです。


白髪対策におすすめのシャンプーの選び方 3つのポイント

白髪対策・予防のシャンプーの選び方には3つのポイントがあります。


1.白髪対策成分が使用されたシャンプーを選ぶ

白髪対策・予防ができるといわれている中でも多く使用されている成分は下記の2つです。

・ヘマチン

ヘマチンには、髪を黒くする色素細胞の老化を防ぐ効果があります。

また、キューティクルに似た役割を果たすので、髪につやを出したい方におすすめの成分です。

出典:杉山保行,太田雅壽 「シャンプー・トリートメントによる毛髪の修復機構

・メリタン

色素細胞を刺激し、メラニン色素を作ることを促す作用があります。

そのため、今後生えてくる白髪を抑えたい方におすすめの成分です。


2.頭皮や髪に優しい洗浄成分が使用されたシャンプーを選ぶ

毛髪診断士として活動をする中で、頭皮にダメージをおっている人を見かけます。


頭皮が赤くなっていることが代表例です。


洗浄力が強いシャンプーは、頭皮にダメージを与えることがあるので、適度な洗浄力のものを選ぶ必要があります。


洗浄力の弱いシャンプーでも、泡をしっかりとたてて洗うことで、きちんと汚れは落ちます

そのためココイルグルタミン酸Naや、ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルグルタミン酸Naなどを使用した、アミノ酸系洗浄成分のシャンプーがおすすめです。


3.頭皮ケア成分が使用されているシャンプーを選ぶ

白髪ケアには頭皮を健康に保つことが欠かせません。

頭皮ケア成分として代表的なグリチルリチン酸ジカリウムは、優れた抗炎症作用があると共に、抗アレルギー作用や刺激を緩和する作用があると言われています。

また血行を促進することは、頭皮に栄養を行き渡らせたり、新陳代謝の活性化につながります。

そのため、オタネニンジン根エキスやセンブリエキスなどの、血行促進作用のある植物エキスが使用されたシャンプーを選ぶことがおすすめです。




白髪対策におすすめのシャンプーランキング20選

※以下商品は毛髪診断士個人の主観に基づいて選定されています。


1.THE SILK スカルプシャンプー リペア 250ml ¥990(税込)

THE SILK スカルプシャンプー リペアは、アミノ酸系洗浄成分が洗浄成分のベースとなっているシャンプーです。

そのため余計なものを落とさずに、不必要な汚れや皮脂だけを取り除いてくれます。

白髪ケア成分としておすすめのメリタンとヘマティンに加えて、再生医療分野で話題のヒト幹細胞が使用されていることが特徴的です。

メリタンは髪を黒くするメラニン色素を活性化させる効果、ヘマティンは髪を黒くする色素細胞の老化を防ぐ効果がそれぞれ期待できます。

他にもヒアルロン酸、プラセンタ、セラミドなどの保湿成分が髪内部に浸透するため、痛みが気になる方はもちろん、ハリ・コシが気になる方にもおすすめです。

加えて抗炎症効果や血行促進効果が期待できるグリチルリチン酸ジカリウム(カンゾウ根エキス)が使用されているため、頭皮環境を整えてくれます。

白髪ケアはもちろん、ハリ・コシ、髪の痛みが気になる方にもおすすめのマルチな1本と言えるシャンプーです。

今なら公式サイトから、トリートメントとセットで75%OFFの1,980円で購入できます。ぜひお試しください。


2.KAMIKA(カミカ)クリームシャンプー 400g ¥1,980(税込)

KAMIKAはクリームシャンプーは白髪対策・予防としておすすめのクリームシャンプーです。

自然由来の成分がたっぷり配合されているため、頭皮に必要な栄養を惜しみなくチャージしてくれます。

白髪対策としておすすめの成分、メリタン、ヘマチンに加えて、アルガンオイルやオリーブオイル・ヒマワリ種子油などが、ツヤが失われがちな白髪に優しく浸透し、洗うたびに潤いを補給することができます。

クリームタイプのシャンプーのため、髪の毛をぴったり覆うことができ、隅々まで潤いを補給してくれます。

KAMIKAのシャンプーは、1本5役(シャンプー・コンディショナー・トリートメント・白髪染め後のパサつきケア・頭皮クレンジング)のオールインワンシャンプーです。

時短ケアが叶うため、ヘアケアに時間を掛けられない方にもおすすめの1本です。

今なら公式ページから&500円OFFクーポンの利用で、約74%OFFの1,980円で購入できます。シャンプーブラシも付き大変お得なので、クリームタイプのシャンプーが気になる方はぜひお試しください。


3.MORE BLOOM(モアブルーム) 美容液クリームシャンプー 300g ¥6,400(税込)

MORE BLOOM(モアブルーム) 美容液クリームシャンプーは、1本で頭皮・毛髪のケアまでできる、エイジングケアクリームシャンプーです。

白髪にアプローチする成分として、メリタン、マヨナラ葉エキス、加水分解ダイズエキス、アシタバエキスを使用しています。

またメリタンは、髪を黒くするメラニン色素を活性化させる効果も期待できます。

マリンシルトと呼ばれる、自然の中で長い年月をかけて作られた天然の泥である沖縄のクレイを配合。クレイが頭皮の汚れを吸着、たっぷり含んだ海のミネラルを頭皮と髪に与え、頭皮環境を整えダメージをケアします。

スキンケア美容液や美容点滴にも使用される、注目の次世代成分NMNと、美容業界が注目する浸透型ビタミンC誘導体APPSを配合しており、頭皮のエイジングケアと集中美髪ケアでつややかな髪へ導きます。


4.ナプラ ケアテクトHBカラーシャンプー 300ml ¥2,200(税込)


白髪予防の観点より、ヘアカラーの色落ちに効果的といわれています。

しかし、実際に使ってみると、頭皮ケアに効果的なことがわかります。


低刺激の弱酸性型のアミノ酸シャンプーです。

成分が様々はいっておりますが、白髪予防の観点からみても頭皮によいものが多く入っています。

頭皮への刺激が弱く、頭皮が弱い人でも使いやすいのが特徴です。


泡立ちもよくできています。


5.ハホニコ マイブ クリットシャンプー 300ml ¥3,000(税込)


抗酸化、抗炎症の効果があるので、頭皮を常に安定した状態にし、ストレスを解放していきます。
ハホニコは、丁寧な洗いあがりが特徴で、頭の解放感と同時に、すっきりした洗い心地が特徴です。


継続的に使っていくことでより効果が見込めます。

ツヤもしっかりとでてくるのでおすすめです。


6.AURA ADLLURA【アウラアデューラ】カスタムケア 01シャンプー 230ml ¥3,000(税込)


商品説明のところを見ると、「ソープナッツツリーより抽出された天然界面活性剤を採用した事で、髪と頭皮を優しく洗い上げます」と書かれています。


天然界面活性剤自体にあまり意味があるわけではないですが、このシャンプーの界面活性剤は、よくできています。


頭皮は皮膚と同じなので、幾層にもわたり、色々な細胞が積み重なっています。

上質な界面活性剤を使うことは、頭の皮膚の状態改善によりよい効果を発揮します。


7.髪畑 ノンシリコンスキャルプシャンプー 300ml ¥3,850


頭皮へのストレスを極限まで軽減させることに重きを置いているシャンプーです。

髪への効果はあまり高くありませんが、頭皮のストレスを減らし、白髪が増える要因を減らしていきます。


化学成分が本来入ることも頭皮にはよくないですが、そういった化学成分を排除して、ストレスを与えないようにして、頭皮環境を整えます。


頭皮が髪に色を与えるためのメラニン色素がしっかり働くような頭皮環境を整えていきます。

ノンシリコンであり、髪が育つように設計されています

このシャンプーを使う場合は、トリートメントを使うことをおすすめします。ヘアオイルを使うとよいでしょう。


8.スパークリング スカルプ DR プロ 200g ¥3,300(税込)


スパークリング スカルプ DR プロは、泡系のシャンプーです。

スパークリングシャンプーは、頭皮の血行をよくし、血流によって頭皮環境をよくすることで髪を整えます。


スパークリング系は髪のケアが弱くなりがちですが、このシャンプーは髪の調子も整えてくれるので使いやすいです。


ちなみに泡の濃度などを競っていますが、炭酸系のシャンプーは泡の濃度を比較してもあまり意味がありません。


本当に効果があるか確認するためには、泡の濃度ではなく、髪と頭皮への効果を確認しましょう。


9.Aujua エイジングスパ シャンプー 250mL ¥3,080(税込)


美容室に卸しているシャンプーとしての流通が多い会社であるミルボンが作っているシャンプーです。


美容室仕様のため、仕上がりを重要視したシャンプーです。

その一方で、地肌を洗うエイジングシャンプーは、髪のみならず頭皮ケアを丁寧に行えます


特に地肌をもみこみながら洗うことによって効果が最大化します。

こちらは美容室専売品メインであるため、通っている美容室にあるか確認してみてください。


美容室で買う際はご自分にあった洗い方を美容師からアドバイスを受けるとよいです。


10.リジューシンシア 480ml ¥4,200(税込)


リジューシンシアは美容師が作ったプロ仕様のシャンプーです。

現役美容師がシャンプーを作り出すことは多くはありません。

また美容師が作ったシャンプーといっても、現場に立っている方ではない経営者が作ることが多いのですが、リジューシンシアは毎日現場に立っている美容師が作られています。


こちらもまたヘマチン系のシャンプーで、洗いあがりがすっきりなのですが、髪の保湿力が高くなっています。


髪の補修成分が多く含まれていて、パサつきが気になる方にもぜひ使っていただきたいシャンプーの1つです。

トリートメントなどを使わずにシャンプーだけでケアできる類のシャンプーとしてはトップクラスです。


私自身も度々愛用しています。


11.セノ ヘマチンシャンプー 350ml ¥3,135(税込)



セノは、よく高級シャンプーに使われているヘマチンが配合されています。

セノのホームページを見ると、「毛髪補修成分ヘマチンを業界最高レベルの高濃度に配合。」と書かれています。


ちなみにヘマチンは髪や頭皮にいい成分といわれていますが、白髪が治ると書かれているものもありますが、直接的な効果は認められていません。


そのため、ヘマチンを使って白髪がなおるということではないことは理解してください。

一方でヘマチンが配合されていることで、髪や頭皮のハリやコシには効果的で、ヘマチン系のシャンプーは使って効果を実感されることも多いです。


ヘマチン系のシャンプーは黒いので見た目が必ずしもいいわけではないですが、プロである美容師などに支持されています。


12.QUO クゥオ ヘアバス es 400ml ¥4,620(税込)



QUOは髪や頭皮のダメージを保護するために作られた高品質のシャンプーです。

髪本来の働きを戻すために使われているシャンプーです。

品質が高いため、多くの美容プロフェッショナルに支持されているシャンプーです。


QUOの効果として、「白髪予防」と書かれており、白髪予防に効果があるといえるでしょう。

他にもシリコンフリーや毛先までまとまるしなやかさなどが書かれています。


実際に購入している方にも効果を実感している方が多く、その多くが美容師経由などの口コミで購入されています。


実際に一度手にとってみてはいかがでしょうか。


13.ナプラ インプライム ボリュームアップシャンプー 280ml ¥2,200(税込)


シルク由来の洗浄成分であるラウロイルシルクアミノ酸Kをベースとしたシャンプーです。

きめ細やかでクリーミーな泡立ちなので、使用感はとてもいいです。

保湿・補修効果があるラウロイルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチンが含まれているので、しっとりとまとまりのある髪になります。

また、植物エキスも豊富に配合されているので、健康的な頭皮に導くことができます。


14.富士フイルム アスタリフト スカルプフォーカスシャンプー 360ml ¥2,200(税込)


化粧品で有名なアスタリフトのシャンプー。

富士フイルムの独自成分であるヒト型ナノヘアセラミドが配合されており、髪一本一本にハリとコシを与えることができます。

アミノ酸系の洗浄成分が配合されており、優しく頭皮と髪を洗いあげることができます。

洗浄力がマイルドであることから、乾かした後になめらかな仕上がりになります。

それに加え、アスタキサンチンなどのスキンケア成分が配合されているため、乾燥ダメージから髪を守ることができることがポイントです。


15.La sana プレミオール シャンプー 130ml ¥1,430(税込)


肌に優しい弱酸性シャンプーです。

フランス・ブルターニュ産の海藻エキスや海泥(どろ)が配合されており、潤いを保ちながら、汚れをしっかり取り除くことができることがポイントです。

また、髪のキューティクルを保護する効果があるスクレロカリアビレア種子油が配合されており、指通りの良い髪質になります。

そして、7種類のハーブエキスの作用により、頭皮を健康的な状態に導き、気になるニオイも抑えることができます。


16.ドクターシーラボ エスモEX 薬用シャンプー 500g ¥3,080(税込)


根元からふんわり立ち上がるように髪をサポートする効果のある薬用エイジングケアシャンプーです。

アミノ酸系の洗浄成分で、髪や頭皮への負担を抑えながら、洗いあげることができます。

きめ細やかで柔らかい泡立ちなので、使用感はとてもいいです。

グリチルリチン酸2Kやイソプロピルメチルフェノールといった薬用成分を配合されているため、頭皮を清潔に保つことができます。

そのため、フケや頭皮のかゆみで悩んでいる方にもオススメです。


17.ディーエイチシー Q10美容液シャンプーEX 500ml ¥1,870(税込)


DHCのエイジングケアシャンプーです。

ヒアルロン酸やオリーブ果実油など保湿効果のある成分が含まれているため、潤いのある健康的な髪になれます。

コエンザイムQ10を含む6つの美容液成分も入っており、毛先までなめらかでまとまりのある髪に導くことができます。

また、ローズミストの香りで癒されることができます。


18.ミルボン プラーミアヘアセラムシャンプーM 200ml ¥2,200(税込)


保湿・補修成分や植物エキスが豊富に配合されているエイジングシャンプーです。

洗浄力はやや高めなので、頭皮や髪のベタつきが気になる脂性肌の方にオススメです。

水分蒸発を抑え、潤いを保つ効果のある月見草オイルが配合されているため、まとまりづらくなった毛先もしっとりと仕上げることができます。

また、ケラチン由来のタンパク質が含まれているので、髪のダメージを補修し、髪が水分を蓄えられる状態に整える効果も期待できます。


19.コーセー スティーブン ノル ボリュームコントロール シャンプー 500ml ¥1,760(税込)


ボリュームの出にくい髪をふんわり軽やかな髪へ導く、ボリュームアップシャンプーです。

アミノ酸の洗浄成分が配合されているシャンプーです。

濃密泡で洗い上げることができ、使用感がとてもいいです。

細くやわらかい毛髪表面をコートする効果があるため、毛先までなめらかな髪質に仕上がります。

また、CMC構成成分アミノ酸を含むトリュフエキスが含まれており、髪をしっかり保湿することができることもポイントです。


20.ポーラ フォルム シャンプー 250ml ¥1,320(税込) 


もっちりとした泡立ちで洗い上げることができるエイジングケアシャンプーです。

硫酸系とベタイン系の洗浄成分が配合されており、さっぱりとした洗い心地が特徴的なシャンプーです。

また、メントールも配合されているので、爽快感を楽しむことができます。

保湿効果のあるシャクヤク花エキスやブドウ種子エキスEXが配合されているため、頭皮を健康的な状態に導くことができます。


プロだから知っている白髪対策シャンプーの効果的な使い方


意外と見落とされているのが、頭の洗い方です。


当たり前と思わず今一度見直していただくことが大切です。

最初に重要なのはシャンプー前のお湯洗いです。

38度くらいのお湯で1分ほどしっかりと流しましょう。お湯だけでも大体の汚れはしっかり落ちます。

また、熱すぎるお湯は頭皮や髪にダメージを与えますので注意しましょう


その後、500円大サイズより気持ち大きい程度の量のシャンプーを手に取りだします。

シャンプーの量が少なすぎると、泡立ちが少なくなり、摩擦や絡まりなどのダメージを髪に与えてしまいます


ポンプ型であれば3プッシュほど、容器を押して出すタイプでも3プッシュほど押して、手にとってください。


その後、シャンプーを手で泡立ててから頭皮や髪につけて洗います。


シャンプーは頭皮を洗うためのものなので髪へのダメージは最小限にしましょう。


白髪染めは良いのか?

白髪染めは良いのか?

・白髪染めは髪や頭皮に大きなダメージを与える
・頭皮環境を整えるなどの白髪染めをせずに白髪に対処するのが理想である


白髪は白髪染めによって染めることで解決します。

当たり前のことですよね。白髪を染めたら、黒くなりますので、老けては見えなくなるはずです。

しかし、白髪を染めることは髪や頭皮に大きなダメージを与えることになります

美容室は、白髪染めを含めカラーやパーマをすることは利益を得られるチャンスですので、美容師はカラーやパーマをやめろとはいいません。


ただし、認識しておいてほしいのは、カラーやパーマはダメージを与えてしまうので注意しなければならないということです。


具体的には、カラーでは還元剤とよばれる髪をアルカリ性にする薬剤をつかうため、通常弱酸性(かなり中性より)の髪を無理やりアルカリ性にすると髪が痛みます。

通常のシャンプーは弱酸性になっており、頭皮の弱酸性状態を保つような設計になっています。昔は石鹸で頭を洗っていましたが石鹸はアルカリ性だったので髪にも頭皮にもよくありませんでした。


髪を保護しているキューティクル(毛小皮)もはがれることがあります。


また、頭皮にも当然ですが、カラー剤によってダメージは蓄積されていきます。

理想をいうと、髪は染めないほうがいいです。

髪を染めることを避けられない人もいますので、美を楽しむためには多少のダメージを受け入れて生活しないといけません。

しかし、染めずにある程度の対処ができたらいいですよね。



白髪染めによるダメージを減らし白髪を対策する方法


白髪染めによるダメージを減らす方法は、

・白髪を増やさない
・白髪染めの回数を減らす


の2つです。


白髪染めの回数を減らすためには、白髪染めを長持ちさせることが有効です。

白髪染めを長持ちさせる方法やシャンプーの選び方については別の記事でとりあげましたのでそちらをご覧ください。


今回は予防の観点で説明いたします。

白髪対策をするために必要なケアとは頭皮環境を整えることです

白髪対策効果のあるシャンプーやトリートメントを使い、頭皮環境を整えることが大事です。


白髪のメカニズムはわかっていないといえど、少なくとも頭皮をケアしておくことが大事だということは一般的に言われています。

頭皮環境がいい状態と悪い状態を比較すると、見た目上すこやかな髪が育つのは頭皮環境がいい方です。


白髪予防と結び付けて、少しでも白髪がふえないような健康な頭皮環境にする方法についてみていきましょう。


白髪対策のための生活改善

白髪の悩みから少しでも解放される方法

・生活習慣の改善
・頭皮環境のケア

白髪対策にはシャンプーなどの頭皮ケアだけではなく、生活習慣の改善も重要です。


まず栄養のあるものを摂取し、規則正しい生活を送る必要があります。

ちなみに科学的に、ワカメを食べても髪が生えたり黒くなったりすることはないので、ワカメで白髪が治るは迷信です。

一方で、髪の主成分であるタンパク質を形成するために、タンパク質をしっかり摂取する食事は白髪をこれ以上増やさないように髪の健康を保つために多いに役立ちます


規則正しい食生活をすることは言うまでもなく大事です。そして、睡眠をしっかりととりましょう。

サプリメントなどで栄養補給するのも1つの手です。



最後に

白髪予防のためには、同じものを長期的に使わないと効果がありません。

白髪予防シャンプーといっても明確に効果が出る方法がないのが現状ですので少しでも効果がでるシャンプーを選び、使い続けるとよいでしょう。

こちらの記事では、白髪予防シャンプーについてご紹介しています。

これ以上白髪を増やさないために、あわせてこちらも参考にしてみてください。



参考文献一覧

・岐阜大学 「白髪や白斑のメカニズムを解き明かす。」大学案内【特集】」

・東京医科歯科大学 西村栄美 「白髪や脱毛の原因となる幹細胞を探る」

・東北大学福田研究室 メラニン色素を可視化する新規ツール(M-INK)を開発~ メラノサイトからケラチノサイトへのメラニン色素受け渡しの仕組み解明に期待 ~[リリース文]

・伊藤雅章 老化と毛髪変化

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