
髪のうねりの原因は加齢によるもの?

髪のうねりには、遺伝やダメージの蓄積、誤ったヘアケアなど様々な要因があります。
しかし、年齢を重ねるにつれて髪質の変化を感じる場合、加齢が影響している可能性もゼロではありません。
加齢によるうねりの主な原因としては、髪の内部の水分・油分バランスの崩れ、毛穴の形状変化、頭皮のたるみなどが挙げられます。
髪のまとまりが悪くなり、扱いづらい髪質へと変化していくでしょう。
「最近、髪が広がりやすくなった」「まとまりが悪くなった」と感じるなら、早めにケアを始めてみましょう。
以下では、加齢による髪のうねりを防ぐための対策を紹介していくので、参考にしてみてください。
ホルモンバランスが乱れて毛先が乾燥しやすくなっている
加齢によるホルモンバランスの変化は、髪や頭皮の乾燥を引き起こしやすくなるでしょう。
年齢を重ねるにつれて、女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が減少し、髪のツヤやハリが失われてしまいます。
これはエストロゲンにはコラーゲンの生成を促し、水分を保持する役割があるためです。
しかし、分泌量が減ると頭皮の血流が悪化し、髪が細くなったり、乾燥してパサついたりする原因になります。
肌も乾燥しやすくなるため、頭皮の乾燥も深刻になるケースもあるでしょう。
女性ホルモンが減少した肌は、乾燥し刺激を受けやすい状態になります。
セラミドを含んだ保湿剤などで乾燥を防ぐスキンケアを心がけましょう。
※引用:女性の生涯健康手帳|日本産婦人科医会より
さらに、排卵期から生理前のホルモンバランスが不安定な時期には、髪のゴワつきやまとまりにくさを感じやすいケースも少なくありません。
ストレスが加わるとホルモンバランスの乱れが加速します。
その結果、髪のツヤが失われたり、白髪が増える可能性すら否定できません。
これらの影響を最小限に抑えるためには、ホルモンバランスを整える生活習慣と、髪の乾燥を防ぐ適切なヘアケアが必要です。
頭皮にある毛穴が歪んでうねった髪の毛が生えてきている
加齢に伴い、頭皮の毛穴が歪むことが、髪のうねりの原因のひとつとされています。
これは、頭皮の筋肉の衰えや血行不良、ホルモンバランスの変化などが影響し、毛穴の形が変化してしまうためです。
その結果、うねりがひどくなってしまうでしょう。
健康な髪は毛包を通り道としてまっすぐ生えてきますが、加齢にともない毛包が歪むことによって髪の毛がバラバラな方向に生えるようになり、髪がうねってくるでしょう。
※引用:ロート製薬より
毛穴が歪む原因としては、以下のように様々です。
- 加齢による頭皮の筋力低下
- 血行不良
- 頭皮の乾燥や炎症 など
毛穴が歪むと、髪がまっすぐ生えにくくなり、うねりやパサつきが目立ちやすくなります。
健康な髪を育てるためには、頭皮環境を整え、毛穴の歪みを防ぐケアが必要です。
加齢によって頭皮が乾燥…髪の毛の水分量も低下して乾燥している
年齢を重ねると、頭皮や髪の水分保持能力が低下し、乾燥しやすくなります。
これは、皮脂などの分泌量が減少し、バリア機能が低下するためです。
- 保湿成分の減少:皮脂やNMF、セラミドなどの分泌が減り、頭皮がうるおいを保持しにくくなる。
- バリア機能の低下:皮脂膜が薄くなることで、肌の水分が蒸発しやすくなる。
- 水分不足による影響:年齢とともに喉の渇きを感じにくくなり、体内の水分量が減少しやすい。
頭皮が乾燥すると、髪の毛にも十分な水分が行き渡らず、パサつきやうねりが生じやすくなります。
髪のうるおいを守るためには、外側からの保湿ケアに加え、適度な水分補給やバランスの取れた食生活を意識しましょう。
加齢による髪のうねり対策

加齢による髪のうねりは、頭皮環境の変化や髪内部の水分・栄養不足が主な原因です。
そのまま放置すると、うねりがひどくなり、まとまりにくい髪になってしまいます。
そのため、早めの対策が重要です。
髪のうねりを抑えるためには、適切なシャンプーやトリートメントの選び方、頭皮ケアの見直し、生活習慣の改善が欠かせません。
どのような対策が効果的なのか、しっかりと確認しておきましょう。
正しいヘアケアの習慣を身につける
加齢による髪のうねりを抑えるには、日頃のヘアケアを見直すことが大切です。
特にシャンプーやトリートメントの選び方、正しい乾かし方を意識するだけで、髪のまとまりが変わります。
シャンプーやトリートメントの見直す方法としては、以下の内容を参考にしてみましょう。
- 洗浄力が控えめのシャンプーを選ぶ(アミノ酸系・弱酸性)
- 保湿成分が豊富なトリートメントを使用(ヒアルロン酸・アロエエキス配合)
- 髪質や頭皮の状態に合ったものを選ぶ(乾燥・敏感肌には低刺激タイプ)
ヘアケアには、基本となる手順があります。
それが以下となるので、やり方を見直す参考にしてみてください。
- 予洗いで汚れを落とす
- 指の腹で優しくシャンプーし、しっかりすすぐ
- トリートメントは毛先中心につけて数分置く
- タオルドライ後、アウトバストリートメントを馴染ませる
- ドライヤーで根元から乾かし、最後に冷風を当てる
日々のヘアケアを正しく行うことで、加齢による髪の変化を抑え、扱いやすい髪へと導きます。
スカルプケアも習慣化!根本からうねり対策
髪のうねりは、頭皮環境の悪化によっても引き起こされます。
特に乾燥や血行不良は、毛穴の歪みや髪のハリ・コシ低下を招く原因となるため、適切なスカルプケアの見直しが必要です。
まず、頭皮ケアローションの選び方を意識してみてください。
- 乾燥対策:グリセリンやDPGなどの保湿成分が多いもの
- かゆみ対策:グリチルリチン酸2K・アラントイン配合のもの
- ボリュームアップ:ハリ・コシを与える成分入りのもの
- 使いやすさ:ノズル付きスプレータイプが便利
- 香り:スタイリング剤と併用するなら無香料、リフレッシュしたいなら柑橘系
そして、頭皮ケアローションの使い方を把握し、この方法を習慣化してみましょう。
- 髪をかき分けながら、頭皮に少しずつ塗布し、指の腹でなじませる
- タオルドライ後、気になる部分を中心に塗布し、しっかり浸透させる
また、紫外線対策やバランスの良い食事、水分補給を心がけることで、頭皮の健康を維持し、髪のうねりを根本から改善しやすくなります。
ヘアセットの方法も見直す
髪のうねりを抑えるには、適切なスタイリング剤の活用やドライヤーの使い方を見直しましょう。
また、髪質に合ったカットを定期的に行えば、まとまりやすく扱いやすい髪型をキープできます。
スタイリング剤による乾燥対策としては、以下がおすすめです。
- ヘアオイル、バーム:髪の表面をコーティングし、水分の蒸発を防ぐ
- ヘアクリーム:パサつきや広がりを抑え、しっとりまとまりのある髪へ
ドライヤーに関しての使い方の見直しもしてみてください。
- 完全に乾かす:湿った状態のまま寝ると髪のうねりが悪化しやすい
- 冷風を活用:ドライヤーの冷風(コールドブロー)で形を固定し、ツヤ感をアップ
髪質に合ったカットを定期的に行うと、より効果が期待できます。
- 髪質に合ったカットをすることで、スタイリングがしやすくなり、広がりを防ぐ
- レイヤーを入れすぎるとパサつきが目立つため、まとまりやすいカットを選ぶ
適切なヘアセットを習慣化し、加齢による髪のうねりを防ぎましょう。
髪のうねり対策で注意するべきポイント

髪のうねりを抑えるためには、髪や頭皮の乾燥の予防が重要です。
乾燥が進むと、髪内部の水分のバランスが崩れ、さらにうねりが悪化する可能性があります。
普段の習慣の中で、乾燥を引き起こす原因がないか見直してみましょう。
特に、洗浄力の強すぎるシャンプーの使用や紫外線ダメージ、ドライヤーの熱、不十分な保湿などは、髪の水分を奪う原因となります。
日常的にこうした要因を減らし、適切なケアを行い続けてみましょう。
その結果、髪のまとまりが良くなり、うねりの改善が期待できます。
以下では、髪や頭皮の乾燥を防ぐために避けるべき行動や、正しいケアの方法について詳しく解説しているため、これらを参考にヘアケアの習慣の見直しをしてみてください。
シャワーの温度が高い人は要注意
熱すぎるシャワーを使ってしまうと、髪や頭皮の乾燥を悪化させ、うねりの原因となってしまうかもしれません。
特に、40度以上の高温に設定すると、必要な皮脂まで洗い流してしまい、髪の水分保持力が低下します。
- 乾燥が進み、髪がパサつきやすくなる
- 頭皮のバリア機能が低下し、フケやかゆみが発生しやすくなる
- 頭皮の炎症を引き起こし、健康な髪が生えにくくなる
- 髪のキューティクルが開き、ツヤが失われる
適切なシャワーの温度やケアの方法としては、以下の内容が一般的です。
- シャンプー時の温度は36~38度のぬるま湯が理想
- シャンプーはしっかり泡立てて、指の腹で優しく洗う
- 洗髪後はタオルで優しく水分を取り、ドライヤーで乾かす
- お風呂上がりには、頭皮用のローションやオイルで保湿を忘れずに続ける
高温のシャワーを避け、適切な温度で髪と頭皮を洗うことが、うねりを防ぐ大切なポイントです。
頻繁にヘアカラーやパーマといった施術をしている
ヘアカラーやパーマの繰り返しは、加齢による髪の乾燥やうねりを悪化させる原因のひとつです。
特に白髪染めは、キューティクルを開き、髪内部の水分や栄養を奪いやすいため、ダメージが蓄積します。
髪のダメージを抑える対策としては、以下のように意識を変えるだけでも効果的です。
- ヘアカラーやパーマの頻度を減らす
- カラー後は、サロンのトリートメントを併用
- 保湿成分が豊富なシャンプーやトリートメントを使用
- ドライヤーで正しく乾かし、オイルで髪をコーティング
- 頭皮マッサージや栄養バランスの取れた食生活を意識
アルカリ性の薬剤は髪を膨潤させ、ダメージを受けやすい状態にします。
毛髪は図12に示すようにアルカリ性下では膨潤軟化し,高アルカリでは溶解します.
※引用:ヘアケアの科学|ライオン家庭科学研究所より
この膨潤を適切に抑えないと、髪が広がりやすくまとまりにくくなるため、酸リンスやトリートメントでキューティクルを引き締めるケアが必要です。
ヘアカラーやパーマの頻度を調整し、適切なアフターケアが習慣化できれば、髪のうねりを最小限に抑えられるでしょう。
生活習慣が乱れている
不規則な生活は、髪のうねりやパサつきを悪化させる原因になります。
特に、血流の低下やホルモンバランスの乱れは、髪の健康に直結するため、日頃の生活習慣を見直しましょう。
生活習慣の乱れは、以下のように髪の毛に大きな影響を与えています。
- 喫煙:血管を収縮させ、頭皮への血流を悪化させる
- ストレス:自律神経のバランスを崩し、髪の成長を妨げる
- 偏った食生活:ビタミン・ミネラル不足が髪の栄養不足につながる
- 運動不足:血流が悪くなり、髪に必要な栄養が届きにくくなる
- 睡眠不足:細胞の修復が遅れ、頭皮のターンオーバーが乱れる
髪の健康を守るためには、以下のような改善策を心がけてみてください。
- 栄養バランスの良い食事を心がける:髪の主成分であるタンパク質や、血流を促す鉄分を積極的に摂取
- 適度な運動を習慣化:軽い有酸素運動で血流を改善し、頭皮に栄養を届ける
- 睡眠の質を向上させる:成長ホルモンが分泌される22時〜2時の間にしっかり眠るのが理想
生活習慣の見直しは、髪だけでなく体全体の健康にもつながるため、日々の習慣を少しずつ改善していきましょう。
加齢によって髪がうねる人におすすめのシャンプー8選
加齢による髪のうねりを抑えるには、洗浄力がマイルドで保湿力の高いシャンプーを選んでみてください。
特に、アミノ酸系やベタイン系の洗浄成分を含んだシャンプーは、頭皮や髪に必要な油分を守りながらやさしく洗浄できます。
特にうねり対策としては、以下の成分が含まれたシャンプーを選んでみましょう。
- アミノ酸系・ベタイン系の洗浄成分:頭皮や髪の潤いを保ちながら、優しく汚れを落とす
- 保湿成分(ヒアルロン酸・セラミド・コラーゲン):キューティクルを整え、乾燥による広がりを防ぐ
- 植物由来のオイル(シアバター・ホホバオイル):髪にツヤとしなやかさを与え、まとまりを良くする
- 補修成分(ケラチンタンパク・加水分解ケラチン):ダメージを受けた髪を補修し、ハリやコシをアップ
髪質や悩みに合わせて、うねりを抑えながらしなやかな髪へと導くシャンプーを8個に厳選してみました。
自分に合ったシャンプーを見つけて、毎日のケアに取り入れてみてください。
アマトラ クゥオ ヘアバス H 375ml ¥4,620(税込)
アマトラのクゥオ ヘアバスHは、ヘマチンが髪の内部補修を行い、フルボ酸が頭皮環境を整えて健やかな髪を育むサポートするなど、髪の毛と頭皮の両方をケアできるレベルが高いシャンプーです。
スクワランやホホバオイルなどの天然保湿成分が配合されており、乾燥によるパサつきを抑えながら、髪がまとまりやすいでしょう。
さらに、カラーやパーマ後の残留アルカリを除去してくれます。
ダメージを軽減し、ヘアカラーの色持ちを良くする点もポイントです。
毛先のパサつきやうねりが気になる人、エイジングによる髪質の変化を感じている人におすすめのシャンプーです。
サンコール R-21 シャンプー 270ml ¥3,520(税込)
サンコール R-21 シャンプーは、頭皮と髪のコンディションを整える植物美容エキスを21種類も配合し、さらに発酵成分の力でしっとりまとまりやすくしてくれます。
ヘアカラーやパーマによる残留アルカリを穏やかに中和できるため、ダメージの進行を防ぎ、施術後の色持ちやスタイル維持をサポートしたい時に試してみましょう。
アミノ酸系の洗浄成分が頭皮にやさしく、乾燥や刺激を抑えながら汚れを落としてくれます。
頻繁にカラーやパーマをしている場合や、髪のダメージが原因でうねりが気になっているのなら最適なシャンプーです。
イフイング AMASIA インピタリ エメラルドシャンプー 400ml ¥4,290(税込)
イフイングのAMASIA インピタリ エメラルドシャンプーは、髪のダメージ補修とエイジングケアを同時に叶えるシャンプーです。
ケラチンが配合されており、ダメージを受けた髪の繊維質を整えながらやさしく洗浄できるでしょう。
独自のMC乳化技術により、保湿・補修成分が毛髪内部にしっかり浸透し、髪の内側から保湿してくれる点もポイントです。
さらに、疎水反応で成分を髪に定着しやすくなっており、補修効果が持続しやすくなっています。
特に、ヘアカラーやパーマを繰り返している人や、年齢とともに髪がパサついて広がりやすくなった場合にも最適です。
エル・ド・ボーテ CA101 薬用ブラックシャンプー 260ml ¥3,080(税込)
エル・ド・ボーテ CA101 薬用ブラックシャンプーは、頭皮ケアを重視したシャンプーです。
薬用炭と海泥が毛穴に詰まった皮脂や汚れを吸着し、すっきり洗い上げます。
また、36種類の植物エキスがたっぷり配合されており、乾燥しがちな頭皮にやさしくうるおいを与えてくれるでしょう。
さらに、加齢によって乱れがちなターンオーバーを整える酵素を配合しており、頭皮の角質ケアにも最適です。
うねりやパサつきが気になる人や、エイジングケアを取り入れたい場合にぴったりのシャンプーといえます。
アドバンスト・メディカル・ケア MUNOAGE スカルプシャンプー 200ml ¥3,080(税込)
MUNOAGEのスカルプシャンプーは、髪の内部の空洞を補修する「セラミドポリマー」や、キューティクルをコートする「加水分解エンドウタンパク」だけでなく、湿気をブロックする「ゼイン」という3つの成分で髪をケアしてくれます。
このトリプルテクノロジーによって髪のうねりや広がりを抑え、自然なツヤとまとまりのある髪に整えてくれるでしょう。
さらに、頭皮の環境を整えるソープナッツエキスやペプチド成分が配合されており、髪を保湿しながらハリ・コシのある髪へと導いてくれます。
剛毛でくせ毛のようなうねりが気になる人や、湿気による髪の広がりが悩みの場合に特におすすめのシャンプーです。
インナーセンス ハイドレイティングクリームヘアバス 295ml ¥4,180(税込)
インナーセンスのハイドレイティングクリームヘアバスは、植物由来の高濃度保湿成分が特徴のシリコンフリーシャンプーです。
シアバターやホホバオイル、アボカドオイルなどの天然エモリエント成分を配合し、髪と頭皮にしっとりとした質感にケアしてくれます。
比較的髪を乾燥しやすくする硫酸塩が含まれておらず、皮脂を取りすぎることもなく、やさしく洗い上げるのもうねりを気にする人にとっては大きなポイントといえるでしょう。
ヘアカラーやパーマによるダメージをケアしながら、髪の水分バランスを整え、まとまりやすい質感に導きます。
特に、太くて硬い髪質の人や、ダメージ毛でうねりが気になる場合にもおすすめです。
ハホニコ コラシルク 18シャンプー 285ml ¥2,970(税込)
ハホニコのコラシルク 18シャンプーは、洗いながらダメージ補修ができる高級コラーゲンシャンプーです。
コラーゲン由来の洗浄成分がダメージホールをケアし、髪を内側から補修してくれます。
さらに、18種類の植物オイル(ククイナッツ油・オリーブ油・アーモンド油・ホホバ種子油など)が髪に潤いを与え、比較的しっとりとした髪質に仕上げてくれるでしょう。
特に、アイロンやカラーリングを頻繁にする人におすすめで、ダメージによるうねりを抑えながら、まとまりのある髪を実現します。
タカラベルモント ルベル SEE SAW ヘア&スキャルプシャンプーB 250ml ¥3,850(税込)
ルベルのSEE SAW ヘア&スキャルプシャンプーBは、やさしい泡で髪と地肌を洗い上げ、なめらかでツヤのある髪へと導くバランスの良さが特徴のシャンプーです。
適度な洗浄力がありながら低刺激なので、頭皮の乾燥が気になる人や、過度な皮脂除去を避けたい場合にも適しています。
ただし、補修成分は控えめなため、アイロンやカラーリングによるダメージが少ない人向けのシャンプーです。
細毛で「しっとりしすぎるのは苦手だけど、適度な潤いはほしい」という人にぴったりのシャンプーといえるでしょう。
加齢によって髪がうねる人におすすめのトリートメント3選
加齢による髪のうねりを抑えるには、髪質や成分、保湿力に注目してトリートメントを選びましょう。
髪が細く柔らかい人は、軽めのミルクタイプを使用し、太く硬い髪の人はしっとりまとまるオイルやバター配合のトリートメントが適しています。
保湿成分が豊富なものを選び、髪の水分量をキープすることも重要です。
さらに、キューティクルを整える成分が含まれているものを選ぶと、指通りのよいなめらかな仕上がりを実現できるでしょう。
以下では、髪のうねりを抑え、まとまりやすい髪へ導くおすすめのトリートメントを3つ紹介します。
タカラベルモント イオ ディープマスク 170g ¥3,300(税込)
イオ ディープマスクは、ダメージを受けた髪のうねりを抑え、まとまりやすい状態へ導くトリートメントです。
シリコンフリーながらも、キューティクルの補修成分が配合されており、髪の表面をコーティングして滑らかに整えます。
髪が細く、広がりやすい人に特におすすめです。
重すぎない仕上がりなので、ペタンとならずに自然なツヤ感が出やすいでしょう。
ただし、使用量が多すぎるとべたつく可能性があるため、適量を守って使用してください。
ローランドオーウェイ シルクアンドグロー ヘアマスク 150ml ¥4,180(税込)
ローランドオーウェイのシルクアンドグロー ヘアマスクは、くせ毛やダメージが進んだ髪をしっとりと整えるトリートメントです。
オーツ麦エキスが髪の内部を補修し、クプアスバターがしなやかさを出してくれるため、まとまりのある髪に導いてくれます。
さらに、ブラジルナッツオイルのビタミン成分によって乾燥を予防でき、髪のツヤ感が高められるでしょう。
週2回程度の使用であっても十分な補修効果が期待でき、ハイダメージで広がりやすい髪質の人に特に向いています。
イフィング TOKIO IE インカラミ プラチナム トリートメント 400ml ¥5,082(税込)
TOKIO IE インカラミのプラチナム トリートメントは、髪の内部にケラチンを浸透させ、繊維を整えることで、補修しながらまとまりをよくするトリートメントです。
外部補修成分として18-MEA代替成分やヒートケア成分が配合されており、ドライヤーやアイロンの熱を活かして髪を補修します。
しっとりしすぎず、サラサラな仕上がりになるため、重たい質感が苦手な人であっても安心です。
パサつきを抑えながら、ツヤのある髪をキープしたい時にも試してみましょう。
さいごに
加齢による髪のうねりは、ホルモンバランスの変化や頭皮環境の悪化、乾燥などが影響しています。
うねりを抑えるには、髪質に合ったシャンプーやトリートメントを選び、正しいヘアケアを継続しましょう。
今回は、髪の状態に合わせたおすすめのシャンプーやトリートメントを紹介しました。
日々のケアを見直し、髪本来の美しさを取り戻しましょう。
適切な対策を行えば、年齢を重ねても扱いやすい髪をキープできます。