男性でもメイクすることが当たり前になっている世の中。
メンズ向けのヘアケア商品も多く売られるようになりました。
そこで今回はメンズ向けの洗い流さないトリートメントを美意識を高めたいメンズ必見の情報と共にお届けします。
洗い流さないトリートメントって何?トリートメントと何が違うの?
洗い流さないトリートメントとは、お風呂上がりのヘアケアや朝のスタイリング剤として使用できる、洗い流す必要のないトリートメントのことです。
保湿成分・保護成分・補修成分が含まれることによって、乾燥や紫外線、摩擦やドライヤーの熱ダメージをケアできます。
傷んで枝毛になった毛先や、ごわついて絡まりやすくなった髪の毛をなめらかにして、扱いやすい髪の毛にすることが可能です。
普通のトリートメントは、お風呂でのシャンプー後に使用して洗い流す必要がありますが、洗い流さないトリートメントは、使いたいときに手軽に使えるのが特徴です。
メンズこそ使ってほしい!洗い流さないトリートメントのメリットデメリット
「洗い流さないトリートメントって、ロングヘアの女性が使うものじゃないの?」と疑問に思う方がいるかもしれません。
洗い流さないトリートメントを使用することで、ダメージケアして清潔感のある髪の毛になるので、男性にこそ使っていただきたいアイテムです。
ここでは、男性が洗い流さないトリートメントを使用するメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
洗い流さないトリートメントを使用することによって、傷んだ髪の毛をケアできるのはもちろんのこと、朝のスタイリングに使用すれば外部の刺激からも保護できます。
- 広がりを抑える
- パサつきを防ぐ
- 絡まりを防ぐ
- ダメージケアできる
- スタイリングにも使える
- ツヤが出る
- 保湿できる
しっかりとダメージケアできると、艶やかで健康的な髪の毛になり、清潔感が出ます。
また、くせ毛や乾燥による広がりやパサつきを抑えることができるので、ヘアスタイルも決まりやすくなります。
デメリット
洗い流さないトリートメントを付けすぎると、髪の毛がべたつき、ぺたっとしたヘアスタイルになることもあります。
- 使用量を間違えるとべたつく
- 付けすぎるとぺたっとした髪型になる
- 肌に付くことがある
- 枕に付くのが気になることがある
髪の毛がべたつくと清潔感がなくなって見えるので、使用量を守って付けすぎないことが大切です。
また、顔まわりや襟足に付けると肌に付く場合もあるので、気になる方は少なめに付ける工夫も必要です。
洗い流さないトリートメントの選び方!メンズ向け
人それぞれ髪の毛の状態は異なり、髪の毛が太い人や細い人、カラーやパーマを繰り返している人がいます。
そのため洗い流さないトリートメントは、髪質に合うタイプや、お悩みに合った成分が含まれるものを選ぶのがおすすめです。
ここでは、男性向けに洗い流さないトリートメントの選び方を詳しくご紹介します。
髪質に合うタイプを選ぶ
洗い流さないトリートメントは、オイル・ミルク・ミストがあるので、自分の髪質に合うものを選ぶのがおすすめです。
オイルタイプ
オイルタイプは油分が多く含まれるので、しっかりと保湿して、髪の毛の表面をコーティングする効果があります。
乾燥によって広がりやすい方にもおすすめですが、髪の毛が猫っ毛のように細く柔らかい人は、重くなりやすいので避けた方が良いでしょう。
ミルクタイプ
ミルクタイプは、乳液のようなテクスチャーで、油分と水分をバランスよく含んでいるため、髪の毛に馴染みやすいのが特徴です。
どのような髪質にも合いやすいですが、特に普通毛の方におすすめです。
ミストタイプ
水分の多いトリートメントを直接スプレーで付けるのがミストタイプです。
髪の毛がべたつきにくく、さらっとした質感になります。
また手もべたつくことなく、使用できるのもメリットです。
お悩みに合った成分を選ぶ
ダメージの多くは、カラーやパーマなどの薬剤によるものや、ドライヤーやヘアアイロンの熱によるものです。
このようなダメージを受けることによって、髪内部の栄養が抜け出し、乾燥や広がりが起こることもあります。
そのため、自分のお悩みに合った成分が含まれる、洗い流さないトリートメントを選ぶのがおすすめです。
カラー・パーマのダメージには「ヘマチン」
カラーやパーマなどの薬剤によるダメージには、ヘマチンが配合されているものがおすすめです。
カラーやパーマ後は、髪の毛にアルカリ性薬剤が残留しやすいですが、ヘマチンにはアルカリを除去する効果が期待できます。
またダメージを受けた髪表面に対し、ヘマチンはキューティクルに似た物質で覆うことによって、なめらかな指どおりにします。
さらに、パーマがかかりやすくなる効果もあります。
キューティクルの修復状況を光学顕微鏡で観察した結果、シャンプー剤およびヘマチン含有トリートメント剤を用いた場合のみ露出していたコルテックスがキューティクルに類似したうろこ状の物質に覆われていることがわかった。
これにより毛が柔らかくサラサラになり、パーマがかかりやすく、日持ちが良く、手触りが良くなったりなどの減少が見いだされている。
※引用:ja (jst.go.jp)
ドライヤー・ヘアアイロンの熱ダメージには「γ-ドコサラクトン(ラクトンカン)」
ドライヤーやヘアアイロンによるダメージを受けた髪の毛には、γ-ドコサラクトン(ラクトンカン)がおすすめです。
ドライヤーなどの熱を利用することで、髪の毛にハリ・コシが加わり、艶やかな髪の毛になります。
洗い流さないトリートメントのパッケージには、「ヒートケア処方」「ヒートプロテクト成分」などと記載されていることもあります。
γ‐ドコサラクトンは、エルカ酸から誘導された環状エステルであり、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱により毛髪と結合することにより表面が再疎水化され、毛髪表面になめらかさ、滑り性、ツヤ・光沢を付与するとともに優れたハリコシ改善効果が確認されている。
※引用:γ-ドコサラクトンの基本情報・配合目的・安全性 | 化粧品成分オンライン (cosmetic-ingredients.org)
パサつきや広がりには「植物オイル」
乾燥によるパサつきや、くせ毛による広がりには植物オイルがおすすめです。
植物から採取されたオイルには、髪の毛をしっかり保湿し、まとまり良くすることができます。
- ホホバオイル
- アルガンオイル
- シアバター
- ツバキ油
- オリーブオイル
洗い流さないトリートメントの正しい使い方!
洗い流さないトリートメントの使い方がよくわからない方もいると思います。
せっかく洗い流さないトリートメントを使っても、正しく使えていないと、効果が半減してしまいます。
ここでは、洗い流さないトリートメントの正しい使い方を入浴後のヘアケアとして使う場合と、朝のスタイリングとして使う場合に分けてご紹介します。
使用量は、ショートヘアの人で0.5~1プッシュ。ミディアムからロングの人で1~1.5プッシュを目安にしましょう。
髪の毛が太く多い人は多め、細く少ない人は少なめに使用するのもポイントです。
入浴後にヘアケアとして使う
- 入浴後、髪の毛をしっかりとタオルドライする。
- 洗い流さないトリートメントを適量出し、髪の毛の中間から毛先に馴染ませる。
- 目の粗いくしで毛先から梳かす。
- ドライヤーで乾かす。
※ドライヤーで乾かすときの熱や摩擦から髪の毛を守りたいので、乾かす前に使用するのが大切です。
朝のスタイリングとして使う
- 寝癖を直す。
- 洗い流さないトリートメントを適量出し、乾いた髪の毛の中間から毛先に馴染ませる。
- その上から、ワックスなどのスタイリング剤を付けてもOK。
※オイルタイプやミルクタイプの洗い流さないトリートメントであれば、ワックスなどに混ぜてスタイリングすることも可能です。
メンズ向け洗い流さないトリートメントおすすめ10選
男性の髪の毛にも使用しやすい洗い流さないトリートメントを選びました。
配合成分や使い心地、仕上がりについても解説していますので、ぜひ選ぶときの参考にしてくださいね。
フィヨーレ Fプロテクトフォルムキーパー 200ml ¥1,320(税込み)
魅力的な成分が多く含まれる、フィヨーレのミルクタイプの洗い流さないトリートメント。
熱に反応してダメージを補修するγ‐ドコサラクトンが配合されているので、毎日ヘアアイロンを使用する方におすすめしたいです。
髪の毛にハリ・コシを与えながら、逆立ってしまったキューティクルをなめらかにする効果があり、絡まりや引っかかりを抑えられます。
また、カキタンニンやサトウキビエキスが配合されているので、タバコなどの嫌なニオイが髪の毛に付着するのを防ぎます。
DRH+ トリートメントリペアヘアオイル 100ml ¥1,650(税込み)
ヘマチンが多く配合されているDRH+のオイルタイプの洗い流さないトリートメント。
補修成分であるヘマチンと、髪の毛の主成分であるケラチンが結びつき、なめらかで扱いやすい髪の毛に導きます。
またオリーブ果実油、ホホバ種子油など7種類の植物オイルが含まれていますが、髪の毛がぺたっと重くならないので、トップが潰れやすい人にもおすすめです。
ポンプ式なので、忙しい朝も手軽にケアできます。
ザ・プロダクト ミルクミスト 100ml ¥2,200(税込み)
オーガニックブランドのザ・プロダクトから発売されているミルクタイプのミスト。
スプレー式ではめずらしい、乳液状のトリートメントが含まれています。
水分と油分がバランスよく配合されているので、しっとりしすぎずにサラサラとした髪の毛になり、顔や体にも使用できます。
髪が細く柔らかい方に向いている洗い流さないトリートメントです。
Joel Roty トラックオイルNO.3 90ml ¥4,180(税込み)
華やかな香りに癒されると人気の高いトラックオイルNO.3。
オリーブ果実油やヒマワリ種子油などの植物オイルがふんだんに使用されていて、パサつきやすい髪の毛にもツヤが加わります。
専用のスポイトが付属されており、使用量を細かく調整できるので、多く付けすぎてべたつく心配がありません。
髪の毛が硬い方やハイダメージの方におすすめです。
ネイチャーラボ ダイアン パーフェクトビューティ パーフェクトストレートミルク 100ml ¥1,320(税込み)
ダイアンのミルクタイプの洗い流さないトリートメントは、ドライヤーで乾かす前に使用することで、気になるうねりやくせ毛を抑えられます。
またγ‐ドコサラクトンも含まれるので、ドライヤーの熱に反応してハリと潤いのある髪の毛に仕上がります。
ドラックストアで購入でき、価格も抑えられているので、洗い流さないトリートメントを初めて使う方におすすめしたいです。
ハニーク ディープリペア2WAYヘアミストモイスト 200ml ¥1,650(税込み)
ハニークのミストタイプの洗い流さないトリートメントは、二通りの使い方ができるのが特徴。
1つ目は、シャンプー後のトリートメント前の導入美容液として使用可能です。
2つ目は、ドライヤーで乾かす前の洗い流さないトリートメントとして使用できます。
毎日のトリートメントとしても、スペシャルケアとしても使用できる万能アイテムです。
パッケージもシンプルなデザインなので、男性も手に取りやすくなっています。
La ViLLA ViTA リ・ヘアマルチミスト 200ml ¥3,800(税込み)
La ViLLA ViTAのヘアミストは、髪の毛だけでなく、頭皮ケアもできる洗い流さないトリートメントです。
シャンプー前や、ドライヤーで乾かす前の頭皮に直接スプレーするだけで、潤いとハリが加わります。
またヘマチンが配合されているので、カラーやパーマ後の残留したアルカリ剤を除去し、色やカールの持ちも良くなります。
カラーやパーマを繰り返している方や、手軽な頭皮ケアをしたい方におすすめです。
hoyu NiNE マルチスタイリングオイル リッチ 100ml ¥3,080(税込み)
スタイリング剤として使用していただきたいhoyu NiNEのオイルタイプの洗い流さないトリートメント。
コメヌカ油やアルガンオイルが配合されており、ほどよいツヤ感や重さが加わります。
毛先の束感を出したり、まとまりを加えたりできるので、スタイリング剤で髪の毛を固めたくない方にもおすすめです。
肌にも使用できるマルチタイプのオイルは、あらゆる部分の乾燥を防げるので、ひとつ持っておくととても便利です。
BOTANIST ボタニカル ヘアミスト 200ml ¥1,540(税込み)
ドラックストアでも購入できるBOTANISTのヘアミスト。
オリーブスクワランや、シラカバの木から抽出された樹液が配合されており、髪の毛に水分と油分がバランス良く加わります。
またミストタイプなので、寝癖直しとして使用することも可能。
さらっとした質感になるので、ナチュラルな仕上がりにしたい方にぴったりです。
オブコスメティックス ヘアミルクオブヘア5.5Ma 100ml ¥3,630(税込み)
オブコスメティックスのヘアミルクは、サラッと軽い質感で指どおり良く仕上がります。
オーガニックのアルガンオイルやマグノリアエキスが髪の毛に潤いを与え、外部からの刺激を守ります。
また、ダメージ部分を補修するペリセアが含まれるので、ヘアアイロンなどを頻繁に使う方にもおすすめです。
さいごに
今回は、男性向けの洗い流さないトリートメントについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
洗い流さないトリートメントを使用することで、傷んだ髪の毛をしっかりとケアでき、清潔感のある髪の毛がキープできます。
まだ使用したことのない方は、ぜひ洗い流さないトリートメントでケアして、ダメージのない綺麗な髪の毛を目指してくださいね!