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しっかり染まる!市販白髪染めヘナカラーおすすめ10選

しっかり染まる!市販白髪染めヘナカラーおすすめ10選

「一般的なヘアカラーとヘナカラーの違いは?」
「ヘナカラーのメリット・デメリットは?」
「白髪をしっかりカバーしたい」

と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、白髪染めヘナカラーの効果や選び方について紹介します。

また、現役美容師が厳選したおすすめの白髪染めヘナカラーも最後にお伝えします。

もくじ

この記事に登場する専門家


PROFILE

Kei
シャンプートリートメント研究家。
現役毛髪診断士。大学院修士、大手メーカー製品開発を経て現在はフリーで活躍中。店頭販売員の経験もあり。男性の薄毛対策やシャンプーの選び方などについて発信しています。おすすめの白髪染めヘナカラーならお任せあれ。

Shampoo_Kei (@ShampooR2) | Twitter

 

 この記事で分かること

・白髪染めヘナカラーには、植物由来の染料が含まれている  

・ヘナには、髪にハリやコシを与える作用がある

白髪染めヘナカラーとは?

白髪染めヘナカラーとは?   

・植物を用いて髪を染めるもの  

・髪にハリやコシを与える効果やトリートメント効果がある

ヘナとは、ミソハギ科の植物です。

ヘナの葉をペースト状にして紙に塗布することをヘナカラーと呼びます。

ヘナのローソニアという色素が髪のタンパク質に反応して白髪を染めることができます。

ヘナには、髪にハリやコシを与える効果やトリートメント効果があるので、髪のボリューム感のなさやヘアダメージに悩んでいる方におすすめです。

白髪染めヘナカラーのデメリットは?

白髪染めヘナカラーのデメリットを2つ紹介します。

1. 植物アレルギーの方は使うことができない
2. 色が選べない

1.植物アレルギーの方は使うことができない

ヘナカラーには、植物由来成分が配合されています。

そのため、植物アレルギーを持っている方が使った場合かゆみやかぶれがでる可能性があります。

アレルギー反応がでやすい方やヘナカラーを初めて使う方には、パッチテストを行ってから使うことをおすすめします。

2.色が選べない


ヘナカラーは、化学染料のヘアカラーよりもカラーバリエーションが少ないです。

美容院でヘナカラーをする際には、色見本をみてカラーを決めることができないケースもあります。

また、黒髪をヘナカラーで明るい色に染めることはできません。

白髪染めヘナカラーのメリット・効果は?

白髪染めヘナカラーのメリット・効果を3つ紹介します。

1. 頭皮や髪への刺激を小さくすることができる
2. 髪につやを与えることができる
3.コシとハリのある髪に近づけることができる

1.頭皮や髪への刺激を小さくすることができる

ヘナ100%の白髪染めを選ぶと、化学染料を使うよりも頭皮や髪へのダメージが抑えられます。

頭皮がピリピリしたり、髪が傷んだりすることがない点が特徴的です。

そのため、頭皮と髪をいたわりつつ白髪をしっかりカバーしたい方におすすめです。

2.髪につやを与えることができる

ヘナには、トリートメント効果があります。

そのため、毛先がパサパサになっている髪でもつやのある髪に近づけることができます。

指通りの良い髪に憧れている方にもおすすめです。

3.コシとハリのある髪に近づけることができる

ヘナには、髪の主成分であるタンパク質を補う作用があります。

そのため、ハリやコシのある健康的な髪に近づけられます。

髪質を改善することで、髪にボリューム感を出したり、髪のへたりを解消したりする効果も期待できます。

白髪染めヘナカラーをおすすめできる方の特徴

白髪染めヘナカラーをおすすめできる方の特徴は3つ挙げられます。

1. 化学染料を用いたヘアカラーで肌がかぶれてしまう方
2. ツンとした匂いが苦手な方
3. 髪にボリューム感を与えたい方

1.化学染料を用いたヘアカラーで肌がかぶれてしまう方

化学染料を用いたヘアカラーが肌に合わなかったという方でもヘナカラーは問題なく使えるというケースもあります。

そのため、パッチテストをしたうえでヘナカラーを試してみることがおすすめです。

また、化学染料を塗布したときに感じるピリピリ感もヘナカラーでは感じられないので、肌が弱い方にもおすすめできます。

2.ツンとした匂いが苦手な方

ヘアカラーのツンとした匂いが苦手な方におすすめできます。

ヘナカラーも無臭ではなく、葉っぱのような匂いはしますが、化学染料のように鼻をつくような匂いではありません。

3.髪にボリューム感を与えたい方

ヘナカラーは、猫毛な方や髪の細さが気になる方におすすめです。

ヘナカラーには、髪のタンパク質を補う作用があるので、ハリとコシのある髪質に近づけることができます。

1本1本がしっかりした髪質になることで、髪にボリューム感を与えることができ、分け目を目立たなくする効果も期待できます。

白髪染めヘナカラーの選び方

白髪染めヘナカラーの選び方を3つの観点から紹介します。

1. 染料で選ぶ
2. 配合されている成分で選ぶ
3. 内容量で選ぶ

1.染料で選ぶ

白髪染めヘナカラーには、染料にヘナのみを使っているものと他の染料も加えているものの2種類があります。

配合されている染料によって仕上がりは異なるので、自身の希望の色味に近づけるものを選ぶことがおすすめです。

ヘナ100%のもの

ヘナの色素は、赤色酵素色素です。

そのため、白髪のみの髪にヘナ100%の白髪染めを使うと、濃いオレンジ色になります。

ヘナには、脱色作用はないので、黒髪は染まらず白髪のみがオレンジになります。

メッシュを入れたような仕上がりになるので、おしゃれ染めに最適です。

ヘナのみで染めるとこのような仕上がりになります。

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インディゴが配合されているもの

インディゴとは、ナンバンアイ木藍という植物由来の藍色の色素です。

ヘナと併用することで、日本人の地毛のようなダークブラウンを表現することができます。

白髪を自然にカバーしたい方には、インディゴが配合されている白髪染めヘナカラーはおすすめです。

また、インディゴが多く配合されているヘナカラーを選ぶことで、暗いカラーでしっかり白髪をカバーできます。

インディゴが含まれている白髪染めヘナカラーには、大きく分けて2種類あります。

①ヘナとインディゴの粉末が混ざっているもの
②ヘナとインディゴが別々になっているもの

別々になっている場合には、ヘナで一度髪を染めたあとにインディゴで染めるといったように2回髪を染める必要があります。

白髪染めに時間をかけたくない方には、ヘナとインディゴの粉末が混ざっているものを選ぶことがおすすめです。

ヘナとインディゴで染めるとこのような仕上がりになります。

旅する美容室のブログ 

化学染料が配合されているもの

ヘナカラーという名前で販売されているものの科学染料が配合されているものがあります。

代表的な化学染料としては、以下のようなものが挙げられます。

・トルエン-2,5-ジアミン
・パラフェニレンジアミン
・塩基性青7
・赤277

これらが成分表に入っている場合は、化学染料が配合されているヘナカラーということです。

化学染料で肌が荒れてしまった経験がある方は、これらが成分表に入っているヘナカラーは避けることをおすすめします。

しかし、化学染料が配合されているものを選ぶと、地毛よりも明るいカラーに染めることができます。

そのため、明るいカラーを入れたいには、化学染料が配合されているものもおすすめできます。

2.配合されている成分で選ぶ

ヘナカラーには頭皮や髪に良い成分が豊富に配合されています。

そのなかでもおすすめできるものを3つ紹介します。

ブッソウゲ(ハイビスカス)

ブッソウゲ(ハイビスカス)には、高い保湿作用があります。

そのため、しっとりとしたつやのある髪質に近づけることができます。

髪のパサつきや広がりに悩んでいる方におすすめです。

アンマロク果実

アンマロク果実には、髪にハリやコシを与える作用があります。

そのため、髪にボリューム感を与えたい方や髪を若々しく保ちたい方におすすめです。

グアーガム

グアーガムには、髪につやを与える作用や手触りを良くする作用があります。

そのため、仕上がりの綺麗さにこだわる方におすすめです。

3.内容量で選ぶ

セミロングの髪全体を染めるのには50~70g必要です。

そのため、髪が長い方には70g以上入っている商品を購入することがおすすめします。

カラーリングの頻度は1カ月に1~2回ほどなので、白髪が目立つ方はたくさん入っているものを選んでおいた方が安心です。

また、ヘナは1度染めると退色しにくいという特徴があるので、白髪が伸びてきたときに根本だけ染めるという使い方もできます。

そのため、余ったヘアカラー剤をとっておけるものを選ぶとコスパが良いです。

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白髪染めヘナカラーに関する注意点

1.植物アレルギーがでないか注意する
2.黒髪を明るいカラーにすることはできない


1.植物アレルギーに注意

ヘナカラーは植物由来の成分が配合されているので、肌に優しいというイメージを持たれている方が多いと思います。

化学染料と比べて頭皮や髪への刺激が少ないのは事実ですが、植物アレルギーの反応が出ないかをチェックすることが必要です。

ヘナカラーを初めて使う際には、パッチテストの実施をおすすめします。

2.ヘナカラーで黒髪を明るいカラーにすることはできない

ヘナには脱色作用がありません。

そのため、黒髪を明るいカラーにしたいときには不向きです。

しっかり染まる!白髪染めヘナカラーおすすめ10選

※このランキングは美容師(毛髪診断士、ORGANIQUE MAGAZINE編集部員)個人の主観に基づいて作成されています。
※*価格は公式価格で表示

1.COLOURME Organic (カラーミーオーガニック) ダークブラウン 100g ¥1,980(税込)


全部で8色展開されている白髪染めヘナカラーです。

インディゴとヘナが両方配合されているので、綺麗なブラウンに染めることができます。

しっかり染まるので、白髪が多い方でも使えます。

カラーミーオーガニックの最大の特徴としては、全ての原料が自然素材のオーガニック成分100%であることが挙げられます。

化学染料・合成着色料・合成界面活性剤・鉱物油・合成香料・合成保存料・その他合成成分を使用していないので、安心して使うことができます。

また、ハイビスカスが配合されているので、頭皮に悪い影響を与える悪玉酵素の働きを抑えて髪の成長を促進することができます。

ハイビスカスには髪の皮脂と水分のバランスを整える作用もあるので、頭皮環境を清潔に保つこともできます。

さらに、タンパク質と鉄分が豊富に含まれているフェヌグリークが配合されているので、健康的な髪の毛を育てることができます。

ハリやコシのある髪に近づきたい方におすすめです。

下に掲載した写真は、オレンジナッツという別のカラーですが綺麗にむらなく染まっています。

髪につやも出ています。

@cosme   Ivanitaさんの投稿

2.ハナへナ ハーバルマホガニー 100g¥2,145円(税込)


ハナヘナは、100%自然の葉っぱのみを使用している白髪染めヘナカラーです。

不純物を取り除き葉っぱを機械で粉砕したものが原料です。

ヘナとインディゴが配合されているので、濃いめのブラウンに染めることができます。

そのため、黒髪に近い仕上がりにしたい方におすすめです。

また、繰り返しのヘアカラーで明るくなった髪を地毛のような色に戻したい場合にも使えます。

このヘナカラーは、男性でも使うことができます。

ヘナの作用により皮脂の分泌を正常化することができます。

そのため、頭皮のべたつきや匂いに悩んでいる方にぴったりです。

ヘナ通販の『ハナヘナショップ』天然100%ヘナのハナヘナ

3.ピアエンタープライズ かの子のハーバルヘナ ダークブラウン 100g ¥3,773(税込)


厳選されたヘナがたっぷり配合された白髪染めヘナカラーです。

かの子ハーバルヘナに配合されているのは、オーガニック農法の無添加リーフです。

ヘナに含まれるケラチンが髪をコーティングして紫外線によるダメージから髪を守ります。

また、ヘナには保湿作用があるので、髪から水分が失われることを防げます。

それに加え、保湿作用があるムクロジエキスが配合されているので、指通りの良い髪に近づけることができます。

アンマロク果実も配合されているので、髪につやを与える効果が期待できます。

そして、この商品の大きな特徴は、日本国内で唯一自社で一貫製造を行っている点です。

そのため、安全面にこだわりたい方におすすめです。

伸び始めの1~3mmの白髪に部分染めとして使うこともできます。

下の写真は、かの子ハーバルヘナのダークブラウンで染めた髪です。

綺麗にむらなく染まっています。

地毛のような仕上がりになるので、周りから白髪染めをしていることがバレたくない方におすすめできます。


ヘナとインディゴを混ぜれば簡単?!ピアかの子のハーバルヘナを口コミ!

4.ハニホコ ハッピーライフ ハホニコリタ ローソニア ダークブラウン 70ml ¥2,033(税込)


ヘナとインディゴが配合されている白髪染めヘナカラーです。

ハホニコの白髪染めヘナカラーの1番大きな特徴は、髪に良い成分が豊富に配合されている点です。

例えば、保湿成分である加水分解ダイズタンパク・ムクロジエキス・ウコン根・コラーゲンが配合されています。

そのため、手触りの良い髪質に近づけることができます。

染髪後に感じるきしみも軽減することができます。

また、髪につやを与える作用があるアンマロク果実が配合されているので、仕上がりの綺麗さにこだわる方におすすめです。

それに加え、頭皮を健やかに保つ作用があるビャクダンエキスやラベンダー花も配合されています。

5.グリーンノートヘナ オーガニータ ディープブラウン 100g ¥2,530(税込)


ヘナとナンバンアイ葉が配合されている白髪染めヘアカラーです。

配合されている植物が全て100%有機栽培である点がポイントです。

しっかり色を入れることができるので、白髪が5割以上の方におすすめです。

アンマロク果実が配合されているので、髪にハリとコシを与えることができます。

タカサブロウ葉が配合されているので、育毛効果も期待できます。

髪にボリューム感を与えたい方におすすめです。

また、髪につやを与える作用があるフェヌグリークや髪を柔らかくする作用があるブッソウゲが配合されているので、髪を美しく保つことができます。

この商品は、男性でも使うことができます。

下の写真のように地毛との境目が分からないほど綺麗に染まります。

公式オンラインショップグリーンノート

6.n耀ヘナ研究開発 ナチュラリスト・ヘナ ダークブラウン 100g ¥4,180(税込)

ヘナとナンバンアイ葉の両方が配合されている白髪染めヘナカラーです。

やや赤みがかった落ち着いたダークブラウンに染まります。

濃い色が入るので、光に当てても白髪が目立ちません。

まれにインディゴの色素が強く出て、染めた直後に緑がかったカラーになるときがあります。

そのときは、髪に空気を触れさせることで、ヘナの色素が酸化されて色が出るようになり、2、3日経つとブラウンのカラーになります。

そして、アンマクロ果実とグアーガムが配合されているので、しっとりとした仕上がりになります。

髪の指通りを良くすることもできます。

7.Naiad(ナイアード) ヘナ+木藍 茶系 100g ¥1,650(税込)

ヘナとナンバンアイ葉が配合されている白髪染めヘナカラーです。

ヘナは、農薬や化学肥料を使用せずに栽培されています。

化学染料、保存料、着色料も不使用なので、安心して使うことができます。

ナイアードのダークブラウンは濃いめのカラーなので、地毛の黒髪にも馴染みやすいです。

アンマロク果実が配合されているので、ハリとコシのある髪に近づけることができます。

また、タカサブロウ葉やカンゾウ根が配合されているので、育毛効果が期待できます。

そして、髪を柔らかくする作用があるブッソウゲが配合されているので、手触りの良い髪質になれます。

こちらの画像のように白髪を自然にカバーできます。

curemart

8.株式会社三宝 テンスター ファインヘナ ディープブラウン 40g×2 ¥1,210(税込)

ヘナとナンバンアイ葉が配合されている白髪染めヘナカラーです。

ナンバンアイ葉が多めに配合されているので、濃い色に染まります。

植物原料100%で、ジアミンやパラベンが入っていないので、化学染料で肌がかぶれてしまったことがある方でも使うことができます。

40gが2袋入っているので、根元のみに使うこともできます。

保湿効果があるハイビスカス花が配合されているので、つやのある髪に導くことができます。

また、シカカイが配合されているので、頭皮を清潔に保つことやフケを抑えることができます。

9.アートビーング マハラニハーバルカラーシリーズ ダークブラウン 100g ¥1,750(税込)

ヘナとナンバンアイ葉が配合されている白髪染めカラーです。

アートビーイングの白髪染めヘナカラーを2回使うと、白髪はほとんどダークブラウンに染まります。

3回続けて使うと、黒髪に近い色になります。

毎回全体染めをするのではなく、根本のみをこまめに染めることで、髪色が暗くなりすぎないようにできます。

また、白髪をカバーしたいけれど、髪色を暗くしすぎたくないという方には、20~30分と短めの時間で染めることがおすすめです。

そして、ラベンダー油が配合されているので、頭皮を健やかな状態に保つことができます。

こちらの画像のようにむらなく染めることができます。

アートビーング オンラインショップ

10.シムシムジャパン マダムヘナ ダークブラウン 25g×4 ¥1,760(税込)

ナンバンアイ葉とヘナが配合されている白髪染めヘナカラーです。

ナンバンアイ葉が豊富に配合されているので、色濃く染めることができます。

25gが4パック入っているので、根本をこまめに染めたい方におすすめです。

密閉されているので、新鮮な状態で毎回使うことができます。

髪が長い方で全体を染めたい場合には、使うパック数を増やしましょう。

保湿作用があるグアーガムやアンマロク果実が配合されているので、指通りの良い髪に近づけることができます。

タカサブロウ葉やカンゾウ根が配合されているので、育毛効果が期待できます。

また、ローズマリー花やラベンダー花が配合されているので、頭皮を健やかな状態に保つことができます。

さいごに


この記事で、白髪染めヘナカラーのメリットや選び方についてお伝えしました。

また、おすすめの白髪染めヘナカラーもご紹介しました。

ヘアケアをしながら白髪染めをしたいという方は、ぜひ一度試してみてください。

出典


出典リンク:一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 ヘナについて

出典リンク:植物アレルギーについて 日本化粧品技術者会誌

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