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若白髪の原因と対策方法とおすすめシャンプー11選【20代から考える!】

若白髪の原因と対策方法とおすすめシャンプー11選【20代から考える!】

昨今のストレス社会において、若いうちから白髪が生える人は多くなってきています。

「まだ若いはずなのに老けたのかな?」

「白髪って何か悪いことなのかな…」

「若白髪って聞いたことあるけど実際どうなの???」

と思っている方も少なくないと思います。

そこで今回は、現役毛髪診断士が若白髪の原因や対策方法、若白髪で悩む方におすすめのシャンプーを紹介していきます。

もくじ


この記事を監修した毛髪診断士


PROFILE

Kei
シャンプートリートメント研究家。
現役毛髪診断士。大学院修士、大手メーカー製品開発を経て現在はフリーで活躍中。店頭販売員の経験もあり。白髪対策に精通しており、白髪予防のためのヘアケアを日々研究している。おすすめのシャンプーならお任せあれ。

Shampoo_Kei (@ShampooR2) | Twitter

 

若白髪の原因


最初に、通常の加齢による白髪がなぜできるのかについて解説していきます。

白髪は生理現象のため、30代後半から白髪は発生するものです。

40代になると白髪が徐々に増えはじめていきます。

メラニン色素を頭皮にある毛根から髪の毛に渡すことで髪の毛は黒くなります。

このメラニン色素の受け渡しが行われない状態だと髪の毛は白いままになります。

キレイの百科事典美クショナリー 黒髪が白髪に変わるメカニズム

 

加齢によってメラニン色素の受け渡しがうまく行われず、髪の毛が白いまま生えてきてしまうのが白髪の原因です。

では、若白髪は通常の白髪とは何が違うのでしょうか。

若白髪は、髪全体の老化がはじまるというよりも、一時的に白髪になるパターンが多いです。

ストレス栄養不足により、メラニン色素が髪の毛に渡されないと、一時的に白い髪が発生してしまいます。

高齢の方は、毛根から髪の毛へメラニン色素の提供がとまってしまうと永続的にとまってしまいますが、若い方の若白髪の場合はメラニン色素の供給が再開します。

つまり、老化で白髪が完全に生えてしまった場合、毛根の髪の毛が黒くなることはありませんが、若白髪のように一時的に白くなった髪はまた元通りの黒髪になることがあります。


若白髪とストレスの因果関係


若白髪の原因はいまだはっきりとは解明されていませんが、ストレスともの因果関係が大きくあると言われています。

日常生活の中でストレスを減らすようにつとめた方が良いでしょう。

フランス革命時にマリーアントワネットが一晩で白髪になったという話があります。

急なストレスで交感神経系が過剰に活性化することがあります。

ハーバード大学の研究によると、交感神経系の過剰な活性化によって、ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)が大量に放出された際に髪の毛が一気に白髪になると証明されています。


女性と男性の若白髪の違い


男性と女性の若白髪の違いは何でしょうか。

一般的な白髪は男性のほうが早くでてきます。

また若白髪に関しても、男性のほうが目立ちやすいと言われています。

しかし、このあたりは科学的に、男性と女性の違いについて若白髪の違いがはっきりしているわけではありません

個人差が大きいといえます。


若白髪は染めていいの?


白髪は染めるのが一般的な対策と言われています。若白髪は染めていいのかと質問を受けますが、若白髪は染めても問題ありません

若白髪は染めていくうちに、しばらくすると黒い髪が生えてくるケースもあります。

染めたからといって白髪に悪影響を及ぼすわけではありません。


若白髪でしてはいけないこと



若白髪が気になるあまり、白髪を抜いてしまう方がいます。

しかし、白髪は絶対に抜いてはいけません

白髪を抜くことで毛根に刺激が加わってしまい、白髪が増えることもあります。

また、髪の毛は同じ毛根から髪の毛が3本生えていることもあります。

そのため、1本の白髪を抜くことで同じ毛根から生えている他の髪の毛に影響を及ぼすことがあるのです。

白髪が気になる場合は、ハサミで切るようにしましょう

ハサミで切る際も、他の健康な毛を切らないように注意してくださいね。


若白髪の予防と対策方法


若白髪の対策方法について紹介します。白髪予防の方法と、生えてしまった白髪の対策方法という3つの観点から紹介したいと思います。


白髪の予防方法


白髪の予防方法

・ストレスを増やさない

・食生活を見直す
・白髪に効果的な成分を摂取


ストレスを増やさない


白髪を対策する上で、ストレスを増やさないことは重要です。

白髪には、精神的なストレスが大きく関わっています。

精神的なストレスを受け、自立神経が乱れることで、頭皮の血流が悪くなり、頭皮や髪の毛に栄養が行き渡らず、メラノサイト(色素幹細胞)の働きが悪くなるケースがあります。

また、メラノサイトの働きが悪くなると、毛根から髪の毛へメラニン色素の提供がとまってしまい、白髪のまま髪の毛が生えてきてしまいます

出典:花王 白髪の素朴な疑問


生活習慣を見直す


〈食生活〉


食生活の乱れによる栄養不足は白髪を引き起こす要因となります。

髪の主成分であるタンパク質や、髪を育てる役割を果たしているビタミンが不足すると、髪の形成に必要な栄養素が不足し、白髪の発生に繋がりやすくなります。

そのため、バランスのよい食事ができるように心がけることが必要です。


〈睡眠時間〉


睡眠不足が白髪の発生を助長する場合もあります。

人間が眠っている間の副交感神経の働きにより、傷ついた細胞は、修復されたり、再生したりしています。

髪を育てる毛母細胞の生まれ変わりも、22~2時ごろに行われているため、この時間帯に睡眠をとっていることは、健康的な髪の毛の生成には欠かせません。


白髪に効果的な成分を摂取


白髪に効果的と言われる成分を摂取しておくことが重要なポイントです。

今回白髪にオススメな成分を3つ紹介していきます。


〈タンパク質〉


タンパク質は、髪や頭皮の主成分なので、健康的な髪に導くために一番重要な栄養素です。

タンパク質が豊富に含まれている食材
・肉
・魚
・豆
・乳製品


〈亜鉛〉


亜鉛は、髪の主成分であるアミノ酸(タンパク質が分解されたもの)の合成に必要となる成分です。

亜鉛が豊富に含まれている食材
・豚レバー
・牡蠣
・チーズ
・アーモンド


〈ビタミンE〉


ビタミンEには、血行を促進し、毛母細胞(髪を育てる細胞)へ十分な栄養を行き渡らせる働きがあります。

ビタミンEが豊富に含まれている食材
・アボカド
・ピーナッツ
・ニラ
・玄米

出典:アンファーからだエイジング 白髪予防におすすめな6つの成分と食材

白髪を予防するためには、このような食材を積極的に食事に加えていくことがオススメです。


白髪の対策方法

生えてしまった白髪の対策方法
 
・染める
・切る


生えてしまった白髪の対策については、染めるか、もしくは切ることがおすすめです。

また、染めるか切るかのどちらがオススメなのかは、白髪の量によって変わります。

そのため、白髪の量別にオススメの白髪の対策法を紹介していきます。


白髪が多い方


白髪が多い方には、美容院でカラーリングをすることをオススメします。

美容院で、カラーリングしてもらう場合、自宅でカラーをするよりも色ムラができにくいです。

また、カラーの持続期間が2カ月ほどと長めであることが嬉しいポイントです。

メリット

カラーの持続期間が長い

デメリット

施術の時間が長い、料金がやや高い



白髪の生え際など一部の白髪が気になる方


一部の白髪が気になる方には、ヘアマニキュアを使うことをオススメします。

ヘアマニキュアとは、髪の表面を着色することによって、白髪を隠すことができるアイテムです。

カラーの持続期間は、2~4週間ほどと短めですが、髪へのダメージがとても小さいことが魅力的です。

ヘアマニキュアについてこちらの記事で詳しく説明しているので、気になった方は、ご覧ください。

メリット

髪へのダメージが小さい

自宅でケアすることができる

デメリット

カラーの持続期間が短い



白髪の量が少ない方


数本の白髪が気になるという方には、根本からハサミで切ることをオススメします。

白髪が気になるからといって抜いてしまうと、根毛にダメージを与えることに繋がり、新しい髪が生えてこなくなるケースもあります。

メリット
 
手軽にケアできる

デメリット

髪が伸びてきた場合に目立つことがある



美容師に相談すべき若白髪


若白髪でお悩みの場合は、美容師に相談をしてみるとよいでしょう。

美容師は白髪の相談を相当数受けているので白髪の悩みには大変詳しいです。

自分の若白髪の程度では、染めるほうがいいのかそのままでもいいのか相談してみてください。

客観的に見て目立たない場合は染める必要がない場合もあります。

また、染めるにしても、なかなか白髪が染まりにくい人というもいるので、どの薬剤を使うべきか相談しておくとよいでしょう。

毎回美容室を変えているという方もいらっしゃると思いますので、白髪を染める時の薬剤は都度確認しておくと、違う美容室に行った時にもスムーズに染めることができます。


若白髪にはどんなシャンプーが効果的?


若白髪におすすめのシャンプーを選ぶにあたっては、2つの選定基準があります。

若白髪におすすめのシャンプー

1.刺激が強すぎない界面活性剤(かいめんかっせいざい)が使用されている

2.頭皮に優しい成分が使用されている


刺激が強すぎない界面活性剤(かいめんかっせいざい)が使用されている


シャンプーは主に界面活性剤によって構成されています。

界面活性剤とはシャンプーの中に含まれる洗浄成分のことです。

市販のシャンプーには、刺激の強い界面活性剤が使われています。

大量に製造する市販のシャンプーはあまり品質にコストをかけることができず、原価の安い刺激の強い界面活性剤が使われることが多いです。

今回の若白髪のように、ただ頭を洗うだけではなく気になる悩みに対して効果的にアプローチしたい場合は、ドラッグストアで販売されているような刺激の強いシャンプーは避けたほうが良いです。

シャンプーを購入する際は、頭皮に優しい洗浄成分が使われているかを確認しましょう。


頭皮に優しい成分が使用されている


メラニンの受け渡しをするのは毛根の役割ですので、頭皮にとって良い成分が入っているほうが若白髪には効果的といえます。

汚れを落とすだけではなく、頭皮を活性化させる機能があるものがよいとされています。

頭皮を活性化させる成分例
 
整肌(せいき)成分


整肌成分と書いてあるものが入っていると良いです。

例えばラベンダーには整肌成分が含まれています。


若白髪におすすめのシャンプー11選


若白髪対策をするためにおすすめのシャンプーを紹介します。

若白髪をこれ以上増やさないため、また、若白髪を目立たなくするために使用します。

若白髪対策のためのシャンプーをランキング形式で紹介するので、ぜひ自分に合いそうなものをピックアップしてください。

※このランキングは毛髪診断士個人の主観に基づいて作成されています。


1.KAMIKA(カミカ)クリームシャンプー ¥1,980 400g

KAMIKAは白髪染めおすすめのシャンプーです。

自然由来の成分がたっぷり配合されているため、頭皮に必要な栄養を惜しみなくチャージしてくれます。

アルガンオイルやオリーブオイル・ヒマワリ種子油などが、ツヤが失われがちな白髪に優しく浸透し、洗うたびに潤いを補給することができます。

KAMIKAのシャンプーは、1本5役(シャンプー・コンディショナー・トリートメント・白髪染め後のパサつきケア・頭皮クレンジング)のオールインワンシャンプーです。

クリームタイプのシャンプーのため、髪の毛をぴったり覆うことができ、隅々まで潤いを補給してくれます。

白髪で悩む世代に愛されているシャンプーだからこそ、若白髪で悩む方にも早いうちから使用していただくことで、効果をより実感できるでしょう

今なら公式ページから68%OFFの1,980円で購入できます。大変お得なので、ぜひお試しください。


2.haru シャンプー kurokamiスカルプ 400ml ¥3,256(税込)


白髪用シャンプーとして広く支持されているのがharuシャンプーです。

若白髪で悩む人に対しても、髪と頭皮への刺激を最低限に減らして、頭皮環境を整えてくれます。

キャピキシルやリンゴ果実培養細胞エキス、ソメイヨシノ葉エキスやカミツレ花エキスなどの成分が優しく洗いあげてくれます。

ダメージが少ないので毛根を刺激しないことが頭皮環境を整えることに寄与します。

公式ページから20%OFFで購入できますので、若白髪で悩んでいる方はぜひお試しください。


3.Bio Lucia ビオルチア シャンプー 300ml ¥3,280


22名の毛髪診断士が開発した人気のビオルチアです。

元々は育毛剤を開発していたチャップアップというメーカーから販売されているため、白髪対策にも定評があります。

ビオルチアは植物性ベースの成分で構成されています。厳選された自然由来のオーガニック成分が10種類も含まれているため、頭皮の環境を健やかに保つことができます。

はちみつのようなとろみのあるシャンプーで、濃厚な泡立ちであることが特徴的です。

もっちりした泡で汚れを浮かせるようにパックをするという使い方も楽しめます。

さらに、ノンシリコン、サルフェートフリー、パラベンフリー、鉱物油フリーと女性の体を考えて安全なもののみを使用しています。

ツヤのあるサラサラな髪を実現したい方にぜひ試していただきたいオーガニックシャンプーです。

今なら公式ページからの購入で38%offになります。ぜひこの機会にお試しください。


4.ORGANIQUE(オーガニクエ)ダメージリペアシャンプー(トリートメントとセット) 250ml ¥4,378


ORGANIQUE(オーガニクエ)はオーガニックシャンプーのなかでも特に評価が高いシャンプーの1つです。

またORGANIQUE(オーガニクエ)はオーガニックシャンプーのなかでも泡立ちが非常によく、たっぷりの泡で汚れを丁寧に落とすことができます。

泡で洗いあげるため、毛根や頭皮へのダメージを最小限に抑えてくれます。

また、トリートメントも、白髪が気になるお客様に大変支持されています。

若い方にも使われていますので、気になる方は一度試してみることをおすすめします。


5.利尻カラーシャンプー 500ml ¥3,850(税込)


白髪を染めるシャンプーとして有名なのが利尻シャンプーです。

髪の毛に色をつけてくれるので、白髪がすでに出ている方にはおすすめのシャンプーの1つです。

髪の毛を着色するシャンプーはあまり多くないのですが利尻は愛用者が多く、白髪を黒にするだけではなく、白髪を明るめの色にしたい方にも使えるシャンプーです。

興味ある方は継続して使ってみるとよいでしょう。


6.ethique(エティーク)シャンプーバー 110g ¥1,980(税込)


固形シャンプーとして地位を築いているのがエティークです。

エティークは固形のシャンプーとトリートメントですが、固形シャンプーを試したことがない方にはぜひ試してみてほしいシャンプーです。

また、環境への負荷も低いので、若い女性から人気の高いシャンプーです。

固形シャンプーというと石鹸を想像してきしむイメージを持つ方もいますが、あまりきしまないので使いやすいと思います。

固形シャンプーと液体シャンプーの違いは、主成分にあります。

固形シャンプーは、牛脂などの油脂などの動物や植物由来の成分を原料として作られています。

一方、液体シャンプーは、化学的な洗浄成分を原料として作られているケースもあります。

そのため、肌の弱い方には、頭皮への刺激が少ない固形シャンプーを試してみることをオススメします。


7.オルナオーガニックシャンプー 500ml ¥2,037(税込)


オーガニックシャンプーとして最近人気なのがオルナオーガニックです。

オルナオーガニックはオーガニックシャンプーのなかでも低価格ですが、洗浄成分が安心できるもので構成されています。

洗いあがりがもう少しすっきりしているとよいのですが、少しきしみがちになります。

しかし、優しい洗浄成分が頭皮に余計な刺激を与えないため、若白髪が気になる方にお勧めできるシャンプーです。

お金をかけずに白髪ケアをしたい方にはおすすめです。


8.ザ パブリック オーガニック スーパーバウンシーシャンプー 480ml ¥1,738(税込)


ドラッグストアでも買えるオーガニックシャンプーがザパブリックオーガニックです。

アミノ酸系豊潤植物泡が乾燥性のストレス髪に効果的です。

ストレスケアという点において、頭皮にも効果的であるため、白髪ケアをしたいという若年層にも支持されています。

白髪ケアはとにかくストレスケアでもありますのでストレスを残さないという点において使いやすいのがパブリックオーガニックです。


9.アマトラQUO クゥオ ヘアバス es 1,000ml ¥4,620(税込)


頭皮環境を整えるのに役立つシャンプーとして人気のアマトラブランドです。

サロン向けブランドとして展開し、サロン関係者からは大絶賛されているシャンプーです。

こちらのシャンプーは白髪にダイレクトにアプローチするのではなく、毛髪環境において重要な指標の1つである頭皮の環境を整備します。

頭皮環境から髪を変えるという点において優れたシャンプーになります。


10.ハイビスカス ヘアシャンプー 300ml ¥3,080(税込)


沖縄由来の成分を使用した沖縄企業が作っているハイビスカスシャンプーです。

沖縄にいるような心地になれる一風変わったシャンプーとなっています。

ハイビスカスの香りとハイビスカスの効能によって、頭皮環境にプラスの影響を与えます。

低刺激で優しいものを使いたいという方におすすめしたいシャンプーです。


11.爽快柑 シャンプー 150ml ¥1,100(税込)


アミノ酸系シャンプーのなかでも柑橘系ベースで人気のシャンプーです。

髪のハリやボリュームに着目して、若いころのような元気な髪になるようなシャンプーです。

薬用植物「甘草」から抽出したグルチルリチン酸ジカリウム配合されており、ふけ・かゆみを防ぐ効果があります。

こうしたふけ、かゆみの対策が、白髪予防にも効果的といわれています。

すっきりする洗い心地ですが、刺激が強くないため、爽快感と安心感をどちらも気にする方にはおすすめです。


若白髪に悩むすべての人へのアドバイス


若白髪は大抵の場合は病気ではありません。

そのため、気にしすぎる必要はありません。

しかし、白髪の目立つ髪で街を歩くというのは周りの目が気になるものです。

シャンプーを変えてみるなどの、簡単にできることから若白髪対策をはじめてみるのをおすすめします。

他の記事では、白髪予防のシャンプー白髪を黒髪に戻すシャンプーもご紹介しています。合わせてご覧ください。




参考文献


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