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【初めて髪を染める人へ】ヘアカラー後の長持ちするケア方法を徹底解説!おすすめシャンプーも厳選紹介

【初めて髪を染める人へ】ヘアカラー後の長持ちするケア方法を徹底解説!おすすめシャンプーも厳選紹介

初めてヘアカラーに挑戦したいけれど、「髪が傷むのが怖い」「美容室とセルフカラーどっちがいいの?」「自分に似合う色がわからない」と悩んでいませんか?

実は、ヘアカラーは仕組みや選び方を知らないまま行うと、思った色にならない・ムラになる・ダメージが悪化するといった失敗につながりやすい施術です。

しかし、カラー剤の種類やブリーチの違い、色の選び方、正しいヘアケアを事前に理解しておけば、初心者でも失敗リスクを大きく減らせます。

この記事では、美容師目線で

  • 初めてのヘアカラーで知っておくべき基礎知識
  • 美容室カラーとセルフカラーの違い
  • ブリーチあり・なしの特徴
  • 似合う髪色の選び方
  • 色持ちを良くするヘアケア方法
    までをわかりやすく解説。

さらに、カラー後の髪を守るおすすめシャンプーも厳選して紹介します。
初めてでも安心してヘアカラーを楽しみたい方は、ぜひ最後までチェックしてください。

もくじ

初めてのヘアカラーで失敗しないための基礎知識


初めてヘアカラーに挑戦する際に、「何を使って染めるのか」という点を知っておきましょう。

傷むのが怖いといった不安は、薬剤の特性を把握できればある程度解消できます。

まず、一般的に使用されるヘアカラー剤の種類は、大きく分けて以下の3つだという点を覚えておいてください。

  • 永久染毛剤、酸化染毛剤(ヘアカラー)
  • 半永久染毛料(ヘアマニキュア・ヘアカラートリートメントなど)
  • 一時染毛料(カラースプレーなど)

一般的にヘアカラーと呼ばれるものは、美容室や市販で広く使われている「永久染毛剤、酸化染毛剤」です。

今回は、この永久染毛剤を使用することを前提に、その特徴と注意点を解説します。

カラー剤の仕組みとダメージの関係


髪が傷むのを防ぐためには、まず髪が染まる仕組みについて理解しましょう。

ヘアカラー剤(永久染毛剤)は、以下の手順で髪を染めます。

  1. キューティクルを開く:アルカリ剤の作用で、髪の表面にあるキューティクルを開き、薬剤の通り道を作る。
  2. 脱色と発色の同時進行:髪の内部に入った薬剤がメラニン色素を分解し、同時に染料が結びついて発色する。

メラニン色素を分解して脱色すると同時に、染料同士が髪の内部で結びついて、しっかり染まります。 洗髪しても色は落ちにくいのですが、髪が伸びると、色の段差ができるので、部分的に染め直す必要があります。染め直す目安は、約1ヶ月~2ヵ月。バッチテストが毎回必要です。

※引用:花王 ヘアケアサイト|カラーリング剤

このように、ヘアカラーは髪の表面を無理やり開いて内部を変化させる化学反応です。

そのため、どうしても髪には負担がかかります。

キューティクルが開いたままの状態では、髪の栄養分や染料が流出しやすくなり、パサつきや色落ちの原因となりかねません。

だからこそ、ヘアカラーをした直後には開いたキューティクルをケアして閉じるというアフターケアが不可欠です。

適切なヘアケアを行えば、髪の毛へのダメージの進行は大幅に抑えられます。

初めて染めるバージン毛は色が入りにくい?


初めてヘアカラーを行った際に、思ったよりも色が暗かったというケースだけでなく、あまり変化がなかったという失敗もよく目にします。

一度も染めたことのない健康的な髪は、キューティクルが隙間なくきれいに整っている状態です。

そのため、薬剤が内部へ浸透しにくい傾向があります。

すでにヘアカラーを繰り返している髪に比べて、初回は色が入りにくい場合も少なくありません。この事実を知っておいてください。

また、日本人の黒髪には、もともと赤や黄色の色素が多く含まれています。

雑誌やSNSで見かけるような透明感のあるアッシュやグレーなどの色味は、一度のヘアカラーを行っただけでは表現しにくいでしょう。

そのため、無理に一度で理想の色にしない意識が大切です。

この場合は、美容師と相談しながら、徐々に希望の色に近づけていきましょう。

長持ちさせたいなら、明るさの選び方が重要


せっかく染めた色を長持ちさせたいのなら、髪の明るさ(トーン)選びが重要です。

ヘアカラーには、髪色が明るいほど色落ちは早く、暗いほど色は長持ちするという原則があります。

明るい色にするためには、それだけ多くのメラニン色素を壊して脱色しなければいけません。

そのため、髪の内部が空洞化しやすくなり、染料を留めておく力が弱まってしまった結果、色が抜けやすくなります。

そこで、初めてのヘアカラーで色持ちを重視するなら、以下の選び方を意識しましょう。

  • 明るさ:地毛よりも少し明るい程度(中明度〜暗め)から始める。
  • 色味:抜けたときに黄色っぽくなりにくいブラウン系や暖色系を選ぶ。

いきなり金髪に近いハイトーンにするのではなく、まずは落ち着いたトーンから始めてみてください。

そうすることで、色落ちの過程も汚くならず、自然な変化を楽しめます。

美容室カラーと市販のセルフカラーとの違い

シリコンは悪者?ノンシリコンシャンプーが向いている人と上手な使い方


初めてヘアカラーをする際に、美容室で染めるか、市販のカラー剤を使って自分で染めるか迷う人は多いのではないでしょうか?

両者の決定的な違いは、以下の2つが関係しています。

  • 薬剤の強さ
  • 施術の仕組み

市販のカラー剤は、どんな髪質の人でも染まるように、あらかじめ薬剤の力が強めに設定されています。

髪が太く染まりにくい人には適していますが、髪が細い人やダメージがある人には強すぎてしまい、過度な負担がかかってしまうかもしれません。

一方、美容室のカラーは違います。美容師が一人ひとりの髪質やダメージレベルを見極め、薬剤の強さや色味を数種類ブレンドして調整するオーダーメイドです。

髪の状態に合わせて最適な薬剤を選定するため、不要なダメージを予防できます。

それぞれのメリットとリスクを理解した上で、適切だと感じるやり方を選びましょう。

美容室を選ぶメリット:美容師の技術で失敗と、ダメージを防ぐ


美容室で染める最大のメリットは、美容師の技術力によって、失敗とダメージのリスクを最小限に抑えられる点です。

初めてのヘアカラーでは、自分に何色が似合うのか、どの程度の明るさが適切なのか判断ができないと悩んだ経験がある方はいるのではないでしょうか?

美容室では、事前のカウンセリングで希望のイメージやライフスタイルをヒアリングし、肌色や瞳の色に合った最適なカラーを提案してもらえて安心です。

さらに、施術においては塗布技術が仕上がりを左右します。

自分では見えない後頭部や襟足まで均一に薬剤を塗布できるのは、美容師ならではの技術です。

根元から毛先までムラなく染めてもらえるでしょう。

さらに、カラー剤を塗る前の保護や、施術後のアルカリ除去など、髪と頭皮の負担を減らすためのケアが充実している点も、美容室ならではの利点です。

市販のセルフカラーのメリットと知っておくべきリスク


市販のセルフカラーには、費用を1,000円前後に抑えられる点や、予約不要で自分の好きなタイミングに染められるという大きなメリットがあります。

しかし、その手軽さの裏には、仕上がりと安全性に関するリスクが存在している点があるということを忘れないでおきましょう。

そもそも、自分で塗布する場合、どうしても塗り残しや塗りムラが発生しやすくなります。

特に、見えにくい後ろ側や内側はムラになりやすいです。

また、安全性についても注意してください。

市販の薬剤は操作性を良くするために粘度が高く作られているケースが多く、頭皮に付着しやすい傾向があります。

これが原因で、アレルギーやかぶれを引き起こしてしまうかもしれません。

以下のように厚生労働省も、ヘアカラーによるアレルギー性接触皮膚炎のリスクについて以下のように注意喚起しています。

ヘアカラーリング剤の中で、酸化染毛剤は最も広く使用されている製品であるとともに、最もアレルギー性接触皮膚炎になりやすい製品でもある。アレルギー性接触皮膚炎になると、一旦皮膚炎の症状が治まっても、再度酸化染毛剤を使用すれば再発する可能性が高く、また、そのまま毛染めを続けていると、症状が重篤化し得る。

※引用:厚生労働省|消費者安全法第33条の規定に基づく意見

アレルギー反応は突然発症するといったケースも珍しくありません。

市販薬を使用する際は、必ず毎回パッチテストを行いましょう。

そして、異常がないかを確認してから使用したほうが安全です。

とりあえずセルフカラーを選ぶことが危険な理由


最初はセルフカラーで安く済ませて、失敗したら美容室に行けばいいと考えるのはやめておきましょう。

なぜなら、セルフカラーは、次回の美容室でのヘアカラーに大きな影響を与えるからです。

市販のカラー剤、特に黒染めや極端に明るい色は、色素が髪の内部に大きな影響を与えてしまいます。

特に、一度ムラに染まってしまった髪や、色素が沈着してしまった髪は、後から美容室で直そうとしてもかなり非常に困難です。

髪を染めた部分だけ色が抜けないといったトラブルや、希望の色に仕上がらないといったケースも少なくありません。

さらに、修正には高度な技術と料金が高額になりがちです。

場合によっては、希望の髪型を諦めなければいけません。

髪への負担を増やさず、理想の色を長く楽しむためには、最初から美容師に任せましょう。

それが最も確実で、結果的にコストパフォーマンスも良い選択といえます。

ブリーチありと、ブリーチなしそれぞれの特徴とメリット


SNSで見かける透明感のある髪色に憧れて、「私もこんな色にしたい」と思った経験がある方は少なくないのではないでしょうか?

しかし、その色がブリーチ(脱色)をしなければ出せない色なのか、それとも一般的なヘアカラー剤だけで可能なのか、初心者には判断が難しいはずです。

ブリーチをするかしないかで、仕上がりの透明感はもちろん、髪へのダメージや色持ちも大きく変わります。

それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。

そもそもブリーチとは?通常のカラー剤との決定的な違い


ブリーチ剤と、一般的なヘアカラー剤の最大の違いは、髪の色素を抜く力の強さです。

一般的なヘアカラー剤にも脱色作用はありますが、同時に色を入れる作用も持っています。

一方、ブリーチ剤は髪の内部の黒いメラニン色素を強力に破壊して抜くという点に特化しており、色を入れる機能は備わっていません。

この違いを、画用紙で例えると理解しやすいでしょう。

  • 黒髪(黒い画用紙):その上から青やピンクのペンで描いても、色はほとんど見えない。
  • ブリーチ毛(白い画用紙):黒い色を消して白くしてから描けば、ペンの色は鮮やかに発色できる。

つまり、ピンクやシルバー、ミルクティーベージュのような淡い色や鮮やかな色を出したい場合、ベースの黒を消すためにブリーチが必須です。

逆に、ナチュラルなブラウンや暗めの色であれば、ブリーチなしでも十分にきれいに染まります。

ブリーチなしでも明るく透明感は出せるのか?


学校や職場の決まりで金髪にはできないけれど、透明感が欲しいという場合、ブリーチなしでも可能な範囲があります。

もちろん、一度でシルバーやパステルカラーにすることはできません。

しかし、マロンブラウンや、赤みを抑えた自然なアッシュブラウン程度であれば、ブリーチなしでも再現できます。

さらに透明感を求める場合は、ブリーチなどのダブルカラーといった方法を使いましょう。

これは、ブリーチ剤を使わず、通常のカラー剤の中で最も明るいライトナーなどの薬剤を使って一度髪を明るくし、その上から希望の色を重ねるといった手法です。

ブリーチほど髪を傷めずに、通常のワンカラーよりも透明感のある色味を楽しめます。

この方法のメリットは、色が抜けても金髪にならないことです。

自然な茶色に戻っていくため、就職活動やアルバイトなどで髪色の規定がある学生や社会人にもちょうどいいでしょう。

ブリーチ使って髪を染める前に知っておきたいダメージと色落ちのリスク


ブリーチをすれば理想の色に近づけられます。

しかし、その代償としてダメージと色落ちの速さが目立ってしまうといったリスクが付き物です。

ブリーチは強力な薬剤を使用するため、髪の内部構造を大きく変えてしまいます。

以下は、脱色処理(ブリーチ)によって、髪の内部にある成分が流出しやすくなることがわかった研究結果です。

このような毛髪内部の複雑な階層構造に対して脱色処理が及ぼす影響について、数多くの研究が進められている。脱色処理に用いられる過酸化水素の拡散経路となる CMC の β 層は、脱色処理に伴い薄層化することが、小角 X 線散乱法により示されている[3]。CMC 構造の乱れに加え、コルテックス細胞においては、脱色処理により IF-IFAP 間の SS 結合の酸化開裂や IFAP の酸化分解が進行することで、IFAP の毛髪外への流出が促進される[4]。

※引用:株式会社ミルボン|小角X線散乱およびX線CTによる脱色処理毛髪の内部構造評価

専門的な用語を使っていますが、簡単に言えば、CMCと言われるカラー剤の通り道が壊れ、髪内部にあるたんぱく質が外に漏れ出してしまうといった内容です。

中身がスカスカになった髪は、せっかく入れた色を留めておく力がありません。

そのため、きれいな色は1〜2週間程度で落ちてしまい、すぐに黄色っぽい金髪に戻ってしまいます。

ブリーチをする場合は、紫シャンプーを使うだけでなく、こまめに美容室に通って、きれいな髪の毛の状態をキープするための手間とコストがかかるといった事実を認識しておきましょう。

初めてのヘアカラーなら、ブリーチなしから始めるのが無難


初めてヘアカラーに挑戦するのであれば、まずはブリーチを使わずに始めてみてください。

いきなりブリーチをして、色が派手すぎて自分に似合わなかったといった失敗や、極端に髪がパサパサになるなど、後悔してしまうケースはよくあります。

一度傷んでしまった髪は、切るまで元の状態には戻りません。

まずはブリーチなしのヘアカラー剤で、自分の髪がどのように染まるのか、新しい髪色に自分が馴染めるのかを確認しましょう。

それでももっと明るくしたいと思ったのなら、次のステップとしてブリーチを検討しても遅くはありません。

段階を踏むことで、髪の体力を温存しながら、自分に本当に似合う色を見つけられます。

初心者におすすめの髪色と自分に似合う色の選び方


初めてヘアカラーをする際に、誰でも色選びに悩んでしまうものです。

ヘアカタログやSNSを見て色を決めるのも一つの方法ですが、失敗しないためには、明るさや肌の色との相性といった基準を知っておきましょう。

ここでは、初心者でも挑戦しやすく、かつ失敗のリスクが少ない色の選び方を解説します。

まずは明るさを決めるのが失敗しないコツ


色味で悩む前に、まずは髪の明るさを決めておいてください。

明るさは、周囲に与える印象や、その後の色持ちに大きく影響します。

日本人の地毛の明るさは、一般的に4〜5トーンといわれており、これを基準に以下を目安に理想の髪色を考えるとイメージしやすくなります。

  • 6〜8トーン:地毛よりほんのり明るく、自然に垢抜けた印象になるレベル。
  • 9トーン以上:パッと見て染めているとわかる明るさ。透明感が出やすい。

初めてのヘアカラーで、職場やアルバイト先でも浮かない安全圏を狙うなら、7〜8トーン以下に抑えてください。

それが無難です。

室内では落ち着いて見え、自然光に当たるとやわらかい茶色に見えるため、清潔感を保てます。

また、色持ちの観点からも、暗めのトーンが有利です。

暗い色ほど髪の中に染料が濃く入るため、退色のスピードが緩やかで、長くきれいな状態を楽しめます。

失敗しにくい色は、ブラウン・ベージュ系カラー


初めての方に最もおすすめなのは、王道のブラウンやベージュ系のヘアカラーです。

日本人の肌に馴染みやすく、失敗しにくくなるでしょう。

  • ナチュラルブラウンやダークブラウン:最も地毛に近い色味。伸びてきた黒髪の根元が目立ちにくい。
  • ブリーチなしのミルクティーベージュ:ブリーチを使わなくても髪の赤みが抑えられ、やわらかくてやさしい雰囲気に仕上がる。

単なる茶色にするのではなく、アッシュで赤みを抑え、ラベンダーで黄ばみを抑えてツヤを出しましょう。

日本人特有の重たさが消え、透明感のある洗練されたブラウンに仕上がります。

悩み解決に役立つオリーブ系と暖色系


顔の赤みや、顔色が悪く見えるといった悩みがある場合は、それを補正する以下のような色味を選びましょう。

  • オリーブ・マット系(緑色系)
  • ピンク・ローズ系(暖色系)

髪の赤みが強い人は、緑系の色味がおすすめです。

赤の補色である緑を使用すれば、赤みを打ち消し、透け感のあるクールで大人っぽい印象に仕上がります。

肌の血色を良く見せたいのなら、暖色系の色味を選んでみてください。

暖色系は髪にツヤが出やすく、退色しても黄色っぽくなりにくいというメリットがあります。

パサつきが気になる方も試してみましょう。

自分に似合う色は、肌の色と髪質で判断する


自分に似合う色がわからないという場合は、自分の肌の色と髪質で判断してみてください。

肌の色との相性は、以下のようなパーソナルカラーを参考にしてみましょう。

  • 黄み肌(イエローベース傾向): ブラウン、ベージュ、オリーブ系が肌に馴染み、顔色を明るく見せる。
  • ピンク肌(ブルーベース傾向): レッド、ピンク、ココアブラウン(赤みのある茶色)が肌の白さを引き立てる。

美容師の中には、髪質に合わせて色味を調整し、欠点をカバーするといった提案をしてもらえることがあります。

  • 太くて硬い髪:重く見えがちなため、軽さが出やすくてやわらかく見える「アッシュ・ベージュ系」を提案することがある。
  • 細くて柔らかい髪:色が抜けて黄色くなりやすいため、「ラベンダー・ピンク系」を提案して、ツヤと深みを足すことがある。

迷った時こそ、美容室で肌の色と髪質に合う色にしてほしいとお願いしてみてください。

ブラウンをベースに調整してもらうのが、最も失敗のない近道です。

きれいな髪色を長持ちさせるヘアケアの方法と注意点


美容室できれいに染まっても、その後のケア次第で色持ちの期間は大きく変わります。

ヘアカラーは染めた日が完成ではありません。その後の生活習慣によって色が定着するか、すぐに抜けてしまうかが決まります。

特に、カラー直後の過ごし方や毎日のシャンプー方法は、色持ちの観点から見ても重要です。

せっかくの髪色を長く楽しむために、正しいケア方法と注意点を確認しましょう。

カラー直後の24時間が色持ちを左右する


ヘアカラーをした当日、美容師から「今日はシャンプーを控えてください」と言われた経験があるかもしれません。

これには明確な理由があります。

カラー剤の色素が髪の内部に定着し、キューティクルが完全に閉じるまでには、およそ24時間から48時間かかるといわれているからです。

つまり、施術直後の髪は非常にデリケートで不安定な状態だと認識しておきましょう。

このタイミングで洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと、まだ定着していない色素が洗い流されてしまい、色落ちの原因になりかねません。

そのため、カラー当日はシャンプーを控えましょう

もし夏場で汗をかいて不快になった場合や、スタイリング剤が気になるなど、どうしても洗いたいのなら、シャンプー剤を使わず、38度以下のぬるま湯で頭皮を中心にやさしく流す「湯シャン」に留めておいてください。

また、お風呂上がりには、洗い流さないトリートメントをつけて、開いているキューティクルを油分で保護することも忘れてはいけません。

色落ちを防ぐシャンプーの手順


カラー後の髪にとって、毎日のシャンプーは最も色落ちリスクが高い行為です。

そこで、以下の3つのステップを意識してみてください。

それだけでも、色落ちのリスクを大幅に減らせます。

  1. 38度程度のぬるま湯で予洗いする
  2. たっぷりの泡で頭皮を優しく洗う
  3. お風呂上がりはすぐに乾かす

まず、40度以上の熱いお湯で洗わないようにしましょう。

キューティクルが開き、色素を流出させる最大の要因になるからです。

少し肌寒く感じるかもしれませんが、38度程度のお湯で髪を洗いましょう

また、髪同士をゴシゴシこすり合わせて洗わないのも色持ちを良くする鉄則です。

摩擦でキューティクルが剥がれ、色が抜けてしまいます。

手でしっかりと泡立ててから、泡で頭皮を揉み洗いするイメージで洗ってください。

最後に、タオルで水分を拭き取ったら、すぐにドライヤーで完全に乾かしましょう

濡れた髪はキューティクルが開いたままの無防備な状態です。

放置すると内部の水分や色素が流れ出てしまいます。

水道水の残留塩素が退色の原因になることもある


良いシャンプーを使っているのに色が抜けるといった場合、水そのものの影響があるかもしれません。

以下の研究で、日本の水道水に含まれる残留塩素が、ヘアカラーの退色原因の一つになることが分かっています。

以上のことから,日常の洗髪シーンでは,シャンプーだけではなく,水道水中の残留塩素も退色要因の1つであると考えられ,浄水シャワーによる洗髪は,染色毛の退色抑制に有用であることが示唆された。

※引用:株式会社LIXIL|水道水中の残留塩素が染色毛の退色に及ぼす影響

水道水に含まれる塩素には漂白・殺菌作用があり、これが髪のたんぱく質や染料に影響を与え、日々のシャワーで少しずつ色を変化させてしまいます。

徹底的に色持ちにこだわるのであれば、塩素除去機能が付いた「浄水シャワーヘッド」に交換してみても良いかもしれません。

また、塩素濃度の高いプールや温泉に入った後は、髪に残らないよう、上がってすぐに念入りに洗い流しましょう。

色落ちを感じたら、カラーシャンプーで色素を補充する


どれほど丁寧にケアをしていても、毎日のシャンプーや紫外線によって、少しずつ色は抜けていきます。

色落ちを防ぐことはできても、完全には止められません。

そこで役立つのが、抜けた色を補うカラーシャンプーです。

これは、染料が配合されたシャンプーで、普段のシャンプーの代わりに使うことで色素を微量に補充し、色持ちを延ばすアイテムとなっています。

髪色に合わせて選びましょう。

  • シルバーシャンプー:アッシュ系やマット系の色味を長持ちさせたい場合。
  • ムラサキシャンプー(紫シャン):ブリーチ毛やハイトーンカラーの「黄ばみ」を抑えたい場合。
  • ピンクシャンプー:ピンクや赤などの暖色系カラーの色落ちを防ぎたい場合。

注意点として、カラーシャンプーはあくまで色を長持ちさせるためのものであり、黒髪や暗い髪を明るく染める力はありません。

色が抜けきってしまう前、気になり始めたタイミングで使い始めるのが効果的です。

ヘアカラーをきれいな状態でキープさせるためのおすすめシャンプー10選


ヘアカラーの色持ちを良くするためには、毎日使うシャンプーを慎重に選びましょう。

なぜなら、毎日のシャンプーによる色素の流出が、ヘアカラー後に髪色が抜けてしまう原因の大半を占めているからです。

パッケージを見て、ヘアカラーケア用と書かれているものを選ぶのも一つの方法ですが、裏面の成分表をチェックしてみてください。

本当に髪にやさしいかどうかを判断できます。選び方のポイントは以下の3点です。

  • 洗浄力がマイルドな成分を選ぶ。
  • 補修成分であるヘマチンやケラチン配合のものを選ぶ
  • 退色が気になるなら、カラーシャンプーも活用

ここからは、これらの基準を満たすおすすめのシャンプーを厳選してご紹介します。

KOSE スティーブンノル カラーコントロール シャンプーW 500ml ¥1,760(税込)

▼おすすめポイント

・雑誌のテストで高評価を獲得した実力派

・洗浄力と色持ちのバランスが良く、ぬるつきが苦手な人に最適
・ドラッグストアで購入でき、続けやすい価格帯

アミノ酸系シャンプーは、仕上がりがヌルヌルして洗った気がしないと感じる方におすすめのシャンプーです。

洗浄力の高い成分(スルホン酸系)をベースにしつつも、アミノ酸系成分や毛髪補修成分(コラーゲン等)を巧みに組み合わせています。

そのため、すっきり洗えるのに色は落ちにくいという絶妙なバランスが、このシャンプーの大きな特徴です。

キューティクルを整える成分もしっかり配合されているため、洗うだけで指通りがなめらかになり、摩擦による色落ちも防げます。

初めてカラーケアシャンプーを使う方でも違和感なく使える、おすすめのシャンプーの一つです。

hoyu SOMARCA Lab. カラーシャンプー ピンク 150ml ¥2,640(税込)

▼おすすめポイント

・洗うたびに、ピンクや赤系の色味をチャージできる

・マイルドな洗浄力で、髪のパサつきを抑えられる
・退色して黄色っぽくなるのを防ぎたい人に最適

ピンク、レッド、バイオレットなどの暖色系のヘアカラーをしている方に最適な、色素入りのシャンプーです。

最大の特徴は、シャンプーの中に直接染料が配合されている点にあります。

洗うたびに微量のピンクの色素が髪に入れられるため、日が経つにつれて色が抜けてオレンジや黄色っぽくなってしまうのを防げます。

また、仕上がりに関しても侮れません。それは、洗浄成分がベタイン系やアミノ酸系が主体となっているからです。

ブリーチをしていて色が抜けやすい方や、次の美容室までのつなぎとして色をキープしたい方の強い味方となります。

ミルボン カラーリテイニング シャンプー 200ml ¥2,860(税込)

▼おすすめポイント

・サロン専売ブランドであるミルボンのカラー特化ケアシャンプー

・非常にマイルドな洗浄成分で、染めたてのデリケートな髪を守る
・キューティクルを整え、ツヤのあるきれいな髪色に仕上がる

せっかく染めたきれいな色を、1日でも長く楽しみたいという願いに応える、サロンクオリティのシャンプーです。

洗浄成分の多くがベビーシャンプーにも使われるようなやさしい成分で作られており、髪の負担を極限まで減らして洗えます。

また、カラー後のキューティクルを整える成分が充実している点も大きな魅力の一つです。

そのため、光がきれいに反射し、髪色が鮮やかに見えるでしょう。

ヘアカラー後の髪の毛を守ることに特化しているため、カラー直後の1週間だけでもこのシャンプーに切り替えてみてください。

その価値は十分にあります。

ホーユー バイカルテ リペアシャンプー FH 280ml ¥4,180(税込)

▼おすすめポイント

・髪を補修するケラチンで洗う贅沢なシャンプー

・軟毛や細毛でもペタッとせず、ふんわり仕上がる
・サロン発の技術で、髪の空洞化をケアできる点もポイント

ダメージケアはしたいけれど、重たい仕上がりは苦手という方こそ試してみましょう。

それは、洗浄成分そのものがケラチン由来の髪の補修成分である点にあります。

汚れを落としながら、同時に髪の内部へたんぱく質を補給できるでしょう。

そのため、洗うたびに髪本来の強さやハリ・コシが戻ってくるような感覚を味わえます。

このシャンプーは、ヘアオイルでしっとりさせるのではなく、髪の密度を高めてケアするタイプです。

そのため、細くて絡まりやすい髪もサラサラと軽やかにまとまります。

カラリス カラーケアシャンプー 400ml ¥2,640(税込)

▼おすすめポイント

・セルフカラーユーザーのために開発された高機能ケア

・色持ちの鍵となる成分であるヘマチンを高配合
・パサつく髪もしっとりまとまる高保湿設計なのもポイント

自宅でのセルフカラーを提供するブランドが開発した、カラーケア専用シャンプーです。

ヘアカラーの後のダメージの進行をケアできるヘマチンが配合されており、色が抜けるのを防ぐだけでなく、カラー特有のゴワつきやパサつきもケアできます。

また、洗浄成分を見てみてもアミノ酸系でやさしく、保湿力が高い点もポイントです。

そのため、乾燥して広がりやすい髪もしっとりと落ち着きます。

セルフカラー派はもちろん、美容室派の方にもおすすめできるシャンプーと言えるでしょう。

Kyogoku カラーケアシャンプー 200ml ¥3,267(税込)

▼おすすめポイント

・ヘアカラー後の髪の毛をケアするのにこだわって作ったシャンプー

・特に、美容液成分が豊富に配合されており、ラグジュアリーな洗い心地
・ヘマチンも配合されており、ヘアカラーの後のデリケートな髪でも安心

ヘアカラーをした髪の毛を徹底的に守ることに特化したシャンプーです。

コラーゲンやシルクなどの保湿・補修成分が贅沢に配合されているだけでなく、美容液までもが含まれています。

そのため、きめ細かい泡立ちで、摩擦を与えずにやさしく髪を洗えてヘアカラー後のデリケートな髪でも安心して使えるでしょう。

こちらに関しても、カラーケアに欠かせないヘマチンが配合されている点もポイントです。

もちろん色素は入っていません。

そのため、どんな髪色の方でも使用でき、髪のコンディションを底上げしてくれます。

モナリ レア クレンジングシャンプー 350ml ¥6,930(税込)

▼おすすめポイント

・ヘアカラー後の敏感な頭皮を、根本から整えるスカルプケア発想のシャンプー

・石油系の界面活性剤だけでなく、シリコンなどの刺激が気になる6つの成分はゼロ
・髪のボリュームやハリ・コシが気になる世代にもおすすめ

髪色だけでなく、頭皮の健康や将来の髪質も気になるという方は、このシャンプーを使ってみましょう。

それは、頭皮ケア重視のシャンプーだからです。

徹底して頭皮へのやさしさを追求しており、石油系界面活性剤やパラベンなどは含まれていません。

もちろん、マイルドな洗浄力で頭皮の汚れを落としつつ、有効成分が頭皮環境を整えてくれます。

ヘアカラーを繰り返して頭皮が疲れている方や、髪が細くなってボリュームが出にくくなった方にとっても、このシャンプーは頼もしい存在です。

ロオナ ジャンティ シャンプー 200ml ¥1,760(税込)

▼おすすめポイント

・知る人ぞ知る、カラーケアの名品だといわれるシャンプー

・ヘマチンと9種類のハーブエキスが、髪の毛も頭皮を癒してくれる
・カラー直後の不安定な髪を素早く安定させる

派手な広告は打っていませんが、美容師の間では長く愛用されている実力派シャンプーです。

ヘアカラー剤で不安定な状態の髪の毛をケアできるヘマチンだけでなく、頭皮を穏やかに整えるハーブエキスがバランスよく配合されています。

ヘアカラー直後の髪は、アルカリ性に傾き傷みやすい状態ですが、このシャンプーは弱酸性の健康な状態へと導いてくれるでしょう。

ふんわりと軽やかな仕上がりで、パーマをかけている髪とも相性が良いです。

ナプラ ケアテクトHB カラーシャンプーS 300ml ¥2,200(税込)

▼おすすめポイント

・美容室のカラーケアシャンプーとして長年愛される定番

・ヘマチン配合も配合されており、色持ちと補修を両立できている
・ノンシリコンでもきしまず、しっとり洗える点もポイント

初めてサロン専売のカラーシャンプーを使うなら、このシャンプーを試してみてください。

そう言われるほどのロングセラーアイテムです。

カラーケアに不可欠な成分であるヘマチンを、業界でいち早くメインに据えたシャンプーの一つで、その補修力と色持ち効果には定評があります。

その中でもしっとり系に位置するこのシャンプーは、ヒアルロン酸などの保湿成分が豊富です。

そのため、ヘアカラーによる乾燥や広がりを抑えられます。

成分の良さと価格のバランスが非常に良く、コスパを求めている方にもおすすめです。

hagkumi+ ココネ クレイクリームシャンプー 380g ¥3,780(税込)

▼おすすめポイント

・シャンプーなのに泡立てない新感覚のクリームシャンプー

・これ1本でトリートメントまで完了する時短ケア
・クレイ成分によって頭皮の汚れを吸着して落としてくれる

一般的なシャンプーとは異なり、泡が立たないクリームタイプのシャンプーです。

海のミネラルをたっぷり含んだクレイと炭によって、頭皮の汚れをやさしく吸着して落としてくれます。

最大の特徴は、これ1本でシャンプー、トリートメント、頭皮ケアなど複数の役割を果たすオールインワンタイプである点です。

摩擦が起きないクリーム形状なので、カラー後のデリケートな髪を傷つけません。

毎日忙しくても、色持ちケアと保湿ケアを同時に叶えたいのなら試してみてください。

さいごに


初めてのヘアカラーには不安がつきものですが、薬剤の仕組みや正しいケア方法を知っていれば、失敗のリスクは大きく減らせます。

自分に似合う色を選び、日々のシャンプーの温度や乾かし方を少し意識してみましょう。

そうするだけでも、きれいな状態の髪色を長く楽しめるようになります。

もし色選びやケアで迷った場合は、自己判断せずに美容師に相談してみましょう。

この記事で得た知識を活用し、理想の髪色で新しい自分を楽しんでください。

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