【2022年】本当に良いシャンプーランキング！美容師が選んだおすすめ33選【お悩み別】

ドラッグストアの棚に並ぶシャンプーや、Amazonや楽天で様々な種類のシャンプーが販売されているのをみて、「どれが本当に良いシャンプー何だろう…」とお悩みになったことをありませんか？

また、「自分の髪質に合うシャンプーは何だろう？」と考えている方も多いと思います。

色々なシャンプーを使っては別のを使うというのを繰り返している方も多いのではないでしょうか。

毎日使うシャンプーですから、本当に良いものを使いたいですよね。

しかし、そもそも本当に良いシャンプーがわからず、いつも使っているものを使い続けてしまっているという方も少なくありません。

そこで今回は現役美容師がおすすめする本当に良いシャンプーを髪質、肌、頭皮のお悩み別に合わせて紹介していきます。

この記事に登場する専門家

本当に良いシャンプーとは？

本当に良いシャンプーとは「自分にあったシャンプー」のことです。

実感できるシャンプーの良さは人それぞれ違います。

人によって頭皮の状態や髪質、肌質は様々だからです。

例えば、剛毛な人は髪の毛のボリュームを抑えるシャンプーを本当にいいシャンプーだと考えるかもしれませんが、薄毛で悩む人はボリュームアップさせるシャンプーを本当にいいシャンプーだと考えるでしょう。

そして髪質だけではなく、季節や年齢によっても時々で変わってきます。

このように人によってどんなシャンプーを「本当にいいシャンプー」と捉えるかは異なるのです。

では、自分にあったシャンプーはどのように見つけるのでしょうか？

自分にあったシャンプーを見つけるために重要な二つの軸とは、

1. 自分自身の髪質や頭皮の状態把握
2. あなたの求める理想の髪質の把握

をすることです。

1. 自分自身の髪質や頭皮の状態把握

まずは、「あなた自身の髪がどんな状態で何を必要としている」かを知る必要性があります。

自身の髪の状態を把握することで、自分に本当に合うシャンプーに巡り会うことができます。

個人によって肌質や適性は必ず異なります。

毎日使用するものにトラブルを抱えない為にも、今一度現状の自分の髪質や頭皮と向き合ってみましょう。

髪質や頭皮の肌質について、自分でわからないときは美容師に確認するのがおすすめです。

2. あなたの求める理想の髪質の把握

また、あなたの求める理想をしっかりとイメージする事も大切です。

あなたはシャンプーに何をもとめますか？

香り、髪の毛のツヤ、トリートメント効果、頭皮の環境改善、ボリュームなど。

今やこれだけ多くの理想を求める事ができるのがシャンプーです。

毎日使用するものに心地よさや自分の欲求を満たしてくれるものを選択する事はとっても大切な事です。

どのような悩みを解決できたら、あなたの毎日が輝けるかをじっくりイメージしてみてください。

分かりやすいのは、テレビに出ている女優やInstagramにでている女性を見てこうなりたいと思える人を見つけるのがぴったりです。

今回は様々な悩みを抱えている方々に向けて、求めるもの別に細分化してカテゴライズさせていただきました。

お悩みを解決するために必要な要素を軸に、シャンプーのご紹介をさせていただきます。

本当に良いシャンプーの選び方

自分に合わないシャンプーを選んでしまうのを避けるためには、以下の3つのことを念頭に置くようにしましょう。

【合わせて読みたい】

市販シャンプーが気になる方はこちら↓

使ってはいけないシャンプーと安全な市販シャンプーランキング12選【必見】

本当にいいシャンプーの選び方
1. 大枠から考える
2. 自分にプラスしていものを考える
3. 肌トラブルの原因を考える

1. 本当に良いシャンプーを選ぶならまずは大枠！

本当に良いシャンプーを選ぶ際はまずはじめにシャンプーで 頭皮を改善したいか、髪質を改善したいか のどちらかを優先したいか考えましょう。

皆さんもご存知の通り、薬局だけでもたくさんのシャンプーがありますよね。

たくさんある理由は、それぞれに効果や求められるものが違うからです。

シンプルに髪質に悩んでいる方は「髪質を改善する為のシャンプー」 を、 頭皮に少しでも悩みを感じているのであれば「頭皮用の薬用シャンプー」、白髪に悩んでいるのであれば「ヘアマニュキュア型シャンプーや色素細胞へ働きかける成分が使用されたシャンプー」を選択しましょう。

この二つは大きな差になりますので、選び方のひとつの基準として頭の片隅に置いておいていただけたらと思います。

2. 今の自分に何をプラスアルファしますか？

長年悩んでいる自分の髪質を改善したい、髪の毛をさらさらにしたい、いい香りで癒されたい。

など何かがプラスアルファされる事によって、あなたの生活をより良いものとしてくれるシャンプーを使うのはとても素敵な事です。

洗髪以外にプラスアルファを求める方には「日々を素敵に彩ってくれるアロマ、素材にこだわった少しリッチなシャンプー」をおすすめします。

匂いで気分があがるシャンプー選びも我々美容師にとっては大事な要素です。

お手入れが楽しく、人に紹介したくなるようなシャンプーに出会えたら素敵だと思いませんか？

3. トラブルを避ける

自分に合わないシャンプーを使ってしまうと頭皮や髪に異常やトラブルが起こってしまう可能性があります。

特に乾燥肌の方が極端に洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと乾燥がどんどん進んでしまい、徐々にかゆみを引き起こす可能性があります。

乾燥やフケにお悩みの方には、お悩み別ランキングでおすすめシャンプーを紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

自分にあったシャンプーを知るというのは、健やかな頭皮を保つために大切な事です。

出典リンク：宮澤清・田村宇平・勝村芳雄・内川恵一・坂本哲夫・富田健
頭皮・頭髪用洗浄剤としてのアニオン界面活性剤の研究

本当に良いシャンプーの種類

髪質を改善する為に本当に良いシャンプー

・くせ毛用

くせ毛に悩まされている方はとても多いと思います。シャンプーだけで全てを解決できるわけではありませんが、髪の毛を柔らかく洗い上げてくれるシャンプーなども最近では出てきています。

成分に「ヒドロキシエチルウレア」というものを使用しているものが、くせ毛抑制効果を期待できます。

また、「シリコン」や保湿成分「グリセリン」も毛髪への柔軟性付与の有効性が示されています。

毛髪コート剤（シリコン）と保湿成分（グリセリン）の毛髪柔軟性に関する官能特性との関連性、判別性と柔軟性付与への有効性が示された。

出典リンク：谷戸浩一、新城明美、安部英敏、飯田一郎　毛髪柔軟性の評価研究(第二報)

・剛毛用

くせ毛の方と似ていますが、剛毛の方はくせ毛の方と違ってハリがでてしまうので
ハリを抑える為にも保湿効果がより高い「オイル」が入っているものを選んでいただくのがおすすめです。

天然オイルの「ホホバオイル」や「アルガンオイル」などが有名です。

出典リンク：長瀬忍, 篠崎孝夫, 土屋勝, 辻村久, 増川克典, 佐藤直紀, 伊藤隆司, 小池謙造
ヒトのくせ毛の微細構造

・軟毛用

軟毛の方はボリューム不足に悩まされる事があると思います。

アミノ酸系のシャンプーの中でも「ノンシリコン」のシャンプーを選んでいただくのがおすすめです。

ハリコシが出やすく、かつスムーズに洗い上げてくれます。毛量が多い方にはすこしふわっとした感じがでます。

・硬毛用（太い髪用）

硬い髪の毛の方は、髪のタンパク質を柔らかくしてくれる成分が入っているものを使っていただくのがおすすめです。

くせ毛用でもご案内した「ヒドロキシエチルウレア」という成分も効果的です。

剛毛と違う点としては、ハリがある場合でも柔らかい仕上がりを求める事ができるシャンプーを選定するのがポイントです。

・細い髪用

細い髪の毛の方は、髪のハリコシを求めつつも髪の毛が絡まないようなお手入れをしていく必要があります。

オーガニック系のノンシリコンシャンプーがおすすめです。

ダメージを受けやすい髪質なので、ダメージ補修効果もあるとなお良しです。

肌質に合わせた本当に良いシャンプー

・乾燥肌用

洗浄力が強すぎず、洗い上がりが優しいタイプのシャンプーを選ぶとよいです。

・オイリー肌用

保湿成分「グリセリン、セラミド、ヒアルロン酸Na」が配合されているものをおすすめします。

洗浄力がしっかりとしており、さっぱりとした洗い上がりを期待できる商品を選んでみましょう。

洗浄成分の中でも洗浄力の高めの高級アルコール系成分が配合されているものを選ぶのが良いでしょう。

ただ、オイリー肌になりがちな方は必要以上に洗浄しすぎてしまい、余計に脂分を出しやすい状況になっている事もあります。

洗い方に注意しつつ商品を選んでいきましょう。

髪・頭皮の悩み別の本当に良いシャンプー

・フケが気になる方用

フケが気になる方には乾燥を避ける為に保湿力があり、且つ殺菌・抗菌作用がある「ジンクピリチオン」が配合されているシャンプーがおすすめです。

また添加物が少なく刺激も少ないものを選ぶ事も大切です。

・ボリュームアップ用

ボリュームを求める際はハリコシを得られるシャンプーを選ぶ事が大切です。

アミノ酸系のノンシリコンシャンプーを使う事によって効果を得られる事が多いです。

洗浄成分にココイルグルタミン酸2Na、スルホコハク酸ラウリル2Naを洗浄成分に採用しているシャンプーを選択するなど、成分も参考していただければと思います。

・頭皮がかゆい人用

かゆみを抑えてくれる有効成分「ジフェンヒドラミン塩酸塩、ミコナゾール硝酸塩」が配合されているシャンプーがおすすめです。

かゆみを抑えつつ保湿していく事が大切です。

自分の髪質の見極め方

くせ毛とは　

ドライヤーで髪の毛を乾かした際に広がりを感じる方はくせ毛です。

くせの種類は多岐にわたりますが、乾いている状態で扱いやすいかどうかを判断基準にしていただくといいと思います。

髪の毛が乾燥しがちなのが特徴です。

剛毛とは

基本的に髪の毛一本一本が太い方を指しますが、特にそこにくせが合わさったり、髪の毛に弾力を感じる方は剛毛と言えます。

泡立ちが悪かったり、シャンプーの量をそれなりに使わないと洗われている感じがしないという方が多く当てはまります。

軟毛とは

剛毛とは反対で髪の毛に弾力を感じる事が少なく、一本一本がふわふわとしていて、絡まりやすい性質を持っています。

ボリュームが出しづらく、猫っ毛と言われる事が多い髪質です。

硬毛（太い髪）とは

硬くしっかりとした芯を感じる髪質を主に指しますが、ハリが強く、カラーやパーマが浸透しにくい性質を持っています。

剛毛と違う点は、くせがなくストレートの状態を指す事が多いので一見扱いやすく見えますが、髪の毛を乾かしにくいといった厄介な性質もあります。

細い髪とは

ボリュームが出しづらく、髪の毛の内部の構造（間充物質）が少ないのが特徴です。パーマがかかりにくい性質です。

カラーなどですぐに明るくなりやすく色落ちも早いのが特徴です。絡まりやすい性質もあるので定期的にブラッシングをしていく必要があります。