シャンプーを選ぶとき、よく見かける「薬用」という表示。普通のシャンプーとどのように違うのか疑問に思ったことがある方も多いはずです。
そこで今回は、薬用シャンプーとは何か、普通のシャンプーとどのように違うのかを解説します。
また、薬用シャンプーが向いている方や選び方、編集部が厳選したおすすめ20選もお伝えします。
ぜひ最後まで読んでいただき、ご自身に合った薬用シャンプー選びの参考にしてください。
日本化粧品検定1級、サプリメントアドバイザー / webライター
辻 チャコ
【得意分野】美容全般、化粧品、美容、ヘアケア、健康、ダイエット
【経歴】広告代理店・営業職を経てフリーランスのコピーライターへ。双子の母でもあり、歌手活動も行う美容ライター。
薬用シャンプーとは?普通のシャンプーとの違い
薬用シャンプーとは、「医薬部外品」に分類されるシャンプーのことです。
「医薬部外品」とは厚生労働省が効果・効能が有効であると許可した成分が、一定の濃度で配合されているものを指します。
医薬品医療機器等法により「人体に対する作用が緩和なもので、機械器具類ではないもの」と定義されています。
つまり「薬用シャンプー=医薬部外品」です。
普通のシャンプーは「化粧品」に分類され、髪や頭皮を美しくみせたり清潔にしたりすることが目的です。
医薬部外品と違い、効果・効能を謳うことができません。
ただし、医薬部外品も「医薬品」とは異なり、治療を目的としたものではなく、予防や衛生を主な目的としています。
薬用シャンプーがおすすめな人
普通のシャンプーは、頭皮や髪を洗浄して清潔にすることが目的です。
シャンプーにこれ以上の効果を期待する方は、薬用シャンプーの利用がおすすめです。
例えば、抜け毛が気になるから育毛効果のあるシャンプーを使いたい、かゆみが気になるから抗菌成分の配合されたものにしたい、という方には薬用シャンプーがおすすめです。
目的に合わせて薬用シャンプーを選びましょう。
薬用シャンプーの選び方
薬用シャンプーには、さまざまな種類があります。
そのため、選ぶ際には、効果・効能をよく見極めなくてはなりません。
ここでは、薬用シャンプーの選び方について、詳しく確認していきましょう。
頭皮の悩みに合わせて選ぶ
薬用シャンプーには「有効成分」が配合されています。
頭皮の悩みによって選ぶべき有効成分についてお伝えしていきましょう。
頭皮のかゆみが気になる場合
頭皮のかゆみが気になる場合には、抗菌成分や抗炎症成分が配合された薬用シャンプーがおすすめです。
主な有効成分は以下のとおりになります。
- グリチルリチン酸ジカリウム
- ピロクトンオラミン(オクトピロックス)
- ミコナゾール硝酸塩
海外では「ケトコナゾール」も抗菌や抗炎症成分として配合されていますが、国内では認可されていません。
個人輸入でも手に入りますが、正規品ではない可能性もあるため、日本で認可された商品を使いましょう。
頭皮が脂っぽくフケが気になる場合
頭皮の過剰な皮脂による脂漏性が原因の場合、べたついたフケが出ます。
皮脂をエサとする常在菌のマラセチア菌が増殖し、頭皮が刺激されることによって頭皮環境が悪くなり、フケが出るようになります。
頭皮のかゆみやべたつき、臭いも気になることがあるので、抗菌作用のある薬用シャンプーがおすすめです。
有効成分は以下を参考にしてください。
- グリチルリチン酸ジカリウム
- ミコナゾール硝酸塩
- ピロクトンオラミン(オクトピロックス)
頭皮の乾燥が気になる場合
頭皮が乾燥すると、かゆみやフケの原因にもなります。
頭皮が乾燥するのは、洗浄力が強すぎるシャンプーを使っていたり、熱いお湯ですすいでいたり、ドライヤーを長時間使っていたりすることが主な原因です。
お肌と同じく、頭皮も乾燥するとバリア機能が低下してしまうため、頭皮環境が悪化してしまいます。
乾燥しないため保湿成分が多く含まれたシャンプーを選びましょう。
有効成分として配合される成分は以下のとおりです。
- グリチルリチン酸ジカリウム
- ベタイン
- ミコナゾール硝酸塩
薄毛が気になる場合
薄毛が気になる場合、男性と女性では原因が異なります。
男性は皮脂が多く毛穴が詰まることが多く、女性は乾燥による薄毛が多いため、原因に合ったものを正しく選びましょう。
育毛に有効な成分は次のとおりです。
- グリチルリチン酸ジカリウム
- サリチル酸
- ピロクトンオラミン
- アデノシン
- アラントイン など
継続できる価格で選ぶ
薬用シャンプーは治療目的の薬ではないため、すぐに効果が期待できるものではありません。
使い続けることで少しずつ効果を感じることができるため、あまりに高価なものだと経済的に厳しくなってしまいます。
最低でも3ヶ月以上は継続して使ってみることが大切なので、継続できる価格かどうかも薬用シャンプー選びのポイントです。
お財布と相談しながら、選ぶようにしてください。
【編集部厳選】薬用シャンプーおすすめ20選
編集部が厳しい目でチェックして選んだ、おすすめの薬用シャンプー20選を紹介します。
自分の悩みや症状をよく確かめて、ご自身に合ったものを選ぶ参考にしてみてください。
1.ハルカラ デオラボ LIAスカルプシャンプー
頭皮や皮膚には常在菌が存在していますが、数のバランスが崩れると頭皮環境が悪化してニオイの元となります。
ミコナゾールが原因菌の増殖を抑制し、皮脂やフケも防ぎます。
またアミノ酸成分で余分な皮脂や汚れのみをやさしく除去。
頭皮に必要なものは残し、正常な環境に整えます。
主な成分 | 精製水、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液、N-ラウロイル-L-アスパラギン酸ナトリウム液 |
価格 | 4,158円(税込) |
内容量 | 300ml |
2.レオナ ビューティーキュアライフ
皮脂の過剰分泌による頭皮のニオイを抑えるために開発された薬用シャンプーです。
さまざまな理由で皮脂が過剰分泌するのを、理想的な皮脂量へ導くためにグリシン、セリン、アルギニン、グルタミン酸などの成分を配合しました。
継続して使うことで、正常な皮脂分泌量となり、ニオイやベタつきが気にならないようになっていきます。
主な成分 | ローマカミツレ、アルニカ、オドリコソウ、ローズマリー、グルタミン酸、海藻エキス、アラニン、プロリン、セリン |
価格 | 初回限定:979円(税込) |
内容量 | 200ml |
3.AFC 薬用アミノ酸 シャンプー 爽快柑
生薬・甘草由来の有効成分グリチルリチン酸ジカリウムを配合した薬用シャンプー。
94.7%が天然由来成分で、肌や髪に近い15種類のアミノ酸を使い、やさしく洗います。
ノンシリコンの弱酸性で、リンスも必要ありません。
フケ、かゆみや頭皮の汗臭を防ぎます。
主な成分 | グリチルリチン酸ジカリウム、精製水、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン |
価格 | 初回限定:500円(税込) |
内容量 | 150ml |
4.ワイズ製薬 カダソン 薬用スカルプシャンプー
脂漏性頭皮向けに、原因菌であるマラセチア菌を洗い流し、発生を防ぐよう2種類の有効成分、グリチルリチン酸2Kとサリチル酸が配合されています。
刺激を抑え頭皮環境を整えるために、99%天然成分の低刺激なアミノ酸系で仕上げました。
菌の再発生を予防するために、オイルフリーですが水溶性保湿成分で乾燥を防ぎます。
主な成分 | グリチルリチン酸2K、サリチル酸、プロパンジオール、ベヘニルアルコール、ステアラミドエチルジエチルアミン、クエン酸 |
価格 | 2,622円(税込) |
内容量 | 250ml |
5.エーエフシー SHIN.薬用ボタニカルスカルプシャンプー
皮脂の多い男性の頭皮は、フケやかゆみ、ニオイが悩みです。
94.6%が天然成分、洗浄成分はアミノ酸系でマイルドにしっかり洗い上げ、16種の植物性保湿成分がふんわりした仕上がりにします。
毛髪の育成、脱毛を抑制するスカルプ成分「バージョンアップ」を採用し、補修成分の加水分解卵殻膜も配合しています。
主な成分 | コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸Na、セテアレス-60ミリスチルグリコール、塩化Na、グリセリン |
価格 | 初回限定:1,650円(税込) |
内容量 | 300ml |
6.アートネーチャー スカルプケア LABOMO
生命力の強いカンカエキス、和漢植物のエゾウコギエキスなど厳選した保湿成分を配合。
有効成分にイソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウムを配合し、頭皮の余分な皮脂を取り除き、爽やかに洗い上げます。
独自技術で界面活性剤を使用せずにナノカプセル化を実現し、4成分を閉じ込めて頭皮角質層まで届けます。
主な成分 | イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム、チンピエキス、カンカエキス、オウゴンエキス、ホップエキス |
価格 | 2,750円(税込) |
内容量 | 270ml |
7.ライオン オクト薬用シャンプー
フケ、かゆみ、ニオイが気になる方に、有効成分オクトピロックスを配合した薬用シャンプーです。
男女はもちろん、子どもまで家族で使えます。
特に夏場の頭皮のニオイや髪のベタつきが気になる場合や、普通のシャンプーでかゆみが出る場合におすすめです。
きしまずスッキリとした仕上がりになります。
主な成分 | ピロクトンオラミン、ラウレス硫酸Na、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、POEラウリン酸エタノールアミド |
価格 | 459円(税込) |
内容量 | 320ml |
8.ダリヤ フケミン ユー薬用シャンプー
10代からはじめるフケ対策の薬用シャンプーです。
ミコナゾール硝酸塩、グリチルリチン酸ジカリウムの2つの有効成分が、フケの原因菌の増殖を抑え、かゆみやニオイも防ぎます。
また頭皮環境を整えるために、高い保湿力のリピジュアを配合。
頭皮をうるおし、バリア膜を作ることで乾燥を予防します。
主な成分 | グリチルリチン酸ジカリウム、ミコナゾール硝酸塩、安息香酸ナトリウム、エデト酸二ナトリウム、クエン酸、フェノキシエタノール |
価格 | 757円(税込) |
内容量 | 200ml |
9.ZERO PLUS U-MA薬用 ウーマシャンプープレミアム
髪の成長期・退行期・休止期という生え替わるサイクルに合わせて、洗浄・栄養・持続の力で頭皮環境を整えていくスカルプケアシャンプーです。
AGA専門医と毛髪診断士が成分監修を行い、厳選した25種の生薬と高品質の馬油を配合。
有効成分グリチルリチン酸2Kをはじめ、4種のスカルプ成分でスッキリと洗い上げます。
主な成分 | グリチルリチン酸2K、海藻エキス、ラン抽出液、アスパラサスリネアリスエキス、dl-α-トコフェリルリン酸ナトリウム |
価格 | 3,582円(税込) |
内容量 | 300ml |
10.大塚製薬 UL・OSウル・オス 薬用スカルプシャンプー
シメン-5-オール(殺菌剤)とグリチルリチン酸2K(消炎剤)を有効成分として配合し、頭皮や毛髪のかゆみ、ニオイを防ぎます。
コアセルベーション技術により、ノンシリコンでもきしまずリンス不要のなめらかな仕上がりに。
こだわりのアミノ酸系洗浄成分で、刺激が少なくマイルドに仕上がります。
主な成分 | シメン-5-オール、グリチルリチン酸2K その他の成分:ラウロイルアスパラギン酸Na液、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液 |
価格 | 2,110円(税込) |
内容量 | 500ml |
11.ディーエイチシー DHC 薬用ミコスキット地肌ケアシャンプー
フケの原因となるマラセチア菌の増殖を抑えるミコナゾール硝酸塩、かゆみの原因となる抗炎症成分グリチルリチン酸ジカリウムのW有効成分を配合。
ビタミンA誘導体、ビタミンB5前駆体、ビタミンC誘導体や、保湿成分のセラミドが頭皮を健やかな状態へ導きます。
豊かな泡立ちのアミノ酸系洗浄成分です。
主な成分 | ミコナゾール硝酸塩、グリチルリチン酸ジカリウム、パイナップルセラミド、ユズセラミド、ビタミンA誘導体 |
価格 | 2,068円(税込) |
内容量 | 370ml |
12.第一三共ヘルスケア MINON ミノン薬用ヘアシャンプー
有効成分にグリチルリチン酸2Kを配合した薬用シャンプーです。
肌にやさしい植物性アミノ酸系洗浄成分を採用し、アレルギーの原因物質をできるだけカット。
敏感肌の方や子ども、高齢の方まで幅広く使えます。
保湿成分として12種類のアミノ酸を配合し、しっとりまとまりのある髪へ導きます。
主な成分 | グリチルリチン酸2K、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA液、ラウロイルメチル-β-アラニンNa液、ラウリン酸ポリグリセリル |
価格 | 1,264円(税込) |
内容量 | 450ml |
13.熊野油脂 ビューア スカルプケアリンスインシャンプー
薬用成分にピロクトンオラミンを配合したリンスインシャンプー。
頭皮環境を整え、フケ、かゆみを防ぎながら育毛剤の浸透を助けます。
育毛成分にはジオウ、センブリ、海藻、人参、チョウジの5つのエキスを配合。
ノンシリコンで毛穴をきれいに保ち、スッキリとした洗いあがりです。
主な成分 | ピロクトン オラミン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸K、グリセリン、ツバキ油 |
価格 | 1,028円(税込) |
内容量 | 700ml |
14.ロート製薬 メディクイックH 頭皮のメディカルシャンプー
抗真菌成分のミコナゾール硝酸塩、抗炎症成分グリチルリチン酸ジカリウムを配合した薬用シャンプーです。
フケ、かゆみを抑え、症状がおさまっても予防として毎日使えます。
髪がきしみにくいコンディショニング成分を配合。
アミノ酸系洗浄成分と弱酸性、ノンシリコン処方で髪をやさしく洗います。
主な成分 | ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、ヤシ油脂肪酸アシルDL-アラニンTEA液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド |
価格 | 1,980円(税込) |
内容量 | 320ml |
15.ドクターシーラボ エスモEX 薬用シャンプー
イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸2Kのダブルの有効成分を配合した薬用シャンプーです。
3種のヒアルロン酸と2種のコラーゲンを配合し、頭皮と毛髪をしっかり保湿して頭皮環境を整えます。
ノンシリコン、無着色、無鉱物油、パラベンフリーで、地肌にやさしいシャンプーです。
ハリやコシのある髪へ導きます。
主な成分 | イソプロピルメチルフェノール*、グリチルリチン酸2K*、水、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、加水分解ヒアルロン酸 |
価格 | 3,080円(税込) |
内容量 | 500ml |
16.柿のさち 薬用柿渋スカルプケアディープクリアシャンプー
体臭や加齢臭といったニオイの原因は、毛穴などに詰まった皮脂汚れが酸化し、菌が繁殖して悪臭成分が発生することです。
特許成分のGlobuleは、ニオイの3大原因すべてにアプローチできる成分。
さらに2つの有効成分でフケやかゆみを防ぎ、19種類の天然保湿成分が頭皮環境を整えてくれます。
主な成分 | グリチルリチン酸ジカリウム、イソプロピルメチルフェノール、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、クエン酸 |
価格 | 2,640円(税込) |
内容量 | 500ml |
17.マンダム ルシード 薬用スカルプデオシャンプー
特に40代以降の男性を対象とした、ニオイ対策の薬用シャンプーです。
消臭成分として、植物フラボノミックス、緑茶エキスなどを配合しました。
肌にやさしいマイルドなアミノ酸系洗浄成分ですが、ディープクレンジング処方で毛穴に蓄積した皮脂汚れまでスッキリ。
有効成分がニオイ菌を殺菌して、ニオイの発生を予防します。
主な成分 | トリクロサン、グリチルリチン酸ジカリウム、精製水、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、エタノール |
価格 | 1,315円(税込) |
内容量 | 450ml |
18.ヤマサキ LaSana 薬用シャンプー
年齢を重ねた頭皮と髪へアプローチする、オリジナル海藻ブレンドエキスを配合した薬用シャンプーです。
ハリがなくなった髪を内側から補修する保湿成分と、うるおいを奪わず汚れだけを落とすアミノ酸系洗浄成分が頭皮をいたわりコシのある髪へ導きます。
加齢によるフケやかゆみが表れはじめた方におすすめです。
主な成分 | グリチルリチン酸2K、精製水、ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA液、ヤシ油脂肪酸アシルDL-アラニンTEA液、大豆エキス |
価格 | 3,300円(税込) |
内容量 | 375ml |
19.オルビス スカルプイズム シャンプー
クリーミーな泡立ちが特徴の薬用スカルプシャンプー。
泡パックのようにスッキリ洗えて、きしまずまとまりの良い仕上がりです。
有効成分にピロクトンオラミン、グリチルリチン酸2Kを配合し、フケやかゆみ、ニオイの原因を抑えます。
気になるシリコンも不使用、無香料なのもポイントです。
主な成分 | ピロクトンオラミン、グリチルリチン酸2K、精製水、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、テトラデセンスルホン酸Na液 |
価格 | 1,100円(税込) |
内容量 | 250ml |
20.スリーボム ナチュラルウォッシュシャンプー
グリチルリチン酸ジカリウム、サリチル酸の2種類を配合した薬用スカルプケアシャンプーです。
きめ細かな泡で皮脂や毛穴の汚れをやさしく落として、男女問わず使えます。
髪だけでなく頭皮にもうるおいを与えるため、7種の植物エキスと3種の海藻エキス、パンテノールを配合。
頭皮環境を整えて年齢悩みをサポートします。
主な成分 | グリチルリチン酸ジカリウム、サリチル酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸液、クエン酸、ユーカリ油、ハッカ油、ヤシ油 |
価格 | 3,850円 |
内容量 | 450ml |
薬用シャンプーの注意点
薬用シャンプーには通常のシャンプーとは違い、有効成分が一定量配合されています。
医薬部外品のため、稀にではありますが、副作用が出てしまう可能性はあります。
特に敏感肌やアレルギーがある方は、成分をよく確認して注意してください。
薬用シャンプーでは、皮膚への刺激に気をつける必要があります。
特に殺菌効果がある成分には必ず刺激が伴うため、肌の弱い方はパッチテストなどを行ってください。
万が一、かゆみやしっしん、肌荒れなどのトラブルが起こった場合には、商品名・含有成分一覧をメモして皮膚科を受診しましょう。
薬用シャンプーの正しい使い方
薬用シャンプーの使い方は、基本的に通常のシャンプーと同じです。
パッケージや商品説明に特に指示がなければ、普通のシャンプー剤と同じように洗いましょう。
【基本的なシャンプーの仕方】
- 髪を濡らす前にブラッシングをして大まかなホコリを落とす
- 38度程度のぬるま湯で2〜3分かけ流して予洗いをする
- シャンプーを適量とり、よく泡立ててから頭皮につける
- 指の腹を使ってやさしく頭皮を揉むように洗う。強く擦りすぎないように注意
- 38度程度のぬるま湯で2〜3分を目安にしっかり洗い流す
薬用シャンプーにまつわるQ&A
最後に薬用シャンプーに関して多くの方が持つ疑問についてまとめました。
Q&A形式でお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
髪が生える薬用シャンプーはある?
育毛・養毛を謳う薬用シャンプーはありますが、あくまでも頭皮環境を整えて今ある髪を育てるためのものです。
現在は薄毛の治療薬もありますが、専門医による処方が必要であり、医薬部外品には髪が生える効果のあるものはありません。
女性用を男性が使っても問題ない?
基本的には女性用を男性が使うことに問題はありません。
ただし、女性用・男性用となっている商品は、男女で異なる特有の頭皮悩みに合わせたものです。
商品の特徴や有効成分など、何が配合されているかしっかり確認してから使いましょう。
子どもでも薬用シャンプーは使える?
基本的には子どもでも薬用シャンプーは使えます。ただし、有効成分には刺激が強いものもあるので、子どもに使う場合にはアミノ酸系やベタイン系の刺激が少ない薬用シャンプーを選びましょう。
「無添加」と表記されていても「何が無添加なのか?」を確認し、心配であれば使用は避ける方が無難です。
薬用シャンプーを使いたいほどの症状があるなら、皮膚科などに相談しましょう。
髪や頭皮の悩みに合った薬用シャンプーを選ぼう
薬用シャンプーとは、医薬部外品に分類される、厚生労働省に効果・効能を認められた有効成分が一定量配合されたシャンプーです。
商品に「薬用」「医薬部外品」と表示されていますが、どちらも同じ意味を持ちます。
薬用シャンプーには、有効成分が配合されていますので、症状や悩みに合わせて選ぶことが大切です。
ここでお伝えした選び方やおすすめの商品を参考にして、ご自身に合った薬用シャンプーを選んでください。