Now Reading
秋に抜け毛が増える原因と対策|ピーク時期・セルフチェック・おすすめケア10選

秋に抜け毛が増える原因と対策|ピーク時期・セルフチェック・おすすめケア10選


「秋になると急に抜け毛が増えた気がする…」そんな不安を感じていませんか?

実はその抜け毛、あなただけではなく多くの人に起こる自然な現象です。

夏に受けた紫外線ダメージや栄養不足、季節の変わり目による自律神経の乱れ、そして人間にも残る“換毛期”のようなヘアサイクル…。

こうした要因が重なり、秋は一年の中でも特に抜け毛が目立ちやすい季節とされています。

この記事では、

  • 秋に抜け毛が増える主な原因
  • 抜け毛のピーク時期と回復の目安
  • 季節性抜け毛と注意が必要な抜け毛の違い
  • 自宅でできるセルフケア方法
  • 美容師おすすめの秋向けスカルプ&ヘアケアアイテム10選

を詳しく解説します。

「秋の抜け毛は自然なもの?それとも薄毛のサイン?」と不安な方は必見です!

もくじ

秋に抜け毛が増える主な原因


秋になると、「ブラッシングやシャンプーの時の抜け毛が急に増えた気がする」と感じて少し不安になる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、それはあなただけが経験しているわけではなく、多くの場合、季節の変化に伴う自然な現象と考えられています。

以下では、なぜ秋に抜け毛が増えやすいのか、その主な原因を3つの視点から分かりやすく解説します。

夏の間に蓄積された「紫外線ダメージ」と「夏バテの影響」


秋になると、なぜか抜け毛が増えるように感じた経験はないでしょうか?

その原因は、夏の間に作られているからかもしれません。

主な原因として考えられるのが、「紫外線ダメージ」と「夏バテによる栄養不足」です。

まず、夏の強い日差しで浴びた紫外線は、髪の成長を支える大切な毛母細胞に影響を与えます。

ただ、その影響がすぐに出てくるわけではありません。

髪にはヘアサイクルという生まれ変わりの周期があるため、夏に受けたダメージが数ヶ月後の秋になって、抜け毛という形で現れます。

紫外線が皮膚に与える影響について、次のような研究報告があります。

紫外線は活性酸素やフリーラジカルを介して皮膚に酸化ストレス障害を惹起し、色素細胞のメラニン産生刺激と角化細胞の遺伝子損傷はシミ形成に、線維芽細胞刺激はシワ形成に関わる。

※引用:同志社大学大学院 生命医科学研究科 アンチエイジングリサーチセンター・糖化ストレス研究センター|皮膚老化概論:酸化ストレスと糖化ストレスより

このように、紫外線が肌に影響を及ぼすという話は広く知られていますが、顔や腕と同じ皮膚である頭皮も例外ではない、と考えると分かりやすいかもしれません。

もう一つの原因が、夏バテによる栄養不足です。

暑さで食欲が落ち、さらに冷たい麺類やアイスクリームばかり食べていると、栄養が偏りがちになります。

以下の栄養が不足すると、これも時間差で秋の抜け毛につながってしまうでしょう。

  • たんぱく質
  • ビタミン
  • ミネラル

このように、夏の間に知らず知らずのうちに蓄積されたダメージが、秋の頭皮環境に影響を与えていると考えられます。

季節の変わり目による「自律神経の乱れ」と「頭皮の乾燥」


夏のダメージに加えて、秋ならではの気候の変化も抜け毛に影響を与えます。

特に「自律神経の乱れ」と「頭皮の乾燥」には注意しましょう。

秋は日中と朝晩の寒暖差が大きく、体温などを調整している自律神経が乱れやすくなります。

体が体温を保とうとする働きについて、次のような説明があります。

逆に環境温が低下すると,皮膚血管を支配する交感神経活動が高まり,皮膚血管を収縮させると共に,汗腺支配の交感神経活動が抑制され,熱の放散を防ぎ,体温が保たれる。

※引用:名古屋大学環境医学研究所|環境・運 動・姿勢と自律神経系より

これは、寒さを感じると血管が収縮して熱を逃がさないようにする体の仕組みですが、この働きが頭皮の血行不良を招くケースがあります。

血行が悪くなると、髪の成長に必要な栄養が届きにくくなるといった話も珍しくありません。

また、空気が乾燥し始める秋は、お肌と同じように頭皮も乾燥しがちです。

頭皮が乾燥すると、うるおいのある健やかな髪が育ちにくい環境になってしまいます。

換毛期という季節的な「ヘアサイクル」


これまでお伝えした原因のほかに、季節的な「ヘアサイクル」も関係している、という説があります。

動物に毛の生え変わる「換毛期」があるように、人間にもその名残があるという考え方です。

夏の間に紫外線を浴びて傷んだ髪が抜け、厳しい冬に備えて新しい髪へと生え変わるための、自然で健康的な体の準備と捉えることができます。

実際に、秋に抜け毛が増える傾向を示すデータもあるので、信憑性があるのではないでしょうか?

1年間測定し,抜け毛の動態を観察した。

その結果,抜け毛の数については,両者とも9月に増加しており,季節変動が多少存在することが確認された。

※引用:抜け毛の動態を指標とした育毛剤の評価法より

もし、秋の抜け毛がこの自然なサイクルによるものであれば、それは心配のいらない生理現象の一つと言えます。過度に不安に思う必要はないかもしれません。

秋の抜け毛が続くピークの時期と回復までの目安


秋に抜け毛が増えると、ピークはいつで、いつになったら落ち着くのか、具体的な期間が気になるのではないでしょうか?

その目安を知るためには、まず髪が生え変わる自然な周期である「ヘアサイクル」について理解しておいてください。

以下では、そのヘアサイクルの仕組みをおさらいしながら、秋の抜け毛がいつ頃ピークを迎え、いつ落ち着き、そして回復するのか、一般的なタイムラインを解説していきます。

髪が生え変わる「ヘアサイクル」の仕組みをおさらい


抜け毛が気になる時期を理解するために、まずは私たちの髪がどのように生え変わっているのか、その基本的な仕組みをおさらいしておきましょう。

髪の毛は一本一本に寿命があり、「ヘアサイクル」と呼ばれる周期を繰り返しており、このサイクルは、大きく分けて3つの期間で構成されています。

  • 成長期(2〜6年):髪が伸び続ける期間。頭髪のほとんどがこの段階にある。
  • 退行期(約2週間):髪の成長が止まり、抜け落ちる準備に入る期間。
  • 休止期(約3〜4ヶ月):成長が完全に止まり、毛穴の奥で新しい髪が生まれるのを待っている期間。

そして、普段私たちが目にしている「抜け毛」は、この休止期を終えた髪が、新しく生えてきた髪に下から押し出されて起こります。

つまり、抜け毛は次の髪が健やかに育っている証とも言える、体にとって自然で必要な現象です。

秋の抜け毛のピークは9月〜11月頃


ヘアサイクルの仕組みを踏まえると、秋の抜け毛のピークは一般的に9月から11月頃にかけてと言われています。

これは、夏の紫外線ダメージや季節の変わり目による体の変化が関係しており、本来ならまだ成長を続けるはずだった髪の一部が、少し早く「休止期」に入ってしまうためです。

その結果、秋になると休止期を迎える髪の割合が一時的に増加し、抜け毛が増えやすい状態になると考えられています。

落ち着く時期は冬が一般的


では、ピークを過ぎた後、抜け毛はいつ頃落ち着くのでしょうか?

秋の一時的な抜け毛の増加は、通常1〜2ヶ月ほどで自然に収まるのが一般的です。

冬の訪れとともに、抜け毛の量が普段通りに戻ったと感じる方が多いでしょう。

ただし、抜け毛が落ち着いてから、髪全体のボリューム感が回復するまでにはもう少し時間が必要です。

新しく生えてきた髪が成長し、全体の長さに馴染むまでには時間がかかります。

個人差はありますが、半年から1年ほどかけて、徐々に元の状態に戻っていくと考えておくと良いでしょう。

焦らずに頭皮の健康を保ちながら、じっくりと見守ることが大切です。

3ヶ月以上続く場合や他に症状がある場合は注意


ここまで季節的な抜け毛について解説してきましたが、中には注意が必要なケースもあります。

以下のような症状があると実感があるのなら、単なる季節性の抜け毛ではないのかもしれません。

  • 3ヶ月以上たっても抜け毛が減る気配がない場合
  • 一部分だけが極端に薄くなる場合
  • 頭皮に強いかゆみや炎症を伴うといった症状が見られる場合

これらの症状に当てはまるなど、少しでも不安を感じる場合は、ご自身で判断せずに一度、皮膚科などの専門医に相談しましょう。

専門家に診てもらうことで原因がはっきりとし、安心して適切な対処ができます。一人で悩まず、気軽に専門家の力を借りましょう。

正常な季節の抜け毛と注意すべき抜け毛の違い


抜け毛が増えると、「この抜け毛は、ただの季節的なもの?本格的な薄毛の始まり?」と、不安に感じてしまう方もいるのではないでしょうか?

抜け毛そのものは、髪の生え変わりに伴う誰にでも起こる自然な現象です。

しかし、心配のいらない季節的な抜け毛と、少し注意が必要な抜け毛とでは、いくつかの点に明確な違いが見られます。

ご自身の抜け毛がどちらのタイプなのかを判断するために、これからご紹介するポイントで一度セルフチェックしてみましょう。

抜け毛の状態をセルフチェック


秋の抜け毛は自然な現象と分かっていても、やはり心配になるのもわかります。

そこで、ご自身の抜け毛が心配のいらないものか、少し注意が必要なものかを見分けるために、以下の簡単なセルフチェックを試してみてください。

安心できる抜け毛注意したい抜け毛
抜け毛の
「量」と「期間」
1日の抜け毛は通常50〜100本
秋のピーク時で200本近くになることもあるが
2〜3ヶ月で自然に落ち着く。
1日に200本以上の抜け毛が
3ヶ月以上続く。
抜けた毛の
「毛根」の状態
寿命を全うした毛:
毛根が白っぽく
マッチ棒の先端のように
ふっくらと丸みがある寿命を全うした毛。
成長途中で抜けてしまった毛:
毛根が細くとがっている
黒っぽい
または毛根自体が見られない。
抜けた毛の
「質」と「抜ける場所」
抜けている毛のほとんどが
太くしっかりとした毛。
頭部全体から均等に抜けている。
細く短い、産毛のような毛の割合が多い。
分け目や頭頂部など、特定の場所が特に薄く感じる。

迷ったら専門医に相談する


セルフチェックをしてみて、ご自身の抜け毛の状態はいかがでしたでしょうか?

もし「安心できる抜け毛」の特徴に多く当てはまるようでしたら、季節的なものである可能性が高いと考えられます。

以下でご紹介するセルフケアを試しながら、頭皮環境を健やかに保つことを意識してみてください。

一方で、「注意したい抜け毛」に当てはまる項目が多い場合や、ご自身での判断に迷う場合は、AGA(女性型脱毛症)など他の原因が隠れている可能性も考えられます。

そのような場合は、一人で悩みを抱え込まず、皮膚科などの専門医に相談しましょう。

専門家に診てもらうことで原因が明確になり、ご自身の状態に合った的確なアドバイスを受けられます。

秋の抜け毛を予防する方法


秋の抜け毛は自然な現象とはいえ、できるなら少しでも穏やかに乗り切りたいと思います。

そこで、ご自宅で今日からすぐに実践できる具体的な方法を、それぞれの対策に分けてセルフケアの方法をまとめました。

抜け毛の程度を和らげ、次に生えてくる髪をより健やかに育てられます。

頭皮の血行を促す「セルフマッサージ」を習慣にする


秋の抜け毛対策として、まず気軽に取り入れたいのが頭皮のセルフマッサージです。

夏の疲れや季節の変わり目のストレスなどによって、自分では気づかないうちに頭皮が硬くなっているケースがあります。

硬くなった頭皮をやさしくほぐして血液の流れをよくするのは、抜け毛予防の基本です。

血流が良くなれば、髪の成長に必要な栄養が毛根までしっかりと届きやすくなります。

やり方はとても簡単です。爪を立てず、指の腹を使って頭皮全体をやさしく動かすようにマッサージしましょう。

特に、以下の3箇所を、それぞれご自身が気持ち良いと感じる強さでゆっくりとほぐしてみてください。

  • 耳の上の「側頭部」
  • 首の付け根あたりの「後頭部」
  • 頭のてっぺんである「頭頂部」

シャンプー中や、お風呂上がりに育毛剤などをつけた後など、毎日の習慣に組み込むと無理なく続けやすいでしょう。

お風呂の中と外の両方からヘアケアをする


毎日のシャンプーやドライヤーといった、基本的なヘアケアの見直しも、秋の抜け毛対策には欠かせません。

お風呂の中と外、両方からのアプローチで髪と頭皮をいたわりましょう。

まず、お風呂の中での「インバスケア」では、季節に合わせたアイテム選びが大切です。

  • シャンプーの見直し:衣替えをするように、シャンプーも頭皮の潤いを守りながらやさしく洗える「アミノ酸系」のものに切り替える。
  • トリートメントでダメージ補修:夏の間に浴びた強い紫外線で受けた髪のダメージを、保湿と補修を意識したトリートメントでダメージケアする。

そして、お風呂上がりの「アウトバスケア」も同じくらい重要です。

  • 洗い流さないトリートメントを必ず使う:濡れた髪はキューティクルが開いていて非常にデリケートな状態のため、洗い流さないトリートメントを使用する。
  • 正しいドライヤーの使い方:ドライヤーは頭皮から20cmほど離し、まずは髪の根元から乾かしていくのがポイント。

どのようなアイテムを選べば良いか迷ったときは、成分表示を少しだけ意識してみましょう。

  • やさしい洗浄成分(アミノ酸系): ココイルグルタミン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNa など
  • 保湿成分:セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲン、グリセリン など
  • 補修成分:ケラチン、ヘマチン、ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa) など

これらの成分はあくまで一例ですが、アイテム選びの参考にしてみてください。

内側から整えるインナーケア対策


マッサージやヘアケアといった外側からのケアと合わせて、体の内側からコンディションを整えるインナーケアも、健やかな髪を育むためには非常に大切です。

特に「食事」と「睡眠」という、日々の生活の基本を見直してみましょう。

私たちの髪は、毎日の食事から作られています。

バランスの良い食事を心がけ、髪の成長に必要な栄養素を意識して摂ってみてください。

  • たんぱく質:髪の主成分。肉や魚、卵、大豆製品などからしっかり補給する。
  • 亜鉛・鉄分:髪の成長を助けるミネラル。魚介類やレバー、ほうれん草などに含まれる。
  • ビタミン類:頭皮の健康を支えるために必要。緑黄色野菜や果物などを積極的に取り入れる。

特に秋におすすめしたいのが、旬を迎えるサンマなどの青魚です。

豊富に含まれる「オメガ3脂肪酸」は、頭皮の血行を促す働きが期待できます。

そして、健やかな髪を育むためには、質の良い睡眠も欠かせません。

髪の成長を促すホルモンは、私たちが眠っている間に最も多く分泌されるため、できるだけリラックスできる睡眠時間を確保するよう心がけましょう。

バランスの取れた食事と十分な睡眠は、きれいな髪を育てるのに必要です。

秋の頭皮ケアにおすすめのヘアケア&スカルプケアアイテム10選


ここからは、秋の頭皮ケアにおすすめのアイテムを具体的にご紹介していきますが、その前に、「たくさんありすぎて、結局どれを選べば良いの?」と迷ってしまう方のために、秋のヘアケアアイテム選びで押さえておきたいポイントを解説します。

秋のヘアケアは、夏のダメージをケアしながら、来る冬の乾燥に備えることを大切にしましょう。

特に「保湿」と「頭皮環境を整えること」がキーワードになります。

まずシャンプーは、洗浄力が穏やかで頭皮の潤いを守ってくれる「アミノ酸系」の洗浄成分をベースにしたものを選んでください。

さらに、セラミドなどの「保湿成分」や、頭皮の血行を促す「スカルプケア成分」が配合されているとより効果的です。

トリートメントは、夏の間に受けた紫外線ダメージを補修する「ケラチン」などの成分に注目しましょう。

シアバターやオイルなどの保湿成分で髪のパサつきを抑え、お風呂上がりの「洗い流さないトリートメント」で乾燥やドライヤーの熱から髪を守ることも忘れずに行ってください。

これらのポイントを踏まえて、今回は様々な髪の悩みに対応するおすすめのアイテムを10個厳選しました。

ご自身の髪や頭皮の状態に合わせて、ぴったりの一品を見つける参考にしてください。

イフイング TOKIO IE ハイパー インカラミ シャンプー 200ml ¥2,783(税込)

▼おすすめポイント

特許技術インカラミで、髪の内部から本格的なダメージ補修を実現

アミノ酸系などのやさしい洗浄成分で、頭皮の潤いを守りながら洗う
抗酸化成分フラーレン配合で、夏の紫外線ダメージを受けた頭皮をケア

夏のダメージが気になる髪や、年齢による変化を感じ始めた髪に、サロン品質のケアを自宅で取り入れたい方は試してみましょう。

最大の特徴は、特許技術「インカラミ」による高いダメージ補修力です。

髪の主成分であるケラチンを髪の内部でしっかりと結合させ、ダメージホールを埋めるように補修します。

洗浄成分にもこだわりがあり、タウリン系やアミノ酸系といった、頭皮の潤いを守りながら洗えるマイルドな処方を採用している点も見逃せません。

また、注目すべきは、強力な抗酸化作用を持つ「フラーレン」が配合されている点です。

夏の間に浴びた紫外線による頭皮の酸化ストレスから守ってくれるため、まさに秋からのエイジングケア¹にぴったりの成分と言えるでしょう。

アリミノ コアミー フィナジー シャンプー BS 250ml ¥3,960(税込)

▼おすすめポイント

髪と頭皮の糖化に着目し、ルイボスエキス配合で本格エイジングケア

サロン級の補修成分が、ダメージや年齢で弱った髪の芯を補強する
抗炎症成分を配合し、乾燥によるかゆみなど秋の頭皮トラブルもケア

大人の髪と頭皮の悩みに、多角的にアプローチするサロン品質のシャンプーです。

特に、髪と頭皮の「糖化」に着目している点が、このシャンプーの大きな特徴となっています。

肌のくすみの原因としても知られる糖化は、髪や頭皮にも影響し、パサつきやハリ・コシ低下の一因とされており、その糖化を浸透型ルイボスエキスなどの成分がアプローチし、健やかな頭皮環境へと導いてくれるでしょう。

また、サロン向け製品ならではの、ぜいたくな補修成分も魅力です。

カシミヤヤギ由来のケラチンや、浸透性の高いペリセアなどが、ダメージや年齢によって弱くなった髪の内部をしっかりと補強し、一本一本にハリとしなやかさを与えます。

ミルボン オージュア エイジングスパ クリアフォーム 320g¥4,400(税込)

▼おすすめポイント

濃密な炭酸泡が普段のシャンプーでは落としきれない皮脂汚れを洗浄

硬くなりがちな頭皮をマッサージでほぐし、血行を促進して柔軟に保つ
週1〜2回のスペシャルケアで、頭皮環境をリセットし健やかに整える

普段のシャンプーに加えて、週に1〜2回のスペシャルケアとして取り入れたいのが、こちらの炭酸シャンプーです。

夏の間に溜まった毛穴の皮脂汚れや、年齢とともに気になる頭皮の硬さやニオイを、すっきりとリセットしてくれます。

特に、ホイップクリームのような濃密な炭酸泡がポイントです。

普段のシャンプーでは届きにくい毛穴の奥まで入り込み、酸化した皮脂やスタイリング剤の残留汚れなどを浮かせてすっきりと洗い流せてしまえるでしょう。

カキタンニンなどの消臭成分も配合されており、気になる頭皮のニオイケアにもおすすめです。

菖蒲(あやめ)をイメージした落ち着いた香りで、頭皮のベタつきやニオイ、髪のボリューム不足が気になる方の週末スペシャルケアに最適なアイテムと言えるでしょう。

ハル コスメティックス カオルデイ ビーワンシャンプー 300ml ¥3,030(税込)

▼おすすめポイント

ドライヤーやアイロンの熱を利用して、髪のダメージを補修する

糖系などのやさしい洗浄成分で、季節の変わり目の敏感な頭皮をいたわる
豊富な植物エキスを配合し、頭皮環境を健やかに整えるのを助ける

このシャンプーは、毎日のドライヤーやヘアアイロンがダメージの原因ではなく、ヘアケアの時間に変えられるというコンセプトとなっています。

毎日ヘアアイロンを使う方や、髪のダメージが気になる方はもちろん、頭皮が敏感な方も試してみましょう。

ドライヤーなどの熱に反応して髪を補修する「γ-ドコサラクトン」という成分が配合されている点が、ポイントとなります。

熱が加わることで髪のキューティクルと結合し、うねりや広がりを抑え、指通りの良りまとまりのある髪に仕上がるでしょう。

また、季節の変わり目で乾燥した髪や、刺激を感じやすくなる秋の頭皮にもうれしい、マイルドな洗浄処方も特徴です。

ミルボン ミルボングローバル リストラティブ トリートメント 200g ¥3,300(税込)

▼おすすめポイント

独自成分が髪の内部に浸透し、深刻なダメージを集中補修する

髪の内側を補強しながら外側をコーティングし、しなやかで強い髪へ導く
パサつく髪にうるおいと油分を補給し、弾力のある仕上がりを叶える

夏の紫外線でさらに傷んだ髪を、秋のうちに集中ケアするためのスペシャルケアトリートメントです。

このトリートメントの核となるのが、ミルボン独自の毛髪補修成分です。

ダメージによって失われ、スカスカになった髪の内部に浸透して密度を高め、髪の芯から補強します。

これにより、切れ毛や枝毛などを防ぎ、しなやかで弾力のある状態に仕上げられるでしょう。

また、髪の内側を補修するだけでなく、表面をなめらかにコーティングして指通りを良くし、さらなるダメージから髪を守る働きも期待できます。

特に、髪が濡れると柔らかくなりすぎるようなハイダメージ毛の方や、髪のパサつき、広がりに悩む方もぜひ試してみてください。

コタ アイ ケア トリートメント 200g ¥3,410(税込)

▼おすすめポイント

髪質や理想の仕上がりに合わせ、5種類の番号から最適なケアを選べる

ケラチンやセラミドなどが、髪の内部から本格的なダメージ補修を叶える
トリートメントには珍しく頭皮にも使え、髪と頭皮を同時にケアする

「自分の髪に本当に合うトリートメントが分からない」という悩みに応える、一人ひとりの髪質や状態に寄り添うことをコンセプトにしたトリートメントです。

髪質や求める仕上がりに合わせて5つのラインナップから選べる点が、このトリートメントの最大の特徴となっています。

「1、3、5、7、9」と奇数の番号が振られており、数字が大きくなるほど、しっとりとしたまとまった仕上がりになるでしょう。

もちろん、どの番号を選んでも、髪の内部から満たす本格的な補修成分がぜいたくに配合されているので安心してください。

自分の髪質に最適なケアで夏のダメージを本格的に補修したい方におすすめです。

番号ごとに異なるアロマの香りで、バスタイムがより一層楽しみになります。

デミ フローディア リペアエマルジョン 75g ¥3,080(税込)

▼おすすめポイント

ダメージ部分を感知して選択的に補修し、均一でなめらかな髪へ導く

高い保湿力を持つシロキクラゲ多糖体などが、髪の芯までうるおす
ドライヤーなどの熱から髪を守り、同時にツヤとまとまりを与えてくれる

お風呂上がりのドライヤー前、髪の保湿と保護のためにぜひ取り入れたいのが、こちらの洗い流さないトリートメントです。

夏のダメージや秋の乾燥による、髪のパサつきや広がりに悩む方に適した乳液タイプとなっています。

このエマルジョンの特徴は、髪のダメージ部分を科学的に感知し、必要な箇所にだけ選択的に補修成分が吸着しやすくなっている点です。

これにより、ベタついて重くならずに、程よいなめらかに髪が保湿できるでしょう。

特に注目したいのが、「シロキクラゲ多糖体」という保湿成分です。

ヒアルロン酸にも匹敵すると言われる高い保水力で、乾燥した髪の内部までしっかりとうるおいを届け、やわらかくてしなやかな質感に仕上げられます。

epo エポプレミアムヘマチン 120ml ¥4,950(税込)

▼おすすめポイント

補修成分ヘマチンが、髪にハリ・コシを与えダメージを集中ケアする

プラセンタなどの美容成分が、頭皮に栄養を与え土台から整える
シャンプー後の濡れた髪に使うだけ。手軽に本格ケアを取り入れられる

髪と頭皮の両方にアプローチする、美容液のようなアウトバストリートメントです。

主成分である「ヘマチン」は、髪の主成分であるケラチンと結びつく性質があり、ダメージで空洞化した部分を補修して、髪一本一本にハリとコシを与えます。

また、ヘアカラーの色持ちを良くするだけでなく、紫外線によるダメージから髪を守る働きも期待できる、多機能な成分です。

さらに、頭皮環境を健やかに保つための美容成分がぜいたくに配合されているのも欠かせません。

ウマ由来の「プラセンタ/サイタイエキス」や、栄養豊富な「ユーグレナエキス」が頭皮を保湿でき、髪が成長しやすい土台作りをサポートします。

使い方としても簡単です。シャンプーを洗い流した後、トリートメントをつける前に髪全体になじませるだけで問題ありません。

ちふれ 育毛薬用エッセンス 200ml ¥1,980(税込)

▼おすすめポイント

3つの有効成分が血行促進・抗炎症・殺菌の働きで頭皮環境を整える

ニンジンエキスなどの保湿成分が、乾燥しがちな頭皮にうるおいを与える
毎日続けやすい価格設定で、本格的な抜け毛予防を手軽に始められる

手に取りやすい価格で、頭皮ケアの基本をしっかり押さえた薬用育用エッセンスです。

この製品には、3つの有効成分が抜け毛の原因に多角的に働きかけ、健やかな髪が育つ土台を整えます。

抜け毛対策だけでなく、秋の乾燥した頭皮をケアする保湿成分が豊富なのもうれしいポイントです。

ニンジンエキスやローヤルゼリーエキスなどが、硬くなりがちな頭皮を効率よく保湿でき、柔軟な状態に保てるようになるでしょう。

毎日使うものだからこそ、続けやすい価格設定は魅力のひとつです。サラッとした液体でベタつかず、メントール配合によるスーッとした爽快感で、お風呂上がりの頭皮を心地よく引き締めてくれます。

最近抜け毛が気になり始めた方の最初の育毛剤として、また、フケやかゆみなどの頭皮トラブルを防ぎたい方は試してみてください。

POLA グローイングショット BK 170ml ¥6,600(税込)

▼おすすめポイント

4種の有効成分が発毛促進・育毛・抜け毛予防に多角的にアプローチ

ポーラ独自の美容成分配合で、うるおいのある健やかな頭皮環境へ導く
清涼感とじんわりとした温感が心地よい、ベタつかないテクスチャー

年齢とともに気になる抜け毛や髪のボリュームダウンに、本格的なケアで応えたいという想いに寄り添う、ポーラの技術が詰まった薬用育毛美容液です。

「ニンジン抽出液」や「パントテニルエチルエーテル」など、4種類の有効成分が配合されています。

これらの成分が、スムーズに髪が成長するための土台を多角的に整えられる点がポイントです。

頭皮ケアは毎日続けることが大切だからこそ、使い心地にもこだわったアイテムをつかいましょう。

この美容液に関しては、毎日であってもストレス無く使い続けられます。

つけた瞬間のスーッとした清涼感と、その後にじんわりと感じる温かさが、滞りがちな頭皮の巡りを心地よく刺激するだけでなく、液だれにも配慮されており、朝のヘアセット前にも使いやすいと感じやすいでしょう。

さいごに


秋の訪れとともに気になる抜け毛について、その原因からご自宅でできる対策までご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

夏の間に蓄積されたダメージや季節の変わり目による体の変化、そして髪自身の自然なサイクルなど、秋に抜け毛が増える理由は一つではありません。

しかし、最も大切なのは、その多くは一時的で、自然な生理現象であるという点です。

そのため、過度に心配しすぎる必要はありません。

むしろこの時期を、「夏のダメージをリセットし、本格的な乾燥が始まる冬に備えるための大切なケア期間」と捉えてみてはいかがでしょうか?

正しい知識を持ってご自身をいたわるケアを続ければ、髪はきっと応えてくれます。

この記事が、皆さんの健やかな髪作りのお役に立てれば幸いです。

運営会社情報
お問い合わせ・広告掲載依頼:株式会社PWAN  問い合わせ窓口

Copyright © 2023 ORGANIQUE MAGAZINE(オーガニクエマガジン)

Scroll To Top