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残暑の頭皮は、なぜ「ベタつくのに乾燥する」のか?原因と正しい皮脂バランスケアとは?

残暑の頭皮は、なぜ「ベタつくのに乾燥する」のか?原因と正しい皮脂バランスケアとは?

残暑の頭皮トラブル、もう限界…!
そんな方におすすめしたいのが、“リセット&潤いチャージ”の頭皮ケア。

夏の紫外線や冷房に負けてしまった頭皮を、やさしくスイッチリセット。
記事では、正しいシャンプー選びから、保湿+血行促進の習慣、さらには頭皮美容アイテムまで一挙にご紹介します。

汗もフケも乾燥も、全方位でケアできる。
ベタつかず、しっとり健やかな頭皮を夏の終わりに取り戻しましょう。

もくじ

夏の終わり、あなたの頭皮は「夏バテ」していませんか?


「暑さが少し和らいできたのに、頭皮のベタつきはまだ続いているのに、なぜかフケや乾燥によるかゆみも気になる」という一見矛盾したような頭皮の悩みを感じていないでしょうか?

もしかしたら、それは夏の間に蓄積されたダメージが引き起こす、「頭皮の夏バテ」のサインかもしれません。

  • ひと夏を通して浴び続けた強い紫外線
  • 汗や皮脂による毛穴の詰まり
  • 冷房による乾燥と血行不良

これらのダメージが、夏の終わりになって、頭皮の健やかなバランスを崩す原因だといわれています。

以下では、まず残暑の頭皮で何が起こっているのか、そのアンバランスな状態の理由をまとめました。

その上で、これからの乾燥シーズンに向けて、頭皮の皮脂バランスを整えるための正しいケア方法をご紹介していきます。

残暑の頭皮が「ベタつくのに乾燥する」本当の理由


夏の暑さが和らぎ始める残暑の季節に、「頭皮はベタベタするのに、なぜかフケや乾燥によるかゆみも感じる」といった、そんな一見、矛盾したような頭皮の悩みを抱えていないうでしょうか?

そのアンバランスな状態の正体は、スキンケアでよく言われる「インナードライ」が、頭皮で起こっているサインです。

  • 夏の間に受けたダメージによる「内部の乾燥」
  • それを補おうとする「皮脂の過剰分泌」

上記の2つの側面から、残暑の頭皮で何が起こっているのか、そのメカニズムを詳しく解説していきます。

夏のダメージで、頭皮のバリア機能が低下している


「残暑の頭皮のベタつき」の根本的な原因をたどると、「頭皮の乾燥」にあります。

私たちの頭皮は、顔の肌と同じように、表面の角層が「バリア機能」となって内部の水分を守っているのですが、ひと夏を通して浴び続けた強力な「紫外線」と、室内での「冷房」による乾燥が、この大切なバリア機能を低下させてしまうのかもしれません。

バリア機能が低下した頭皮は、まるで穴の空いたバケツみたいだと思ってください。

それは、内部の水分を保持できずに、どんどん蒸発させてしまうからです。

その結果、表面は皮脂でベタついていても、内側はカラカラに乾いている「インナードライ」という状態に陥ってしまうでしょう。

このように、紫外線による頭皮の日焼けが、乾燥や皮脂バランスの乱れを引き起こすことは、以下のように指摘されています。

頭皮が日焼けすると乾燥するだけでなく、体内に活性酸素を生じさせ、皮脂分泌が不安定になりがちです。

夏は大量に汗をかくため頭皮の細菌叢(さいきんそう)が変化してかゆみを引き起こしやすく、紫外線と皮脂分泌という2つのダメージが重なって、髪や頭皮の健康をより一層脅かしてしまうのです。

※引用:大正製薬ナビ より

まずこの「夏のダメージによる隠れ乾燥」こそが、残暑の頭皮トラブルの出発点となっていると言えるでしょう。

乾燥を補おうと、皮脂が過剰に分泌されている


夏のダメージによって頭皮の内部が乾燥すると、私たちの体はそれを補おうとする「防衛反応」を起こします。それが、「皮脂の過剰分泌」です。

頭皮は、失われた水分を補い、これ以上潤いが逃げないようにと、自ら天然のクリームである皮脂を普段よりも多く分泌して、表面をコーティングしようとします。

乾燥状態が続くと、体は不足している皮脂を補おうとするため、乾燥しているのに脂っぽくなるという症状がみられやすくなります。

※引用:DEMI LABO(デミラボ)より

この体の反応に加えて、まだ暑さの残る「残暑」の気候も、皮脂腺を活発にさせ、皮脂の分泌を促します。

  • 内側からの「乾燥への防衛反応」
  • 外側からの「気候の影響」

上記の2つが重なることで、「頭皮の内側は乾燥しているのに、表面は皮脂でベタつく」という、アンバランスな状態が生まれてしまいます。

間違ったヘアケアや生活習慣が、悪循環を招いている


良かれと思って行っている間違ったヘアケアや、夏の生活習慣の乱れによって、「頭皮のインナードライと皮脂の過剰分泌」のようなアンバランスな状態に陥り、さらに頭皮の状態が悪化してしまうケースがあります。

「ベタつくから」といって、洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシと洗いすぎないようにしましょう。

この行為は、頭皮を守るために必要な皮脂まで奪ってしまい、乾燥をさらに悪化させるからです。

そして、さらに乾燥した頭皮は、もっと皮脂を出そうと頑張ってしまうといった悪循環に陥ってしまうかもしれません。

加えて、夏の夜更かしなどによる「睡眠不足」や「ストレス」も、皮脂の分泌バランスを乱す大きな要因です。

徹夜のあとに顔が脂ぎってしまうことでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、睡眠不足や不規則な生活をしていると皮脂が沢山でてしまいます。

※引用:持田ヘルスケア株式会社|旭川医科大学 皮膚科学講座 教授 山本 明美 先生より

このように、良かれと思ったケアや夏の生活習慣が、知らず知らずのうちに頭皮のアンバランスな状態を助長しているケースは少なくありません。

頭皮がベタつくのをカバーできる「正しいシャンプー術」


頭皮がベタつくからといって、洗浄力の強いシャンプーで毎日ゴシゴシと力任せに洗っていないでしょうか?そのケア、かえってベタつきを悪化させているかもしれません。

残暑の頭皮ケアで最も大切なのは、「余分な皮脂や汚れはきちんと落とし、頭皮に必要な潤いは奪いすぎない」という絶妙なバランスです。

このバランスを実現するためには、「シャンプーの選び方」と「毎日の正しい洗い方」の2つが大きなポイントになります。それぞれのコツを詳しく見ていきましょう。

「アミノ酸系」を基本に、+αの成分に注目


シャンプーを選ぶ際に、まずチェックしたいのが、ラベル裏の成分表示で最初に書かれていることが多い「洗浄成分」です。

残暑のアンバランスな頭皮には、必要な潤いを奪いすぎない、マイルドな洗浄力のアミノ酸系やベタイン系の洗浄成分が基本となります。

  • ココイル 〇〇
  • ラウロイル 〇〇
  • 〇〇 ベタイン

成分表示に上記のような記載があるものが、その目印だと思っておきましょう。

その上で、ご自身の悩みに合わせた+αの成分が入っていると、より効果的なケアが期待できます。

例えば、特にベタつきが強いなら「炭」や「クレイ(泥)」などの皮脂吸着成分、フケやかゆみも気になるなら「グリチルリチン酸2K」などの抗炎症成分が配合されているかを確認してみてください。

フケやかゆみは、皮脂をエサに増殖する菌が原因のひとつとも言われています。

フケ・かゆみの原因では、頭皮に常在しているフケ原因菌「マラセチア属真菌(カビ)」も原因のひとつであることもわかっています。

このマラセチア属真菌は好脂性であり、皮脂をエサに増殖します。

※引用:持田ヘルスケア株式会社|帝京大学ちば総合医療センター 皮膚科 教授 佐藤 友隆 先生より

このように、基本の洗浄成分と、+αのケア成分を意識できれば、自分にぴったりの一本が見つけやすくなります。

予洗いとすすぎは念入りに、洗うのは「頭皮」


自分に合ったシャンプーを選んだら、次はその効果を最大限に引き出すための「洗い方」です。

  • シャンプーをつける前の「予洗い」:38℃くらいのぬるま湯で、1〜2分かけて頭皮と髪をしっかりすすぐこと。シャンプーの泡立ちも格段に良くなる。
  • 「髪」ではなく「頭皮」を洗う:シャンプーは直接頭皮につけず、一度手のひらで軽く泡立ててから、指の腹を使って頭皮全体をやさしくマッサージするように洗うこと。
  • 丁寧な「すすぎ」:シャンプーのすすぎ残しは、毛穴詰まりやフケ、かゆみの原因になる。生え際や耳の後ろまで、ぬめり感がなくなるまでしっかり洗い流す。

このような3つのポイントを意識するだけで、洗い上がりのすっきり感が大きく変わります。

自然乾燥はNG!1日1回の洗髪を基本に


シャンプーを丁寧にすすいだ後にも、頭皮のベタつきを防ぐための大切なポイントが2つあります。

1つ目は、洗った後はすぐに乾かすことです。

濡れたまま放置すると、頭皮の温度と湿度で雑菌が繁殖しやすくなり、かえってベタつきやニオイの原因になってしまいます。

タオルでやさしく水分を拭き取ったら、時間を置かずにドライヤーで、特に「根元」からしっかりと乾かしてください。

次に、洗いすぎないように意識しましょう。

ベタつきが気になるからといって、朝晩など1日に何度もシャンプーをすると、頭皮を守るべき必要な皮脂まで奪ってしまうからです。

頭皮は乾燥から身を守ろうと、さらに皮脂を分泌するという悪循環に陥ってしまいます。洗髪は、原則として「1日1回」で十分です。

残暑の頭皮がベタつくのをケアできる「頭皮ケア」習慣


正しいシャンプーで頭皮の余分な皮脂や汚れをリセットしたら、次は潤いを「与える」ケアへと進みましょう。

スキンケアで「洗顔の後は、化粧水で保湿する」のが基本であるように、頭皮も同じです。

「シャンプー後の頭皮にも、潤いを補給する」という習慣が、残暑のアンバランスな頭皮環境を整える鍵となります。

頭皮をしっかり保湿できれば、乾燥による皮脂の過剰分泌が抑えられ、ベタつきと乾燥の悪循環を断ち切れるでしょう。

「頭皮用ローション」で毎日しっかり保湿する


「お風呂上がりに、顔に化粧水をつける」のは当たり前の習慣ですが、それと同じように、「シャンプー後の頭皮にも保湿が必要」だという事実をご存知でしょうか?

シャンプー後の清潔な頭皮は、潤いが逃げやすく、非常に乾燥しやすい状態です。

この乾燥こそが、皮脂の過剰分泌を引き起こす最大の原因だと思っておきましょう。

頭皮をしっかりと保湿できれば、ベタつきと乾燥の悪循環を断ち切る重要な鍵です。

お風呂上がりのタオルドライ後、頭皮専用の「化粧水(ローション)」や「美容液(エッセンス)」を使ってみてください。

保湿成分である「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などが配合されたものを選ぶのがおすすめです。

分け目を変えながら頭皮に直接塗布し、指の腹で優しくマッサージするようになじませましょう。

「頭皮マッサージ」で血行を促す


夏の紫外線ダメージや、冷房による冷え、ストレスなどで、頭皮は知らず知らずのうちに血行不良を起こし、硬くなりがちです。

この硬くなった頭皮をやさしくほぐし、血行を促進する「頭皮マッサージ」は、すこやかな髪を育てるのに欠かせません。

血流が改善できれば、髪の成長に必要な栄養素が毛根までしっかりと届きやすくなるでしょう。

やり方としては簡単です。

両手の指の腹を使い、頭皮全体を優しく動かしましょう。

擦るのではなく、頭蓋骨から頭皮を少し持ち上げるようなイメージで、下から上に向かってゆっくりとマッサージしてください。

毎日のシャンプー中や、お風呂上がりに頭皮用ローションをつけた後など、リラックスできるタイミングで行うのを習慣にしてみましょう。

「ヘアマスク」で髪のダメージを集中補修


ここまでは頭皮を中心としたケアを解説してきましたが、夏の間に浴びた強い紫外線は、髪の毛そのものにもダメージを蓄積させています。

毎日のトリートメントに加えて、週に1〜2回、より補修成分が濃厚に配合された「ヘアマスク」や「ヘアパック」で、髪の集中ケアを取り入れるのがおすすめです。

使い方としては、普段お使いのトリートメントの代わりに使用するだけで問題ありません。

特にダメージが気になる毛先を中心に丁寧になじませ、5〜10分ほど時間を置いてから洗い流すと、成分がより深く浸透し効果的です。

夏のダメージで失われたツヤや潤いを、髪の芯から取り戻しましょう。

残暑の頭皮のベタつきはインナーケアも大事


頭皮の皮脂バランスを根本から整えるためには、体の内側からのケア、つまり「インナーケア」も同じくらい重要です。

まずは、毎日の「食事」を見直してみましょう。

  • ビタミンB群(卵、魚など):皮脂の分泌をコントロールする
  • 亜鉛(牡蠣、赤身肉など):皮脂分泌や免疫機能などを整える
  • オメガ3脂肪酸(青魚など):頭皮の乾燥や炎症を抑える

上記のような、栄養素が多く含まれた食べ物を意識的に摂ってみてください。

もちろん、基本となる十分な水分補給も忘れずに行いましょう。

加えて、質の良い「睡眠」や「ストレス管理」も、皮脂バランスを整える自律神経の働きに直結するからです。

外側からのケアと、こうした内側からのケアを組み合わせることで、残暑のアンバランスな頭皮環境を、根本から改善していきましょう。

頭皮がベタつく残暑こそおすすめのケアアイテム10選


ここからは、これまで解説してきた残暑の頭皮ケアを、より効果的に実践するために役立つアイテムをご紹介します。以下は、アイテム選びのポイントです。

  • 夏の過剰な皮脂をすっきりと洗い流す洗浄力
  • 冷房などによる乾燥を防ぐ保湿力のバランスが取れていること
  • 火照った頭皮を心地よくリフレッシュしてくれる清涼感のあるアイテム

シャンプーから頭皮用美容液、日中のリフレッシュに使えるドライシャンプーまで、様々なタイプのアイテムを厳選しました。

ARIMINO ミント スパークリングシャンプー クール 180g ¥2,750(税込)

▼おすすめポイント

濃密な炭酸泡が、毛穴に詰まった皮脂や汚れを浮かせてすっきり洗浄

メントールによって、残暑の火照った頭皮に心地よいクール感を与える
カキタンニンなどが気になるニオイを抑え、頭皮環境を整えやすくする

夏のベタつく頭皮を、自宅で手軽にヘッドスパのようにケアしたいという願いを叶えてくれるのが、濃密な炭酸泡で出てくるシャンプーです。

手では作れないきめ細かな炭酸泡が、毛穴の奥に詰まった皮脂や汚れをやさしく浮かせて、すっきりと洗い上げます。

メントールを使ったクールタイプなので、残暑で火照った頭皮にひんやりとした爽快感を与えてくれるのも魅力的です。

さらに、ニオイケア成分として知られるカキタンニンや、頭皮の炎症を抑えるグリチルリチン酸2Kなどを配合し、夏の頭皮環境を多角的にケアできる点も欠かせません。

ロクシタン ファイブハーブス ピュアフレッシュシャンプー 500ml ¥4,950(税込)

▼おすすめポイント

5種のハーブとミントが、夏のベタつく頭皮をすっきりと洗い上げる

乳酸亜鉛配合で、汗や皮脂による頭皮の気になるニオイをケアする
天然エッセンシャルオイルの爽快で豊かな香り

南仏プロヴァンスのハーブを贅沢に使った、ロクシタンの人気シリーズです。

夏の頭皮のベタつきやニオイが気になる方に向けた、爽快なスカルプシャンプーとなっています。

5種類のエッセンシャルオイルとハーバルビネガーがポイントです。

余分な皮脂や汚れをやさしく、さらにすっきりと洗い流し、頭皮を引き締めてくれます。

メントールやセイヨウハッカ油配合なので、残暑の時期に心地よい、持続的な清涼感を与えてくれるでしょう。

豊かなハーブの香りに包まれながら、頭皮をリフレッシュしたい日におすすめの一本です。

ワイズ製薬 KADASON 薬用スカルプシャンプー 250ml ¥3,278(税込)

▼おすすめポイント

薬用有効成分が、夏の頭皮のフケ・かゆみ・炎症を効果的に防ぐ

アミノ酸系洗浄成分がベースとなっていて、肌にやさしい低刺激処方
オイルフリーかつ無香料で、ベタつきがちな敏感頭皮にも使いやすい

フケやかゆみ、そして残暑のしつこいベタつきは、複合的な頭皮トラブルに見舞われます。

そこで、製薬会社が皮膚科学に基づいて開発した、この薬用スカルプシャンプーを使ってみましょう。

抗炎症成分の「グリチルリチン酸2K」と、殺菌・角質柔軟作用のある「サリチル酸」という2つの有効成分を配合しており、皮脂をエサに繁殖する菌にアプローチし、夏の頭皮トラブルの原因に直接働きかけます。

オイルフリー処方で洗い上がりはさっぱり、髪はサラサラに仕上がる点もポイントです。香りが苦手な方でも使いやすい無香料タイプとなっています。

オラプレックス No.4D ドライシャンプー 250ml ¥3,080(税込)

▼おすすめポイント

独自の技術で頭皮の皮脂やニオイを吸収し、白浮きせずリフレッシュ

ブランド独自成分が、夏の紫外線などで傷んだ髪を内部から補修する
ランブータン種子エキスなどが、頭皮を大気中の汚染物質から保護

世界的に人気のヘアケアブランド「オラプレックス」から、単に皮脂を吸着するだけでなく、頭皮と髪を同時にケアするというスキンケア発想のドライシャンプーが出ています。

微細なコメデンプンがポイントです。残暑で気になる頭皮の余分な皮脂やニオイを吸収し、シャンプーしたてのような清潔感と、根元からのふんわりとしたボリューム感を復活させます。

さらに、ブランド独自の特許技術「ボンドビルディングテクノロジー」が、夏の紫外線などでダメージを受けた髪の結合にアプローチし、髪を内側から補修・強化してくれる点も欠かせません。

日中のベタつきが気になった時や、運動後など、いつでも手軽に頭皮環境をリセットしたい方におすすめです。

バスクリン 泡のふくだけシャンプー 150g ¥3,080(税込)

▼おすすめポイント

水もお湯も不要!泡をなじませて拭き取るだけで、頭皮を本格洗浄

和漢植物由来の洗浄成分が、皮脂や汗の汚れをやさしく浮かせて落とす
メントール配合のクールな使用感で、夏の火照った頭皮をリフレッシュ

水もお湯も使わずに、泡で出てくるシャンプーをなじませてタオルで拭き取るだけの、そんな新感覚のドライシャンプーです。

ムクロジやサボンソウといった、古くから洗浄に使われてきた和漢植物由来のサポニンが、残暑で気になる汗や皮脂の汚れをやさしく浮かせて除去してくれます。

メントール配合なので、火照った頭皮にひんやりとした清涼感を与え、すっきりとリフレッシュできる点も魅力のひとつです。

さらに、保湿成分としてハトムギエキスを配合し、汚れを落とした後の頭皮と髪に潤いを補給、パサつきを防げるでしょう。

WELEDA ローズマリー スカルプクレンジング 200g ¥3,300(税込)

▼おすすめポイント

2種のクレイと炭が、毛穴の皮脂やスタイリング剤の汚れを吸着洗浄

頭皮はすっきりさせつつ、植物オイルが潤いを補い、乾燥を防ぐ
これ1本でクレンジング・マッサージ・トリートメントが完了する手軽さ

普段のシャンプーでは落としきれない、毛穴の奥の皮脂詰まりや汚れを、週に一度のスペシャルケアですっきりとリセットしたいと思っていないでしょうか?

この頭皮クレンジングアイテムは、ミネラルを豊富に含んだ2種類のクレイ(泥)と炭が、ベタつきの原因となる毛穴の皮脂や古い角質を吸着し、取り除きます。

同時に、オリーブやホホバなどのオーガニック植物オイルが頭皮と髪に潤いを補給可能です。

汚れは落としても、必要な潤いは奪わない、絶妙なバランスを実現しています。

人によっては、これ1本で、クレンジング・マッサージ・トリートメントの3役をこなせる優れものです。

est クラリファイイング スカルプジェル 250g ¥6,050(税込)

▼おすすめポイント

独自技術で、ベタつきやニオイの原因となる「頭皮の角栓」を分解洗浄

汚れは落としつつ、エクトインなどの保湿成分が頭皮の潤いを守る
シャンプー前に使う頭皮用クレンジング。その後の泡立ちも良くする

高級スキンケアブランド「est」から、大人の頭皮悩みの原因、「頭皮角栓」に着目したシャンプー前の頭皮用クレンジングジェルです。

とろみのあるローション状のジェルが、皮脂が詰まりやすい髪の隙間や毛穴に密着し、ベタつきやニオイの元となる頑固な「頭皮角栓」を、こすらずにやさしく分解します。

クレンジングでありながら、エクトインやトレハロースといった保湿成分を豊富に配合している点もポイントです。

必要な潤いはしっかりと守り、「ベタつくのに乾燥する」残暑のアンバランスな頭皮環境を、健やかな状態へと導いてくれるでしょう。

イーラル アクアバランス 200ml ¥8,250(税込)

▼おすすめポイント

日中に受けた紫外線ダメージを、夜の間にケアする発想の頭皮用化粧水

シャルドネエキスなどが頭皮の水分バランスとバリア機能をサポート
頭皮の乾燥や赤み・かゆみを防ぎ、ベタつきにくい健やかな状態へ

日中に顔よりも多くの紫外線を浴びていると言われる頭皮には、夜眠っている間に集中ケアできるこの頭皮用化粧水を試してみましょう。

紫外線ダメージにアプローチする「ヒメフウロエキス」や、肌が持つ修復機能のリズムに着目した「シャルドネエキス」などを配合しています。

乱れがちな頭皮の水分バランスとバリア機能をサポートし、潤いを蓄えられる、みずみずしい頭皮環境へと導けるでしょう。

乾燥によるかゆみや赤みが気になる、残暑のデリケートな頭皮を穏やかに整え、皮脂バランスが取れたベタつきにくい状態をキープできます。

ミルボン オージュア エイジングスパ リフティング ローション 100ml ¥2,200(税込)

▼おすすめポイント

抗炎症成分配合で、夏の紫外線や汗による頭皮の赤み・かゆみを防ぐ

さっぱりした使用感なのに、ヒアルロン酸などが頭皮をしっかり保湿
高麗人参エキスなどが血行を促進し、健やかな髪が育つ頭皮環境へ

人気サロンブランド「オージュア」から出ている頭皮用ローションです。

残暑の「ベタつくのに乾燥する」アンバランスな頭皮を、健やかな状態へと導いてくれます。

グリチルリチン酸2Kなどの抗炎症成分が、夏の紫外線や汗による赤み・かゆみを穏やかに鎮める点もポイントです。

さらに、2種のヒアルロン酸といった豊富な保湿成分が、乾燥した頭皮の角層に深く潤いを補給し、皮脂バランスを整えられるでしょう。

化粧水のようにサラっとしたテクスチャーでベタつかず、さっぱりとした使い心地も特徴です。

日本ロレアル ケラスターゼ DS アドジュネス 100ml ¥11,000(税込)

▼おすすめポイント

独自成分ステモキシジンが、健やかな髪が育つ頭皮環境の土台を作る

独自の抗酸化成分AOXセリュラが、夏の頭皮の酸化ストレスをケア
紫外線吸収剤と補修成分で、頭皮と髪をダメージから守りツヤを与える

人気サロンブランド「ケラスターゼ」から出ている、洗い流さない頭皮用のトリートメントがこのアイテムです。

夏の紫外線やストレスによる頭皮のエイジングに着目しており、これは、ロレアル独自の先進分子「ステモキシジン」と、抗酸化成分「AOXセリュラ」が関係しているといえるでしょう。

健やかな髪が生まれる頭皮環境の土台を構築し、残暑の頭皮が受けた酸化ダメージをケアしてくれます。

頭皮と髪の複合的な悩みに、本格的なエイジングケアで応えたい方におすすめの一本です。

さいごに


今回は、残暑の季節に起こりやすい「ベタつくのに乾燥する」というアンバランスな頭皮の原因と、そのための「バランスケア」について詳しく解説しました。

この時期の頭皮ケアは、いわば「頭皮の衣替え」です。夏の間に蓄積した皮脂や汚れをきちんとリセットし、これから訪れる乾燥の季節に向けて、しっかりと潤いを蓄える大切な準備期間と捉えましょう。

この記事でご紹介したケアを参考に、季節の変わり目をすこやかな頭皮で乗り切り、気持ちよく秋を迎えてください。

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