ドラッグストアで手に入る頭皮のべたつき対策ができるおすすめシャンプー11選
美容師 / webライター
メガネ
美容師免許取得後、美容室を勤務して8年。現在は親が経営する美容室で事務をやりつつ、Webの知識も併用してWebライターとして活躍中。 美容師勤務中の手荒れの経験から、体の内側から髪をきれいにする術を研究している。ヘアケアからヘルスケアなどの、幅広い知識で記事を執筆中。 「薄毛に特化したヘッドスパ」が得意で、美容師時代もお客様から指名をよく受けていた。
頭皮がべたつく原因
頭皮がべたつく原因は、皮脂の過剰分泌によるものです。
皮脂は、皮膚の皮脂腺から分泌される油脂状の物質であり、本来は頭皮や髪を乾燥から守る重要な役割があります。
しかし、何らかの原因で皮脂が過剰に分泌されてしまうと、頭皮のべたつきで不快感が高まるだけではありません。
毛穴詰まりやにおい、かゆみの原因にもつながるため、皮脂には十分な注意が必要です。
皮脂の過剰分泌には、以下のように複数の要因が影響しています。
・ホルモンバランスの乱れ
・生活習慣の乱れ
・洗いすぎによる乾燥 など
頭皮の状態を整えるためには、まずは過剰分泌の仕組みを知り、その原因に合わせたケアを取り入れましょう。
生活習慣が乱れている
皮脂が過剰に分泌されて頭皮のべたつきを感じるなら、生活習慣の見直しが必要です。
頭皮の状態は、日々の食事や睡眠の質と密接に関わっています。
例えば、油分が多い食事やスナック菓子を頻繁に摂ると、皮脂腺が刺激されて皮脂が増えてしまうでしょう。
その結果、頭皮がべたつきやすくなってしまいます。
健康的だと思っている食生活でも、ついお菓子や揚げ物が多くなっていないかチェックしましょう。
また、睡眠不足も大敵です。
寝不足が続くとホルモンバランスが崩れ、皮脂の分泌を促すホルモンが活性化しやすくなります。
その結果、頭皮の皮脂量が増え、べたつきやにおいが気になりやすくなるわけです。
食事のバランスを意識し、しっかりとした睡眠時間を確保するなど、健康的な生活習慣を心掛けてください。
これが頭皮環境を整える近道になります。
シャンプーの選び方や扱い方に問題がある
生活習慣が乱れていないのに頭皮のべたつきが気になる場合は、シャンプーの選び方や使い方を見直してみてください。
皮脂には頭皮の乾燥を防ぐ役割がありますが、それが過剰に分泌される場合、逆に頭皮が乾燥している可能性が考えられるからです。
シャンプーの頻度や種類が、乾燥や皮脂の過剰分泌を引き起こしているかもしれません。
例えば、1日に2回以上シャンプーをしている場合、必要な皮脂まで洗い流され、頭皮の乾燥で防御反応として皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
また、1日1回のシャンプーでも、洗浄力が極端に強いものを使っている場合も同様です。
洗いすぎは頭皮の乾燥を招き、結果的にべたつきを引き起こします。
頭皮の乾燥を予防するためには、シャンプーの成分を確認し、洗浄力がマイルドなアミノ酸系洗浄成分や保湿成分が配合されているシャンプーを選びましょう。
シャンプー後は、すすぎ残しがないように丁寧に洗い流すことも意識してください。
適切なシャンプー選びと扱い方で、頭皮環境は大きく改善されます。
年齢による原因
頭皮のべたつきは年齢とも関係が深く、特に皮脂が最も多く分泌されるのは10代から20代とされています。
思春期になると脂腺が活発化し、皮脂量が増えるのは自然です。
女性は男性よりも思春期が早く訪れるため、この時期には特に女性は皮脂分泌が多くなるケースは少なくありません。
思春期に達すると脂腺が肥大して多葉となり皮脂量が増加するが,一 般的に女性の方が男性より思春期発来が早いので,思春期早期には女性の皮脂分泌が多い。
※引用：メークアップ化粧料における皮脂コントロールの重要性とその対策｜オレオサイエンスより
しかし、年齢を重ねると皮脂腺の働きが徐々に衰え、皮脂が減少して乾燥しやすくなるのが一般的です。
ただし、加齢によって皮脂が減るとはいえ、すべての人が頭皮のべたつきを感じなくなるわけではありません。
食生活の乱れやホルモンバランスの崩れ、シャンプーの使い方といった他の要因が重なれば、皮脂が過剰に分泌されてしまうケースも多くあります。
頭皮の状態は年齢だけでなく、日々の生活習慣やケア方法に大きく左右されるため、年齢に応じた適切な対処法を知っておきましょう。
べたつきが気になる場合は、以下で紹介する具体的な対策を参考にしてみてください。
頭皮のべたつきをひどくさせないケア方法
頭皮のべたつきが気になる場合は、日々のケア方法を見直し、習慣化することが重要です。
シャンプーの選び方や使い方を変えるだけでも、頭皮環境は改善されやすくなりますが、それだけでは不十分なケースもあります。
髪を洗った後の乾かし方、頭皮への保湿ケア、さらには日常生活の中での頭皮の扱い方にも意識を向けましょう。
それだけでも、皮脂の過剰分泌をおさえやすくなります。
これから紹介するケア方法は、シンプルながら効果的なものばかりです。
日々の習慣に取り入れて、頭皮のべたつきの改善を目指してみてください。
適切なシャンプーを使った正しい洗い方
頭皮のべたつきは、シャンプーの洗い方が原因で悪化するケースも少なくありません。
特にお湯の温度や洗い方には注意しましょう。
40度以上の熱いお湯でゴシゴシ洗ってしまうと、必要な皮脂まで洗い流され、それを補おうとして皮脂が過剰分泌するリスクが高まるからです。
以下の流れを意識して、頭皮をやさしく洗うように心がけてください。
1．シャワーの温度を38度ほどのぬるま湯に設定する
2．シャンプーを付ける前に予洗いを2分ほど行う
3．髪の長さに合わせて適正な量のシャンプー剤を手に取る
4．しっかり泡立ててから頭皮にシャンプーをつける
5．ゴシゴシ洗わずに頭皮マッサージをするようにやさしく洗う
6．洗い残しがないように丁寧にシャワーで洗い流す
さらに、洗浄力が控えめなアミノ酸系洗浄成分やベタイン系のシャンプーを選ぶことも重要です。
予洗いをしっかり行えば、シャンプー剤の量も少なくて済むため、頭皮への負担が軽減されます。
正しい洗い方を習慣にすれば、皮脂の分泌バランスが整い、べたつきの予防につながるでしょう。
頭皮のべたつきを予防する乾かし方
ドライヤーの使い方も頭皮のべたつき予防には重要です。
ドライヤーを長時間使用し、極端に近い距離で当て続けると、頭皮が乾燥してしまいます。
乾燥すると、水分を補おうと皮脂が過剰分泌されるためです。
適切な乾かし方を意識するために、一般的なポイントとして次のような意識で髪を乾かしてみてください。
1．ドライヤーと頭皮の距離は20cm程度を保つ
2．温風と冷風を交互に使って、頭皮の乾燥を防ぐ
3．髪の根元から毛先に向かって、適温の風で乾かす
4．完全に乾かしきるのではなく、頭皮が少ししっとりしている状態で終える
また、乾かし方を間違えると頭皮の状態が乱れ、皮脂が過剰に分泌される原因となります。
うるおいが足りないことで乾燥を引き起こしたり、うるおいを補おうと過剰に皮脂を分泌したりと、うるおい不足は様々な肌悩みの原因になります。
引用：ファンケルより
ドライヤーは適切な距離と温度で使用し、乾燥を予防できれば、頭皮の状態を整えやすくなります。
頭皮のべたつきを予防する保湿ケア
頭皮の乾燥が原因でべたつきが気になる場合、頭皮専用の保湿ケアを取り入れるのがおすすめです。
乾燥状態が続くと、皮脂が過剰分泌されてしまうケースもあります。
そのため、育毛剤や頭皮用化粧水など、頭皮専用の保湿剤を使ってケアしましょう。
特に以下の成分が含まれた保湿アイテムを選んでみてください。
・ナイアシンアミド：皮脂の過剰分泌をカバーし、頭皮環境を整える
・ヒアルロン酸やセラミド：乾燥した頭皮にうるおいを与える
適切なシャンプーで余分な皮脂を落とし、ドライヤーで適度に乾かした後に、保湿ケアを行うのが理想的な流れです。
乾燥を防ぎながら頭皮の水分バランスを整えられれば、皮脂の過剰分泌をおさえ、べたつきにくい頭皮環境を整えやすくなります。
保湿ケアは毎日の習慣にして、頭皮を健やかに保ちましょう。
頭皮のべたつきを予防しやすいシャンプーの選び方
頭皮のべたつきを防ぐには、自分に合ったシャンプー選びが重要です。
ドラッグストアでシャンプーを選ぶ際でも、以下のポイントを意識しておけば、大きな失敗を防げるでしょう。
頭皮環境をしっかり整えたい人ほど、これから紹介する選び方の基本をおさえておいてください。
洗浄成分をチェックする
皮脂を必要以上に洗い流さないためには、「アミノ酸系洗浄成分」が多く含まれたシャンプーを選んでください。
それは、洗浄力がマイルドであるため、適度に皮脂が頭皮に残ってくれます。
その結果、乾燥しすぎるリスクをおさえられ、皮脂の過剰分泌をしてしまう可能性がなくなるでしょう。
だからこそ、シャンプー選びには、洗浄成分の選定が欠かせません。
例えば、以下の成分が代表的です。
・タウリン系：「ココイルメチルタウリン酸Na」「ヤシ油脂肪酸メチルタウリン酸」など
・アミノ酸系：「ココイルグルタミン酸Na」「ラウロイルメチルアラニンNa」など
一方で、「ラウリル硫酸Na」や「ラウレス硫酸Na」などの硫酸系洗浄成分は洗浄力が強く、必要な皮脂まで奪いがちです。
乾燥を招いて皮脂の過剰分泌を引き起こし、逆に頭皮のべたついてしまいます。
シャンプーを選ぶ際は成分表を確認し、タウリン系やアミノ酸系洗浄成分が多く含まれたシャンプーを選びましょう。
べたつきが強い時は炭酸シャンプーを選ぶ
炭酸シャンプーは、きめ細かい炭酸の泡によって毛穴に詰まった皮脂汚れを浮かせ、スッキリ洗い流せるのが特徴です。
頭皮のべたつきが強い場合、毛穴の奥深くに皮脂汚れが蓄積している可能性があります。
そこで炭酸シャンプーの出番です。
毛穴の汚れを一度リセットしやすくなるでしょう。
選ぶポイントとしては、大きく分けて２つあります。
・炭酸濃度：4000ppm以上の高濃度炭酸なら、より効果的に汚れを浮かせて頭皮を清潔に保てる
・保湿成分：グリセリン、ヒアルロン酸、セラミドといった保湿成分も含まれているか確認することも重要
炭酸シャンプーは皮脂汚れをきれいに洗い流せる反面、乾燥しやすくなるケースもあるため、使用後の頭皮ケアや保湿を意識して、健康的な頭皮環境をキープしていきましょう。
皮脂をおさえる成分が含まれている
シャンプーは毎日使うものだからこそ、配合されている成分によって頭皮の状態を整えやすくなります。
頭皮のべたつき対策として重要なのは、皮脂の分泌をおさえる成分が含まれているシャンプーを選ぶことです。
例えば、アゼライン酸は皮脂分泌の抑制だけでなく、抗炎症作用も期待でき、乱れた頭皮の状態を整える効果があるとされています。
アゼライン酸は小麦やライ麦などの穀類や酵母に含まれる飽和ジカルボン酸である．角化異常抑制作用，抗菌活性，皮脂分泌抑制，抗炎症作用などがある．
※引用：尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023｜日本皮膚科学会ガイドラインより
ただし、アゼライン酸が含まれたシャンプーはドラッグストアでは見つけにくい場合があるため、チャ花エキスやローズマリーエキスなどの天然成分が配合されたシャンプーもおすすめです。
オーガニック系シャンプーは頭皮への負担が少なく、皮脂バランスを整えやすくなるため、日常使いしやすい成分が豊富です。
ドラッグストアでシャンプーを購入する際の注意点
ドラッグストアに並ぶシャンプーの多くは、洗浄力が強いシャンプーが主流となっています。
具体的には「ラウレス硫酸Na」などの高級アルコール系界面活性剤が含まれているシャンプーです。
これらの成分は、石油などの低コストの素材を使って製造されるケースが多いため、手頃な価格で購入できる反面、洗浄力が強すぎるといった点がデメリットです。
強い洗浄力によって必要な皮脂まで洗い流されると、頭皮が乾燥し、体が皮脂を補おうとして過剰分泌を引き起こします。
その結果、頭皮のべたつきがひどくなるケースも少なくありません。
とはいえ最近では、ドラッグストアでもアミノ酸系洗浄成分を使った頭皮にやさしいシャンプーが増えてきています。
例えば「ココイル○○」や「○○アラニン」といった成分が代表的です。
ドラッグストアでシャンプーを選ぶ際は、成分表をしっかり確認して、自分の頭皮の状態に合ったシャンプーを選びましょう。
ドラッグストアにある頭皮のべたつきにおすすめシャンプー11選
ドラッグストアには、様々な種類のシャンプーが並べられています。
しかし種類が多いと、頭皮のべたつきが気になる時に役立つシャンプーがどれなのか、判断するのは難しいと感じる人も少なくないでしょう。
そこで、おすすめのシャンプーを11個に絞り込んで、それぞれの特徴を解説しています。
以下の内容を参考に、頭皮のべたつきをおさえられるように、うまく対策をしてみてください。
ボタニスト ボタニカルシャンプー スムースRB 460ml ￥1,540（税込）
ドラッグストアで見かけたら、1本試してみる価値のあるシャンプーです。
ボタニストの「ボタニカルシャンプー スムースRB」は、タウリン系洗浄成分がメインとなっており、頭皮の汚れをしっかりと、かつバランスよく洗い流してくれます。
さらに、グリチルリチン酸2Kが配合されており、皮脂によって頭皮が乱れていたとしてもうまく整えてくれる効果も期待できます。
また、保湿成分も豊富に含まれているため、乾燥しやすい頭皮や毛先にもやさしいでしょう。
それでいて、この価格帯というバランスの良さが魅力です。
頭皮のべたつきが気になるものの、洗浄力の強すぎるシャンプーは避けたいという人こそ試してみましょう。
気軽に試せるため、ドラッグストアで見つけたらぜひ手に取ってみてください。
クラシエ HIMAWARI オイルインシャンプー リッチ＆リペア 500ml ￥972（税込）
コスパが良く、乾燥が原因の頭皮のべたつき対策として手軽に試せるシャンプーです。
HIMAWARIの「オイルインシャンプー リッチ＆リペア」は、価格の手頃さが大きな魅力といえるでしょう。
ドラッグストアで気軽に購入できるため、初めてのシャンプー選びでも試しやすい1本です。
このシャンプーは、洗浄力が控えめで、オイル成分による保湿力が大きな特徴となります。
乾燥によって皮脂が過剰分泌している場合に効果を実感できるでしょう。
頭皮や毛先の乾燥をしっかりケアし、べたつきを予防しやすくなります。
また、頭皮のべたつきがひどく、洗浄力が物足りないと感じる場合は、炭酸シャンプーと併用して使ってみてください。
まずは炭酸シャンプーで毛穴の汚れをしっかりリセットし、その後にこのシャンプーを使えば、バランスよくケアできます。
コスパの良さと保湿力から、複数本を使い分ける人や、乾燥が原因の頭皮ケアをしたい人に最適です。
ルベル イオ クレンジングリラックスメント200ml ￥1,760（税込）
洗浄成分の質が高く、やさしくサッパリ洗い上げられるシャンプーです。
イオ クレンジングリラックスメントは、タウリン系をメインとしたやさしい洗浄成分が大きな特徴となります。
さらにアミノ酸系洗浄成分も含まれているため、泡立ちが良く、使い心地もいいでしょう。
洗浄力は適度に控えめでありながら、頭皮のべたつきをしっかり洗い流せるバランスの良さも魅力のポイントです。
サロンシャンプーとしても高い評価を得ていますが、一部のドラッグストアでも手に入るため、手軽に購入できます。
また、グリチルリチン酸2Kといった頭皮ケア成分が含まれており、乾燥や皮脂バランスの乱れが気になる人でも安心です。
サッパリとした洗い上がりと頭皮へのやさしさを両立しているため、頭皮のべたつきに悩んでいるけど、強い洗浄力は避けたい人にもちょうどいいシャンプーです。
オルナオーガニック スムースシャンプー 500ml ￥2,200（税込）
植物エキスと強い洗浄力が魅力のシャンプーで、べたつきを感じた時に使いたい1本です。
オルナオーガニック スムースシャンプーは、洗浄力がしっかりしています。
配合されているチャ葉エキスなどの植物エキスには、皮脂抑制効果があり、皮脂バランスを整えやすいところもポイントです。
オーガニック系シャンプーながら、頭皮のべたつきをしっかり解消してくれるため、洗い上がりのスッキリ感を重視する人にもちょうどいいでしょう。
一方で、洗浄力が強めなため、乾燥が気になる場合には別の保湿系シャンプーと使い分けてください。
これだけでも、頭皮環境をコントロールしやすくなります。
日常的に皮脂量が多くてべたつきやすい人は、皮脂汚れをしっかりリセットするためにも、1本持っておくと便利なシャンプーです。
HADA NATURE 炭酸ヘッドスパシャンプー 150g ￥3,256（税込）
炭酸の力で皮脂を浮かせ、やさしく洗い流すシャンプーです。
乾燥しにくい成分バランスも魅力のひとつといえるでしょう。
高濃度炭酸の泡が特徴的で、べたついた皮脂や汚れを浮かせてすっきり洗い流せる1本です。
炭酸シャンプーでありながら、マイルドな洗浄成分が使用されているため、洗いすぎによる乾燥が気になる人でも安心して使えます。
さらに、チャ葉エキスやグリチルリチン酸2Kといった成分が、皮脂の過剰分泌を抑えながら、頭皮環境を整える効果も期待で着るため、頭皮のべたつき対策として優秀です。
皮脂による頭皮のべたつきが気になる人や、毛穴の詰まりをリセットしたい人におすすめです。
花王 メルト モイストシャンプー 480ml ￥1,760（税込）
毛先の補修と頭皮の保湿を同時にケアできるシャンプーです。
べたつきが気になる人こそちょうどいいでしょう。
タウリン系洗浄成分を使用しており、頭皮のべたつきをおさえつつ、適度に皮脂を洗い流せるバランスの良さが特徴といえます。
特に毛先のダメージが深刻な場合でも、ホホバオイルが髪の毛と頭皮をしっかり保湿し、乾燥から守ってくれるでしょう。
ホホバオイルは、人間の皮脂と成分が似ているとされており、使い続けることで皮脂の分泌を抑える効果が期待できます。
これにより、頭皮環境を整えながら、べたつきの予防にも効果的です。
頭皮のべたつきが気になるものの、毛先の乾燥やダメージも無視できない人におすすめの1本です。
保湿と皮脂抑制の両方を意識した成分配合で、使い心地の良さが感じられるでしょう。
EPISモイスチュアシャンプー 450ml ￥1,980（税込）
頭皮のべたつきと毛先の乾燥を同時にケアできる、スキンケア発想のシャンプーです。
スキンケアブランドならではの植物エキス配合も特徴的といえます。
チャ葉エキスやオタネニンジン根エキスといった成分が、皮脂の分泌をおさえ、頭皮のべたつきをしっかりカバーできるでしょう。
洗浄力は少し強めですが、頭皮がべたつきやすい人にはちょうど良いバランスです。
さらに、オイル成分も豊富に含まれており、毛先のパサつきを防ぎながら、しっとりまとまりやすい髪へと導きます。
また、泡立ちも良く、頭皮全体にしっかりと馴染ませやすいのもポイントです。
皮脂対策と乾燥ケアを同時に行いたい人にとって、使い心地が良いシャンプーとなっています。
マツキヨココカラ＆カンパニー アルジェラン モイストグロー シャンプー 480ml ￥1,705（税込）
マツモトキヨシのコスメブランドが手掛ける高品質シャンプーで、頭皮のべたつき対策に最適です。
ベタイン系とアミノ酸系をかけ合わせた洗浄成分を採用し、頭皮の皮脂汚れを程よく洗い流してくれます。
過剰な皮脂を落としすぎないマイルドな洗浄力が特徴で、頭皮の乾燥による皮脂分泌も予防しやすいでしょう。
さらに、ウンシュウミカン果実エキスやその他の植物エキスが配合されており、皮脂抑制効果が期待される点もポイントです。
泡立ちも良好で、洗っている時の使用感も心地よく、日常使いしやすいと評判です。
マツモトキヨシのドラッグストアブランドながら、品質と価格のバランスが取れているのも魅力のポイントとなっています。
近くに店舗がある人は、ぜひ一度試してみてください。
ステラシード エイトザタラソ ユー CBD&リラクシング バブルスパ 炭酸泡シャンプー 170g ￥1,650（税込）
炭酸シャンプーで皮脂をスッキリ洗い流したい時に最適なシャンプーです。
炭酸の力で毛穴に詰まった皮脂汚れを浮かせて、頭皮のべたつきをしっかりと洗い流します。
一般的な炭酸シャンプーよりも洗浄力が控えめに作られているため、頭皮が乾燥しにくいのもポイントです。
さらに、カンナビジオール（CBD）が配合されている点も注目しましょう。
頭皮環境を整える効果が期待されるため、乾燥や皮脂の乱れによって崩れた頭皮のバランスを、やさしくケアしてくれます。
泡立ちが良い炭酸泡のシャンプーで、摩擦レスな洗浄が可能です。
べたつきが気になる時に使えば、爽快感とともに頭皮をリフレッシュできます。
炭酸シャンプー初心者にもおすすめの1本です。
ネイチャーラボ マーロ デオスカルプ シャンプー 480ml ￥1,100（税込）
マーロ デオスカルプシャンプーは、薬用処方で皮脂トラブルや臭い対策に適したシャンプーです。
薬用シャンプーとして作られており、皮脂の過剰分泌によって乱れた頭皮環境を整える効果が期待できます。
特に、皮脂が原因で発生する雑菌の増殖やかゆみが気になる時にぴったりです。
さらに、カキタンニンが配合されている点も、他のシャンプーはない大きなポイントといえるでしょう。
カキタンニンは、皮脂による加齢臭や頭皮の不快なニオイを抑える働きがあるため、臭い対策にも効果的です。
価格も手頃でコスパの良さから、頭皮のべたつきや臭いがひどいと感じた時のために、1本持っておくと安心できるでしょう。
ネイチャーラボ ダイアン パーフェクトビューティ ドライシャンプー forスタイリング リラックスシトラスの香り 95g ￥1,320（税込）
外出先や緊急時に頭皮のべたつきが気になるなら、このドライシャンプーがおすすめです。
ドライシャンプーのため、シャンプーができない状況でも頭皮のべたつきをサッとリセットできます。
皮脂を浮かせてすっきりとさせるだけでなく、補修成分や植物エキスが配合されており、頭皮や毛先のケアもしやすい点がポイントです。
また、ふんわり感がなくなった髪に使えばボリュームアップしやすいでしょう。
外出先や災害時の備えとして1本持っておくと安心です。
さいごに
頭皮のべたつきを解消したいなら、ドラッグストアで手軽に購入できるシャンプーから対策を始めてみましょう。
今回紹介したシャンプーは、洗浄成分の質や皮脂をおさえる成分が含まれているもの、保湿力や炭酸効果が優れているものなど、頭皮環境を整えやすいアイテムばかりです。
シャンプー選びでは、自分の頭皮の状態に合わせて選んでください。
成分や特徴をしっかりチェックしながら、ドラッグストアで手に入るシャンプーで、健康的な頭皮を目指しましょう。
