【頭皮のにおい！パサつきも！】クレイシャンプーおすすめ10選

「毎日シャンプーしているのに夕方になると匂いが気になる…」

「頭皮はべたつくのに何故か髪はパサパサ…」

「クレイシャンプーってパサつかない？髪にいいの？」

と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そんな方におすすめのクレイシャンプーの効果や選び方などをご紹介します。

また、現役美容師が厳選したおすすめのクレイシャンプーも最後にお伝えします。

クレイシャンプーで使われているクレイとは、簡単にいうと粘土質の成分の一種です。

天然成分なので肌にやさしく、さらに髪にもちょうどいいとされており、美容業界で注目されています。

それはミネラルが配合されていて、美肌効果があるとされているからです。

シャンプーとして使っても血行を良くする効果や、毛穴の汚れを吸着してくれるでしょう。

クレイといっても使われるシャンプーによって、いくつか種類が分けられています。

用途によって使い分けをしているので、それぞれ違いについてもまとめてみました。

クレイは汚れを吸着させると紹介しましたが、その中でもベントナイトといわれる種類は、強い吸着力がポイントです。

皮脂が多く出てべた付きを感じる脂性肌の人なら、ちょうどいいでしょう。

乾燥させて粉上にした「髪洗い粉」として、昔から使われていると言われているほど、洗浄力に特化しています。

逆に保湿に特化したクレイは、ガス―ルといわれる種類です。

保湿剤の代わりとして、外国ではシャンプーと一緒に使うところがあるほど、髪を滑らかに仕上げてくれます。

市販品でもガス―ルを配合してくれているので、髪をしっとりさせたいのなら確認してみてください。

美容業界でも注目されているクレイですが、その理由は美容効果が高いからです。

天然成分でありながら、肌も頭皮もきれいにしてくれるため、肌が弱い人でも安心して使えます。

しかも大きく分けて2つの美容効果が期待できるでしょう。

特にシャンプーとして重宝されており、その美容効果とは、「毛穴の汚れを吸着する効果」と「ミネラルが豊富」の2つです。

それぞれどんな効果が期待できるのか、具体的な内容をまとめてみました。

クレイをシャンプーとして使うのは、とにかく汚れを吸着できるという効果があるからです。

汚れを吸着するため、毛穴の奥にある汚れを浮かせてくれます。

※引用：粘土鉱物による機能材料作製より　https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/68/9/68_364/_pdf

そして洗浄成分で汚れを洗い流して、きれいな頭皮を維持できるわけです。

天然成分でありながら皮脂を吸着できます。

そのためシャンプーのメインの成分である洗浄成分を弱いものに使っても、洗い残しを抑えられるでしょう。

もちろん肌の負担も少ないので、敏感肌の人にも安心して使えます。

クレイのもう1つのポイントが、ミネラルが豊富に含まれているところです。

美容アイテムが好きな人なら、ミネラルの重要性がわかる人も多いかと思います。

その中でもクレイは、カリウムや鉄などの成分がたっぷり含まれており、頭皮の状態を整えてくれるでしょう。

例えばシリカといわれるミネラルは、保湿力をアップできます。

シャンプーとしては、頭皮を保湿するのは大事な要素です。

仮に洗浄力が強い成分が使われていても、クレイで頭皮の乾燥を抑えられるようにバランスが取れるようになるでしょう。

またミネラルに含まれる鉄も、クレイは酸化した状態で含まれています。

つまり酸化鉄という形になりますが、この成分は血液の流れをよくする効果が期待できるため、肌ならワントーン明るくなったという声もあるくらいです。

頭皮に使えば、髪の毛の健康を保つのに役立つので、クレイシャンプーにも含まれています。

それは他にはないメリットが隠されているからです。

まずクレイシャンプーを使うメリットのひとつは、とにかく肌トラブルから回避できるところです。

クレイの成分からしても、肌の状態を整える効果が期待できます。

比較的大きめのフケが出ている人は、特にクレイシャンプーに変えたほうがいいでしょう。

クレイそのものが天然成分であるため、頭皮の負担を最小限に抑えてくれます。

洗浄力も抑えてくれているため、皮脂がいい具合に残っているのもポイントです。

頭皮に直接受ける刺激も緩和できて、肌トラブルから守ってくれます。

クレイの他にはないポイントは、皮脂や汚れを吸着してくれるところです。

毛穴の汚れを浮かせてくれるため、奥底に眠った酸化汚れもなくなってくれます。

酸化汚れが臭いの原因になってしまうため、クレイシャンプーを使えば、頭からの臭いも気にならなくなるでしょう。

※引用：花王より　https://www.kao.com/jp/haircare/scalp/5-1/

ちなみに洗浄力が強いシャンプーと同じなのでは？と、思う人もいるかもしれません。

洗浄力が強いと確かに汚れも洗い流されますが、中には臭いが悪化するケースもあります。

それは必要な皮脂まで洗い流されて、乾燥から皮脂が余計に出るから。クレイシャンプーなら保湿をしながら汚れが浮かせられるので、臭い対策にピッタリです。

シャンプーは汚れを落とすのが目的です。

しかもその汚れを落とす洗浄成分は、市販品の大半が強いものばかり使われています。

何を使っても髪がパサついてしまう人は、この洗浄成分が強いシャンプーを使っているのでしょう。

しかしクレイシャンプーなら洗浄成分が弱くても、クレイのおかげで汚れをきれいに落とせてしまいます。

さらに保湿成分も含まれるので、髪がパサつく人も安心して使えるでしょう。

ただし選び方も大事になってくるので、以下の内容も確認しておいてください。

クレイシャンプーというのは、名前のとおり、自然なイメージを持っている人が多いかと思います。

しかし市販品だと、選び方を間違えると希望の違う仕上がりになってしまうでしょう。

それは市販品というのは、コストを抑えるのが前提になっているからです。

つまり天然成分が少ないため、頭皮が荒れる可能性が高くなっており、クレイが入っていても効果を実感しにくくなってしまいます。

そこでクレイシャンプーの選び方について、3つのポイントに絞ってまとめてみました。

クレイシャンプーを選んで損をしたくない人は、参考にしてみてください。

まず最もクレイシャンプーを選ぶ時に意識してほしいのが、髪を洗った後の仕上がりです。

クレイシャンプーでもいくつか種類があるように、仕上がりもかなり違いがあります。

仕上がりは人によって違いますが、クレイの種類によって好みに合わせたシルエットを作れてしまいます。

クレイシャンプーに限らず、髪の仕上がりはシャンプーで決まるのを知らない人が意外と多くいるので、選び方のひとつのキッカケにしてみてください。

クレイの種類をチェックしていたとしても、市販品の中には、別の洗浄成分を配合しているものも少なくありません。

せっかく頭皮にやさしいクレイを使っていても、洗浄成分が強いものだと効果を実感しにくいでしょう。

これらは、強い洗浄力があるとされている成分の一部です。

成分表を確認してみて、クレイ成分よりも前に表記されている時は、特に注意しておきましょう。

希望と違う仕上がりになる可能性が高いので、なるべく避けたほうが無難です。

※このランキングは美容師(毛髪診断士、ORGANIQUE MAGAZINE編集部員)個人の主観に基づいて作成されています。
※*価格は公式価格で表示

クレイシャンプーは注目されているだけに、市販品でもたくさんの種類があります。

自分に合ったものがどれかわかりにくいでしょう。

そこで成分や仕上がり、手に入りやすさなどを考慮して、おすすめのクレイシャンプーを10個ほど選んでみました。

とりあえずクレイシャンプーを試してみたいという人も、参考にしてみてください。

クレイナルのスムーススパシャンプーは、市販クレイシャンプーの中でも質が高いシャンプーです。

洗浄成分はアミノ酸系でまとめられており、保湿力もちょうどいいでしょう。

この価格でこれだけの質なら、納得できる仕上がりになるはずです。

モンモリナイトのクレイ成分で、ミネラルを補給して頭皮の状態まで整えられます。

髪がパサついて困る人だけでなく、敏感肌の女性にもちょうどいいクレイシャンプーでしょう。

試しにクレイシャンプーに乗り換えてみたい人は、失敗しにくくておすすめです。

ドロアスは、ドラッグストアでよく目にするシャンプーでしょう。

市販クレイシャンプーというだけあり、どうしても質が悪いのでは？と疑いたくなるかもしれません。

しかし安価な割には、質が高めなので、試しに使ってみるのもいいでしょう。

洗浄力が高いオレフィン（C14ー16）スルホン酸Naが入っていますが、モロッコ岩塩クレイで保湿してカバーできています。

さらにセラミドなどの髪に必要なたんぱく質成分で、髪の補修にも役立つでしょう。

こだわりはないけど、クレイシャンプーで失敗したくない人にもおすすめです。

クレイシャンプーの中でも、保湿力を前面に出しているのが、ローズ ド マラケシュです。

洗浄成分もアミノ酸系でまとめており、髪を洗った後でもしっとり系に仕上がります。

さらにモロッコ岩塩クレイなどの天然成分で、頭皮の状態を整えられるため、敏感肌の女性でも安心して使えます。

その代わりに上記で紹介した市販クレイシャンプーの中でも、少し高めです。

こだわってクレイシャンプーを使いたい人向けのアイテムですが、質は確かなので試してみてください。

今まで紹介したクレイシャンプーの中でも、比較的特徴的なのが、デルマーレのスカルプ マッサージクレイです。

一般的な洗浄剤が含まれていない代わりに、クレイ成分であるベントナイトが活躍します。

皮脂を吸着できるので、ある程度はべた付きなどを抑えられるでしょう。

とはいえ、あくまで頭皮マッサージ用のケアアイテムとなります。

物足りない人もいるかもしれないので、普通にシャンプーをした後に使うなどの使い方がおすすめです。

髪のパサつきも抑えられるので、スカルプケアをしたい人は試してみてください。

外見は普通のシャンプーに見えますが、中身を見るとうまくできたクレイシャンプーが、ペリカン石鹸の泥炭石 地肌ケアシャンプーです。

洗浄成分の中に、洗浄力に強いオレフィン（C14ー16）スルホン酸Naが含まれていますが、加水分解ダイズタンパクなどの保湿剤でバランスをとっています。

また無駄に成分数が多いシャンプーに比べて、成分数がシンプルでわかりやすいのも安心できるポイントですね。

脱脂力が強いベントナイトが含まれているので、皮脂が多い人だと相性がいいでしょう。

モルトベーネは、シャンプーも含めて美容業界でも有名な会社です。

そんな会社がクレイエステシャンプーというものを作ったのですが、うまくバランスが取れたいいシャンプーといえるでしょう。

アルキル(C14-18)スルホン酸Naという洗浄剤は、比較的洗浄力が強くて乾燥しがちですが、その他の添加剤がうまくバランスをとっています。

クレイ成分は保湿力が高いタナクラクレイというものを使い、その他にもアミノ酸系の髪に必要なものを揃えているのがポイントです。

万人受けしやすいので、ヘアカラーなどの施術をしていない健康的な髪の人は使ってみましょう。

アルグのスーパーマッドシャンプーは、洗浄剤がオレフィン(C14-16)スルホン酸ナトリウムです。

あまり保湿には向きませんが、モンモリナイトのクレイ成分でカバーしてくれています。

さらに髪に大事なヘマチンが含まれているのもポイントです。

バランスがうまくとれているので、比較的万人受けするタイプのひとつといえるでしょう。

とはいえ、ヘアカラーなどをした髪には、乾燥しやすいので注意してください。

あくまで健康な髪の人用の、クレイシャンプーとして使うのがおすすめです。

パラオブライドのクレイシャンプーは、ラウレス硫酸Naが入っています。

そのため一見パサつきそうに感じて、不安になる人も多いでしょう。

しかしその代わりに保湿力があるパラオ白泥というホワイトクレイのおかげで、バランスが取れています。

程々に皮脂が多く出るのなら、パラオブライトのクレイシャンプーを使ってみてください。

またクレイ成分だけでなく、ハイビスカス花エキスなどの天然成分でも頭皮の状態を整えてくれるでしょう。

極端なパサつきを抑えられるので、不安になる必要はありません。

クレージュのシャンプーは、ドラッグストアでも見かける知名度の高いシャンプーです。

よく目にするだけに気になっている人も多いでしょう。

じつはオレフィン(C14-16)スルホン酸ナトリウムが入っていて、パサつきが気になる人も多いクレイシャンプーです。

さらにクレイ成分もベントナイトが含まれており、これも皮脂を吸着する力が強いため、皮脂が多い人が使うとちょうどよくなっています。

有名なシャンプーが好きで、皮脂が多い人は試してみてください。

クレイシャンプーを使った経験がない人は、コスパがいいものを選びがちです。

その中でもグレースのナチュラルERシャンプーはかなりコスパがいいですが、その代わりに洗浄力が強い安価な洗浄剤が使われているので、気を付けましょう。

「(C12-13)パレス-3硫酸Na」が最も多いですが、さらに「オレフィン(C14-16)スルホン酸Na」も入っています。

皮脂が多い人だとサッパリ仕上がっていいかもしれません。

とはいえ、万人受けするクレイシャンプーではないないので、意識しておいてください。

クレイシャンプーは、名前のとおり天然成分が入ったシャンプーです。

パッと聞いた感じだと安心して使えそうですが、あくまでクレイ成分が入っていれば、それはクレイシャンプーとなります。

刺激が強い洗浄成分が使われたクレイシャンプーもあるので、気を付けて選びましょう。

またクレイ成分にも種類があるので、選び方が大事です。

選び方さえ間違えなければ、クレイ成分によって皮脂を取り除いてくれる上に、クレイにミネラルによって頭皮の状態まで整えられます。

スカルプケアとしても役立つので、気になる人は市販クレイシャンプーから使い始めてみてください。

安価なものも多いので、この機会に試してみましょう。