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塩シャンプーのやり方や頻度は?効果のある塩の種類を解説

塩シャンプーのやり方や頻度は?効果のある塩の種類を解説

「塩シャンプー」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

最近流行りの「塩シャンプー」は使用方法によっては頭皮の湿疹が治ったり、薄毛に効果があったりすることもあります。

そこで今回は塩シャンプーのやり方から期待できる効果、そして塩シャンプー作成のための塩の種類まで、しっかりと解説してきます。

この記事でわかること
・塩シャンプーとはお湯と塩があれば作れる

・薄毛や白髪、頭皮のニオイに効果があることもある
・頻度は1週間に1〜2回程度
・おすすめの塩の種類ランキング



そもそも塩シャンプーとは?


塩シャンプーとは市販のシャンプーの製品名ではなく、「塩を使用して髪を洗う洗髪方法」のことです。

一度名前を聞いただけでは、単にミネラル分が多いシャンプーかな?と思うこともあるかもしれませんが、実態は塩さえあれば明日から家庭で始められるシャンプーです。

「塩で洗髪する」というとどことなく塩が頭皮にしみて痛そうな感じがしますが、塩シャンプーはあくまで自分で塩を使ってシャンプーを作るだけで直接的に頭皮に塩をもみこむわけではありません。

そのため、健康な頭皮に使用するのであれば、問題ありません。


塩シャンプーの効果は?


次に塩シャンプーの効果についてご紹介していきます。

塩シャンプーの歴史自体がまだ浅いため、はっきりとしたことは言えませんが、一般的には塩シャンプーを行うと以下のような効果が期待できると言われています。

塩シャンプーの効果

1. 髪の毛が太くなる、抜け毛が減る

2. 白髪が減る
3. 頭皮のニオイがきつくなくなる


まず、「髪の毛が太くなる、抜け毛が減る」という効果です。

塩シャンプーを使用することで最も現れるといわれています。

なぜ塩シャンプーを使用することで育毛が増進されるのかについては諸説あります。

一般的には「化学製品であるシャンプーによって知らないうちに頭皮にダメージが加わっていた」場合や、「頭皮環境が弱酸性に傾きすぎている」場合に塩シャンプーによる効果が期待できるようです。

特に育毛にいいからといってたくさん育毛系のシャンプーを使用している方は知らず知らずのうちに頭皮の脂や皮膚を取りすぎている場合があります。

そのため、天然成分のみで作られた塩シャンプーを使用することで劇的に髪が太くなることもあるようです。

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次に「白髪が減る」という効果です。

この効果に関しては、塩シャンプーの使用が直接白髪を減少させたというわけではなく、おそらく「塩シャンプーを使用することで普通のシャンプーで傷んでいた頭皮が改善し、血行が良くなったことで白髪も減った」と考えられます

そのため、白髪が本当に気になる方は白髪対策用のシャンプーの使用をおすすめします。

塩シャンプーに求める効果はあくまで「白髪が減ったらラッキー」くらいに考えましょう。


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最後に「頭皮のニオイがきつくなくなる」という効果です。

口コミでは意外と多くの方が塩シャンプーを使うようになってから頭皮のニオイの改善を実感しているようです。

おそらく、今まで使用してきたシャンプーの洗浄能力が高すぎて頭皮を過剰に洗浄しすぎていたのでしょう。

過剰に洗浄された頭皮を守るために余分に分泌された皮脂がニオイの原因になります。

そのため、塩シャンプーが直接ニオイを消したというよりは、ニオイの原因だったシャンプーを使用しなくなったことによってニオイが軽減されたという方が信ぴょう性が高いです。



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塩シャンプーを使うことのデメリットは?


もちろん塩シャンプーを使用することでデメリットが発生することもあります。

塩シャンプーを使用することで発生するデメリットは以下の2つです。

塩シャンプーのデメリット

1. 髪を洗ったという感覚が薄い

2. ワックスなどの整髪剤はきれいに落とすことができない

 

1. 髪を洗ったという感覚が薄い

塩シャンプーは市販のシャンプーよりは洗浄力が高くないため、髪を洗った後の洗った感や爽快感はあまり感じられません

最初のうちはどこか物足りなく感じるかもしれません。


2. ワックスなどの整髪剤はきれいに落とすことができない

塩シャンプーの洗浄力は弱いため、ワックスなど髪に付着した化学成分を落とすのは難しくなります

そのため、髪にワックスやヘアオイルをつけた日は塩シャンプーではないシャンプーを使用した方が良いでしょう。


塩シャンプーの頻度は?毎日使用してもいい?


塩シャンプーは1週間に1〜2回くらいの頻度で行うと良いでしょう。

塩シャンプーは頭皮の汚れを落とすためのシャンプーというよりは、頭皮環境を調整するためのシャンプーです。

そのため、毎日使用してしまうと頭皮についた汚れや整髪料の成分がだんだん蓄積してしまい、かえってニオイの原因になることも考えられます。

普段は洗浄力が優しめのアミノ酸シャンプーやオーガニックシャンプーを使用し、1週間に1〜2回ほど、化学成分を髪につけない日(髪を休ませる日)を決めて塩シャンプーを使用するのがおすすめです。


塩シャンプーのつくり方は?


刺激が少なく、かつ効果的だといわれる作り方を紹介します。

塩シャンプーの作り方

1. 洗面器など、お湯をためられる容器に熱くない程度の温度をためる。

2. 塩を10~15ml程度計量し、水を入れた容器の中に入れてかき混ぜる。


容器にためるお湯ははシャワーのお湯でも良いですが、気になる方は浄水した水を使っても良いです。

お湯と塩があれば簡単に通れてしまうのが塩シャンプーの特徴です。

ただ、塩シャンプーを作る際に気をつけてほしいことが2つあります。

気をつけること

・お湯を保存して何回かに分けて使用しない。

・初めての人は塩を少量から使い始め、慣れてきたら徐々に多くする。


浄水された水を使用する場合は塩素も抜けてしまっているので作った塩シャンプーも長持ちしません。そのため、作ったものが使いきれなくても取っておくことはやめましょう。

浄水した水ではなくとも、何日にも分けて使用するのはあまりおすすめしません。

また、塩が多すぎるとアルカリ性が強くなりすぎます。そのため、最初から多くの塩を使い塩シャンプーを作ると髪の毛にとってかえって逆効果です。

塩シャンプーを作る際は以上のことに気をつけて作るようにしてくださいね。


塩シャンプーの使い方は?


塩シャンプーの使い方には様々な方法がありますが、今回は最もオーソドックスな方法をご紹介します。

塩シャンプーのやり方

1. 熱くない程度のお湯(塩の入っていない水)で髪をしっかり洗う

2. 作っておいた塩シャンプーの容器の中に髪を浸すか、ゆっくりと髪にかけて頭皮と髪全体を塩シャンプーに慣らす
3. 頭皮を指の腹で優しく洗う
4. お湯で塩シャンプーを洗い流す
5. タオルとドライヤーでしっかりと乾かす


塩シャンプーをする前にお湯で流すだけで、髪と頭皮の汚れの約70%は洗い落とすことができると言われています。

また、塩シャンプーを髪につけた後にしっかりとお湯で洗い流し、ドライヤーで乾かすのが重要です。

塩はアルカリ性のため、お湯でしっかり洗い流さないと髪が弱アルカリ性のままとなってしまいます。

そのため、頭皮と髪全体をしっかりと洗い流しましょう。

洗った後の髪に雑菌を発生させないためにはドライヤーでしっかりと髪を乾かすことも重要です。

塩シャンプーを使ったからといって安心せず、洗浄後のケアを心がけましょう


塩シャンプーにおすすめの塩


そこまで塩の種類を気にされない方も多いようですが、「粗塩」または「天然塩」を使うことをおすすめします。

「粗塩」とは加工される前の塩のことで、精製された塩よりも多くのナトリウムイオンを含んでいます。

ナトリウムイオンにはフケや垢、古い頭皮といった成分を溶かす役割があります

そのため、ナトリウムイオンが含まれた塩を使用すればある程度は汚れを落とすことができます。

また、天然塩とは自然由来で科学的に生成されていない塩のことを指します。

こちらは低刺激なことが特徴なため、塩シャンプーを今までに行ったことがない人にはおすすめです。

ここからは特に塩シャンプーにおすすめできる塩をいくつか紹介します。


沖縄の海水塩 青い海


「沖縄の海水塩 青い海」は天然塩に分類され、低刺激なことが特徴として挙げられます。

また、数ある天然塩の中でも特に刺激が少なく、料理の際には使用することで素材の甘さを引き立たせてくれるのが特徴です。

塩シャンプーに使用すれば他の塩よりも髪に対する負担が少ないのがすぐに感じられます。

今まで塩シャンプーを行ったことがない方や、自分の頭皮が乾燥肌の傾向にあると感じている方に試していただきたい塩です。


海の精 あらしお


一般的に塩シャンプーを行うと髪がさらさらする傾向にあるのですが、こちらの「海の精 あらしお」を使用した場合はさらさら感に加えてしっとり感を感じることができます。

これに関してはあくまで感覚的なものであるため、感じ方には個人差があります。


天日海塩



「天日海塩」は国産ではなく、オーストラリアの塩を使用しています。

この塩は塩シャンプーに使用することで髪が太く、丈夫になると噂の塩です。

髪の薄毛やハリ・コシ不足に悩んでらっしゃる方向けのお塩といえそうですね。


伯方の塩


多くの塩シャンプーに関するサイトでも「伯方の塩」を使用している例が多いのではないでしょうか。

これは伯方の塩が有名であること、そして1kg当たりの価格が安いからに加えて、製品の品質も優れているからです。

髪がさらっと、軽い感じに仕上がるという口コミが多い塩です。

塩シャンプーを初めて行う方におすすめの塩です。


塩シャンプーの注意点


塩シャンプーは市販のシャンプーのシリコンのように使用したその日から髪をコーティングするような即効性のあるものではありません

そのため、使用してみて頭皮や髪に異常が出ないのであれば、少なくとも2か月は続けて使ってみてください。

頭皮や髪に異常が出たり、汚れの落ち具合が実感できなかったりという場合は、塩シャンプーを使用をやめて洗浄能力の優しめなシャンプーに切り替えたり、医療機関の受診をするようにしてくださいね。


塩化ナトリウムが含まれているシャンプー



塩の主成分は「塩化ナトリウム(NaCl)」です。

ここでは塩化ナトリウムが含まれているシャンプーを紹介します。

塩化ナトリウムが含まれているシャンプーを使えば、塩シャンプーで期待できる効果だけではなく、それぞれのシャンプーに含まれるさまざまな有効成分の恩恵を享受することができます。

頭皮の洗浄しすぎを防ぐことができる地肌に優しい洗浄成分のものをピックアップしてみたので、塩シャンプーを使わない日に使用してみてくださいね。

※このランキングは美容師(毛髪診断士・ORGANIQUE MAGAZINE編集部員)個人の主観に基づいて作成されています。

1.ORBIS Mr.(オルビス ミスター) ヘアケア 380ml 1,100円(セットのため半額にして算出・税込)


ORBIS Mr.(オルビス ミスター) ヘアケアは、世代を問わずおすすめのノンシリコンシャンプーです。

ノンシリコンで髪にやさしい上に、しっかりと塩化ナトリウムが含まれているので、塩シャンプーに近い効果も期待出来ます。

加えて、グリチルリチン酸2K(甘草由来成分)、アルテロモナス発酵エキス、イワベンケイ根エキスなどが潤いを与え、頭皮環境を整えることで、乾燥によるフケやかゆみ、頭皮のべたつきを抑えてくれます。

頭皮や髪に負担をかけずに汚れを落とし、頭皮環境を整えてくれるのでタイプを問わずにおすすめのシャンプーです。

今なら公式サイトから、コンディショナーとセットで約30%OFFの2,200円で購入できるので、コストパフォーマンス的にもおすすめです。使い切りのパウチも各3回分ついてくるので、ぜひお試しください。


2.BOTANIST プレミアムライン 300ml ¥4,356 (税込)


ボタニカルシャンプーとして急成長し、絶大な人気を誇るBOTANISTの最高峰シリーズがBOTANIST プレミアムラインです。

植物由来成分にこだわり、ダメージを選択的に補修する独自処方を取り入れているため、毛先までまとまるサラッとした指通りが実現します。

また、洗いすぎによる乾燥を防ぐため、石油系の界面活性剤は一切使用していません。そのため、サロン帰りのようなうるツヤ髪になります。

美容成分、ボタニカル成分、洗浄成分、仕上がりのどれを取ってもワンランク上にもかかわらず、この価格であるのは最強のコスパシャンプーといっても過言ではないでしょう。

もちろん、塩化ナトリウムが含まれているので塩シャンプーに近い効果も期待できます。


3.ジュレームアミノ モイスト&スムースシャンプー ¥1,100



アミノ酸系のノンシリコンシャンプーです。

ココイルグルタミン酸TEAという刺激の少ない洗浄成分に加え、やや洗浄力の強いオレフィン(C14-16)スルホン酸Naが配合されています。

そのため、できるだけ肌への刺激が少ないシャンプーを使いたい脂性肌の方におすすめです。

髪の表面に吸着して離れにくい成分であるヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムと呼ばれる保湿成分が配合されているため、髪にしっとり感を与えたい方におすすめです。

それに加え、加水分解コラーゲン、グリセリルグルコシド、スクワランという保湿成分が豊富に配合されていることがポイントです。

また、1分間ほどで髪の内部に浸透する保湿成分で、髪にうるおいとハリをプラスする効果があるペリセアが配合されていることが特徴的です。

さらに、高保湿マリンエッセンスGLが配合されているので、手触りを良くする効果が期待できます。

つやのある髪やしっとり感のある仕上がりに憧れている方におすすめできるシャンプーです。


4.モイストダイアン ボタニカルモイストリラックスシャンプー ¥1,016



スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Naという洗浄成分がベースになっているシャンプーです。

スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Naとは、洗浄力がやや高い成分です。

そのため、脂性肌の方におすすめです。

ポリクオタニウム-10という毛髪表面に被膜を張る成分が多めに配合されていることが特徴的です。

髪の表面をコーティングすることで、髪につるつる感が出たり、手触りがよくなったりします。

また、うねりを抑え、髪につやを与える効果が期待できます。

そのため、髪のまとまりを良くしたい方におすすめです。

このシャンプーを使ってから、寝ぐせがつきにくくなったと感じる方もいます。

また、カミツレエキスやレッドクローバーをはじめとする髪を保湿する効果がある9つのハーブが配合されていることが特徴的です。

シトラスハーブの香りのスッキリとした香りでリフレッシュすることができます。


5.ギフト モイストシャンプー ¥1,380


アミノ酸系のノンシリコンシャンプーです。

ココイルグルタミン酸TEAや、コカミドメチルMEAというアミノ酸系のマイルドな洗浄成分がベースになっています。

しかし、やや洗浄力の強いオレフィン(C14-16)スルホン酸Naも配合されているので、敏感肌の方は、注意が必要です。

13種類のバラ系のオイル、エキスが豊富に配合されていることが特徴的です。

バラ系のオイル、エキスには、抗酸化作用、抗菌作用、保湿作用があります。

そのため、頭皮の匂いや乾燥に悩んでいる方におすすめです。

また、バラの良い香りが楽しめることがポイントです。

さらに、ハチミツ、セラミド、ペリセアといった保湿成分が配合されているので、手触りが良い髪に導くことができます。


塩シャンプー以外にも有用なシャンプーはたくさんある!


塩シャンプーの使用を考えている方は、頭皮のニオイや白髪、抜け毛などにお悩みの方が多いと思います。

これらのお悩みを解決できるのは、塩シャンプーだけではありません。

これらの記事ではこれらのお悩みを解決できるシャンプーをご紹介しているので、ぜひ合わせてご覧くださいね。



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