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「前髪が分かれてしまう…これを防ぐ方法は?」
「髪につやを出すには高いドライヤーを買うしかないの?」
「髪の分け目が目立たない髪の乾かし方を知りたい」
と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、正しい髪の乾かし方について詳しく解説していきます。
Kei
シャンプートリートメント研究家。
現役毛髪診断士。大学院修士、大手メーカー製品開発を経て現在はフリーで活躍中。店頭販売員の経験もあり。男性の薄毛対策やシャンプーの選び方などについて発信しています。おすすめのクリームシャンプーならお任せあれ。
Shampoo_Kei (@ShampooR2) | Twitter
髪を乾かすまでの流れ
1. タオルドライする
2. アウトバストリートメントを使う
3. ドライヤーを使う
タオルドライする
まず、頭皮と髪の根元からタオルで拭きます。
その後、タオルで髪を挟んで叩くようにして水気を落とすようにしましょう。
このときに、髪をこすらないようにすることがポイントです。
髪が濡れている状態は、キューティクルが開いており、ダメージを受けやすい状態なので、自然乾燥することは控えた方が良いです。
アウトバストリートメントを使う
ドライヤーを使う前にアウトバストリートメントを塗布します。
アウトバストリートメントを手に出して、優しく手ぐしを通すようにして、毛先からつけていきます。
その後、髪がしっかりとトリートメントを吸収するように軽く揉みこみます。
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ドライヤーを使う
ドライヤーで髪を乾かします。
髪への熱ダメージを軽減するため、10cm以上髪から離し、できるだけ短時間で乾かすようにしましょう。
ドライヤー時間を短縮するには、ダイソンなどの風量が強い製品を使うことがおすすめです。
そして、地肌から乾かしていくことをおすすめします。
アウトバストリートメントの効果は?
タオルドライをしたあとに使うアウトバストリートメントの効果について紹介します。
アウトバストリートメントには、大きく分けて2つの効果があります。
1つ目としては、髪を綺麗に見せてくれることが挙げられます。
アウトバストリートメントのなかでもオイルタイプのものを選ぶと、つやがあり、手触りの良い髪に仕上げることができます。
2つ目としては、外的なダメージから髪を守ることが挙げられます。
具体的には、ドライヤーの熱、紫外線、乾燥などによるダメージを軽減します。
アウトバストリートメントのおすすめの使用回数は、理想の仕上がりによって異なります。
サラサラに仕上げたい方には、髪を乾かす前に1回使うことがおすすめです。
また、しっとりと仕上げたい方には、乾かす前と乾かした後の2回使うことがおすすめです。
アウトバストリートメントは、つけすぎると髪がべたつくので、使用量には注意が必要です。
そして、髪につける際には、地肌につけず、髪の中間~毛先につけるようにしましょう。
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前髪をふんわり乾かす方法
前髪は、生え癖の影響を受けやすいので、最初に乾かすことがおすすめです。
根元が濡れている状態で、軽くこすりながら乾かします。
毛先は根元の方向と反対側に動きます。
そのため、右に流したいと思っている場合には、一度根元を左に向かって乾かしたのち、毛先を右にもっていって乾かしましょう。
前髪が分かれないようにする方法・浮かないようにする方法
前髪が分かれる・浮く原因としては、生え癖が挙げられます。
髪が乾いてから直すことは難しいです。
前髪が分かれてしまうことを防ぐには、前髪を乾かす際に、いつも流れてしまう方向と逆側に指で引っ張りながら乾かすことがおすすめです。
前髪が浮いてしまう場合には、下に向かって引っ張りながら乾かすことをおすすめできます。
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毛先がハネないようにする方法
ドライヤーで髪を乾かす際のポイントとしては、根元から風を当てることが挙げられます。
えり足や耳上などの乾きにくい場所から乾かすことで、毛先の収まりが良くなり、ハネにくくなります。
また、根元から風を当てることで髪の中間や毛先にも風が行き届き、髪全体を乾かすことができます。
そして、毛先は乾かしすぎるとパサパサになってしまうので、最後にサッと乾かすことがおすすめです。
また、風を当てる向きにもポイントがあります。
後方から風を当てるようにすると、髪の収まりが良くなります。
美容師が実践しているドライヤー術
1つ目は、前髪が割れることや分け目を目立つことを避けたい方向けのドライヤー術です。
ドライヤーを左右に振りながら乾かしてください。
そうすることで、自然な仕上がりになります。
2つ目は、ショートやボブの方向けのドライヤー術です。
耳から前の髪の毛を、前方に引っ張りながら乾かしてください。
それだけで、サイドのおさまりが良くなります。
ボブなら両サイドが内巻きをしたように仕上がります。
3つ目は、ツヤが欲しい方向けのドライヤー術です。
ドライの仕上げに冷風を使ってみてください。
髪表面のキューティクルがキュッと締まって、よりツヤが出やすくなります。
髪を乾かすときに注意すべきこと
自然乾燥をしない
自然乾燥は、頭皮や髪によくありません。
具体的には、細菌が繁殖し、臭いやかゆみの原因になることもあります。
また、髪が濡れているときは、キューティクルが傷つきやすくなっているので、髪が傷みやすいです。
そのため、髪を乾かすに寝ると、枕との摩擦で髪がダメージを受けてしまう恐れがあります。
アウトバストリートメントの量に注意
アウトバストリートメントには、植物由来オイルが配合されています。
そのため、つけすぎると髪のべたつきの原因となります。
長時間同じところに温風を当てない
髪の同じ場所に長時間温風を当てていると、髪がダメージを受けてしまいます。
そのため、その場所が乾いたら違う場所を乾かすようにしましょう。
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さいごに
この記事では、髪の乾かし方について紹介しました。
前髪が分かれないようにする方法や髪につやを与える方法などは、家にあるドライヤーを使い普段の髪の乾かし方を少し変えるだけで実践できます。
そのため、これらの悩みを持っている方には上記の方法を試してみることをおすすめします。