最終更新日 2026年3月27日 by kanako
美容師 / webライター
メガネ
美容師免許取得後、美容室を勤務して8年。現在は親が経営する美容室で事務をやりつつ、Webの知識も併用してWebライターとして活躍中。 美容師勤務中の手荒れの経験から、体の内側から髪をきれいにする術を研究している。ヘアケアからヘルスケアなどの、幅広い知識で記事を執筆中。 「薄毛に特化したヘッドスパ」が得意で、美容師時代もお客様から指名をよく受けていた。
初めてのパーマで失敗しないための基礎知識

初心者がパーマで後悔しないためには、まず失敗する理由を知りましょう。
そして、最低限の種類の違いと、自分の髪の状態を把握しておくと安心です。
技術的な内容は美容師に任せるのが一番ですが、基礎知識を持っているだけでカウンセリングの質を高められます。
その結果、理想の髪型に仕上がりやすくなるはずです。
初心者が失敗したと感じやすい原因
初めてのパーマで失敗だと感じるケースの多くは、美容師の技術不足だけではありません。
事前の美容師との認識のズレが原因だと思っておきましょう。
主な原因は以下の4つに分類されます。
- イメージの共有不足:美容師とお客様の間で言葉の定義の感覚が食い違っていることが原因。
- 過去の施術内容との不一致:うまく共有できていないと薬剤選定を誤り、トラブルの原因となる。
- 設定のミス:初めてのパーマで、持ちを良くするために強めのパーマかけてしまうケース。自分ではうまく扱えず、満足度が下がる原因となる。
- 施術後の扱い:パーマが定着する前にシャンプーをするなど、自らパーマの持ちを悪くさせてしまう。
これらは事前に知っておけば防げるものばかりです。
過度に不安にならず、まずは正しい知識を身につけましょう。
パーマがかかる仕組みと持ちの基本
そもそもパーマとは、髪の内部構造を一時的に変える技術です。
髪の内部の結合を一度切断し、形を変えて再結合させるという原理で成り立っています。
パーマ剤の反応プロセスと4つの結合は深い関係があります。 4つの結合のうち3つの結合を切断し、美容技術の中で最も効率的に髪を軟化させる薬剤がパーマ1剤です。
・水素結合 ←薬剤塗布で切断
・イオン結合 ←パーマ剤がアルカリ性なので髪のpHもアルカリ性に傾くことによって切断
・S-S結合 ←1剤の還元作用で切断 ※すべてのシスチン結合が切断されるわけではなく、強いパーマ剤でも髪のシスチン結合の約20%しか実際には切断されていません。パーマ2剤の酸化剤で戻せるのは、シスチン(S-S)結合だけです。pHを等電帯(pH4.5~5.5)にし、髪を乾かすことで、イオン結合と水素結合が元に戻ります。
※引用:デミ コスメティクス|ケミカル講座 vol.1 パーマのしくみ・基礎知識(1):髪と頭皮の基礎理論
この再結合によって形が作られるため、一度かかったパーマは、髪を切るか、再び薬剤で結合を切らない限り、完全に元に戻ることはほとんどありません。
また、施術直後の髪は非常にデリケートです。
一般的に、完全に結合が安定するまでには24時間程度かかるといわれているため、当日のシャンプーや扱い方が、その後のパーマの持ちや毛先のダメージに大きく影響します。
パーマは大きく分けて、コールドパーマとデジタルパーマの2種類
パーマには多くの種類がありますが、初心者が予約時に知っておくべきは、「コールドパーマ」と「デジタルパーマ」の2つの違いです。
コールドパーマは、薬剤の力だけでかける一般的なパーマで、アイロンなどの熱の力を使いません。
コールドパーマでは, 第1剤(還元剤 )でジスルフィド結合を切り,第2剤(酸化剤〉で再びジスルフィド結合をつくる(図 1)。
※引用:髪の毛のコールドパーマのしくみ ー蛋白質の構造ー
- コールドパーマの特徴:髪が濡れている時に最もカールが出やすくなる。
- 向いている人:ショートヘアからミディアムヘアの方、根元のボリュームを出したい方、やわらかい質感を求める方。
それに対してデジタルパーマは、薬剤に加えて、専用の機械で熱を加えてかけるパーマです。
一般的なパーマはパーマ剤を使用してパーマをかけていきますが、デジタルパーマは熱を出すロッドに髪を巻き込んでかけるホットパーマの一種。 通常のパーマは濡れるとウェーブが出て、乾くと伸びるのですが、デジタルパーマは、濡れている時よりも、乾いているときにくっきりとカールが出ます。
※引用:ミルボン|Find Your Beauty MAGAZINE|美容初心者向け!知っておきたいパーマ専門用語5選
- デジタルパーマの特徴:髪が乾いている時にカールが強く出る。
- 向いている人: ロングヘアの方、髪が硬くて直毛の方、パーマがかかりにくい方。朝のセットを楽にしたい方にもおすすめ。
このように、パーマといっても施術のやり方から仕上がりまで、それぞれに違いがあります。
その特徴に合わせて髪型を選ぶと、大きな失敗をしにくくなるはずです。
施術前に確認すべき過去の施術内容とダメージレベル
美容室に行く前に、ご自身の過去の施術内容を振り返っておきましょう。
それが失敗を防ぐ最大の対策です。
特に以下の項目は、必ずカウンセリングで美容師に伝えてください。
- ブリーチ:髪の内部が空洞化していることが多い。通常のパーマ液では髪が耐えられず、断毛やチリつきの原因になるので注意する。
- 縮毛矯正:熱変性によって髪が硬くなっている。パーマがかかりにくい、または施術ができない可能性が十分に考えられる。
- 黒染め:カラー履歴が見た目で判断しにくくなるため、伝えておくと安心。
パーマ液は頭皮に付着することもあるため、頭皮に湿疹や傷がある場合は、薬剤がしみて炎症を起こしてしまうかもしれません。
そのため、事前に確認しておきましょう。
施術を断られるかもしれないと、過去の施術内容を隠してしまったほうが危険です。
正確な情報を伝えておくと、美容師はダメージを抑えた最適な薬剤を選んでくれます。
初心者が知っておくべきパーマの種類と特徴

パーマの種類は多いのは確かですが、初心者が覚えるべき内容は、熱を使ったパーマかどうかの確認と、パーマで髪を巻くロッドの巻き方の2軸だけです。
ここを整理しておくと、美容師に髪型をお願いする際にスムーズにオーダーできます。
まずは、自分の髪質や長さに合わせて、どちらの仕組みが適しているかを確認してみましょう。
あくまで目安ですが、以下のような基準で選ぶと失敗が少なくなります。
- 軟毛・猫っ毛・ショートヘアの方:根元からふんわりと立ち上がるコールドパーマや、自然な動きを出すニュアンスパーマがおすすめ。
- 剛毛・直毛・ロングヘアの方:キューティクルがしっかりしていてパーマが取れやすいため、熱の力で形状記憶させるデジタルパーマがおすすめ。
ただし、これはあくまで一つの目安です。
最終的には美容師が、過去の施術内容や現在の髪の健康具合を診断して決定するため、最終的にはカウンセリングで相談して決めてください。
予約の基本は、コールドパーマ or デジタルパーマ
「コールドパーマ」「デジタルパーマ」という仕組みの違いは、実際の予約サイトやメニュー表では少し違った名前で書かれていることがあります。
また、施術にかかる時間や料金も異なるため、予約前に目安を知っておくと安心です。
- パーマ、デザインパーマなど:これらはコールドパーマだと認識しておく。料金はカット込みで7,000円〜10,000円程度。
- デジタルパーマ、デジパなど:専用の機械を使うため、項目が独立している。コールドパーマに比べて薬剤や工程が多いため、料金はコールドパーマより高くなる。
施術時間に関しても注意が必要です。
当日のスケジュールを組む際は、滞在時間がどれくらいかかるのか事前に聞いておきましょう。
- コールドパーマ: 約1.5時間〜2時間半
- デジタルパーマ: 2時間〜3時間程度
デジタルパーマは、熱を扱う時間が余分に必要になるため、コールドパーマよりも時間がかかります。
さらに、髪質やダメージ具合によっても時間は大きく変わるため、こちらに関しても事前に確認しておくと安心です。
デザイン系パーマの用語を簡単に解説
スパイラルやツイストといった名称は、ロッドの巻き方によって決まるデザインの名前です。
- ニュアンスパーマ:毛先にわずかな動きやクセをつけるパーマ。自然に仕上がるパーマのため、パーマ初心者の方にもおすすめ。
- スパイラルパーマ:ロッドを螺旋状に髪を巻き付けるパーマ。横に巻く一般的なパーマよりもボリュームは出にくいが、強くかけすぎるとボリュームが出すぎてしまう。
- ツイストスパイラル・波巻きパーマ:毛先をねじって作るツイストに加え、波打つようなウェーブが特徴的なパーマ。無造作な束感が作れるため、ヘアセットが気軽にできる。
自分にはどの巻き方が合うかわからないという場合でも、特に大きな心配はいりません。
美容師に写真を見せるだけでも、髪質に合った最適な巻き方を提案してもらえます。
全体にはかけずに、ポイントパーマを選択するのも正しい選択
パーマは、頭全体にかけるものとは限りません。
初めてで不安な方や、特定の悩みを解決したい方は、部分的にかけるポイントパーマを試してみましょう。
トップ(頭頂部)だけにかけて、ふんわりした髪型に仕上げることもできます。
また、前髪だけにパーマをかけた場合は、毛先がサイドに流れやすくなるため、ヘアセットが今よりも楽になるでしょう。
髪型が簡単にセットできるだけでなく、施術時間が短くなる点も魅力の一つです。
ダメージを受ける範囲も最小限で済むため、パーマを初めてかける方にとっても気軽に挑戦できます。
また、カールをつけるのとは逆に、膨らむ部分を抑えるダウンパーマもおすすめです。
サイドが張って膨らみやすいメンズの方や、襟足が浮いてしまう方にも需要があります。
ポイントパーマの経験がない方こそ、美容師にここが扱いにくいと相談してみてください。
今の髪型に合わせたポイントパーマを提案してくれるはずです。
パーマは美容室での頼み方が成功の9割を決める

美容室でのカウンセリングは、単に髪型を注文する場ではありません。
美容師と仕上がりのイメージをすり合わせるための重要な作業です。
以下のポイントを意識するだけで、失敗のリスクを劇的に下げられます。
- 希望の髪型の頼み方:写真を複数枚用意する(正面・横・後ろなど)
- 過去の施術内容:いつ、何をしたか(カラー、縮毛矯正、ブリーチなど)
- 普段のヘアセットの方法:朝のセット時間、使用しているアイテム(ワックス、オイルなど)
- 髪の悩み:絶壁、広がりやすい、ペタンとするなど
- NG項目:これだけは嫌という髪型を伝える(強くかけすぎない、刈り上げないなど)
- 予算と時間の確認:終了希望時刻があれば伝える
上記の内容を、スマホのメモ帳などにコピーして活用してみてください。
言葉で伝えるのは危険!仕上がりのイメージは写真を見せる
「ゆるふわ」「いい感じにして」といった抽象的な言葉だけで伝えるのはやめましょう。
言葉の定義は人によって異なるため、美容師との間で解釈のズレが生じて失敗のリスクを高めます。
オーダーする際には言葉ではなく、写真を見せて希望を伝えてください。
正面、横、後ろなど角度の違う写真や、少し雰囲気が違うけれど好みな写真を3枚程度用意しておくと安心です。
美容師がそれらを見て、似合う髪型を提案してくれます。
ただし、モデルと自分では髪質や骨格が異なるため、写真通りの髪型にしてもらえません。
あくまで、雰囲気を近づけるというスタンスで相談しましょう。
失敗の最大原因は過去の施術内容?包み隠さず伝える
失敗の最大の原因とも言えるのが、過去の施術内容の伝え忘れです。
過去にブリーチ、縮毛矯正、黒染めといった施術の経験がある場合は、必ず伝えてください。
これらの内容を隠したまま施術を行った場合、薬剤が過剰に反応して過剰にダメージを受けるだけでなく、最悪の場合、毛先がチリチリになるといった取り返しのつかない事故につながるリスクがあります。
断られるかもしれないと隠すのはやめましょう。
正直に伝えたほうが、自分の髪を守るためにも重要です。
老けて見えるのを防ぐためにも、絶対にNGの写真も共有しておく
パーマで失敗したくないという不安がある場合は、「こうなりたい」という希望だけでなく、絶対になりたくないというNGの写真も共有しておきましょう。
なりたくない髪型のイメージを伝えられれば、美容師は薬剤の強さやロッドの選定を調整しやすくなります。
特に初めての場合は、最初から強くかけるよりも、弱めで大きめのカールからスタートするのが安全です。
ライフスタイルに合わせて細かく髪型を調整してもらう
パーマはカット以上に、お客様自身によるヘアセットが必要な技術です。
美容室で完璧な仕上がりになっても、自宅で再現できなければ意味がありません。
「朝は5分しか時間がない」など、ご自身のライフスタイルや実情を正直に伝えてください。
それができれば、手入れが楽な髪型や、スタイリング剤なしでもまとまるパーマなど、生活に寄り添った提案を受けられます。
パーマ当日から翌日以降のヘアセットの方法とケアの基本

パーマは、かけたら終わりではありません。
その後の扱い方次第で、持ちと質感が大きく変わります。特に施術直後の24時間と、毎日の乾かし方が重要です。
せっかくかけたパーマを長く楽しむためにも、これから紹介する正しいケアの方法を身につけましょう。
施術後24時間をどう過ごすかで、パーマの持ちが変わる
パーマをかける当日は、できるだけシャンプーを控えてください。
そもそもパーマをかけた髪の毛は、パーマ液によって切断・再結合された髪の結合が完全に定着し、安定するまでには約24〜48時間かかるといわれています。
パーマ剤は、一般的に1剤はアルカリ性、2剤は弱酸性で設計されています。1剤でキューティクルを膨潤させドアを開き、有効成分を毛髪内部へ浸透させ、カールまたはストレートに変形させる状態を作ります。2剤は1剤が作ったカールまたはストレートの状態をキープするため、キューティクルを閉じる役割をします。
※引用:LebeL(ルベル)オフィシャルサイト|ヘアコラム|髪って酸性? アルカリ性?
この結合が不安定な状態で、洗浄力の強いシャンプーで洗うだけでなく、髪をゴムで結んだ場合や、帽子を長時間かぶるだけでも、ウェーブが伸びて髪型が崩れる原因にもなりかねません。
どうしても頭を洗いたい場合は、お湯だけで汚れを流す湯シャンに留めておきましょう。
シャンプー剤を使わず、トリートメントのみで済ませてください。
朝のヘアセットは濡らすことから始める
初心者がやりがちな失敗としてよく見られるのが、乾いた髪にいきなりワックスをつけることです。
水分が不足している状態でスタイリング剤をつけると、パサつきなどの失敗の原因になります。
- 水分補給:水やパーマ用ミストを使い、カールが戻るまでしっかりと髪を濡らすこと。
- 揉み込み:タオルでやさしく余分な水分を取り、スタイリング剤を下から上へ持ち上げてセットする。
- 自然乾燥:形を整えたら、ドライヤーは使わずに自然乾燥させる。
朝に髪型をセットする場合は、上記の方法を意識してみてください。
パーマの爆発を防ぐドライヤーの使い方
夜の乾かし方は、翌日の髪のまとまりを左右します。
特に、ガシガシとタオルで拭かないようにしてください。
また、クシでとかしながら髪を引っ張って乾かすのも避けましょう。
これらはパーマを伸ばしてしまうなど、やってはいけない行為の一つです。
パーマをかけた後の正しい髪の乾かし方としては、以下のようになります。
- 根元を中心にしっかり乾かす。
- 毛先は手で包み込んで持ち上げる。
- 弱風を当てて乾かす。
ポイントは、乾かしすぎないことです。完全に乾かしきらず、わずかに湿り気を残した状態でヘアオイルなどを馴染ませましょう。
そうすると、乾燥による広がりもなく、希望に近い状態の髪型にセットできます。
スタイリング剤の種類は仕上がりの質感で選ぶ
スタイリング剤は種類が多いため迷ってしまいますが、仕上がりの質感で選ぶと失敗しません。
- ムース(フォーム):水分が多いスタイリング剤。ヘアセットに慣れていない初心者の方や、女性のウェーブスタイルにおすすめ。
- バーム・オイル:流行の濡れ感や、束感を出したい時におすすめ。
- ワックス:セット力があるため、髪に動きや立ち上がりをしっかりつけたい場合におすすめ。
もし、どれを選べば良いか迷った場合は、施術を担当した美容師に相談しましょう。
ご自身の髪質やかけたパーマの強さに最適なアイテムを提案してくれます。
パーマ初心者におすすめのパサつき予防シャンプー4選
パーマをかけた髪は薬剤の影響で乾燥しやすく、非常にデリケートです。
洗浄力の強いシャンプーを使うと、パサつきの原因にもなりかねません。
また、せっかくのカールがだれてしまう可能性も十分に考えられます。
パーマの持ちを良くし、きれいなウェーブを維持するためには、マイルドな洗浄力で保湿効果の高いアミノ酸系シャンプーなどを使用しましょう。
以下では、パーマと相性の良いアイテムを厳選しました。
RAFT アンククロスシャンプー 500ml ¥2,750(税込)
人気ヘアサロンが開発した、アミノ酸系洗浄成分をベースにしたノンシリコンシャンプーです。
洗浄力がマイルドなため、パーマによるダメージで乾燥した髪もやさしく洗い上げます。
特徴は、化粧品にも使われる保湿成分であるリピジュアや、セラミドも配合されている点です。
髪の内部にうるおいを与え、キューティクルを整えることで、パサつきがちなパーマヘアでも安心して使えるでしょう。
香りの種類が非常に多いため、その日の気分に合わせて香りを楽しみたい方にもおすすめです。
フォーサイス LUTY ルーティー シャンプー 500ml ¥4,400(税込)
このシャンプーの特徴は、髪質に合わせて選べる天然由来シャンプーである点です。
やさしさと泡立ちを両立させており、天然由来成分にこだわって作られています。
アミノ酸系シャンプー特有の泡立ちの弱さを解消した造りとなっており、濃密な泡によってパーマの大敵であるシャンプー時の摩擦を抑えられています。
細毛や猫っ毛でふんわり仕上げたい方はスムースを選びましょう。
剛毛や広がりが気になる方は、モイストを選ぶと満足しやすいはずです。
補修成分もしっかり入っているため、パーマ後の髪であっても扱いやすくなります。
ミルボン カーボネイティッド シャンプー 150g ¥3,300(税込)
このシャンプーは、施術後の髪の汚れをリセットする目的で使うのがおすすめです。
炭酸の泡によって汚れを落としやすい構造をしたシャンプーのため、パーマ後の独特の薬剤に臭いにも対処できるでしょう。
また、パーマやカラーの施術後は髪がアルカリ性に傾き、ダメージを受けやすい状態になっていますが、このシャンプーは髪を本来の弱酸性へと整える効果まで備わっています。
毎日使う保湿シャンプーとは別に、週に1〜2回、頭皮と髪をリセットするためのアイテムとして活用してみてください。
ファンファレ わたしのきまり 300g ¥5,610(税込)
こちらは一般的なものとは異なり、泡立たない濃厚なクリームで汚れを馴染ませて落とすタイプでのシャンプーです。
摩擦が起きにくいため、髪のダメージを最小限に抑えられます。
コンディショナーやトリートメントの役割も兼ねたオールインワン設計です。
そのため、時短ケアとしても使えるでしょう。
ドライヤーの熱を味方にして髪を補修する成分も配合されている点もポイントです。
乾かした後のまとまりが、通常のシャンプーとは違うので、乾燥して毛先がパサついて困っている方も試してみてください。
パーマ初心者がパサつきを感じた時に使えるおすすめトリートメント4選
パーマをかけた後の髪は、薬剤によって内部の栄養や脂質が流出し、非常に乾燥しやすい状態です。
パサつきを放置すると、ウェーブがきれいに出ず、ただのボサボサ髪に見えてしまいます。
そこで以下では、乾燥した髪に潤いをチャージし、パーマの質感を高めてくれる4つのアイテムをまとめました。
アジュバンコスメジャパン リ:アジュバン プラチナム トリートメント 250g ¥3,520(税込)
皮膚科医の監修の元で開発されているサロン専売ブランドのトリートメントです。
特にパーマやカラーを繰り返して傷んだ髪ケミカルヘア用に設計されており、薬剤によるダメージでパサついた髪をしっとりと落ち着かせます。
特徴的なのは、グルコースやトレハロースといった糖の成分が配合されている点です。
糖には水分を抱え込む性質があります。
そのため、乾燥して広がりやすいパーマヘアに潤いを与え、毛先まで潤いを与えられるでしょう。
花王 オリベ ゴールドラストトランスフォーマティブ 150ml ¥8,140(税込)
「ヘアケア界のロールスロイス」とも評される、アメリカ発のラグジュアリーブランドによるヘアマスクです。
価格は高めですが、その分補修力は高めになっており、ダメージでコシがなくなり、だれてしまった毛先に使ってみましょう。
独自の複合成分が髪の内部深くまで浸透し、内側から強化することで、若々しいハリとツヤを与えてくれます。
週に1〜2回のスペシャルケアとして取り入れてみてください。それだけでも、美容室帰りのようなきれいな仕上がりを自宅で再現できます。
シスレー ヘア リチュアル リペアリング バーム 125g ¥19,250(税込)
こちらは「シャンプーをする前」の乾いた髪に使用する、ユニークな集中補修バームです。
パーマによって流出してしまった髪の脂を補うために使ってみてください。
シアバターやマカデミアナッツオイルなどの植物油脂が高濃度で配合されています。
使い方としては簡単です。
乾いた髪のダメージ部分に塗布して30分ほど置き、その後に通常通りシャンプーをしましょう。
やるべきことはこれだけです。濃厚なバームがとろけて髪の芯まで浸透し、乾燥して硬くなった髪をやわらかくしてくれます。
ミルボン エルジューダ エマルジョン 130g ¥3,146(税込)
お風呂上がりに使う洗い流さないトリートメントになります。
オイルタイプではなく、水分と油分のバランスが良いミルク(乳液)タイプであることが、パーマ初心者におすすめする最大の理由です。
保湿成分としてバオバブエキスが配合されており、水分をたっぷりと含んだやわらかい髪へと導きます。
髪が硬いとウェーブが出にくいですが、これでケアすれば、ふわっとしたやわらかい動きが出やすくなるでしょう。
タオルドライ後になじませてから乾かすだけで、翌朝の髪の毛の状態が変わります。
アイロンを使う予定のパーマ初心者におすすめのヘアミスト2選
パーマヘアのアレンジとしてヘアアイロンを使う場合、絶対に欠かせないのがヒートプロテクト成分です。
パーマで負担がかかっている髪に高温を当てると、チリつきや断毛の原因になります。
そこでおすすめなのが、オイルよりも軽く、アイロン前の乾いた髪にも使いやすいヘアミストです。
熱から髪を守りながら、カールの持ちを良くしてくれるアイテムを厳選しました。
KOSE スティーブンノル ハイドロリニュー ミスト カラープロテクト 250ml ¥1,430(税込)
アイロンやドライヤーの熱ダメージから髪を守ることに特化した、洗い流さないトリートメントミストです。
ヒートプロテクト成分が髪表面をコーティングし、高温によるダメージを軽減します。
内部補修カプセルが髪の深部まで浸透して潤いを与えるため、アイロンを通した後の髪もしっとりとやわらかく仕上がるでしょう。
サラサラとした軽めの質感なので、ベタつきが苦手な方や、軟毛の方でもペタンとならずに使いやすいのが魅力です。
Rainmakers ソルレ ソフニングオイルミスト 150ml ¥1,650(税込)
ミストの手軽さと、オイルの保湿力をいいとこ取りしたアイテムになります。
特徴的なのは、熱に反応して髪を補修する「メドウフォーム-δ-ラクトン」などが配合されている点です。
アイロンの熱を利用して成分が髪に吸着し、これがキューティクルとしての役割を代替えしてくれます。
また、霧のように細かいミストが出る点にも注目しましょう。
ふわっと広がってミストが出るため、オイルのように一箇所にベタっとつく失敗がありません。
パリパリになるのは嫌だけど、ツヤは欲しいという方こそおすすめです。
パーマ初心者でもカールをきれいに出せるおすすめスタイリング剤2選
パーマのスタイリング剤選びで重要なのは、水分とセット力のバランスです。
パーマは乾燥するとパサついて見え、水分を含むときれいなウェーブが出ます。
そのため、初心者の方には水分を含んだ泡で出てくるムース(フォーム)や、固めすぎずにツヤを出せるリキッドタイプがおすすめです。
b-ex mm(ミリ)ワックスフォーム 180g ¥2,420(税込)
ワックスフォームという名前の通り、ワックスのセット力とフォーム(ムース)の潤いをいいとこ取りしたアイテムです。
パーマに最適な水分を含んだ泡が、パサついた髪に潤いを与えながら、程よいウェーブ感を出してくれます。
最大の魅力は、失敗のしにくさです。
固まるのが遅い設計になっているため、初心者が時間をかけて揉み込んでもムラになりにくく、手直ししやすいでしょう。
また、UVケア成分も含まれており、ヘアセットをしながら日中の紫外線ダメージも予防できる優れものです。
オーウェイ フラックス・ポーション 240ml ¥4,840(税込)
イタリア発のオーガニックブランド「OWAY(オーウェイ)」のスタイリング剤です。
ムースやワックスのような「固める・粘る」感覚がなく、まるで水のようなローションを馴染ませるだけで、不思議と髪にハリとツヤが生まれ、パーマの動きが際立ちます。
スタイリング剤のベタつきが苦手という方にもおすすめです。
濡れた髪につけて乾かすと、ツヤ感が程よく出る上に毛先がまとまりやすくなるでしょう。
自然なニュアンスパーマや、やわらかい質感を求める方こそ試してみてください。
さいごに
初めてのパーマは不安も大きいですが、事前に正しい知識を把握して希望の髪型を伝えられれば、大きな失敗は防げます。
美容室では遠慮せず、なりたいイメージの写真を見せ、過去の施術内容を正直に伝えましょう。
また、パーマはかけた後のホームケアが持ちや質感を左右します。
今回ご紹介したケア方法やアイテムを取り入れながら、理想のスタイルを長く楽しんでください。
扱い方で迷ったら、自己判断せずに担当の美容師に相談しましょう。











